504−1.EUと米国の関係



どうも、欧米の関係がおかしいので、考察しましょう。 Fより

エネルギー政策は、EUは自然エネルギー中心で、米国は石油中心
で行うようですが、この結果は米国のCO2削減はほとんど不可能
になる。このため、京都議定書破棄の行動に米国はなるのです。
この環境問題での欧米間の軋轢は大きい。

世界的な平和についても、人権や自由などのイデオロギー性を米国
は復活させるようです。この思考は新冷戦になる。しかし、アフリ
カやその他米国との利害に関係ない社会には関与しない。これに対
し、EUは東方展開のため、ロシアとの協調を目指し、この件では
米国離れも辞さないようです。そして、ロシア協調になると、中国
・北朝鮮とも関係を繋げるようです。北朝鮮政府は盛んにEUに、
外交官を送るのもこのためです。

米国は、その結果として危機を作り出して、軍事的緊張を作り、
軍事産業を再興するように思う。EUは、平和な世界を目指して、
ロシア、中国などとも協調する方向である。NATOからEU軍に
安保も米国離れを起こす方向である。また、米国のエシュロンに対
抗して、EU版エシュロンを作るようだ。

とすると、今後は、EU、ロシア、中国 対 米国、日本の対立構
造ができることになると言うことか???
これは、ユーラシア連合対諸島連合の対立、陸軍中心国家対海軍中
心国家の対立と定義できることになる。

さあ、この対立に対して、オーストラリアやニュージーランドは、
どちらの方につくのか???英国はEU連合につくようだが。
韓国の動向も注目点ですね。中国との友好関係を模索すると、米国
との関係は破棄の可能性がある。

日本と米国は同盟関係にあるため、米国友好でいくのでしょうね。
しかし、環境問題等はどうするかですね。


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