653−1.テロに付いて



こんばんわ。651-3米国のイスラム全面戦争開始を読みました。Fさ
んに質問です。
今回のテロにイスラエルが関与していたとして、なぜアメリカは
それを明らかにしないのでしょうか?戦争はしたいけどイスラエル
とはしたくないってことでしょうか?
98年のアメリカ大使館爆破事件をイスラム組織の仕業としたことも
、イスラエルの得になるのは分かるのですが、イスラエルを敵にし
ないアメリカの理由が分かりません。
こういうことに始めて興味をもって、ここ数日にわかに知識を得た
だけなので、見当違いな質問だったらごめんなさい。読んでくれて
ありがとうございました。
チエ
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(Fのコメント)
米国の中枢部には、キッシンジャーのようにユダヤ人が非常に多い。
イスラエルはモサドという情報機関で中東地域にスパイ網を確立し
ていて、米国にもその情報を提供している。このため、イスラエル
が仕掛けたのか、アラブが仕掛けたのかわからないことが起こるの
です。PFLPの幹部の何人かはスパイの可能性があります。その
幹部が一番過激であるとも言われています。米国もアラブ原理主義
を潰したいので、米国・イスラエルの利害と一致するのです。

もう1つ、イスラエル同胞というぐらい米国と同体のような感じに
なっているのです。シャロンの選挙参謀は米国の共和党の有力者で
すし、米国パイロットが、志願してイスラエルのパイロットに直ぐ
なれるのです。国が繋がっているのです。米国の利益はイスラエル
の利益だとの判断になる関係にあるのです。
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件名:テロに付いて。  
未だハッキリしない状態で、テロが何処の支援でやった、など言う
のは控えた方が良い。想像でものを言うのは勝手だが、イスラエル
だとか、限定した国家の名前を挙げるのは控えた方が良い。イスラ
ム原理主義のテロに違いないと、思うが。未だ決めつける根拠未だ
早い。私が一番気になるのは、テロの時間である。あの時間に行動
を起こしたか。

アメリカ国民を殺すつもりなら、お昼前の方が効果があっただろう。
テロは大量の殺人は考えていなかったのではないか?イスラエルと
言う考えは難しい。
アメリカにはユダヤ人が経済を支えているし。同胞がやられること
好まない。テロ組織の壊滅、テロをかくまっている国の壊滅まで
アメリカはやると思う。
ロシアもテロに対して強硬な発言している。もう少し冷静に成り行
きを見る冷静さを期待する。平和日本は国際テロの被害がない。
口では危機感を言っても、はたして本当に危機感があると思えない
。無責任な発言 想像 は止めた方が良いのではないだろうか。
平和に付いて、もう少し考える良い機会だと思う。
小泉首相はアメリカに協力すると言っているが、どのような協力出
来るか疑問だ。
☆ ホームページ    http://www.fitness.ne.jp/      ☆
Kenzo Yamaoka 
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(Fのコメント)
モサドの研究をお勧めします。その知識がないと、何も考えるなと
いう意見は正しいが、知っているともう少し違う見解になる。
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ブッシュ大統領再選確実
kiyo883
今回のテロでブッシュの再選は確実になっただろう。
アメリカは外的な脅威を前にすると不思議なくらい国内は団結し一
丸となって外敵にあたる。ブッシュにとって再選が最大の課題であ
るのは先の大統領選の経緯からも容易に推定される。
泥仕合の末にやっと大統領になったが経済は下り坂、やる事なすこ
とマイナスで再選はいよいよ遠くなる。
危機を煽ってミサイル防衛やら無理矢理のイラク空爆、エネルギー
、何をやっても頼みの強い敵がいなくては国民は盛り上がらず。
再選はいよいよ危ない。
敵がいないのならでっち上げでも作ればいい。
タリバン、ラディン、ホコリのついた道具はある。ホコリを払って
化粧しなおせば充分使える。
飛び跳ねのバカはいくらでもいる。資金を提供して計画をささやけ
ば事は簡単。大統領が狙われた、というところが大切、国民は激昂
し大統領に支持が集中する。
犯人グループが割れるのが早すぎる。明日にも犯人の一人がラディ
ンの関与を告白するのではないか。大規模報復の大義名分がたつ。
告白犯は怒った市民に撃たれて死ぬか、戦争騒ぎのドタバタのうち
に行方がわからなくなる。
何万もの人が死に、世界経済は混乱。 大統領は再選。
こんな悪い夢を見てしまった。
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ryouma@野村です。

