420−2.読者の声



 どうも、いつも楽しみに読ませていただいております。拙者、
暴論大帝と申します。NO.404−2(少年犯罪について)につ
いて、思うところを述べます。
 まっちょん氏のおっしゃることが、公立中学校で教職に就いてい
る拙者にもよく理解できます。特に、「閉塞性」というところです。

 「大人の決めた社会から飛び立つために、極端な行為に走る。そ
れは彼らにカタルシスをもたらす小さな革命なのでしょう。」とい
うまっちょん氏の分析にひとつ観点を付け加えるなら、彼らの保護
者の世代は、そこで飛び出せなかったという点が挙げられます。
ちょうど、「3年B組金八先生」第二期(沖田浩之やひかる一平、
三原順子)の、飛び出そうとした中学生を「サツに売る」ような教
育現場、そこで他の「普通の生徒」はどのように学校を見ていたの
だろう。教師はお題目を唱え、そのくせ、ちょっと元気なコドモに
対しては無力であり、自身がこれまで言ってきた「理想論」に反す
る行為(国家権力に頼るか、他者「社会」の責任にして、教師自身
は「いい子」になろうとする)を目の当たりに見てきた当時の生徒
諸君。

彼らが今まさに、現在の小中学生の保護者に当たる年代なのです。
その後、教職員組合の要請に半ば応える形で文部省から出された「
ゆとり教育」という、行きすぎた社会保障を一方的に国家に求める
ような観点を持たせるような教育で育ったのが、現在「フリーター
」の大部分を構成している年代なのです。そりゃ、「閉塞性」を感
じるでしょうね。他人のせいにするのが一番ラクですから。

 1月13日付の読売新聞に、「ゆとり教育」を文部省が見直すと
いう記事がありました。遅きに失した感が否めませんが、日本国憲
法にあるとおり、義務(勤労・納税)を果たすべき未来の国民を育
てるためには、抜本的な改革が必要です。まずはうるさい外野(特
に日教組)を解体するところから始めるべきでしょう。(拙者も一
応組合員ですが)
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(Fのコメント)
教育問題を、2つに分けることが必要だと思いますね。1つが親の
資質の問題、もう1つが学校の教師やカリキュラムの問題であろう
と思います。子供の教育を学校だけとするからおかしいので、家庭
でのしつけも問題ではないでしょうかね。勿論日教組の主張は、
おかしいと思いますが。
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NO.410−3.日本人の自覚について
みなさんこんにちは、logicです。
…、もはやいかんとも。
> 歴史を教えるということですが、歴史教育はイデオロギー的なこ
>非情に大きく影響するので、なかなか教育改革は大変です。

氏のような自らの言動に責任を持てない方が教育について語るから
、誰も聞かなくなってしまったんですよ。
例えば、誰が政治家の言うこと聞きます?誰が、忠告者を「アラシ
、CIAの手先」などという人に意見すると思います?
#あっ、そりゃ私か(^_^;)

付け加えますが、氏自身がイデオロギーに凝り固まっている点も自
覚してください。それは右とか左とかそういった次元ではありませ
ん。

> むしろ今のありのままの世界を見せて、そこで日本人の意識を変
>える、目覚めさせることのほうが、有効ではないでしょうか。
そんな一般論を語る前に、個別論から。

氏の場合は、例えば邪馬台国についてある程度の勉強をしてから他
者を批判すること、そして、邪馬台国論争のときに露呈したような
自らの発言にほっかむりする姿勢を改めること。

「日本人全体」などといわず、まずは自分自身の中身を顧みる小さ
な一歩から。
若者としては年長者のそういった身勝手(他人に厳しく、自分に甘
い)がここまで日本を悪化させたと考えております。

そう思いません<ALL
みなさんのご意見をお待ちしています。
最後になりますが、またこのメールを読み、アラシだのCIAの手
先だのいうのであれば、ご希望通り退会しますので。
どうぞ、井の中の蛙、仲良しクラブのなかでご発言をお続けくださ
い。
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(Fのコメント)
このコラムには、全ての意見に賛成・反対があり、仲良しでない
気分の人の方が多いのではないでしょうか??しかし、民主主義と
はこのような、自分の意見とは違う意見を認めることで成り立って
いるのですから、退会などと言わずに、どんどん反論すればいいの
です。それをこのコラムは条件付きで保障しているのですから。
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以下の質問は、とくに久保氏にお答え戴きたいと思います。
「皇室」と「天皇家」の違いは何ですか。また、天皇家という言葉
は、表記として正しいのですか。
図越 
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(久保教授より)
わが国では「皇室」という言葉が伝統的に使われています。

「天皇家」という言葉は左翼の使い出した言葉です。
  とくに朝日新聞などが好んで使っています。
その理由は皇室を日本の古い家系・家族の
単なる一つにしてしまおうという彼らのもくろみがあるの
ではないかと思われます。
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はじめましてナマステです。
いつも興味深く拝見させて頂いております。
本コラムの説得力のあるご意見を拝見することは、なにげなくのほ
ほんと生活している自分の態度、思考様式などを考え直すよい機会
となっています。

さて原発関連について。NO.414−1高速増殖炉について
推進論者の方は概して原発の正の側面を、反対論者の方は負の側面
を論じることに力を注いでおられるようですね。
一度、それぞれの持ち場を交代してみてはいかがでしょうか。
より問題の深い理解につながると思うのですが。
推進論者は負の側面を、反対論者は正の側面をうけもつというように。
推進論者、反対論者、両者とももちろん正負両側面で興味深い論を
展開されることを期待しております。
また、他の電力供給方式はどのような特徴があるのでしょうか。
原子力発電以外の発電方法の研究には研究費用がまわってこないと
いう話も聞いたことがありますがそれらに関する詳細なども教えて
いただければ幸いです。
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(Fのコメント)
燃料電池、太陽光発電などの研究も盛んです。まだ数年先でしょう
が、30年とか50年先は自然エネルギーの時代になるでしょうか
ら、今から研究し、コスト削減は必要ですね。


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