柳太郎 > 副島さんの属国論やら石原さんの発言はその代表であろう。 >おそらく「設計者」はアメリカ、「アレンジャー」が日本だった >ように思う。また「メンテナンス」も重要な役割を担うべきであ >ったが、どうやらこの観点がポッカリ抜け落ちていたようだ。 >「応急処置」はお得意のようだが、本当はしっかり保守点検して >いれば必要がなかったかもしれない。 結局日本人が受け入れたシステムのメンテナンスができなかったこ とをアメリカに押し付けようとするのはその人の責任逃れでしょう。 その人はバブル期にはきっとはしゃいでいたのでしょうから。 日本人は欧米の文化を日本人なりにアレンジしてきたことは確かで すから、やろうと思えばできたはずです。それを許さなかったのは 官僚的な社会システムで、これにより柔軟性のない社会のままにな ってしまったのではないかと思います。ここがアメリカとの最大の 違いで、アメリカが今強く要られる理由でしょう。ただ、アメリカ の繁栄が必ずしも長続きするとは思えません。日本も共倒れになら ないようにするにはどうするべきかを一人一人が真剣に考えるべき でしょう。まずは無能な政治家を選ぶことをやめることです。 >でも国内から出てくる内容は貧弱に思えて仕方がない。 >失われたものを見つめなおすことも確かに大事かもしれないが、 >どう活かすかが肝心だ。ここでも貧弱に思えてならない。 回顧主義的な発想しかできない者は想像力が欠如しているのでしょ うね。どの社会でも歴史的な風土や慣習があるのは当たり前。それ を「どう活かすか」とただ単に「昔あったものを当てはめようとす る動き」には雲泥の差があると思います。 >この工業製品を円滑に作動させるように部品を男色、女色に分け >て配置してきた。そのために伝統的な男女観もアレンジしてきた。 >おそらく少子化、高齢化を迎え、女色の部品を男色に染めて配置 >して行くことになる。 >男色になりたいと願う女性達にとっては大歓迎であろう。しかし >まだまだ少数である。おおくは無理矢理染められることになるの >かもしれない。 私は今までの議論の中で、女性に対して懐疑的になってきてしまっ たところがあります。それは、一体女性は日本社会に一生をかけて 貢献していく覚悟がある者がどれだけいるのかといったことです。 たとえば、どれだけの女性が定年まで働く覚悟があるのか? 確かに、いわゆる「男」色に女性が染まってゆくケースがこれから も出てくると思います。それを望まない女性も、それを望む女性に より無理を強いられるケースが出てくるでしょう(アメリカのよう に)。これは女性にとって逆に悲劇でしょうね。それを避けるため の社会はどのようなものであるべきか?唯一の答えはなくとも選択 肢は多くあると思う。それを見定める人材が、かく言う私も含め、 男性にも女性にもまだまだ少ないのではないかと思う。