12日夜に書いたものと13日朝に書いたものとを合わせて投稿し
ます。
12日朝wrote

昨夜テレビでニュース速報やニュースを見ながら何通かのメールを
投稿しました。
ニューヨークのテロ事件に関して 私は何も書く気力を失っていま
した。宗教融和とその被害者の救済を模索していた私にとって昨夜
の事件はあまりに大きな出来ごとだったのです。

先ず この事件でなくなられた全ての人に安らかな永眠と、また犠
牲を負った全ての人に神のご加護を・・・・

パレスチナとイスラエルについて説明するには 時代と宗教的背景
を大和朝廷の仏教伝来と物部氏と蘇我氏の争いから平安時代 鎌倉
時代・・・・
戦国時代・・・江戸時代・・・明治維新・・近代
そして神仏習会や本地垂迹説・・・教相判釈、比叡山焼討、本願寺
石山十一年戦争、神仏分離・廃仏毀釈、第一次宗教ブーム 
第二新次宗教ブーム 第三次宗教ブーム

と言う風に私が日本の宗教について解説してきたように行う必要が
あります。それは ここでは省略します。第二次世界大戦後 その
後始末の一つとして1948年カナンの地(パレスチナ)にユダヤ
民族はイスラエル国家をアメリカの後押しで建国します。

イスラームの原理主義と言う言葉が新聞紙面に踊っていました。
イスラームは一般の日本人にとってまだまだ身近ではない世界です。
世界三大宗教の一つに数えられ10億人以上と言われています。
むしろ教勢から言うとキリスト教と世界を二分する宗教です。
(一般的な二大宗教と言うとキリスト教と仏教になりますが・・・)
キリスト教、ユダヤ教と同じ神の啓示によって成立した宗教であり
この三つはともに旧約聖書を根底にし一神教であると言う共通点が
あります。
イスラームの聖典はコーランです。コーランには神の審判について
書かれてありますが、死者もあらためてうける審判では各自の信仰
と行為のみが問題となると明記されています。

今回の事件はこうした約束の地(カナンの地)とユダヤとイスラーム
パレスチナとイスラエル そして第二次世界大戦後の枠組みとして
の汎アメリカ主義によって作られた世界観とアングロサクソン型の
グローバルスタンダードの波について考える必要があります。

1980年代半ば 米国防センターは「現在世界ではその1/4に
あたる40カ国以上の国で紛争が行われている」と報告を行い、
この資料を見た専門家は「これらの戦争は 第二次世界大戦後の産
物ではなく
***********************
第二次世界大戦が今もって継続中であるとも解釈しうる」
とコメントを出しています。

戦争の世紀 と言われた20世紀が終わり、21世紀 世界は新し
い創世へ向かうべき時代が 今もなを大国主導によって作られた
戦後処理と枠組みの歪み、また、先のダーバン会議で人種差別撤廃
という人間の偏見の解消の困難さを示し、宗教問題の難しさ と
戦争と紛争による混沌を20世紀世界の警察官を自認したアメリカ
そのものが示してしまいました。 
大戦はいまもなを継続中なのかもしれません。

このMLでも立正佼成会などの話のなかでWRCP(世界宗教者平
和会議)について書いた事があります、その日本での牽引約である
第五回庭野平和賞受賞記念講演でマルーフ・アル・ダワリビはコー
ラン(第六十章八節)を引用して語っています。
「【宗教上のことでお前達に闘いをしかけたり、お前達を住居から
追い出したりしたものどもでさえなければ いくら親切にしてやろ
うとも、公正にしてやろうとアッラーは少しもいけないとはおっし
ゃらぬ。もともとアッラーは公正な人間がお好き】コーラン
(第六十章八節)このようにイスラームは、国家と宗教の歴史上初
めて、さまざまな信条や宗教間の平和的共存への道を開いてきたの
であります。さらにイスラームは住まいから追い出そうとする者で
ないかぎり、異なる信条や宗教を持つ人々に対して親切にし、、
保護を与えるようにと説いています。」

