640−2.このコラムが智閥の源に



                  ガンバルニャン
当コラムは非常に今後の日本の方向性を決定する人材を輩出する可
能性があります。松下村塾のようにです。日本が文明国として欧米
に評価されたのは物まねだけでない独自性があったからです。キリ
スト教含めて欧米の文化を浸透させるためには戦争もじさない勝手
な論理を押しとおしてきたが、ロンドン大学ヘボン教授(数学の教授
)も含めアジアで初めて日本文化を高く評価しようとしたのです。
和算よる微分積分、折り紙等。

当コラムは第二段階として、選挙協力も含めた政治的な活動の場に
なることも期待したいです。若者が選挙に参加が低いため政策が年
寄り中心です。何故選挙権という伝家の宝刀を使用しないのか理解
できない。暴走族なら夜中でも走れるような道路を作って欲しいと
かなんでも要求すればいい。なぜニュートンがすごいのか。マクス
ウェルがすごいのか。前の世界状況・認識をしらないと理解はでき
ない。学校の先生は、かれらの整理された業績結果を述べてすごい
だろうといっている人が多い。

チャータースクールなどを設立し、実際に活動の場を展開すること
を期待したい。
実際に私は次世代文明を推進するための教育等で活動しています。
私は明治以降の日本は戦争に負けて良かったと思っている。現在は
主権在民なので日本の各権利は国民のためにある。
戦前は天皇のために日本があり、国民のためではない。国民なんか
いくら死んでも天皇一族とその関係者だけが良い思いすれば良かっ
たのである。いわゆる財閥と軍閥ですね。現在のアメリカもそうで
すが。金持ちは最前線には行きません。戦争に行かなくても良い場
合もあります。行ったとしても高級軍人ですね。日本は欧米のもの
マネでなく新しい民主主義等を構築していく必要があります。

エスタブリッシュメントは常に存在します。支配民族、貴族、武士
、財閥,軍閥、学閥、英語ができる人とすこくづつ移っていますが。
でもインターネット時代になってから、智閥が出てきています。
このコラムが智閥の源になればと願っております。
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(Fのコメント)
ガンバルニャンさん、有り難うございます。しかし、その通りです
ね。智閥になるよう努力したいと思います。
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靖国神社のA級戦犯合祀が問題になっている。日本の古来の御霊に
ついて考えよう。   Fより
この主張する文中で以下の文についてお聞きします。
 
「 戦前一番国民
を戦争に駆り立てのは朝日新聞ですから、自分を抹殺するべきなの
ですが、その朝日が一番、東條さんを身代わりにして追い詰めたの
です。そして、今もそのようなことを続けている。 」
 
朝日新聞が国民を戦争に駆り立てたとありますが、その根拠或いは
証拠など、お知らせ下さい。
よろしく。
丸善。
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(Fのコメント)
朝日新聞の前身である東京日日新聞が、南京での千人切りの出鱈目
な記事を出すなど、戦争推進を積極的に行っていたのです。しかし
、GHQが日本にくると、手のひらを返したように東条さんを非難
することになる。この事情は、江藤淳の「忘れたこと忘れさせられ
たこと」に詳しいので、読んで欲しい。
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GNPですか?    moriyasu
国際戦略コラム NO.633−2に世界を数字で見るがありますが
1.GNPは・・・・
GDPではないですか?現在、各国の経済規模、成長率では
指標としてはGNPではなくGDPでの比較がされていると思うの
ですが・・
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(Fのコメント)
私の間違いですね。GDPが正解。
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 御無沙汰しております。以前数回ほど投稿させていただいた佐伯
です。
今回ちょっとすばらしい本との出会いがありましたので、久しぶり
に投稿させていただいた次第です。

「ワイルド・スワン」 著ユン・チアン 訳土屋京子 講談社

 この作品は19世紀末から20世紀末に及ぶ中国一世紀を舞台に
、著者、その母及び祖母の3代の目を通し、人間の質そのものを、
おおよそ想像する全ての価値観の源の脆弱さを、まるで外科医が
患部を摘出するがごとく正確にしかも大胆に日の当たる場所に引き
ずり出したもので、前世紀最高の名著の一つといっても過言ではあ
りません。
 抗日戦争、国共内戦そして文化大革命とつづく激動の一世紀を
中国国民は刻々と変化する価値観に翻弄され急き立てられ、ある人
は押しつぶされ、あるひとは乗っかり、ある人は抵抗し、そして多
くの方が死んでいった。
 毛沢東。この一世紀の大半は彼の時代であった。彼の欲望の捌け
口として国がそして人が存在していた。彼の思想の実験所として
中国は存在していた。騒乱のなかでしか生きられぬ彼の為に混沌や
秩序は存在した。
 毛沢東の政策のベースは国民の無教養化。あらゆる情報は遮断さ
れ、国民は得る事ができるものは選び抜かれ、操作されたもののみ。
 彼はこのベースに恐怖をふりまいた。ある価値観である特定国民
を「階級敵人」にしたて、その他の国民にその国民を徹底的に弾圧
させる。「階級敵人」は価値観が変わるごとにかわるので、人々は
いつ自分がその対象となるのか戦々恐々として日々をくらし、周り
に自分を閉ざすことだけが自分を守る方法であった。外からの情報
は皆無なので「階級敵人」に対する正当性を限られた情報で判断す
るしかなく、ただただ人々は「階級敵人」への暴力行使に没頭させ
られた。「無知」と恐怖によって・・・・・。

 私はこの作品を読み終えるとふとある考えが過りました。これは
前々から思っていたことであり、以前に投稿させていただいた折に
もふれていることでありますが、即ち、日本は危ない、ということ
です。
 最近常々感じるところなのですが、日本人の思想はあまりにも
二極化していると、つまり、無思想と右思想。そしてその土壌に
「無知」があれば日本も本作品の舞台となった中国のようになって
いまうのでは。
 今情報があふれていると巷ではいわれていますが、いったいどれ
ほどの人が情報を自分のものとしているのでしょうか。
 私は思います。少なすぎる情報と多すぎる情報、そのいずれかに
満たされた社会に息づく人々は一様に「無知」なるのではないかと
。どうでしょうか。

 本作品は十年前のしかもかなり売れた本なので読まれた方も多く
いらっしゃるのではないかと推察します。できましたら本作品の感
想及びそれに照らし合わせた日本について、なにかしらお聞かせね
がえたら幸いです。
以上
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(Fのコメント)
このコラムを読んで頂いている読者は、それでも情報が入る可能性
が高いですよね。個人の努力と興味を持って自分で調査しないと、
烏合の大衆になるのは、いつの時代でも同じだと思うが。しかし、
中国では、努力しても情報が入らない。個人の努力だけではどうし
ようもないのが問題だったのでしょう。自由の意味は、努力すれば、
得られるという条件の平等。

欧州の貴族は厳選した情報を見て、判断しています。ところが、
日本の新聞の殆どは、重要な情報やその裏を取れずにいる。このため
欧米の情報を見ないと、世界的な状況がわからなくなるようです。

しかし、インターネットで、世界の情報が手に入る。後は、どう
その情報を見るかですよ。ここにも、能力や努力や興味がないと、
世界が見えなくなるでしょうね。

多くの大衆はこのような情報を手に入れないため、新聞等に操作さ
れる可能性が高いが。これも昔から同じ。今も大多数は同じでしょ
うね。
しかし、ここでも、インターネットで個人の意見が言えるようにな
り、少し状況が違ってきたような気がする。


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