468−1.読者の声



T、Fさん

白鳥批判がごうごうと渦巻いていることは理解できます。

でも、白鳥さんを批判しているのは、外交評論家的に、世界の情勢
をああだこうだと言っているだけの、オタクたちじゃないかな。
オタクが遊んでいるだけだと白鳥さんは反批判しているけど、当た
ってますよね。

白鳥さんは、下のような随想にやさしさが表れる。概念を振りかざ
したり、神秘的な予言をしたり、勝つあてのない政党を作ったり(
作ってもない、実は)するのは、限りなく狂人に近いピエロで、僕
もついていけないところばかりだけど、彼の感受性とものを見ぬく
力はなかなかだと思うなあ。

得丸久文
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最近つくづく思うこと

先日、所用で中国の大連に行って来た。大連市外から50kmほど
西南に旅順がある。ここは軍港の町で、外国人旅行者には非公開区
になっている。その旅順の町の近郊に203高地(後に乃木将軍が
「爾霊山」と名付けた)はある。
私が訪れたのは2月で、厳冬も少しずつ緩み始めた時期では合った
が、それでもマイナス10度くらいの寒さだった。私が訪れた時は
、観光客は誰もいなく、荒涼とした大地が広がっていた。
辺りには、ロシア軍と日本軍の塹壕が幾つかあった。壁には弾丸の
後が今もなお生々しく残っていた。厳冬の中での日露両軍の戦いに
おける犠牲者の数は、両軍合わせて、1万4千3百14人だった。
 爾霊山の頂上から降りてくる脇道を少し離れた木々の茂る窪地に
、ひっそりと佇む一つの石碑があった。乃木将軍の次男乃木保典の
墓だった。彼は、若干23歳で、ロシア軍の発する弾丸に撃たれ、
短い生涯を閉じた。乃木将軍は後に彼の妻と一緒に自害を果たした。

私は、その塹壕や防空壕を見ながら、当時この厳冬の中で、戦った
兵士たちの心を想像してみた。
彼等は全て、国家の正義を守るという大義名分によって、第一線に
駆りだされた人々だ。その一人一人に家族がおり、妻や子供、親た
ちは、彼らの無事な帰りを待っている。かれらは、銃音の轟き渡る
塹壕の中で何を思い、何を求めていたのだろう。
夜は、寒さのために熟睡もできず、昼は、死に対する恐怖を払いの
けて、家族の下に無事に帰りたい一心で、自分に与えられた使命を
使命と自覚することもなく、ただ命ぜられるまま戦に望んでいたの
だろう。

今、国際戦略コラムの中で、様々な戦略論なるものが論じられてい
るが、どうも肝心かなめのところが抜け落ちているように見えてし
ょうがない。戦争を「実際に」行うのは、第一線の兵士たちなのだ
。暖かい暖房の効いた部屋の中で、戦術を考えている者たちが、戦
をしているわけではない。
私は、戦術論や戦略論を考えることを好む人々が、一体何を求めて
いるのか非常に興味がある。
私は、昔からインベーダーゲームが好きだった。敵艦を沈めること
や、敵方の戦闘機を打ち落とす瞬間はえもいわれぬ快感と興奮が走
った。
 十数年前の湾岸戦争のテレビ映像は、現代ハイテク兵器の凄さを
まざまざと私たちに知らせてくれた。一時、一機600億円もした
ステルス戦闘機の操縦画面は、正に私が子供の頃遊んだインベーダ
ーゲームそのものだった。そして、テレビを通して聞こえて来るパ
イロットの興奮の声は、まさに私たちが子供の頃発していた声と同
じ響きを帯びていた。「やった!凄いぞ!命中だ」と叫ぶ兵士は、
自分が押したミサイルボタンによって破壊した軍事施設にたまたま
いて、はらわたをぶち抜かれた兵士の身体の痛みも、自分がたった
一つのボタンを押したことによって、その施設にいた兵士の家族の
幸せも台無しにしたことにも気付いてはいない。もし、そこまでの
気持ちの配慮があれば、「やった!凄いぞ」なんて言葉は発したり
はしない。
「遠くの味方は撃てても、近くの敵は撃てない」人間って、えてし
てそういうものだ。今、自分が温室にいて、「雪見酒」まがいに、
国家論や戦略論を論ずるのはたやすい。対岸の火事というのは楽し
く見れるものだ。「火事と喧嘩は江戸の花」とはよく言ったもので
、人間ってそういうものなんだ。悲しいけれど。

                        白鳥 宙
==============================
以下意見です
***********************
いやべつに、不要とか不要じゃないとか、そういうことを言わなく
てもいいのではないですか?と思います。
白鳥さんは、わたしから見れば確かに「大魔人」みたいに見えます
が、表現が個性的なだけで、別に他の人と言ってること自体はそう
大差ないじゃないですか?

