484−1.読者の声



>儂だって、黙って見ておった訳じゃあない、日本存亡の危機だと思
>うて、応援したぞ。日本の神々は皆、応援しとった。皇后陛下の
>夢枕にたって、日本の勝利を告げたのも儂だ。ともかく、有色人種
>が初めて白人に勝ったという快挙であったのだ。この日露戦争の
>勝利こそは、歴史の大きなターニングポイントだった、
> と言いうるのー。(続く)

 いけねーなぁ〜坂本くん、あの日露戦争で日本人が勝ったと思っ
ちまったことが、その後の日本人を慢心させ、発展の道筋を間違え
ちまったのさ。
 あのいくさは、勝つはずの露西亜が苦戦して、日本が負けずに取
りあえず判定有利で引き分けに終わったのが本当だろ。
 勝ったとおもわねぇで、「やっぱり欧米のように国力つけないと
ダメだな。」と、感じなかったのがおかしいぜ。
 海軍なんぞ日本海海戦の反省の検討もしなかったつーんだから、
俺が途中でやめちまったせいかなー
 
 ちーと、喧嘩に負けなかっただけで、大男に「勝った、勝った」
「これで一等国だ!」と喜んで、国力も無い癖に国際競争レースに
参加しちまったから、ボロボロにされちまったのさ。もう少し二等
国に甘んじて国力をつけて、日英同盟を継続させて第二次大戦も
連合国側についていれば、戦後はアジアの解放運動の援助に回り
面白い戦後だったんじゃなぇーか。
 
 俺!?、勝だよ、勝!

ふる@鶴川
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(Fのコメント)
これと、同じことが戦後にも起こるのです。1985年以降、日本
の製造業は米国を負かしたと、有頂天になり、米国はこの日本の研
究をして、1つには田口メソッドを日本から無理やり手に入れ、
かつ、日本潰しの秘策、株バブルを演出して、バブル潰しをするこ
とにする。そして、ネットワーク社会の概念を拡大したインターネ
ット社会を構築して、日本を圧倒した。

1985年から1990年当時は、米国の日本敵愾心が非常に大き
かった。日本の官僚たちもこの時代以降、大きくそのモラルを落と
したように思う。
==============================
adatiです。いつも配信ありがとうございます。
石原都知事のリコール運動は、いただけません。

           「竜馬先生からのメッセージ」A 

▼さて、それはそれとして、21世紀に生きる、おまんら、若者た
ちに、儂が言いたいのは、まず第一に、「男らしく生きよ」という
ことだ。儂なんぞ、わずか33年やそこらの人生だったが、それな
りに充実して生きた。

今は、百歳まで生きると言う人もおるようだが、ま、それもよし。
儂らの時代と違うて、今は長く生きて勝負する時代ともいえるから
のう。刀や鉄砲で生命を奪われる訳じゃあない。これからの、おま
んらの時代は、智慧で勝負だろう。どんだけ智慧が絞れるかだ。

▼儂自身は、発想が良かったと、自分でも思うよ。「海援隊」なん
ぞ、現代の商社そのものだろ、どうだ。男らしい生き方も、発想、
アイデアにあると思うよ。では、果たしてその新発想、斬新なアイ
デアはどこから来るか、ということが問題だ。それは実は、目に見
えない世界から来るのだ。知っておる人はよう知っておる。

発明家でも、もう一人の自分と対話しながら仕事を進めるという人
もおる。もう一人の自分とは何か? それは守護霊だ。・・・ん、
儂か?・・・儂は、まあ、ちょっと偉いということになっとるから
、さしずめ守護霊というより・・・指導霊というべきかの。

▼まあ、不思議なことに、現代は、目に見えない世界のことを堂々
と口にすることを恥ずかしく思う者が多い。これは、先の戦争に負
けて、日本が骨抜きになった結果だ。バックボーンを抜かれたのー。

新しいバックボーンは、と言えば、アメリカ流の民主主義だと言う
者もおるだろうが、果たしてそれがバックボーンになり得ておるか
、だ。儂の目には、背骨のないクラゲのように、漂うばかりの国が
見える。おまんら、情けないとは思わんか。

▼そして、宗教を日陰者扱いにしたことだなあ。戦争に負けて、
日本神道の権威が落ちたからのー。儂も個人的には、あまり・・・
ん、古い宗教はどっちかというと性(しょう)にあわんが・・・。
しかし、国を建てるには、根源的な教えなしには成り立たんことも
事実だ。

それも、これからは古い教えでなく、新しい教えが必要だ。古い宗
教は、もう、耐用年数が来ておる。新しい時代には新しい教えが
必要だ。「新しい革袋に新しい酒を」と言えば、学のあるおまんら
にはよくわかるかな。

▼半世紀以上も前に、日本の無宗教化を計ったアメリカさんはとい
えば、大統領が聖書に手をおいて宣誓をしとるんだが、ここらを
矛盾と気づかんのは、日本人もよくよくマインドコントロールされ
とるんだ。戦争に負けて、半世紀以上にもなろうというのに、まだ
アメリカさんのマインドコントロールが解けんとは・・・。

・・・ん、だいぶ、話が逸れたか。そう、智慧の話だったな、・・
智慧の利剣と言うが、これは悪を斬るものだ。まず、自らの卑怯な
心、臆病な心、優柔不断な心、怠慢な心、高慢な心、このようなつ
まらん心を斬れ。斬って捨てよ。
「敵は外にあらず。自からの内にあり」だ。心せい。

▼まあ、おまんらにも、悩みはあるだろう、若いからなあ。幕末維
新の志士たちにも、個人的な悩みがなかったわけではない。だが、
国を救わんとした時、自らの悩みは小さな小さなものになっていっ
たのだ。より大いなるものために、私を捨てたのだ。理想高く生き
る時、人は大きな悩みを悩むことができるのだ。

恐れが全くなかったわけではない。しかし、世を救わんとして地上
に降りたという自覚が腹の底にあったのだ。だから時代をまっすぐ
に駆け抜けることができたのだ。

▼この世の人生、長くもあり、短くもありだ。要は、どれだけ勇気
ある人生を生きたかということだ。後年、内村鑑三先生が出て、「
後世への最大遺物」という講演を残したであろう。それは金や、
事業や、思想でもあろうが、最大のものは「高尚なる生き方」だ、
とな。(続く)
==============================
Hello, this is ENDO.

Thank you for your answer to my e-mail. I'm using English 
windows and MS's International IME, that's why my e-mail was
 unreadable.

I'm studying economy in Switzerland and your mail magazine 
helps me very much. Mr.T and Mr.F, thank you very much for 
sending every day e-mails to me.

I saw, in your articles, some times quotations from GWR.
I think this is another mail magazine. I tried to find it but
 couldn't. I would like you to tell me what it is and how to 
get it.

Please take care of yourselves,
Sincerly.

ENDO.

P.S. My English may not be polite. If it's so, please take it
 as polite one. I have never lived in English-spoken countries.
 So I don't know how to express in English well.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
遠藤さん、ありがとうございます。
ギャラクシー・レポートの記事は、米国の新聞論調がわかるため、
毎週読んでいます。質もいい。下記HPで申し込めます。
http://www.galaxyreport.com/


コラム目次に戻る
トップページに戻る