654−1.戦争抵抗者連盟とは



面白い情報なので掲載するが、イスラム組織が裏にいるね。
この組織には。そこの所を考慮すると、本音が見える。イラクか
イランは通常戦争になるため、このような見解になるのでしょうね。

パキスタンの国家と宗教組織は、それぞれ状況に適応化して、生き
残ろうとしている。国家は米国と真正面からの敵対はムリだから。
しかし、イラクはやるでしょうね。イランはどうでるか??

もう1つ、米国の目的は完全に石油地域の確保と、カピス海の石油
の積出港の確保ですから、イランとの戦争は不可欠です。アフガニ
スタン侵攻への入り口をしても必要。シーア派とスンニ派の違いを
利用しようとはしないようです。イスラム主義全体と戦争するよう
ですね。ハンチントンの影響のようですね。しかし、困難な戦争に
なるでしょうね。この見解と同様な意見をCSISも持っている。
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米国NGOよりの声明文      Dober   
以下、友人から届いた他のMLからの情報をお伝えします。 
今回のテロに対して武力による戦争規模の報復を、米国民の大多数
が果たして本当に望むのだろうか、と考えていた私としては、その
答えの一部を見た気がしたので、みなさんにも御報告したいと考え
ました。 

ブッシュ大統領や閣僚、軍部は『今後のテロに対する抑止力として
の報復」よりも、米の威信の回復、NO.1としての影響力の保持
、経済効果などの思惑のほうが強く、なんとか戦争にもっていこう
としている感じていたので、当然といえば当然ですが、こういう声
が米国内から上がって、一息ついてます。 

ところで、この最後の署名欄のAsif Ullahという人は中近東系の人
なんでしょうか。ふと思ったので。 

以下、知人よりのメール転載です。 
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「米国への「テロリズム」について、米国の非暴力平和主義のNGO
、戦争抵抗者連盟(WarResisters League)が声明」を転送します。
戦争抵抗者連盟は、第1次世界大戦に反対した人々によって1923年
に設立された組織だそうです。 
詳しい説明は、上記ホームページ(http://www.warresisters.org/
)にあります。 

他のMLより転載 

>米国への「テロリズム」について、米国の非暴力平和主義のNGO、
>戦争抵抗者連盟(WarResisters League)が声明を出しました。 
> 以下がその拙訳です。 
> 
> 戦争抵抗者連盟(War Resisters League)の声明 
> 2001年9月11日 
> ニューヨーク 
> 
>わたしたちがこれを書いているいま、マンハッタンは包囲攻撃を
>受けているように感じられる。すべての橋、トンネル、地下鉄が
>閉ざされ、何千人、何万人もの人々がマンハッタン南部から北へ
>ゆっくり歩いている。ここ戦争抵抗者連盟の事務所にすわってい
>て、わたしたちがまず想うことは、世界貿易センターの崩壊で命
>を落とした何千人ものニューヨーカーのことである。天気は快晴
>で、空は青い。しかし、煙りの下の瓦礫の山の中でおびただしい
>数の人々が死んだ。その中には、ビルの崩壊のときその場にいた
>数多くの救急隊員も含まれている。 
> 
>もちろんわたしたちは、ワシントンの友人・同僚たちが、ペンタ
>ゴンにジェット機が突入したときに巻き添えになった一般市民に
>ついて想っていることを知っている。 
>そしてわたしたちは、この日ハイジャックされた飛行機に乗って
>いた何の罪もない乗客たちのことを想っている。現時点で、わた
>したちはどこから攻撃が来たのかわからない。 
> 
>わたしたちは、ヤサー・アラファトが攻撃を非難したことは知っ
>ている。もっと情報が入るまで、詳しい分析は差し控えるが、
>しかし幾つかのことは明らかである。 
>ブッシュ政権はスター・ウォーズ計画に膨大な支出をすることを
>議論しているが、それが最初からでたらめであることははっきり
>している。テロリズムはもっとありふれた手段でこんなにたやす
>く攻撃することができるのである。 
> 
>わたしたちは、合衆国議会とブッシュ大統領に対して、次のこと
>を求める。これから米国がどのような対応をするにしても、米国
>は一般市民をターゲットにすることはしないこと。一般市民を
>ターゲットにする政策をいかなる国のものであれ認めないこと。
>これらのことをはっきり認めてほしい。このことは、イラクに対
>する制裁──何万人もの一般市民の死をもたらしている──をや
>めることを意味するであろう。このことはまた、パレスチナ人に
>よるテロリズムのみならず、イスラエルによるパレスチナ人指導
>者の暗殺や、イスラエルによるパレスチナ住民に対する抑圧、
>西岸およびガザ地域の占領も非難することを意味するであろう。 
> 
>米国が追求してきた軍国主義の政策は、何百万もの死をもたらし
>た。それは、インドシナ戦争の悲劇から、中米およびコロンビア
>の暗殺部隊への財政援助、そしてイラクに対する制裁や空爆など
>に至る。米国は世界最大の「通常兵器」供給国である。米国が供
>給する兵器は、インドネシアからアフリカまで、最も激しいテロ
>リズムを助長している。アフガニスタンにおける武力抵抗を支援
>した米国の政策が、結局、タリバンの勝利とオサマ・ビン・ラデ
>ィンをつくりだしたのである。 
> 
>他の諸国も同じような政策をとってきた。わたしたちは、これま
>で、チェチェンにおけるロシア政府の行動や、中東およびバルカ
>ンにおける紛争当事者の双方の暴力などを非難してきた。しかし
>、米国は自己の行動に責任をとるべきである。たったいままで、
>わたしたちは国境内で安全だと思ってきた。快晴の日、朝起きて
>みて、米国の最大の都市が包囲攻撃されているのを知って、わた
>したちは、暴力的な世界においては誰ひとり安全ではない、とい
>うことを思い起こした。何十年もの間、米国をとらえてきた軍国
>主義を、いまこそ終わらせるべきである。 
> 
>わたしたちは、軍拡と報復によってではなく、軍縮、国際協力、
>社会正義によって安全が保障されるような世界をめざすべきであ
>る。わたしたちは、きょう起きたような、何千人もの一般市民を
>ターゲットにする攻撃をいかなる留保もなしに非難する。 
>しかしながら、このような悲劇は、米国の政策が他国の一般市民
>に対して与えているインパクトを想起させるものである。わたし
>たちはまた、米国に住むアラブ系の人々へ敵意を向けることを
>非難し、あらゆる形態の偏見に反対してきた米国人のよき伝統を
>思い起こすよう求める。 
> 
>わたしたちはひとつの世界である。わたしたちは、不安と恐怖に
>おびえて暮らすのか、それとも暴力に代わる平和的なオルタナテ
>ィヴと世界の資源のより公正な分配をめざすのか。わたしたちは
>失われた多くの人々を悼む。が、わたしたちの心が求めているの
>は、復讐ではなく和解である。 
> 
> ─────── 
>これは戦争抵抗者連盟の公式の声明ではないが、悲劇が起きた直
>後に書かれた。戦争抵抗者連盟の全国事務局のスタッフと執行委
>員会のメンバーが署名して、公表される。 
> 2001年9月11日 
> 
> asif ullah 
> Carmen Trotta 
> Chris Ney 
> David McReynolds 
> Joanne Sheehan 
> Judith Mahoney Pasternak 
> Melissa Jameson 


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