309−1.女性の活躍する時代に



 今回のオリンピックでは、日本女性たちの活躍が目立ったようで
す。この傾向は、企業においても同様なのです。

女性の活躍は、日本では平和な時代に必ず起こるのですが、この
女性が活躍し始めた。男性は組織にがんじがらめで、自由な発想を
することができません。しかし、女性たちは組織から独立に行動し
ているので、その発想が豊かです。それと、会社人間でなく、自立
しています。同様に異端児たちも活躍しやすい時代になっていると
思います。少し我慢すれば、生活できないことはなく、職もあり、
かつ自由な発想でチャレンジできる時代ですから、どんどんチャレ
ンジすることが必要でしょう。

 今と同じ時代が、平安時代の貴族社会でしょう。男性は漢詩しか
文学でないと言っていた時に、紫式部などが輩出して、日本語文学
を、立ち上げるのです。
マラソンの高橋も、チャレンジャーとしての集中性と他のものを犠
牲にできることが、あのような業績になったのだと思います。

しかし、オリンピックの驚くべきは、シドニーに世界200ケ国か
ら選手が、2・3日中に来て、競技を終わると、さあーと帰ってい
く、このスピードではないでしょうか。世界のどこへでも、1日あ
れば、大量の人が地球の1ケ所に集まれる。そして、その様子を世
界中の人が、リアルタイムで楽しめる。このような地球になってい
ることを実感しましたね。そして、各選手のHPにより、選手個人
の状態や感想を述べることができ、メールで応援できるような環境
になっているのです。

 こうなると、また女性の方が適用能力が高い。電車の中で携帯電
話で長話しているのは、ほとんど女性。メールをしているのも女性
です。ドコモのiモード仕掛け人の松永さんも女性で、携帯をコミ
ュニケーションの道具として使い始めたのも女子高校生たちですか
らね。この連中の発想法は、我々男性とは違う回路なのであろう。
そして、とうとうインターネットの分野にも女性が進出してきた。
どのような発想で、この分野を活性化するのか、非常に楽しみな状
況である。インターネットを有効に使うのも女性達でしょう。

 そして、女性の活躍や発想により、日本の景気は上向く可能性が
高くなっている。ガンバレ世界の日本女性。ガンバレ大和なでしこ。

コラム目次に戻る
トップページに戻る