655−1.米国同時テロ情報追跡



米国は戦争体制構築を急いでいる。  Fより

イスラム主義全体と戦争するという方向になったようだが、これは
大変だ。アフガニスタンのタリバンも世界的なテロを行うと宣言。
これは強がりの可能性があるが。

こうなると、アラブ人が乗る飛行機には乗りたくない。またはアラ
ブ企業の航空機しか乗れない。米国にも欧州にも行かない方がいい
ようだ。これによって、旅行会社も航空会社も不景気になるでしょ
うね。

ラディン氏の関与が確定的に報じられている。そのような動向は、
エシュロンで掴んでいるはず。数時間で100人以上の協力者を
即座に、リストアップすることができることがそれを表している。
これはある程度、情報が掴んでいた証拠である。そのラディンは、
アフガニスタンからイラクに移動したようである。アフガンでは、
戦争しても正規軍の装備がほとんどないため、米国の空からの攻撃
に耐えられない。このため、イラクに移ったようである。

一方、米国は戦争体制を整備している。横須賀からミサイル巡洋艦
「カウペンス」を出航させた。トルコが米軍に基地を提供すること
を表明した。今回のアフガン攻撃にはトルコの基地は必要ない。
イラクを攻撃するにはいいポジションであるが。巡航ミサイルは、
アフガン攻撃にはあまり役に立たない。

また、ゴールドマン・サックス社では前日の9月10日に激しいテ
ロの勃発を警告する部内メモが配布されていた。
ソロモンはどうであったのでしょうか??この2つはユダヤ系金融
機関である。
キャンター・フィッツ・ジェラルド社は多くの犠牲者を出している。
米国系の米国国債の60%を取引している会社だ。
ラディンは、金融混乱を意図して、行動したとの情報も飛び込んで
きた。いろいろな市場がどうなるかが今後の焦点になる。ラディン
の意図を潰すことだと米国は思っている。

イランの動向がでない。イランは米国に対抗するのであろうか??
イランとアフガンの国境線は閉鎖したようであるが、まだ米国との
関係を言っていない。アラブの色分けが始まっている。
イランも国家であるから、米国に対抗できないだろう。

イスラエルの前首相であるネタニエフは今回の“テロ”事件が米国
とイスラエルの関係にどのような意味を持つかと尋ねられて、こう
答えた――「まったく素晴らしいことだ」とこれは何を意味するの
であろうか??

WTCに悪魔の顔が現れていた。この悪魔は何を言っているのであ
ろうか???
http://203.174.72.112/fuku41/image/smoke_face.jpg
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ビンラーディン氏 隠し口座封鎖され決行か
産経新聞社 9月16日(日) 2時13分 
テロ準備で巨額出費/株・為替・債券 決済マヒ狙う
「聖戦」実は「金融強盗」?

【ロンドン15日=野口裕之】英米関係筋は十五日、産経新聞に対し
米中枢同時テロの黒幕とされるウサマ・ビンラーディン氏が世界に
持つ“隠し銀行口座”が、各国連携によるマネーロンダリングで
凍結され、資金難に陥っていた実態を明らかにした。これに関連し
て同時テロの動機に、市場を大混乱させて巨額の資金獲得を狙った
のでは−との疑惑が浮上しているという。

 同筋は犯行グループについて、米国内だけで「五十人以上」で「
五年前」から活動していたとしたうえで、「五年間の五十人の活動
費に、世界各国の工作員への資金提供、ビンラーディン氏自身がか
くまわれている国、政府高官へのわいろが加算される」として、
ビンラーディン氏が資金に窮していたと指摘し、テロの動機のひと
つとして「ジハード(聖戦)の名を借りた空前絶後の“金融強盗”」
だった疑いを指摘した。

 ニューヨークの世界貿易センターと連邦銀行、証券取引所、各金
融グループ本社などの間は地下の光ファイバーでつながり、高度に
ネットワーク化されている。

 世界貿易センターの屋上は、衛星回線用の電波塔としての役割を
担っていた。この電波塔はコンピューターで瞬時に決済を実施する
設備だ。

 ところが市場開始に合わせたテロは、近代システムを壊滅させ、
ドル資金の決済不能不安を極度に高めた。

 ニューヨークのジュリアーニ市長は十七日のウォール街の閉鎖解
除について「できるだけ多くの部分の解除を目指す努力をする」と
述べたが、ウォール街の完全復旧のメドはついていない。

 こうした事態を受け、英中央銀行のイングランド銀行は、米連邦
準備制度理事会(FRB)との間で、三百億ドル(約三兆五千億円)相
当のドルとポンドを融通し合う協定を締結。決済不能の場合、ロン
ドン市場で米国の役割を事実上肩代わり、ロンドンでもドル資金を
供給できる態勢を整えた。

 一方、米証券取引委員会(SEC)も、米株式市場再開の際、規定
を一時的に緩和、企業の自社株買い戻しを行える初の緊急措置を
発動する。

 一方同筋は、先に、株・為替の先物予約によりビンラーディン氏
直系組織かその周辺組織がテロ直後の下落で巨利を得ていた可能性
を指摘したが、このほかにも「債券相場」でも不審なカネの流れが
明らかになり、捜査が拡大されたことを言明した。

