357−3.☆副島隆彦講演会 in 三田祭☆



11月25日(土) 開場15:30 開演16:00〜18:00 
場所  慶應義塾三田キャンパス 西校舎519教室 (340人収容可)
「改革の縁にたつ大学−今大学が危ない」 主催 三田祭実行委員会
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副島隆彦の公認サイト 
http://www.interq.or.jp/world/soejima/boyaki/
上記のサイトの“今日のぼやき”にアクセスしていただければ、
副島隆彦書き下ろしの政治評論が読めます。尚、ぼやき漫才掲示板
に書きこまれる際は、副島隆彦の著書を最低5冊は読まれてください。
まずは副島隆彦の思想を知った上で、書きこまれるようにしてくだ
さい。最低5冊という踏み絵は副島隆彦否定者を排除しているわけで
はありませんので、批判者も踏み絵を踏んだ上で、どしどし掲示板
に書きこんでください。
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    ☆副島隆彦の早稲田大学での講演の一部(その一)☆
※できるだけ、講演の雰囲気を残すために、正確に再現してます。
例えば、文と文との間に、「ね。」と話された部分も残しました。

 今日、わたしは久しぶりに早稲田大学に参りまして、早稲田大学
の法学部ですから、今、8号館というかわかりませんが久しぶりに
入って、そこからイスを見つけてきまして、銅像の前にもってきま
して、その上に立って、今日講演会があるという看板をみんなに見
せるんだ、その「政治」というか、デモクラシーといいますか、
基本の基本。政治活動家、政治家を目指す人間はどのような心構え
をもってやるべきかということを身をもって、わたしはこの学生の
皆さんにお教えしたかった。それはね、今の日本はほとんど焼け野原
の状態なんです。まったくゼロに、灰燼(かいじん)に帰した状態
の国家です。

この10年の経済不況の間に大変な目にあって、大交替戦をやってい
るわけです。政治的な意味でも、わたくしが学生であった25、6年前
、ま30年近い前ですが、そのころの、いわゆる「新左翼」とよばれ
た、あるいは、「極左」と呼ばれた学生たちの一団が、大学の中で
荒れ狂った時期がほんのわずかですが、ありました。それは語り継
がれて一種、一つの神話になっていますが、実態は、悲惨で、醜く
て、見苦しくて、哀れなものでありました。

ほんのわずか数百人、よくて数千人の学生たちが異様な蠢(うごめ)
き方をして、そして、人間的には自滅していったと申しますか、廃
人同然になっていったんです。政治的な運動というのは実に悲惨な
ものでして、それは宗教団体に自ら入っていく学生たちと似たよう
なものであります。本質的には、全く同じであります。いま、早稲
田も慶応も、東大もですね、宗教団体系の学生たちのガッチリした
大きな組織が、それぞれ確信をもって組織されているわけです。

それは、大学の中に根づいておりまして、それは、一般社会の中に
も実はあるんですね。
それの縮図として大学の中に存在しております。ここにお集まりの
方は、ある特定の宗教などにからまっておられるとは思いませんが
、宗教と政治はほとんど変わりません。その組織の中に人間が絡
(から)めとられていったときのこわさ、おそろしさ、ものすごさ
というものは、これは内部に一回でも入ったことのある人間が味わ
うんです。

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 (テープ起こしをして下さった、SNSIのMurakami氏にお礼申し上
げます。)
             SNSIの会 
Shibataより

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