地方分権が叫ばれる今日、大卒者は地元(地方)に帰らない。 理由を簡単に言えば「職」が無いからだ。 なぜなら、市役所は人を採用しない。土建屋は、大卒を取らない。 つまり、結果として地方には、カス(規準は偏差値とする)ばかりが 残ってしまう。地方分権を成す上で人材は必要不可欠にも関らず、 権力の地方分権だけを語るのはどうだろう。 知識(人というソフト)の中央(大都市)集中という問題があるような 気がするのですがいかがでしょうか? 意見を聞かせてください。 せな ============================== (Fの見解) 農業政策の失敗によって、地方に職がなくなったのです。農民保護 のため、都会人には、農業ができない。企業が農産物生産ができな い。このため、職が農村にないことになる。当たり前ですよ。農家 の生産性は上がらないから、農家を継がない。農家が企業努力をし ない。保護されているから、生産性向上施策もしないで済む。 それでも、かすかすで食っていける。誰の農業か分からない。農家 も貧しくなっている。農協職員や農林水産省のお役人のための農業 になっているように思う。もう少し、規制緩和して農業をオープン にするべきだと思う。しかし、自民党などの農村政党が既得権益を 守るためどうしようもない。農村は、自分の既得権益を守るため、 益々、貧乏になっていくことになっている。 この矛盾があるため、長野県の田中知事のような知事が出てくる 基盤が出てきたのです。もうそろそろ、政党も気が付くべきですよ ね。 日本は90%程度農産物を輸入しているのですから、日本で企業 に農産物生産をさせれば、値段の高い生産性向上された作物を作り 、そして、そこに働く労働者が必要になり、かつその農業技術を研 究する大学卒の人も必要になるのです。 企業誘致も工業ではなく、農業ですから、その土地の適作が分か るので、その分野の企業に声を掛けられることになり、その分野の 一大産地にもなることができるようになる。自由な発想と自由な人 が参入できる農業が必要なのだと思う。一番国内自由化が必要な分 野が農業でしょうね。農業も市場競争社会にする必要があるのです。 保護するから、農村に元気がないのです。皆が死んでいるのです。 元気にするのは簡単。補助金を止める。すると、企業意識がある人 が企業努力をして、いいものをつくり、規模も拡大するのです。 他分野からもこのような企業人がでてくる。そして、農業を魅力あ る分野にする努力をするのです。政策は簡単なのですよ。皆がやら ないだけ。私は、テキサスの農業を見たが、合理化が進んでいる 農業は、高収入であると思っている。日本もその農業はできると考 えています。 しかし、現在、それをしないでいい人材を要求しても埒がない。