356−2.読者の声と質問



とくだまこと (大学生)と申します。

高いレベルでの議論に大いに勉強させてもらい感謝です。しかし宗
教に関してはあまりに「弱い」としばしば感じます。例えば
ジュビリー2000が根拠にしようとしている「ヨベルの年」は旧約
聖書レビ記25章に記されていますが、この程度は押さえて議論し
ていただきたいです。
「宗教対立のない」....本当でしょうか?

>昭和15年に、それまであった政党をすべて合同させて大政翼賛会
>にまとめてしまったけど、むしろそっちのほうが宗教対立や階級対
>立のない日本社会の実情をよく反映しているといえる。国民集団の
>中に社会的な分断がない国に、二大政党制を導入させようとするこ
>とのほうが、かえっておかしいくらいだ。日本は本来複数政党が必
>要でない国なんだ。 (得丸さん記)

多数者と少数者とでは同じ見方をすることはできないのは当然でしょ
う。しかし、できる限り他者の視点を理解してこそさらに深い議論
も可能になるものと考えます。
キリスト教(プロテスタント)の立場からは古屋安雄・大木英夫 
『日本の神学』 ヨルダン社1989が、分かりやすいかと思いま
す。前半は歴史的、後半は方法論的に、日本を神学的かつ客体的に
捉えようとしています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(Fのコメント)
 残念ながら、宗教関係について弱いのは事実です。その方面の知識
について、本格的に調査することができませんね。
とくださん、サポートしてください。
==============================
NO.349−3に対して、
> 質問1.湾岸戦争についてよい資料探しています。
>     natuksu0
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
確か、D.O.CのN.T.I.S.資料等(有料・一部入手不可)があります。
以前、購入したことがあるのですが価格は忘れました。
正規の検索だけでも数百ドルかかります。
検索中にアブストラクトを見ることも可能ですが、有料です。

IKAHASHI 
==============================
1.「三島事件裁判」とは一体何ですか。三島由紀夫と森田必勝
(まさかつ)と共に市ヶ谷の駐屯地に侵入して、義挙しなかった
「楯の会」会員に対する検察側の刑事裁判ですか。
それとも全く別の何らかの民事裁判ですか。

2.仄聞するところによると、全国の各大学にある「大学生協
(消費生活協同組合)」は、共産党系と聞いたのですが、本当です
か。

3.仄聞するところによると、居酒屋の「養老の滝」は、公明党系
(創価学会系)と聞いたのですが、本当ですか。

4.「幸福の科学」とは、何ですか。「太陽の法」という映画を
上映するようです。
また書籍も多数あり、ホームページもあります。この団体は、宗教
法人ですか。そうならば、どの宗派に属するのでしょうか。

5.国名の呼称について。
朝鮮民主主義人民共和国の呼び方は、略称として、北朝鮮と呼ぶこ
とがあります。朝日新聞と毎日新聞と日経新聞は、朝鮮民主主義人
民共和国(北朝鮮)と記し、産経新聞と読売新聞は北朝鮮のみを記
します。北朝鮮のみを記し、正式国名を記さなくても問題はないの
でしょうか。また、「北鮮(ほくせん)」と呼ぶことに問題はある
のでしょうか。
中国と比較すると、中国を、正式国名である、中華人民共和国と呼称
するマスメディアは極めて少ないのではないでしょうか。また、
大韓民国を略称で韓国と呼ぶのも同様でしょう。
これは日本国内における慣習でしょう。そうならば、北朝鮮と略称
で呼ぶことにも慣習であるから問題はないはずですが。
図越
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(Fのコメント)
1.その通りでしょう。
2.生協運動自体は、社会主義的な仕組みであるため、共産党系の
  人によって、始められたが、途中で西武セゾンの応援があった
  り、随分様相が変化しているようです。資本主義的な競争も激
  しいみたいですよ。ほとんど赤字ではないですか??
3.については、読者の皆様、ご存知なら、お答えください。
4.「幸福の科学」は、高橋信次が始めたキリスト教と仏教の中間
  のような教義を持っている。勿論、今の大川さんは、魂の段階
  等の教義を再構築しているようですが、元は高橋信次です。
  よって、どの宗派にも属していません。
5.国の名称・略称は、過去の呼び名をそのまま使用したり、して
  いますが、北朝鮮は、朝鮮総連がS40年代マスコミに抗議し
  て、正式な呼ぶ名を使わせたため異常な状態になっています。
  韓国や中国は、略称名としてもクレームは来ていません。
  ただ、中国をシナというとクレームが来ます。

コラム目次に戻る
トップページに戻る