577.日本国の将来像への意見



21世紀研究会 永田通 さんのご意見・ご提案は、失礼ながら
ウェットで論理性・公正性(複眼的立場)・歴史性・考察・資料・
分析・歴史などの諸要素が不足していると思います。
あるいは欠落しています。
国際戦略コラムにふさわしく外国の諸事情などの例を勉強して欲し
いです。(例えば無理な民営化路線を敷いて失敗したニュージーラ
ンドの例など。)
現実に対してのエクスキューズがない意見は学生さんの立場なら微
笑ましいのですが・・・。

そもそも国際戦略コラムの趣旨と違うのでは。
(無遠慮な意見スミマセン永田通さんのご発展を祈念いたします。)

MONTANA
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
永田さんのコラムには、結果しかなくプロセスの記述がないことで
そのように感じるのでしょうね。内容的にも過激ですしね。
しかし、このコラムに、今後も掲載しようと思っています。これは
T君とは見解を異にしているようですが。
どうしてか??
ある程度の意見を寛容性に取り得れることは必要で、その意見から
また、次の発展した案ができることもあるためです。読者も私も。
どうか、ご寛容に御願いします。
==============================
国際戦略コラム メルマガ管理者 様       2001-6-28
                   21世紀研究会 永田通
前略 お許し願い上げます。
当方の『日本再生』を貴メルマガに、毎度ご掲載下さり有難うござ
ます。厚く厚く御礼申し上げます。今後とも、折りをみて掲載賜れ
ば幸いに存じます。
日本再生は、当会のメンバーが、日本の将来を心配して(憂国の心
情により)、一人でも多くの方々にお読み頂き、日本の将来を真剣
に考えるタタキ台の一つになれば、との気持ちで作成致しておりま
す。従いまして、当方の名誉や金銭(売名、版権、謝礼等々)とは一
切無縁で、かかるご懸念は全く必要ございません。
 内容が、実現困難な点を相当含んだ大きな変革を求めており、
個人攻撃は今後とも致しませんが、大きな痛みを受ける方々が出て
参ります。当然、不満、反対意見、苦情、要望等が予想されますの
で、文書の出所(文責)は明確にする必要があるかと存じます。
 前項の理由で、『21世紀研究会(作成者)、永田通(送信者)』によ
る旨を、6月27日発信分のように、お書き添え頂いておりますと、
宜しいかと存じます。
 本メルマガを管理されておられます方々に、ご迷惑がかかっては
いけないと思っております。
 今後の送信につきまして、添付文(日本再生)を送信文に組み入
れた方式(半角で1行70文字)を、念頭においております。
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。
==============================
各位       2001-6-28 21世紀研究会  永田通
 前回の日本再生、「日本国の将来像―その4」、『発想の転換』に
続きまして、「日本国の将来像―その5」、『少子化と帰化人受入れ
』を送信申し上げます。
 原文が、1行40文字、1頁40行、A4版2枚のところを、送信文に組入
れたため、改行等が少々乱れ、読みにくい箇所があるかと存じます
が、何とぞご了承の程願い上げます。

◯「日本再生」『少子化と帰化人受入れ』日本国の将来像  その5
1、少子化に伴う日本民族の激減は、30〜50年先の我国を想定します
と、絶対に放置できない最重要課題となります。
(注) 民族類似の言葉は次の通りですが、ここでは「民族」が最も
大切であります。
「種族」、同一祖先から出た社会集団で、生物学・遺伝学的概念で
すが、日本に住む人々の殆ど全部は、アジア系雑種という事になり
、「日本種族」なるものは存在しません。
「民族」、言語・風俗習慣・文化的伝統・歴史的運命・精神構造・
宗教等の多くの部分に関して、同一性を意識する社会的共同体の構
成員で、千有余年の年月の中で形成されました。「国民」、国家の
統治下で国家の構成員となり、国籍を有する人々を指す法的・行政
的概念で、帰化や移民を受入れますと、簡単に増やす事ができます
が、風習・伝統・精神等の異なる人間が多くなりますと、単一民族
性は失われ、加えてもし、移民者の素質が低下するに至りますと、
日本そのものの崩壊につながります。

2、グローバル化が進んで世界中が同じようになった際、いい意味の
「民族意識」がありませんと、農耕採取型(日本を含むアジア諸国
・アフリカ・中南米等)は、いつも守備的・受身で、被支配(家畜的)
に流され、攻撃的・能動的な狩猟牧畜型(西欧諸国等)人間の継続的
支配を受ける事になります。この事は、世界の近代史が明らかに証
明しております。

3、日本が末永く世界の有力国の一つとして存在価値を認められ続け
るには、何としてでも、少子化を食止め、人口の大幅減少を阻止し
なければなりません。育児手当・育児休暇・保育所の充実等の小手
先対応では、全く不十分でありまして、発想の転換を図った抜本的
な対策が、肝要かつ不可欠となります。

