335−3.読者の声



干し柿仙人です

私もLogic氏同様、おさらばしようとかんがえていましたが、
Yutaka氏の発言に勇気を得ました。
今日(15日)長野県知事当選(現時点では確実)となった田中康
夫氏は、「民主化」「誰でも自由に発言できる社会」を終始訴え続
けました。それはF氏の「日本が民主主義国であることに疑いを挟
む余地はない」という言葉を否定しているでしょう。

F氏は右も左も意見を平等に言えることが重要だと言いますが、時
には発言を禁止されることも民主主義であることも理解して欲しい
と思います。

残念ながら、日本の市民が自主的に運営し比較的自由に発言をして
いる場所を私は、このコラムの他にしりません。得丸氏にせよF氏
にせよ、「議論することを訓練されていない日本人」でしかないこ
とをもう少し認識して頂きたく存じます。

ちなみに「スパシーバ!ロシア(箱石博昭、東洋出版、1999年)
」の指摘はF氏が、ロシアにはサービス精神がないと指摘した事実
とは逆の価値観が提示されています。
では
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(Fのコメント)
現時点で、誰でも発言できる環境がないことは、そのとおりです。
新聞が発言権を封鎖して、自分の意見に合う評論家に、自分が言い
たい話をさせているためです。このため、今までは新聞が作る民主
主義でした。民衆もあまり物事を考えずに、新聞の情報を受け入れ
ただけでした。しかし、IT時代になり、新聞が大きくずれている
ことに気がついたので、このような国民が自由に発言できるサイト
を造りました。

 しかし、次の課題が出てきたのです。それは、国民の多くが議論
慣れしていないので、感情的な対応、感情の発露が中心の発言にな
っている場合があることでした。
このため、議論を冷静にかつ論理的に説得ある議論の仕方を国民が
習得する必要が出ていると感じているところです。

 今後も、発言の通して、論理的な議論をお願いします。何事も訓練
です。経験です。議論に負けても、そのことが人生に大きなダメージ
を与えませんから、議論に参加してください。
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ひなさんへ。NO.326−2に対して、Iron1
私も、この欄は興味深く見ております。私は現在定年生活【62歳】
で閑を楽しんでおります。
若い皆さんたち、どんどん、アメリカ、ヨーロッパ好きなところで
勉強できる環境にある日本、素晴らしいと同時に羨ましくもありま
す。私はこの欄のコメンテーターFさんの意見に全面的に賛成する
ものです。ひなさんのご意見をみるかぎり、素直で、良く勉強され
ており若者を代表する一つの意見のように感じています。ここに、
少なからず、戦後の日本の歴史教育【自虐史観】の異常さを感じて
います。

それは、日本の侵略戦争だった、従軍慰安婦問題、謝罪、補償など
などが日本の歴史の事実として定着したかのようです。これは恐ろ
しい事です。日本人は自虐史観が言うように「極悪、非道の人種」
だったということになります。当時(明治以降)のシナ大陸、朝鮮
は国の体をなしていたのか、西洋列強の東洋進出の状況はどうだっ
たのか、日本は、シナ(チャイナ)は、朝鮮は何をし、どう対応し
たかなど教えられていないし、全く話題になっていません。

 私が、閑に任せ図書館で子供達の歴史書を見る限り、中国・朝鮮
人民衆に対する一部の動乱状態または、紛争状態では起こりうる犯
罪のことを拾い上げ針小棒大に書きたてている、本当に日本人とし
て吃驚しています。これは、どう見ても公平でない、GHQの日本
弱体化政策に便乗した左翼歴史家がなせるわざだと思っております。
時は、異常事態(事変から戦争状態に移行)であった戦場における
民衆の犠牲の数々は何も中国・朝鮮・台湾・日本だけではありませ
ん。今日の世界を見てください。言わずもがなです。現実は、一端
謝ればとめども無く圧してくるのが世界の常識です。外交は国益で
す。武器を使わない戦場です。経済戦争とも言うではありませんか。
倫理観を無くすれば「弱肉強食の世界」そのものですよね。

