332−2.北朝鮮の拉致問題について



初めまして、「鉄人ごっち」といいます。いつも楽しく読ませて頂
いております。すみません本来ならば実名で投稿するべきなのでし
ょうが、職業柄それが出来ない事をお許し下さい。

 先日の朝生見られましたでしょうか?
多くの方が見られたんではないかと思いますが、あれはいったいな
んだったんでしょうか?
まあTV朝日ですからそんなに(全くなんですが)期待していないん
ですが、あれはひどすぎるのでは?
吉田康彦埼玉大学教養学部教授本気ですか?
「拉致はね、これは本当にラチがあかない」、ギャグですか、あな
たにとってこの問題は。
拉致問題は状況証拠だけでしか証明されてなかったなんて、驚きで
す。流石は、北朝鮮人道支援の会の会長さんです。
お見事な洗脳のされっぷり。
重村智計拓殖大学国際開発学部教授、拉致問題は外交交渉なんです
か?単なる駆け引きの問題ですか?ちなみに、彼が言い放ったはこ
うです。
「まあ拉致の問題はですね外交交渉でしすからね、駆け引きの問題
ですからね、日本はそのぉーー、テーブルの最後の最後まで、拉致
を、拉致は解決しないとその交渉のテーブルのね、最後の最後まで
解決をしないと国交正常化しませんよと言うのは一つの駆け引きで
すからね、それは当然ありうるんですよ。だけど最後の段階でどう
するかは、それは外交の判断で政府の決める事ですからね、そうし
ないともし最初からね、拉致はいりませんと(ここで大きく右腕を
上にかざす)、そうしたら国交正常化交渉にならないと」
いや、確かに外交交渉の一つかもしれません、国際政治のダイナミ
ズムの中では。
ただ、そんな交渉の中の一つの駆け引きであったとしても、じゃあ
それを解決しよう、という考えはあなたの中には全く無いようです
ね。
所詮は他人事ですか?それとも北の悪い事は言えないんですかね?
まあそうでしょうけど。
辻元さん、いや言いたくはないけど、辻元衆議院議員、嬉しいんで
しょうねえ、北に毎年のように行ってることが。
そこで、たとえ自分の思うがままに行動できなくても、あるいは見
張りが着いていようが、それでもそこは南よりあなたの理想に近い
国なんですね。
言論の自由があり、自分達の代表を自分達で選べる国より、言いた
い事も言えず、一党独裁で、餓死者が多数出ている国が理想に近い
だなんて、変わっていますね、あなたも。
ああ、だから日本をこんなにまで批判なさっているんですね、納得
です。
田原さん。
北と拉致問題なんか忘れて国交正常化交渉を始めないと世界に遅れ
るんですか?だったら遅れたままでいいですよ、私は。
所詮あなたの家族や身内は拉致されていないから関係のないことな
んですね。ああもしくはそんな私的なことは捨ててでも、国家を発
展させていこうという、お考えですか?
それならば、おみそれしました。国家の究極の目的ってなんでしょ
うか?
私は、そこに住む国民が安全に平穏に暮せる事だと思ってます。
しかし、上記の皆さんはそんなことどうでもいいんですね。
ああ、参りました。もういい加減出て行って下さいこの国から。
参政権をくれるどこぞの素晴らしい国にでも。
そこであなたの理想を遂げてくださいな。

 朝鮮総連や民団の方々がおっしゃるのは、まあどうでもいいです
よ。やっぱり誰も自分や自国が大切ですから。大いに日本を悪玉に
して下さい。皆さんは、吉田、重村、田原、辻元よりよっぽど人間
的です。ちょっと羨ましいぐらいです。
それで皆さんの祖国が統一できるなら、甘んじてその踏み台となり
ますよ。

 皆さんはどう思われましたか?
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(Fのコメント)
 日本の評論家は、国家の目的を何か勘違いしているようです。
米国の動向に合わせることが、日本国家の目的だと思っているよう
な気がします。このため、朝生に出てくる評論家のような国家概念
のない評論家が大手を振るって活躍することになるのです。

 国家は、国民に国民の生命・財産・文化を、外敵からの守るため
にあるのです。このサービスを実施する対価として、税金を国民か
ら国家はいただいているのです。この基本的概念がないと、国民国
家さえなれないことになるのです。そして、残念ながら、日本のバ
カ評論家は、この基本的な概念さえ知らないのです。評論家がこう
ですから、ヘナチョコ政治家などは、全然で概念があることすら知
らないのではないですかね。このため、軍事問題やこのような拉致
の問題のような安全保障問題になるとで変な議論になるのです。こ
のことで、日本の評論家には国民国家概念がないと、分かるのです。

 欧米諸国は、18世紀フランスの国民国家概念で数度の大戦を戦
ったため、この概念で国民を鼓舞しないと戦争に勝てないと分かり
、かつ、この概念で王制の打倒に乗り出すのですが、日本は、天皇
制の元で、時の権力者が天皇の名の元に勝手なことをやっていたた
め、国民国家論が定着していないようだ。

 しかし、オルブライト国務長官は、さすがに国民国家論を熟知し
ているため、日本人拉致問題は日本と北朝鮮の関係を敵対関係のま
まにすると分かっている。
外交は駆け引きであるが、基本的な国家の機能に関わることは、妥
協することは不可能です。そうしないと、国家として機能していな
いことになるためである。
もし、国家がそう出るなら、国民は税金の不払い運動や国家への基
本的機能欠如であるから、国際機関に国民が訴えるしかないでしょ
うね。国家としては恥ずかしいですが。米国の内政干渉もうけまし
ょうか。コートジボアールのフランスのように。

反日日本人がまだまだ多いため、北朝鮮も妥協できないのです。
この反日日本人たちが北朝鮮と日本の関係を阻害しているのです。
中国に対するシンパが少なくなって、中国も日本批判は得にならな
いと思ったように、日本人の北朝鮮シンパが少なくなり、北朝鮮が
諦める方向に向ける必要があるのだと思います。
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10/25 13:15 北に拉致疑惑解決の意思 日本側の認識とはズレ    

 【ソウル25日共同】オルブライト米国務長官に同行して朝鮮民
主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問した米政府高官は二十五日、平
壌からソウルへの長官専用機内で、北朝鮮による日本人拉致(らち
)疑惑問題について、金総書記は解決の意思を持っていると指摘し
た。                            
 高官は金総書記とオルブライト長官との会談から、総書記が「問
題をうまく進めたがっている」との印象を持っていると述べた。拉
致疑惑に関する金総書記の姿勢が直接の会談の中身として伝えられ
たのは初めて。                       
 しかし高官は、総書記の問題のとらえ方は「日本とは違っている
ように思えた」と指摘、オルブライト長官は総書記との会談で、こ
の問題での日本政府の努力を米国は支持すると直接伝えたとしてい
る。                            

 高官によると、金総書記との会談で長官は拉致疑惑について数回
取り上げた。総書記は長官の指摘を「注意深く」聞き、問題につい
ての現状認識を述べた。                   
 長官はまた、今月三十、三十一日に北京で行われる日朝国交正常
化交渉本会談が生産的なものになることを強く期待していることを
総書記に伝えるとともに、北朝鮮が行方不明者に関する何らかの表
明をすることを求めたという。                
 高官はこの日ソウルで開かれる日本の河野洋平外相、韓国の李廷
彬・外交通商相との日米韓外相会談の際に北朝鮮の考え方の詳細を
説明するとしている。                    
(了)  001025 1316

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