278−1.教育問題について



干し柿仙人です
NO.273−2について
>>(Fのコメント)
>> 戦後教育で育った親が、子供の権利を重要視して子供に我慢させる
>> ことを、教えていない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
しかし、海外の文献が指摘するのは、むしろ学校教育が子供の権利
を奪って、我慢させていると言っていることも無視できないのでは
ないでしょうか。
親が子供の教育の第一当事者のはずなのに何か事件があると担任や
校長が登場するのはなぜなのでしょうか?

>左翼の神楽坂です。
>Fさんのおっしゃることも、もっともなのですが、
>私は子供がまともにそだたないのは、ただ戦後教育にあるとは
>思えません。
>そこを批判してもっと現実を見ていないと思うのです。
>私が思うに、「社会が幼稚化」しているのではないかと思います。
>大人が大人の機能を果たしていないのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なぜそうなるのでしょうか。権威に従うことを強制する日本の教育
が政治的に自立できない大人を作っているのではないでしょうか?

>(Fのコメント)
> 米国の学校教育は、米国国民として生きていける教育を、高校
>まで行うことを、基本にしているようです。このため、ディベート
>等が充実しているのです。日本も、もう少し詰め込み教育から、
>人間としての論理力や会話力等を増強した方がいいと思う。
> なぜか、大学教育がここまで普及すると、全員のレベルが違い過
>ぎるためで、高校の今の学科に付いていける人は20%程度なはず
>です。すると、あとの80%の人は、遊んでいるのと同じでしょう。
> それなら、飛び級と留年を認めて、その代わり、ディベートや社会
>勉強をさせることが必要でしょう。個人の能力にはレベル差があるこ
>とを教育者が認めることです。教育全体が、悪平等主義だったため
>おかしいことになっているのです。

私もこの考えに賛成です。悪平等主義から脱却できない理由を考え
ないことには、文部省の姿勢を糾すことはできないのでしょうが。

以上、私の見方からの疑問の提示をしてみました。
==============================
(Fのコメント)
 中国の教育では、わらじと沓を教室に下げておいて、勉強しないと
わらじを履くことになりし、勉強すれば、沓を履き、楽な生活がで
きると、先生は生徒に言っているそうだ。

 この感覚は現在、日本にない。みんなが、それなりに生きていく
ことができるため、若者に勉強する動機が、あまりない。また、ガ
ムシャラに何かをすることもない。

 ほんとうにどうすれば、日本の教育が正常になるか検討が必要で
しょう。

コラム目次に戻る
トップページに戻る