268−1.韓国と北朝鮮について



(BBSから)恐らく、NO.260−2に対して

 どっかの週刊誌に、一国二制度のもと韓国の資本と技術力が 
北朝鮮の安い賃金を活用すれば、日本にとって脅威とか 
書いてありましたが、そう都合よくいくのかと思います。 

というのも、北朝鮮との統一が図られれれば、当然そのプロセスに 
おいて、大量の情報が北の市民にいくことになり、同じ民族と 
して意図的に格差をつけられた生活を、仮に共産党が瓦解したとし
ても甘受できるのか、はなはだ疑問です。 

韓国の最大の問題は、GDPが一万jそこそこで、国家が急速に 
成熟化に向かってしまっている点ではないでしょうか。 
高齢化の加速度は、日本よりも速いと聞きますし、未だに 
完成品の組立工場から脱し切れずに、景気が良くなると対日赤字が 
増えるという構図が、厳しい現実を物語っているような気がします。 
しかも、台湾やシンガポールのように、日本との直接対決を 
避けた国のほうが、順調なのも皮肉なものです。中国の追い上げも 
脅威ですし。21世紀に7000万人の人口をどうやって食わせていくの 
でしょうか。 
まあ、これは日本にもあてはまることでは、あるんでしょうが。 
日本にはリニアとゲームとロボットがあると私は思います。 
では 

かすが
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(Fのコメント)
その通り。北朝鮮は、オープン化はしないはず。このため、韓国の
状況を国民には見せない。しかし、現在、エリート階級の食料さえ
このままだと、手に入らない事実があるため、韓国に援助を求めた
のですよ。そこが分かっていない。

日本のリニアは、研究段階。しかし、ドイツは実用段階の差がある。
何年JRは実験すれば、物になるのか不明。差が広がる。最近、日
本の大規模プロジェクトは失敗が多い。これは、官僚主義が会社に
蔓延ってしまったため。H2しかり、リニアしかり。

ゲーム産業やロボット分野はまだ、産業として新しいので、官僚主
義を免れている。しかし、日本は直ぐに、官僚主義になる。雪印や
三菱自動車などを見れば分かる。
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08/15 17:53 南北共同宣言具体化を象徴 北朝鮮には「危険なかけ

 【ソウル15日共同】十五日実現した韓国と朝鮮民主主義人民共
和国(北朝鮮)の離散家族の相互訪問と肉親との再会は、六月の南
北首脳会談を受けた和解と協力、平和共存の流れを定着させる大き
な第一歩で、南北共同宣言の具体化の象徴でもある。      
 今回訪問した南北双方の離散家族全員が六十歳以上であることが
示すように、離散家族の高齢化が目立つだけに韓国にとっては再会
実現が人道的にも最優先課題で、韓国内で七百六十七万人に上る離
散家族の期待も大きい。                   
 しかし、北朝鮮にとっては、北朝鮮の住民より経済的にはるかに
繁栄している韓国の肉親や家族の生活を知ることにつながり、西側
の外部情報などが国内に流入する契機ともなるだけに「危険なかけ
」(北朝鮮専門家)となる。                 
 相互訪問はソウル、平壌とも離散家族がホテルに「缶詰め状態」
となるなど、徹底して封鎖された環境の中で行われる。三泊四日の
間、墓参はおろか親族宅での宿泊、ホテル外での面会も認められな
い。                            
 また、北朝鮮側は訪問団に国語学者や大学教授ら社会的地位の高
い人が目立つなど政治色の強い人選だが、韓国側は申請者から高齢
者を優先して選んだ一般市民という違いも、南北のスタンスの違い
を象徴していると言えよう。                 
 だが、そうした現実があるにもかかわらず、北朝鮮の金正日総書
記は十二日、訪朝した韓国マスコミ社長団に、離散家族の相互訪問
が「九月と十月にも引き続き行われるだろう。来年は(肉親の)家
にも行けるようにしたい」と踏み込んだ。           
 最高指導者のこの一言により、限定された形ではあっても相互訪
問は引き続き行われ、離散家族再会が定例化される可能性がにわか
に高まった、と多くの韓国の離散家族は受け止めている。    
(了)  000815 1754              

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