no.494-1教科書問題について kishizukaです。 たとえばアメリカではイギリス人が中心となって インディアンをほとんど皆殺しにして、アメリカを侵略し、完全に 乗っ取りその後アフリカから黒人を買ってきて、奴隷としてこき使 ったとか、国際連盟での日本の人種差別撤廃に国家の名で反対した とか、三十年前までは黒人は南部のレストランで食事をすることも トイレに行くこともできなかったとか、 イギリスではイギリス人はオーストラリアでアボリジニを皆殺しに してタスマニアではコアラくらいしかいなくて、狩ができないので 、暇つぶしに人間狩りをしたとか正確に歴史を小学生に教える為に 教科書を作っているのでしょうか？ また、ロシアでは日ソ不可侵条約を踏みにじって、満州に侵略し、 終戦後（！）に日本人たしか60万人をシベリアに抑留し、強制労働 をさせ、日本の北方領土まで侵略したとか、ドイツに侵攻したとき にドイツ占領地区の女性の殆どを強姦したとか、 あるいは朝鮮では戦争中反日抗戦がなかったどころか、朝鮮には 日本が建てたもの以外の大学すらなく、従軍慰安婦の問題では日本 に散々文句を言うくせにベトナム戦争では同じことをベトナムで やっていたとか、 中国ではいわゆる南京事件の前に通州で日本人（もちろんゲリラで はありません。朝鮮人を含む）200人虐殺した通州事件とか、ある いは日本人の満州引揚者にどんなことをしたのかとか、 共産党のやった大躍進・文革で死んだ人数は日中戦争の34倍近いと か、ナチス・ドイツに600万人を虐殺されたイスラエルは現在ドイ ツを世界でもっとも信頼する国としているのに比べ戦後一貫してや ってきた反日教育は、歴史的英知のないやり方で、ユーゴスラビア やセルビアの500年前の原因をいわゆる憎しみの再生産として教育 して子々孫々に伝え今でも戦争の原因にしている国の教育に酷似し ているとか、 台湾の国民党政府のほうが、明らかに共産党より優秀で腐敗も少な かったとか、 また、中国はアジアで唯一今でも植民地を持っているとか、 その国の教科書に載っているんでしょうかね。 これらのことを日本がその国に抗議して歴史の教科書に事実を載せ ろというべきことでしょうか？ もう、歴史観の問題はその国の価値観にゆだねるべきです。 どの年齢でどの程度の内容をおしえるべきかはその当事国が決める ことです。 外国の政府が強制することではありません。 例を言えば成人する前の子供に「おまえのお父さんは人殺しで、 何人も女を強姦して、金を盗んだ」と教えてまともな子供が育ちま すか？こどものころは「おまえのお父さんは立派な人でみんなに 尊敬されていました。おまえもお父さんを見習って悪いことをする んじゃないよ」 といえば子供はすくすく育つでしょう。そして成人したときに「実 は・・・」と教えればいいのです。 それを他人が「お母さんが教えていることは、間違いだ」というの が正しいでしょうか？ 日本にはこのばかばかしい歴史教科書議論に終止符をうつ政治家は いないのでしょうか？ マスコミはなんで政治家のスキャンダルはやりすぎなくらい報道す るのに、歴史的な事実を報道しないのでしょうか？ だれか原因を分析して教えてください。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ （Ｆのコメント） そのとおりですね。日本人は、あまり諸外国に文句を言いません。 それは、国内に異民族同士が同じ程度の勢力を持って並立していな いからです。 このため、平和な単一民族的環境で、お互いにあまり文句を言わず に、平穏無事に過そうと大人の対応をしてきて、１５００年以上が 経っています。 しかし、欧米、中国は異民族との闘争が頻繁にあり、その闘争に勝利 しないと、民族が消滅してしまうのですから、文句があれば、大き な声で、論理的に相手がどう思おうと、言うのです。そこからが交 渉ですから、その論戦に勝つ工夫と自分の味方を増やすための宣伝 等を行い、その交渉を勝利させることを目指します｡ このような違いがあり、これも３０００年闘争を続けるとだんだん、 交渉の研究を重ね、どうすれば徳か分かってくる。この学問が国際 関係学や国際交渉術になっているのですから、日本のような甘さは ありません。そして、その成果は米中機接触事故のような交渉にな るのです。中国はしたたかです。教科書問題でもこのようなしたた かな中国を相手ですから、国内干渉と日本が取り合わないことが重 要ではないでしょうか。