478−1.拡大日本戦略(移住・文化戦略)



この議論は、日本語圏世界会議の提案で議論したように思う。Fより
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kako/nihgki.htm

その中で、次のような趣旨を述べている。
日本人が、ユダヤ人のように世界に拡散して、日本と後進国の1部
にしかない縄文文化的な大らかさ、豊かさ、平和を伝導するのが、
日本人の役割である。

日本人が世界に出ると、その子孫たちは現地の文化に染まり、日本
人としての不立文字文化である縄文文化的な素養を身に着けられない。
このため、全世界に日本人学校を作る必要があるし、また日本地域
には全寮制の高校や中学を作り、日本人子孫の育成に当たる。

日本人の規定を変更する。日本語や縄文文化の流れを引く日本文化
に対して、理解と実践できる人が日本人とすれば、日本人が1つの
民族を超えることができる。どうも縄文時代には、日本人は世界に
出ていき、かつ世界から日本に多くの人が来たのであろう。この感
じを次の時代に実現する必要があると思う。

このため、日本語圏世界会議を作り、日本語検定機関を作り、検定
試験で高い点数を取ると、世界会議の選挙権を与え、それ以上に高
いレベルの人には被選挙権を与える必要があるのでしょうね。

このように拡大した日本人概念を元に、文化政策を取ることが必要
です。なぜか、日本地域は日本教の古里であり、その環境はよくす
る必要があるためで、老後日本に住むでもいいし、観光で日本に来
ることでもいいように思うが、そのように思える日本である必要が
ありますね。日本が心の古里でありつづける必要がある。
勿論、日本人および日本検定高レベル者は日本入出国についての完
全な自由を持ちます。

日本人が世界に出て行く方法は、1つに日本企業の海外支店に勤務
2つに日本への輸入商品のバイヤー、3つ目が専門性を生かした
海外企業への就職、4つ目が結婚による海外生活、5つ目が日本の
ODA資金を活用した日本の世界支援活動に従事、6つ目が日本人
観光客や日本人駐在員、海外協力隊の隊員などを対象とした事業を
現地で起こすなどですが、海外生活をすると日本の豊かさを実感し
ますね。このため、7つ目として、退職後の生活を海外で送るとい
う人たちが出てきた。

日本文化は、このような世界に出た人たちから伝播するのですが、
今やソニー、松下、トヨタなどの国際的企業の社員も日本文化を学
ぶようです。だんだん日本企業を通じて日本文化がグローバル化し
だしたようです。
海外の日本企業に入社すると、会話の関係で日本語を習う人が多く
なるので、日本人の間の会話も大体わかるようですね。このため、
日本語で内部の相談をしていると、突然、こちらが望む案を提案さ
れる時があるのです。今付き合っている米国企業も日本語が分かる
人が、だんだん増えているように感じる。

日本の存在が大きくなれば、それに伴い日本文化を理解しようとす
る人が増えることになるように思う。勿論、大部分は英語の会話で
あるが、日本人がどう思考するのかを知りたいのであろう。
どちらにしても、日本の文化が拡散するのはいいことである。


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