4、次の通り、抜本策を具体的に例示します。「大きく環境が変るの
で自分は反対である、そんな策は人権侵害である、倫理上問題で到
底容認しがたい、」 等々の意見が相当多いと予想されますが、先送
りにしていますと、我々の子や孫の時代に、日本存亡の危機が確実
にやって来ます。日本人は国家が解体・滅亡した場合、その構成員
たる国民の真の悲惨さを十分知らないから、悠長に構えていますが
、子供が本当に一人前になるには約30年かかります。すでに、身勝
手は許せない時期に来ております。
4-1、一つの屋敷の広さを1000〜3000uと想定し、この中に何らかの
関連者(血縁・婚姻縁・学校縁・仕事縁・趣味縁・思想縁等)が、10
戸程度までの住宅を建てて小集団を形成し、互いに協力し合って生
活します。女性が安心して子供を出産し、これを精神的にも支える
環境のもとで、みんなで子育てに当ります。
 個・核家族を極力なくすため、単身赴任となるような転勤は禁止
します。個・核家族生活者の税金を3倍高に上げる一方、集団生活者
の税金を半分程度に下げます。ワンルーム・核家族向けの小住居(150u
以下)には、官(住宅金融公庫等)・民(銀行その他の金融機関や勤務先
の会社)とも、一切の融資を禁止します。既存の住宅で1000u未満の
一つの屋敷内に立っているものは、5〜30年かけて除去して行きます
。固定資産税を5〜20年かけて、幾ら狭くとも1000uの場合と同じ水
準に引上げる事により、建替え・買換え・地方への移転を無税で促
進します。
 かかる共同体が確立しますと、ゴミ・介護・福祉・失業・社会保
障・高齢者対策・大都会の過密化等の諸問題に、大きな好影響を与
え、歳出の削減にも多大の貢献をします。
4-2、0歳から17歳までの子供を持っている夫婦で、資金提供を希望
する者に対し、子1人当り毎月30万円の金銭を預託します。条件は、
父母のいずれかが必ず子育てに専念する事、両親の故意・重過失に
より子供が18歳(成人)に至るまで、非行等で正常に育たなかった場
合に限り、返却の義務がある事であります。子供を3〜5人作って、
ちゃんと育てますと、毎月90〜150万円のお金が来るわけですから
、企業等への就職より夫婦で子育てを「業」とした方が有利となり
ます。
 これの予算措置は、補助金・福祉・社会保障関連支出を完全一本
化(真の生活弱者の施設とその維持費に集中し、他は廃止)すること
により対応します。
(注) 預託とは、貸借でも贈与でもありません。子育て資金の所有
権が、子がまともに成人するまでは国家にあります。要返却となっ
て放置しますと、横領罪が成立します。
4-3、心身とも優秀な出産を主たる仕事とする女性を、公務員とし
て多数採用します。遺伝的にも優れた不特定の男性から精子の提供
を受けて、当該公務員に子供を産んでもらいます。健全な子を何人
も産んだ人は、特に高給優遇し名誉も与えます。子育てを希望する
夫婦には養親となってもらい、その集団で育てて頂きます。養親の
希望者がなかった場合は、国がその子に適した英才教育を行います。
4-4、心身・遺伝的にも優秀なクローン人間を必要に応じて容認し
ます。現状では、万策尽きた場合に備えて、十分な研究を怠らない
事が肝要であります。倫理・宗教上良好でも、日本民族が激減して
、国家が解体・消滅したのでは、元も子もありません。

5、帰化促進は、良質の人々を前提に、前向きに対処します。帰化
を考慮するに当り、「人数」 にこだわってはダメであります。国
の良し悪しは、国民の質で決ります。単純労働者や質の判明しない
芸能人(水商売等に多い)の入国は、たとえ一時的でも断固制限すべ
きであります。
(注) 良質とは、体力・智力・金力・意力・徳力の少なくとも一
つ以上有し、大きな欠陥がない人、つまり所得・資産・才能・健康
・犯罪歴無し・日本への同化(反日でなく、日本好きか)等で、平均
的日本人を十分上回る人物を指します。
5-1、在日永住者のうち、明らかに良質な人々に対しては、積極的に
日本国籍の取得を働きかけ、旧国籍は放棄して頂きます。質が不明
の人々の場合は、状況調査の上、不足点を除去しつつ、適切な対処
をします。
5-2、詳細不明の入国者に対しては、日本滞在保証供託金(2000〜3000
万円)を、出国時まで預る事とします。不法滞在等の事態となれば返
却されません。もちろん入国者の属する国やその国の企業・機関・
旅行社等による信用できる事前連絡の保証(証明)、日本側の企業・
機関・旅行社・個人等の正当な保証があれば、保証供託金は免除さ
れます。
入国者に違法があれば保証者に請求しますし、以後は当該保証者の
保証(証明)は無効となります。これにより低質・悪質者の入国は、
相当程度阻止できます。


コラム目次に戻る
トップページに戻る