641−1.小泉内閣の改革、構造改革



件名:改革  
最近小泉内閣の改革、構造改革 国民は痛みを覚悟するような事を
いっている。当然失業者、企業のディストラ、を覚悟しなければな
らないだろう。
日本の此の不景気は思い切った改革をしなければ駄目であろう。
それは国民は理解している。どのくらいの痛みが有るかはよく解ら
ない。内閣の支持率も高い。小泉首相は痛みを我慢するよう国民に
訴えている。最近可笑しいな、と疑問を持つようになった。国民が
痛みを我慢するのはいいとして。

政治家は痛みを感じているか?国民に痛みを強要するなら。まず
政治家が痛みを感じなければ駄目だ。国会議員を減らす、議員の
報酬を減らす、企業が人員を削減して生き残りを模索する努力をす
る。何故国会議員は自分達の痛みを回避して国民にだけ痛みを?
真剣に改革をやるなら、国会議員が手本を見せるべきではないだろ
うか?

まず国会議員の定数を減らす。報酬を減らす。自分たちは何の痛み
を受けなくて、国民だけ痛みを我慢してくれ、と言う論理はいただ
けない。上に立つ者はまず手本を見せる心構えが必要ではないだろ
うか?企業のディストラもも可笑しい。
最初は経営者の退陣をやるべきで、それを回避して社員に押しつける。
大企業では元社長が相談役で死ぬまで、権力を持っている、退職金
を貰い、相談役で毎日送り迎えで会社出勤している、企業よっては
社長より大きな部屋にいて相談役の決裁がなければなにもできない
。情けない。

話はそれたがまず政界の痛みを国民に見せては如何?マスコミも
そのことを誰も言わない、自分たちもこれだけ痛みをこらえている
事を、国民に見せて貰いたい。
自分だけの保身を考えているようでは、真の改革は出来ない。
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Kenzo Yamaoka
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「環境確保条例」  
東京都は 「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」
略して 「環境確保条例」 を、昨年12月に成立させ、今年4月か
ら 施行している。これにより、工場跡地などで 「土壌汚染」の畏
れのある不動産の価値が激減するどころか、売却しようにも売れな
い、あるいは、汚染土壌を除去・処理しようとすれば、数十億円か
かるなど、地主さんは 窮地に立たされてしまう。
さらに、この土地が銀行などの担保になっていた場合、担保価値が
激減し、不良債権が更に膨れ上がる、という終わりなき「悪循環」
が、繰り広げられる可能性が大きい。
実例としては、
昨年2月、野村不動産が 大阪・豊中市で、84戸・9階建て
マンションを 8階まで建設した段階で、土壌汚染が発覚し、工事
中止すると共に、建物解体している。
工場跡地など、全国で 44万ヶ所に、土壌汚染の疑いのあるもの
があると言われている。
担保不動産の不良債権化、、、企業の倒産、、、失業者の増大、
、、、、21世紀のすべりだしは、由々しき発進となるか?
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Kenzo Yamaoka
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「スローガン・バブル内閣」
kishizuka

私なりに小泉内閣の支持率が異常に高い理由を分析すれば、前にも
指摘しましたが、「マスコミが起こしたバブル」に過ぎないと思う。

政治家の支持評価の方法は、過去の業績・実績に基づいてするのが
正しいと考えるので、小泉氏は一政治家として、彩福祉グループ関
連で胡散臭いことをやったということと「郵政事業民営化という
スローガン」以外、まともなことを聞いたことがない。

つまり、日本の政治ジャーナリズムが根本的に間違っていると考え
ざるを得ないのは一議員の権限で、この政治家は過去にこれだけの
仕事をしたのだから、首相の権限をもてばこれだけのことが実行で
きるだろうという推測、あるいは評価を報道の基本としていないこ
とである。

単に首相のスローガンと支持率を鸚鵡返しに繰り返し言うだけでは
、分析とか知性でなく流行を煽っているだけだ。今回も過去の「
青島・ノック現象」と非常に良く似た結末を迎えるだろう。
特にノック氏が顕著だが、初めはスポーツ新聞を中心に、散々人気
を煽ったのに、青島は何もしないまま4年間知事にとどまり、ノッ
クは2期めに例の変態事件を起こした。
最近内閣の支持率が下がってきているのは当然のことだと思う。

前にも書きましたが、日本は社会階級が、ほぼない社会であり、
大衆の低俗な欲望が「貴族の白い壁」に阻まれずに、国の表面に出
やすいという国柄が日本にはあると私は思う。
そういった社会で、国民に高揚感だけを与えるスローガンをマスコ
ミが煽って、国民がそれに乗ってしまうのは非常に危険であること
は、国民全体が身にしみて分かっているはずと思っていたのだが・・・

例えば、戦前の大東亜共栄圏とか八紘一宇とか、80年代のバブルと
か実態が伴なっていないのに、冷静な分析に基づいて報道している
のではなく、例えばバブルの時は皇居の土地の値段がカリフォルニ
ア全体の価格と同じになるところまでいっていながら、そんな土地
に本当にそれだけの価値があるのかという冷静な分析をしたジャー
ナリストはわずかでした。

日本には記者はいても、ジャーナリストはいない。
司馬遼太郎いわく「日本のマスコミは、知性の代表でなく流行の代表」
というのは、いまだに真実ということであろうか。

そして、政治家、特に知事や首相の評価方法を「過去に一政治家と
して過去にこれだけの仕事をしたのだから、(或いはそれに代わる
才能を示したからでもいい)では、首相、知事の権限を持ったら、
これだけの仕事が出来るだろう」という業績中心のものに報道分析
の中心をすえるべきだと思う。

私は小泉内閣の現状をマスコミの起こした、青島・ノック現象の
延長上にある「スローガン・バブル内閣」と名づける。
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(Fのコメント)
前の内閣よりましだと思う。公共事業を辺鄙な所でやって、ただた
だ、日本の財政を破綻に追いやっただけの内閣を、このままにして
いたら、大変なことになっていた。

また、小泉内閣の不良債権の整理するという公約をどうするか??
私は、今やると、景気の底割れを起こす可能性があり、速度を緩め
てやると理解する。特殊法人の民営化は、積極的になるべき。
議員定数の削減や官僚の定数も減らすべきでしょうね。

どう日本の政治・経済の構造を変革するか議論が必要だと思うが。


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