ひなさん、一端信じこんでしまった歴史観は急に変更はできないと
思いますが最近は正しい歴史観を取り戻そうと変化が起こっていま
す。どうでしょう?もう一度、別の角度から日本の歩んだ道を検証
してみては如何でしょうか。特に、侵略的なところはあったと思い
ますが時の世界情勢は見逃せません。また、従軍慰安婦という言葉
はありません。感情的には女性は許せないと思いますが当時は「日
本は売春は合法であり、全国各地にどこにでもその筋の宿があった
のです。その、延長線上に「慰安所」として、軍のあるところには
自然にできていたのです。兵隊さんのまさに、慰安所が、士気を高
めるために??・・・。それが戦場という異常な場所でなにが起こ
るか・・・??です。人間の性(さが)です。

終りに、戦争とは「命令で動くもの、自分の意志は存在しないもの
である。生きて返ることと空腹を満たす事のみを考える場である。」
とげげげのげたろうの作者(78歳)の戦争体験談でした。戦争は
何時も、何処でも悲惨なのです。絶対に戦争を起こしてはなりません。
しかし、情緒で、感情で止める事はできません、むしろ、情緒・感
情が戦争を引き起こすのではないでしょうか。東洋で外国に支配さ
れた事の無い唯一の(戦後を除く)日本人が歩いてきた道を大きな
目で見ようではありませんか。それを支えたのは国の誇りだったの
です。男らしさ(その本質は自己犠牲)だったのです。誇り無き、
歴史無き国は・・・びる。歴史に学びましょう。 共産主義社会は
もう来ないのですから。今日の社会体制を利害でなく、よりよいも
のにするべく考えましょう。Iron1
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Iron1です。NO.327−3に対して、
あなたのご意見は「ボランテア精神」の原点ではないでしょうか。
いま、教育改革でボランテアを子供達に実践させようと日本の最高
の?知能集団が息巻いていますが義務付けるものではないように思
います。曽野綾子 対 上坂冬子さんの意見の交換が面白かったと
思いますがなんだか本質論がどこかに消えているように感じていま
す。

日本人の文化の中で「勇気」「自己犠牲」「人のため、世のため」
が先人の築いてきた伝統・文化だったと認識するものです。故に、
現代の種種の論争はその原点すなわち、国家観、歴史観の喪失に原
因があると思います。先ず、これを、確認しない限り無駄な、小田
原評定で終るように感じます。最近の政治のていたらくが証明して
います。

ならば、どうしたら良いのでしょうか?なぜ人を殺してはいけない
のか、自分の身体を売って何処が悪いのか、などなど、まことしや
かに「文芸春秋」で取り上げています。解決は簡単、それは、国が
崩壊してしまえばそんな悠長な事はいえません。権利も言える余裕
はありません。そんなばかな事がありますかと言うでしょう。しか
し、現在の社会風潮はその兆しを示してはいないでしょうか。間接
侵略される準備は十分に整いました。今を潮時に直接侵略に出るか
出ないかその企図・意図ある国があるかないかで決まると思います
。現実にはアメリカさまがいますから心配無用、・・・・。???
・・正しい国家観・歴史観の構築が何よりも問われているのです。
それが、国のミニマム・リクワイアメントですよね。

個の世界が最近特にもてはやされています。個は公【国】があって
はじめて成り立つものです。一人では生きていけないのですから。
昔ならば我侭で村八分、現在は人権・権利だけがのさばっています。
義務を果たした人だけが権利を主張できる権利が生まれるのではな
いのかと最近考えますが皆さんのご意見は如何でしょう?。

この場の議論は楽しみです。インターネットの本質は「国民の誰も
が意見を言えること」にその本質があると国会で議員さんが言って
いました。小さな意見が、集まり、国を動かす時代が来つつあるの
です。
未来を、楽観的にみれば、積極的に解決策を見つけることができる
と思うものです。ながながと御容赦!
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鄭さんから、気をつけましょうとのメールです。
PCの新型ウィルスが発見
詳細
http://www.ipa.go.jp/security/topics/prettypark.html

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