白鳥さんの意見に賛成するわけじゃないけど(大魔人なのでわかん
ないから)白鳥さんだけ出て行け、というのは反対です。

土橋葉子
==============================
ユーロ紙幣、石原新紙幣。
円と石原新紙幣の両建て期間は1年限定。
タックスへブン、オフショア。
電子マネー、電子決済。
ポンドもマルクもギルダーもユーロ。
トルコリラはどうなるんでしょうか。
キプロスがありますし。
                     無学歴 池

==============================
Yoichi様、

> 比較対象の国にはロシアや中国も含まれていましたがその軍事力は
> 日本に比べると相当低いものでした(実際に戦闘可能な潜水艦数や
> 最新鋭戦闘機の機数、戦艦数など)。

細かい話の前に、せめて「軍艦」と「戦艦」の区別が付くくらいの
常識をお持ちいただく必要があるのではないでしょうか?

「軍艦」はまさしく軍用艦船です。
「戦艦」はその中の一種類で、現在世界中を探しても現役のものは
ありません。

どうも日本のマスコミは何でも「戦艦」と表現するので困ったもの
です。
==============================
タレン党(多種連結党)結成準備委員会は平成13年4月1日です。
参加ご希望の方は、お問い合わせください。
TEL 0766-57-0085 
E-mail shiratori_chu@hkg.odn.ne.jp

ソフィ市民連合は、昨年7月に設立されました。全国規模の活動を
行うために、自治省に登録しました。
国際戦略コラムの読者の方から、タレン党(多種連結党)の政策の
具体案を示して欲しいとのご要望を頂きましたが、
私の考えの一部を以下に記しますので、ご賛同できる方は、入会を
ご検討ください。

ソフィ市民連合 ご案内
政治団体ソフィ市民連合 代表 白鳥 宙
※ 「自由」と「協調」を両立させる政治の実現
※ 強者を賛え弱者を助ける人々で構成される社会の実現

政治の閉塞状況は、偽善者たちだけの責任ではなく、彼らを選ぶ私
たち一人一人の責任でもあります。
「信なくば立たず」と喝破した中国の思想家の言葉が現実となって
います。今は政治に対して多くの国民は白け切っています。
今こそ政治家一人一人が自分自身の旗を揚げるべき時なのに、勇気
ある政治家が少ないのが現状です。

私共は、日本の政治・行政のあらゆる分野に具体的な政策を持って
います。私共の主旨にご賛同いただく方々の大同団結を団体、個人
問わず、広く全国にお呼びかけいたします。
私の活動の紹介
                政治団体 ソフィ市民連合代表
                        (会員募集)
(1) 共に活動して頂ける方
(2) 時々手伝って頂ける方
(3) 心情的にのみ共鳴して頂ける方

(目的)
1. 私達の理念は=「自由」と「協調」=弱気を助け、強きを称え
  る人々で構成される社会の実現です。
2. 私達は自主憲法の制定を目指します。
3. 私達は各種団体、個人と政策協議を通じての大同団結を目指し
  ます

(政策の一部をご紹介します)
@ 直接税率一律10%の実現
A 地方自治の徹底推進
B 新しい教育基本法の制定
C 交通渋滞の緩和
D 国際協力の大推進
  その他色々
※ 私達は独立した個人を数多く生み出させ、その者たちがリーダ
ーとなって日本を変えて行くべきであると考えます。そしてこれか
らの日本を担ってゆくのは子供たちであり、子供たちの躾や教育を
最重視した施策を行います。
※ 私達は一人一人の個性が輝き渡る社会を実現するための具体的
なプランを持っています。また行政システム全般の大胆な組み直し
を行うための方法論も持っています。行政全般に渡る改革のための
具体的な政策に関しては、後日、本にしてまとめて出版したいと思
います。


コラム目次に戻る
トップページに戻る