265−2.15歳少年の犯罪について



 (kiligilisuさんが問題提起)
今度は15歳の犯行ですか。 
一連の少年犯罪は何が原因なのでしょうか? 
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(Fのコメント)
戦後教育で育った親が、子供の権利を重要視して子供に我慢させる
ことを、教えていない。 
この親の教育がいけなかったのです。教育の再復興が必要でしょう
。学校が悪いと新聞は直ぐに言うが、本当は、家庭教育がだめにな
ったからです。新聞は、読者の反発を食らわないように、学校を
悪者にしているだけだ。 
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(ふる@鶴川さんのコメント)
 確かにFさんの述べられたとおりですね。今の子供には、精神面
で我慢強さが足りません。いじめは、子供の少ない今の方が陰湿に
なるかもしれませんが、戦前だって身分・貧乏とかで、どうしよう
もない家庭環境で生活した子供が自殺せずに育ったんですから、
プレッシャーに弱いのは事実ですね。 
 家庭教育もひどいものです。授業参観で親同士でおしゃべりして
先生に注意されるんですから、その親の子供の態度はいいわけあり
ません。 
  
 これは、単に教育のみではなく、日本人の伝統・価値観自体も破
壊されてしまった点もあると思います。 
 まずは、敗戦・占領政策で従来の学校教育・家庭教育のシステム
が否定されたことです。 
 民主主義の名の元で伝統的な家長制度が崩壊し、父親の権威が
失墜したので家庭をリードする者がいなくなりました。その上、
社会性を教育する立場の父親が、企業戦士として家庭の中心から、
単なる給料配達人になってしまったのも問題ですね。 
 また、戦後は、農耕民族としてのアジア的大家族主義社会から
西欧的小家族主義・個人主義に移行したので、地域共同体の崩壊、
他人に無関心となったので、無責任な個人主義が蔓延したことでし
ょう。 
 左派勢力による偏向教育によって、何でも平等主義が蔓延したこ
とも弊害の一つです。 

 もっとも、日本人は歴史的大事件(例:明治維新)が起きると、
いきなり伝統・価値観を変更する体質もありますから、アメリカの
占領政策だけがいけないとは言えませんが… 

 最近、教育基本法を改正して日本を再生しようとする動きが政治
に見られますが、まず、道義を忘れた連中が政界から消えてなくな
らない限り、法律を改正しても仏作って魂がないだけですね。 
 となると、まともな政治家を選ばない選挙民がいけないのだから
、我々が日本の未来のために居ずまいを正さなければいけないが。

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