527.勝ち組の経済学



このコラムの主張とよく似た本を発見した。「勝ち組の経済学」と
「勝ち組になるデータファイル」の2冊。著者は浅井隆。小学館。
この本の紹介とその発展系を考える。   Fより

今度のトレンドが4つ。1つがデフレからインフレへ、2つに国家
破産、3つ目は、ツケ先送りから構造改革に、4つ目に成長第1主
義から環境・食糧問題へ と言っている。この予測は現時点では、
当たり前、このコラムで現に述べているのでこのコラム愛読者は、
周知の事実でしょうね。エネルギーがないのがおかしいと思うぐら
いですね。

中国が問題になる。紛争の中心になると言う。それは、中国の人が
少し贅沢をすると、食糧不足が深刻になるし、エネルギーの不足も
起こる。それはそうだ。このため、中国は世界的な問題児??
この問題が徐々に出てきているのでしょうね。しかし、この活力は
大せいで、その余波を日本は受けている。大慶油田からの石油輸入
はなくなった。日本向けの野菜を作り、その金で穀類・肉類の輸入
を行うなど。

郵貯の資金が財投で大きな穴があき、税金で埋め合わせすることに
なる。これも、すでにこのコラムでは当たり前。そして、年金も
2025年までにパンクするため、自分で年金を作る必要がある。
特に若者層は、自分で年金の手配をするこのが必要であるはず。
公的年金の取り分は若者にはほとんどない。これも当たり前ですね。
実際、国民年金の若者の加入者は70%程度とのこと。
しかし、家などは親から貰えるのでその面では楽になるし、親の
資産が転がり込む確率が高い。

国家が破産するとして、この時は徳政令かハイパー・インフレにな
るという。
その内、徳政令は反対が多いのでハイパー・インフレを政府は実行
することになるはず。このため、2001年からインフレになる。
これもこのコラム愛読者は知っていることである。このためドル円
相場では、円安方向。しかし、米国も問題がある。それは、このコ
ラムの今後に予定しているが、米国の没落がある。これも予測でき
る。詳しくはお楽しみに???

勝組みになるためには、自企業、自部門の行動形式をアジル+アッ
チラルールでいくしかない。
アッチラルールとは、悪い報告をする部下を誉めよ。悪い報告をし
なかった部下を罰せよ。のルールのこと。こんなのやっているよと
言える企業は強い。

21世紀の「4つのK」が強くすると。1つは環境、2つは健康と
高齢化、3つは、高度テクノロジー社会、4つは加速度化する変化
、番外に会員制とのこと。これも企業経営に取り込める。しかし、
自明のことで、このコラム愛読者の企業経営者は、とっくにやって
いると思うが??環境にはエネルギーも含むとすれば、完全である
が。

そして、東洋と西洋が800年毎に覇権を交代していると。その周
期が21世紀始めにやってくる。これの詳細は後のコラムで述べる
予定にしているのでお楽しみに。

この激動の時代を乗り切るのは、インフメーションとインテリジェ
ンスの両方を必要。これも当たり前でしょうね。このコラム読者は
、すでに時代と乗り切る知性をこのコラムから読む取れると思うが。
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国民年金保険料未払い、99年末で364万人  日経
 社会保険庁は11日、99年末時点で調査した国民年金加入者の実態
調査結果をまとめた。国民年金の保険料を払っていない人は364万人
で、96年末の前回調査よりも34万人増加した。景気低迷の影響で保
険料の負担感が重くなっていることが主な原因。若い世代で「国民
年金をあてにしない」という人も多く、空洞化がさらに進む恐れも
ある。保険料の未納が増えると、年金財政は悪化する。年金の財源
として税金の投入を増やすべきだなどの議論も高まりそうだ。 


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