309−2.邪馬台国・卑弥呼について



Re: 国際戦略コラムno.299-1 ひみこ について
得丸です、いろいろとコメントをいただいておりながら、反応なく
てすみません。ブラジルに行ってました。

唐突ですが思いついたので、レスします。
卑弥呼って、「日(の)皇子」という音を、中国人がわざと汚い漢
字に置き換えたのではないでしょうか。

これは通説になっていますか?
卑弥呼って字はあまりきれいじゃないから、もう使うのは止したい
ですね。
SHUNさん、

「中国の史書(魏志倭人伝)に明確に記載されているのは事実」と
お考えになっておられますが、では何かに書いてあればあなたは信
じるのですか。

それが中国の史書であれば、信じるのですか。

中国の史書にどのように書いてあったのかを確認したのですか。
その史書は、原典のままで、手が加わっていないということは確認
されましたか。

原典の著者が、真実をありのままに書いたという証拠をもっておら
れますか。

魏志倭人伝は、偽書ではないという証拠はあるのですか。

魏志倭人伝(に書いてあったと、あなたが誰かから聞いたことと)
と、国際戦略コラムMLに書いてあることを比較して、前者を信じ
、後者を信じない理由があれば、それを教えてください。

そもそも得丸という名前で、発信されている原稿がすべて同一人物
の手になるものであると、あなたは信じていますか。会ったことも
ない得丸という人物に、かみついて、それであなたは満足しておら
れるのですか。

あなたの意見を読んでいると、自分の一方的な思い込みに、なぜか
自信をもっておられるということを感じます。
何かを信じ、何かを信じない、その基準が、結局自分の気分だけだ
という危なさを感じます。

顔が見える関係であっても、だまされることはあります。顔のみえ
ない、インターネットの世界で、何を信じ、何を信じないか、その
あたりの判断基準をもっていないと、インターネットの世界にほん
ろうされるのではないかと思います。

反論は大歓迎なのですが、もう少しかみ合った対話になればいいな
と思っています。この私の反論は、一応私なりに最大限かみ合わせ
ようと思って書いたものです。できれば、じっくり考えてみてくだ
さい。

得丸久文
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MLでははじめまして。 うみです。

基本的なことなので聞くのも恥ずかしいのですが、「卑弥呼」やら
「邪馬台国」って書いてあるのを、現在ではそれぞれ「ひみこ」
「やまたいこく(やまと?)」と読みますが、
これは魏志倭人伝に書かれているのですから当時の中国でどのよう
に読んだのかが分からないと置き換えとかは分からないのでは?

中国人がわざと汚い字で書いたのであればこれからはカタカナで書
くべきですね。
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得丸様 Syunと申します。
 通説ではないと思います。「卑弥呼=日の皇子」は一部の古代史
研究者の推論であって、確かな根拠はないと思う。また読み方も定
まっていない。「中国人がわざと汚い漢字に置き換えたのではない
でしょうか。」そうかも知れないし、そうでないかも知れない。が
、中国の史書(魏志倭人伝)に明確に記載されているのは事実であ
り、これを否定できるだけの論拠は現在まだ出ていない。従って「
卑弥呼って字はあまりきれいじゃないから、もう使うのは止したい
ですね。」と結論付けたような見解は、慎むべきではないでしょう
か? 以前、logicさんが指摘したことを、敷延して
いるのではないでしょうか。
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こんにちわ。はじめてメールをだします。
22歳の理学部の大学院生の大越といいます。

no.299-1に限ったことではないのですが、日本の古代史を研究する
とき中国の古代書を参考にされていますが、それらは、どのくらい
信用できるものなのですか?自分たちが中心であると強く思ってい
る人たちが、日本の事をきちんと書いてくれるのでしょうか?
もしよろしければ、誰かに、答えて頂きたいのですが。
よろしくおねがいします。

Ookoshi
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山内と申します。
「卑弥呼=日の皇子」いついての見解についてはご同意します。
しかし、卑弥呼ということに中国史に明確に記載されているからと
いって得丸さんのような意見を慎まなければならないことはないと
おもいますよ。
最近といってもざっと500年前でさえ、戦国武将の「島津」を中国側
は「石曼子」と字を意図的に当てていたのですよ。当然日本語によ
る発音を聞き取ってのこともあるのですが、お互い漢字が浸透して
いる時代さえこうなのですから。そして一般的な見解を申し上げる
なら、中華思想というのはわが国以外は蕃国 蛮国なのです。周辺
国に対する見かたはかなり見下したものであることは事実。
「倭」という漢字の字義はつとに有名ですよね。ですから得丸さん
がそこから推論してこういった仮説を言うのも一理あるとおもいま
す。
当然「卑弥呼」の存在は中国の正史の中にある厳然とした事実です。
ただこれら字の解釈について論拠がないとか証拠がないということ
で得丸さんのような見解を慎むべきであるというのはやはりおかし
いとおもいます。あたりさわりない歴史論争などなんの発展も見出
せないと思います。
特に 古代史については少ない事実から各史家が推論を膨らませて
いる世界なのです。
したがって 批判される対象は、彼の仮説の中身であり 彼が結論
付けたやり方ではないはず。
慎まずこういった論争は感情を抜きにして大いに論じられるべきと
おもいます。

以上
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みなさんこんにちは、logicです。
どうやら得丸さんには黙殺されているようですね。
残念なことです。SYUNさんへのメールを読みましたが、あそこ
まで来るとちょっと…、揚げ足取りとしか思えませんが………。

光安さん初めまして、レスありがとうございました。
事実に到達するためには自分と対立するものにこそ注意を払う必要
があると思います。お互い気を付けたいですね。

[fuku41:664] うみさん wrote;
>これは魏志倭人伝に書かれているのですから当時の中国で
>どのように読んだのかが分からないと置き換えとかは分からないの
>では?

うみさん初めまして\(^o^)/
全くうみさんのおっしゃるとおりです。そのへんの所も『逆説の日
本史』に書かれています。「邪馬台」が古代中国語でどう発音され
ていたかです。

結論からいうと「やまと」に近い音なんですけどね。
ぜひお読みください。

[fuku41:664] 得丸さん wrote;
>卑弥呼って、「日(の)皇子」という音を、中国人がわざと汚い
>漢字

どうやら本当に『逆説の日本史』は読まれていないようですね。
これに似たような説は書かれています。

「日御子」「日巫女」
『逆説の日本史1 井沢元彦 小学館』P224

#そもそも卑弥呼は女性らしいですから、「日の皇子」
#はあり得ないと思うのですが。

[fuku41:664] 山内さん wrote;
>こういった論争は感情を抜きにして大いに論じられるべ
>きとおもいます。

山内さん初めまして。

全くそうですね。それと同時に「始めに結論ありき」も慎まねばな
りません。これに気を付けないと「トンでも」系の都合のいい説に
飛びつくことになります。

みなさんのご意見をお待ちしています。
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(Fのコメント)
 邪馬台国論争は、歴史サイトで盛んに議論しているので、ここで
はあまり深入りするのは、止めませんか?奥が深く、その手の研究
者の人しか分からない。トンデモ系かそうでないのかさえ判断がで
きない状況ですから。しかし、諸外国では注目されているのに、日
本の学会が取り上げない縄文土器がペルーで発見されたことによる
超古代史は、見直してもいいのではないかと思うが。

 アメリカインデェアンの祖先は、日本の縄文人の祖先の可能性も
あるのです。インディアンたちの岩文字は、日本で発見される岩文
字と同系との発表が米国学会で行われているのですから。

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