447−2.実現可能な行財政改革案(年間14兆円が浮く)



白鳥
※ 行財政改革は民間委託すべし!
※ 公務員の平均給与を民間平均と同じにせよ
※ 公務員は30パーセント削減すべし
※ 公務員にボーナスを支払うための赤字国債の垂れ流しは止めろ!

(前置き)公務員の方々の中には、日夜懸命に私たちのために汗水
流し、ご苦労をしてくださっている頭のさがるような方々が実際お
られます。しかし、全体としてみたとき首を傾げたくなる状況が
あまりにも多すぎます。以下は、感情にかられた書いた文章です。
言葉じりを捉えるよりも、一人の庶民の素直で偽らざる感情に共感
できる方はご共感ください。(前置き終わり)

行政改革をする「能力」がないのか、「意志」がないのかそれが問
題だ。
全ての生命体は自己回復能力、自己浄化能力を持っている。能力を
使えないのは能力を使おうとする意志がなくなったとき、即ち自分
の使命が尽きるのを悟った時、即ち自分の死を悟ったときだ。今の
公務員組織は果たして自己回復自己浄化能力を持っているのかどう
か。意志をもっていないのであれば能力もないということになる。
そうだとすれば寿命なのだ。
組織体はフラクタル構造である。一つの細胞に全体が現れる。今の
公務員組織の細胞体一粒一粒には精気がない。危機感もない。よく
見れば何となく死相も漂っている。
やっぱりもうダメかもしれない。自己回復能力が若干でもあるうち
は、病院から名医を呼べば助かるかもしれない。でもこのどでかい
図体をした虚弱な組織体は未だに外部治療を拒み、自分の極々貧弱
な力だけで、自分の末期的な病が治せると思っている。確かに脳幹
が腐っているのは国会風景を見ても分かるし、大蔵(現在は名前を
すりかえたが)のノーパンしゃぶしゃぶ接待事件などを見ていても
分かる。
さて具体論
現在、公務員と呼ばれる人の数は、国地方を合わせてやく430万人
。この他にわけの分からない天下り公団・財団・特殊法人などを合
わせればもっとの数になる。一昨年公務員に支払われた年間平均所
得は660万円強。全国110万企業を対象にした民間労働者の平均
給与所得は460万円強。官民で200万円の差。人事院のやって
いることは明らかにおかしいが、マスコミもなぜかこの問題をクロ
ーズアップしない。
なぜ、民間給与とすり合わせをするのに、100人以上の従業員が
いる優良高給企業だけが調査対象なのか? 日本を裾野で支えてい
る中小零細企業もなぜ調査対象にされないのか? 本来、市民の
世話役である公務員の給与をなぜ公務員自身が決めるのか。こんな
基本的な問題からそもそも論議をすべきだと思うが、まったく話題
に上らない。民間人がこれだけ公務員を食わせるためにあくせく働
いて税金を支払っているのに、湯水のように無駄金を使っているこ
とはおかしい。でもそれに対して暴動も起きない。日本は果たして
幸せな国なのか、その反対の国なのか。
公務員の年間平均給与を民間平均と同じにし、公務員の数を30パ
ーセント削減すれば、それだけで年間約14兆円が浮く。
以上の提案について、民官一体で論議を盛り上げて欲しい。

               行動するシンクタンク PSIU
                    代表 白鳥宙
==============================
(Fのコメント)
行政改革のポイントは、外郭団体の整理・統合し、財政的に苦しい
現状の国家財政支出を絞ることである。このため、外郭団体がやっ
ている不必要な許認可事業を減らすことです。規制の緩和ですね。
これにより、規制緩和で新規市場ができる可能性があります。

もう1つが事業的に赤字である公共事業を止めることです。たとえ
ば、全国各地にある公共事業系の保養施設はほとんどが赤字である
のに、運営している。それと、第3セクターが地方に作ったレジャ
ー施設も同様。このような事業の見直しを進めることでしょうね。
このような分野は民間に任せるべきです。


コラム目次に戻る
トップページに戻る