シャーローン政権の誕生とパレスチナ和平の崩壊・・・・

夕方 新聞配達の少年に声をかけました。一部50円の夕刊を買う
為です。このニューヨークのテロが気になったんです。
少年は100円出しだす私につりがなかったので”いいですよ”
と一部くれた。

新聞を見ながら 何故か サイモン&ガーファンクルの”ニューヨ
ークの少年”が浮かんできた。

♪I "ve got・・・・・・・ The News  on the wether report  ・
・・The only living boy in New York・・・・・
そして これも不思議ですが 1,2年前池袋で数人を無差別殺人
した新聞配達の若者を思い浮かべていたんです。
昨夜 私は この事について何もコメントする気力がなかった。

ただ、あるMLに投稿してあるメールに返信を書くことで”私は
あなたの言葉に耳を傾けている・・・・”
そう伝えたかった・・・・

今回の事件について 何をどうすべきなのか?私には考えがまとまら
ない・・・・・
ではでは


13日朝wrote
過去何度か話の流れで下記の投稿をしています。
***************************
まずその前に現在選挙直前のアメリカの政界を例(前回の大統領選)
に様々な要因と民族と宗教と経済活動国家について考えてみましょう。

(図1)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
民|__________________|上ほどグロ−バリスト
主|__________________| クリントン
党|          |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
共|ネオコン     |
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
和|保守本流     |
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
党|リバ−タリアン  |下ほどアイソレ−シュミニスト
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(図2)
====================
ロックフェラ− VS ロスチャイルド系 |
 ̄(米) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(英) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
@アラブ         @イスラエル
 グローバリスト     ネイティビスト
 保守本流
 中国           AT&T

ブッシュ陣営       クリントン陣営
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
かように政治と宗教と経済活動は密接に関わっている訳です。
簡単な図式ですが・・・・とどのつまり戦争とは宗教の争いなの
です。
***************************
世界地図は今後様々なモザイク状を呈するのでしょうか?
宗教的には 8億人を越えるヒンヅー教(インド)もありイデオロ
ギー的には 共産主義国の大国中国も存在します。
また第三世界と言われるなかにはアフリカ勢力や南米という南北問
題に関わるところもあります。

様々な要素が多重に構成され、さらにダブルスタンダード化され
一応には それを紐解く事は出来ません。
しかし 現実の日々にあくせく働く人々にはその見えざる手や政(
まつりごと)は見えないのです。ただ、海の向こうで戦争が始まる
・・・という感覚からほどとういある空気がうまれつつあるのも
事実です。
テロ問題と様々な宗教的背景を切り離して 人道的な見地から国際
世論をいかに形成出来るか?とはいえ 以前 エネルギー政策と
日本の無策についての投稿で 湾岸戦争以降 アメリカとイギリス
は 報道される事はないけれども 定期的に兵器テストの場として
イラクを空爆している事実・・・・・・・・
イスラームの世界にはその世界観があるのもまた 事実日本はパク
スアメリカーナの一員であり、すでにニューヨークには自衛隊の
隊員が路上に歩哨に立っています。
日本は外交の場で 切れるカードは少ない
それでも 何をすべきなのかを多くの人は期待していると思ってい
ます。問題なのは この空気をメディアによる情報伝達がどう導こ
うとする政治的背景に動かされるか?と言う事です。

祈り 思い 希望
人々はそれぞれの信仰に捧げたはずです。

第六回世界宗教者平和会議 会議宣言 リバ・デ・ガルダ宣言
「我々は 宗教者として、宗教が時として暴力や戦争を正当化し、
憎悪を掻き立てる為に誤用されることを いたく悲しむものである。
我々は 破壊的な宗教的ナショナリズムや宗教的極端主義を、宗教
に対する犯罪として強く糾弾する。これに対抗するのに、ただひた
すら世俗主義をもっていどむのでなく、宗教本来の正しいあり方を
喚起すべきである。
宗教こそ、人権、自由、非暴力的政治改革への絶大なる力である事
を信じて疑わない」

しかし、日本国内を見ただけでも 熾烈な現実があり また、今回
のような絶望的テロが行われます。
これは充分予測できうる範疇内の事でもあるんです。

日本は何をすべきか?

ではでは


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