644−1.国家戦略とはなにか???



国家戦略とは、日本の長期に発展する道を考えることであり、歴史
を正確に調査して、過去の失敗については、反省し2度と同じこと
をするべきではない。     Fより

この頃、いろいろ勇ましい意見がBBSとコラムの投稿に出ている
が、太平洋戦争は、欧米に負けたのです。このようなことを、2度
と起こしてはいけない。死よりは生です。米国や中国と問題を起こ
すのは、日本の国益に合っている場合はいいが、国益には優先権が
あり、その優先レベルが高いものがあった場合はその方を選択する
べきなのです。

しかし、このオプションの優先レベルについて、議論もせずに、
ただ勇ましい意見が出ているのは、日本の国益として非常に問題が
あると思う。何を優先するか??
現時点では、米国との同盟関係にあり、その同盟を壊すのは、日本
の孤立になるので、同盟関係を壊すなら、日本としても引き下がる
必要が出てくる。外交は駆け引きです、ゲームと言ってもいい。
ゲームに勝てないなら、負けないことです。

それと同じ場面が太平洋戦争でも米国と日本の間にあったはずです。
ハルノートはおかしいと言うが、そこまで行くには、いろいろな積
み重ねがあって、そうなったのです。その最初はなにか?それをど
うするべきであったか?冷静な頭で考えるべきです。日本の永遠の
平和と繁栄のためにも。
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国際戦略コラムNO.638−1を読んでの感想。
 是非コラムに乗せてもらいたい、情けないコメントだね、、、。
これが日本人とはとても思えない。
俺は、若い頃からゼロ戦に関する本を読み漁ったり、大和の生存者
の書いた記録本を読んだり、インパール作戦、、、、、とにかく何
でも読んだ。と言うか、読まずには入られなかった。まあ、この若
者とは、違う認識のうえに心情が芽生えたのかもしれないけど、、
、、、。無関心を超えて、彼らは何者なのだろう。
日本人とは思えない。私が社長であれば、彼らのような社員の為に
会社は考えない。日本的な人との繋がりが感じられない。
日本の将来を信じて亡くなっていった英霊に申し訳ない。
ここまで、日本の解体は成功したと言う証だな、、。
まさか、政治化とか、財界トップにこのような見識を持つ輩がいな
い事を希望する。

昭和16年12月8日開戦となった太平洋戦争では日本はアメリカ、イ
ギリス、フランス、オランダ、中国を相手に、中国大陸や東南アジ
アの各地で戦闘を繰り広げた。
開戦後半年ほどは日本の快進撃が見られたが、その後は各戦線とも
劣勢となり敗色が濃くなっていった。この劣勢を新しい戦場にて盛
り返す目的で、インパール作戦は計画された。もちろん戦略的にも
重要な目的があり、それは中国・重慶への輸送路を断絶させること
であった。
中国の蒋介石軍が拠点としていた重慶にはアメリカやイギリスから
大量の兵器弾薬がさかんに補給されており、蒋介石軍を弱体させる
ためにはその輸送路を断つことが急務であった。インドの小都市
インパールは、重慶への物資輸送の要点であった。その当時インド
、ビルマ、マレーはイギリスの植民地であり、私たちが現地で戦っ
たのはイギリス軍で、中にはインド人部隊もいた。日本はインパー
ルを占領し、あわよくばインド全土から英軍を駆逐するねらいもあ
ったようだ。
しかし、インパール作戦は失敗に終った。すでに苦しい戦局に向か
わされた日本は本来、工兵補充要員として派兵されたのだが、攻撃
するのではなく、被害を最小に留めるよう撤退するための部隊であ
った。
日本軍劣勢の一番の原因は物資量の絶対的不足であった。さらに
英米の近代的兵器を駆使した戦闘に対して、日本の兵器戦略は日露
戦争当時のままであり、結果は戦わずとも明らかである。
インパール作戦では、そのような不利な情勢に加えて、アラカン山
脈という険しい山地を行軍する戦いだったため、戦闘による戦死者
だけでなく、疲労や栄養失調、感染病などの病死者も多く、生きて
日本に帰ってこれた者は2割くらいだっただろう。
物資面では劣っていた日本軍ではあったが、兵士の質、気概の面で
はどの国よりも優っていたと私は思う。
言いたいもう少し戦時中の事を考えてもらいたい、戦中の歴史認識
を理解する必要があるような気がする。
歴史はその背景をよく見ることが必要だ、 昭和16年12月8日開戦と
なった理由を理解する事が必要だ。日本はアメリカとの戦争を回避
する事に全力を尽くした、昭和天皇も東条英機に戦争を必ず回避す
るよう命令していた、日本国民はアメリカを憎み、マスコミもあお
り立てた、資源を封鎖され鉄鋼も石油も入らなくなつた、どうすれ
ば日本は生きて行けるか。真珠湾もアメリカは察知していた。
しかし自分から戦争をするわけには行かなかった。最近アメリカの
文献で明らかになって来ているが。
天皇は戦争すれば負けることは理解していた。一部の軍部、特に
国民はアメリカの資源供給が止まり国益、アメリカ非難は高まる
ばかり政府国民を押さえられなかった、資源が止まれば大勢の失業
者が出る事は明らかだった。
戦争したい軍部はほんのいちぶだった、それよりも国民の世論に
政府は危機感を感じていた。
石原慎太郎氏は、田原氏の質問に、貴方があの窮地に追い込まれた
ら戦争をしましたか?
彼は当然やるだろうと明快に返答している。換えはアメリカ平気で
批判しているが。彼は何も恐れずに本音で発言している。不思議な
ことにアメリカ彼を高く評価している。
日本では大臣が本音で言うと首になる。今求められているのは本音
の政治だ。何に言うのかと中国 韓国対していう政治家は誰もいな
い。臆病としか言えない。情けない。
何も中国 韓国のご機嫌を取る必要はない。情けないとしか言えな
い。まして日本的な人との繋がりが感じられない発言は謹んでもら
いたい。何も苦労もなく食べたい物をたべ。嫌いな物は食べない、
私など嫌いなものすらない。平和ぼけ甚だしい。
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Kenzo Yamaoka
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(Fのコメント)
国家戦略は、長期的に勝つ戦争・外交しかやってはいけないのです。
太平洋戦争では日本の敗戦までに、500万人以上の国民が死んだ
のです。このような悲惨な目に2度と合わないようにするためには
、日本が戦争に到る道のどこが、無謀な戦争の原因になったかを、
本当に検討する必要があると、思います。今の山岡さんの論である
と、再度、米国や欧州と戦争する勢いです。これは、国家指導者と
して、また国家戦略としては、いただけない。

私は、太平洋戦争の原因はハルノートや日中戦争ではなく、日露戦
争の後処理が間違えていたためと考えています。山岡さんも、勇ま
しいだけでなく、どうして戦争する羽目になったを、冷静に見つめ
ることが必要でないですか???
2度と負ける戦争はするべきではないと思いますが??
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(Tより)
山岡さんの原稿を大量に頂いていますが、だんだん論調が似てきま
したので、選択して掲載します。それと感情的な表現はしないでく
ださい。禁止ですよ。


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