621−1.ロシアの動向



ロシアに動きがでているので、追っておこう。  Fより

ロシアの日本に対する攻勢は、日本がロシアの2島返還を受けない
と、北方4島周辺海上を世界的に開放するぞという意思の現れです。
日本が抗議しても、そのような抗議はロシアの意図に何の意味もな
さない。それより、北方4島返還交渉を前向きに考える必要がある
のです。2島返還時に中国向けODAをロシアに向けるだけでいい
のです。現在、中国は世界第4位の経済大国ですから、ODAは
おかしいのです。

613−1.ロシア情勢で述べたNDMの反対を援助の金にする
ロシアの企むはみごと成功している。ロシアは米国と対抗できる
NDMを作る資金はない。このため、米国のNMDを容認して、
その代わり、IMF資金返還を繰り延べにさせようとしている。
それは、現在の所、成功するでようですね。

==============================
ロ軍高官、アラスカの米実験施設容認 ミサイル防衛
 10日のイタル・タス通信によると、ロシア国防省のバルエフス
キー第1参謀次長は9日、米国のミサイル防衛計画を巡る米ロ協議
後の記者会見で、米国がアラスカ州に計画している実験施設の建設
は「弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約に違反しない」との見
方を表明した。次長発言は、米国のミサイル防衛計画には反対する
ロシアが実験については容認する可能性を示唆したものといえる。

 ミサイル防衛と戦略核削減をセットにしたワシントンでの米ロ実
務者協議の後に述べた。同次長は「ABM条約は事前通告があれば
追加的な実験場の建設は認めている。これはアラスカに新たな発射
施設をつくる米国防総省のプランにも当てはまる」などと述べた。

 実務者協議は、7月にジェノバであった米ロ首脳会談で、防衛シ
ステムと戦略核削減のセット交渉の開始で合意したのを受けて行わ
れた。13、14日にはモスクワで米ロ国防相会談が予定されてお
り、同次長のこの日の発言が米ロ間の新たな「たたき台」になる可
能性がある。

 ロシア側はこれまで、軍高官が「発射台の基礎に最初のコンクリ
ートが流し込まれた時点でABM条約からの離脱と見なす」と述べ
るなど、アラスカ州での実験施設の建設はABM条約に違反すると
警告してきた。(10:41) 


コラム目次に戻る
トップページに戻る