 株や為替が急落するとリスクを回避するために国債や公的機関の
債券を扱う債券市場に資金が集中するが、これにテロ組織が着目し
た形跡があるという。
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ビンラディン氏、イラクへ逃亡説も〔朝日新聞〕

信頼できる中東情報筋は15日、アフガニスタン南部に潜伏してい
たビンラディン氏が、イラクに入国した可能性も排除できない、と
語った。
ビンラディン氏はこれまで、フセイン政権を世俗的な非イスラム体
制と見なし、国連制裁下にあるイラク国民への同情を示しながらも
フセイン政権支持は避けてきた。だが、ビンラディン氏が数年前、
バグダッド入りしたとかイラクの情報機関員がアフガンに潜伏する
ビンラディン氏と会ったなどの情報も流れている。
イラクは同時多発テロについて、「邪悪な政策の結果である(フセ
イン大統領)」と米国の神経を逆なでした唯一の国である。予測で
きない行動で知られるフセイン大統領がビンラディン氏をかくまう
ことで米を再度、挑発するのでは、との声は、中東専門家の間では
少なくない。
米紙などによれば、アフガン南部にあったビンラディン氏の複数の
拠点は、「もぬけの殻」であることが米偵察衛星などで確認された
。また、イラクは米攻撃に備えて戦力の分散を始めた、とも伝えら
れる。
昨年10月にイエメンで起きた米イージス艦爆破テロでは、イラク
の関与説が一時、浮上した。ブッシュ米大統領にとって、フセイン
政権打倒は父親以来の宿題でもあるわけだ。
(23:58) 
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タリバーン「米支援の近隣諸国には報復」と声明
 アフガニスタンを実効支配するタリバーン政権の外務省は15日
、米国がアフガニスタンを報復攻撃した場合、領空通過などで米国
を支援した近隣諸国に対しては攻撃もありうるとの声明を発表した
。アフガン・イスラム通信が報じた。
(16:23) 
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司法省、「実行犯」19人の名前を公表 
2001.09.15 
Web posted at: 8:40 AM JST (2340 GMT) 
ワシントン(CNN) 司法省筋は14日、CNNの取材に対し、
同時多発テロの実行犯と見られる全員の名前を明らかにした。搭乗
リストを基にしているため、犯人が他人の身分を語っている可能性
も捨てきれないが、犯人像を知る手がかりにはなる。CNNの報道
の後、司法省は名前を公表。実行犯は前日発表の18人より1人増
えて19人だったことも、合わせて明らかにした。 

世界貿易センター北棟に衝突したアメリカン航空11便に搭乗して
いたのは、「Walid Al Shehri(ワリド・アル・シェフリ)」
「Wail Alsheri aka Waleed Alsheri aka Waleed Alsheri(ワイル
・アルシェリ・アカ・ワリード・アルシェリ)」「Mohammad Atta
(モハマド・アッタ)」「Aabdul Alomari(アブドル・アロマリ)」
「Satam Sugami(サタム・スガミ)」の5人。 

同南棟に衝突したユナイテッド航空175便には、
「Marawn Alshehhi(マラウン・アルシェイ)」「Fayez Ahmed
(ファイズ・アーメド)」「Mohald Alshehri(モハルド・アルシェ
フリ)」「Hamza Al Ghamdi(ハムザ・アル・ガムディ)」
「Ahmed Al Ghamdi(アーメド・アル・ガムディ)」の5人の名が
あった。 

国防総省に衝突したアメリカン航空77便には「Khalid Almihdhar
(ハリド・アルミダー)」「Majed Moqued(マジッド・モクード)」
「Nawaf Al Hazmi(ナワフ・アル・ハズミ)」「Salem Al Hazmi
(サレム・アル・ハズミ)」「Hani Hanjour(ハニ・ハンジュール)」
の5人が搭乗。 

   ペンシルベニア州に墜落したユナイテッド航空93便の実行犯
は「Ahmed Al Haznawi(アーメド・アル・ハズナウィ)」「Ahmed 
Alnami(アーメド・アルナミ)」「Ziad Jarrah(ジアド・ジャラ)」
「Saeed Alghamdi(サイード・アルガムディ)」の4人と見られてい
る。 

   このうちアメリカン航空11便に乗っていた「モハマド・アッタ
」はドイツから入国。フロリダ州ベニスのハフマン操縦士学校に通
っていた人物と考えられている。同学校には米国とエジプトの自動
車運転免許と、アラブ首長国連合(UAE)の旅券を提示した。
CNNの取材で、UAEは同人物が自国民であることを否定。旅券
が偽造である疑いもある。この人物の所有車がボストンのローガン
空港に乗り捨ててあったことはすでに判明している。 

ユナイテッド航空175便の「マルウン・アルシャイ」も「モハメ
ッド・アッタ」と同様、ドイツから入国し、ベニスの同じ学校に通
っていた。 


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