229−1.沖縄サミットについて



 とうとう、米国の本音が出てきましたね。米国の日本軽視を意味
するものではないと言えば言うほど、米国の本音が、その通りであ
ることがわかる。沖縄サミットをオミットでしょう。

 日本とサミットで世界を会話しても、利益があるはずがない。
また、米国の国務長官がいない場で、外相会議を開催しても、しか
たがない。コーエン国防長官も台湾の陳総統と会話したが、日本に
は立ち寄らず。オルブライト国務長官も朝鮮、中国の首脳と会談し
たが、日本には立ち寄らず。どうですか、この日本飛ばしは。

 あまりにも、自民党政権に確固たる方針がなく、河野外相の外交
は、中国の言いなり。北朝鮮の言いなり。日本国民の希望は無視。
国家観も定まらない。米国も愛想を尽かしていることが明確だ。

 サマーズ財務長官は日本に来る。これも明確。日本の経済政策に
注文を付けに来る。NTT回線接続料の低減化や0%金利解除阻止
と。米国の要求を実現させにくるのですから、これは意味がある。

しかし、日本はだんだんアジアの中でも、小さい存在になっていく
ようです。世界とは違う技術や制度は、日本の影響力を小さくして
しまうのでしょう。英語に対する第2公用語化も、日本はできない。
しかし、英語圏は今、非常なスピードで展開している。この展開に
日本は置いてきぼりを食らっている。

なんとかしないと、アジアの欧米化が進み、日本の方が欧米化して
いないことになりそうです。そして、急速にアジアでも日本の存在
が小さくなっていく。
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07/07 08:08 日本軽視でないと米国務省 長官の訪日中止で      

 【ワシントン6日共同】米国務省のバウチャー報道官は六日の記
者会見で、オルブライト国務長官が中東和平首脳会談を優先し宮崎
での主要八カ国(G8)外相会合出席を取りやめたことについて、
米国の日本軽視を意味するものではないと繰り返し強調した。  
 オルブライト長官の突然の欠席について、日本側からは「外相会
合に対してだけでなく、議長国・日本への軽視と受け止められても
仕方ない」(外務省筋)などの不満が出ていた。        

 バウチャー報道官は「日本は米国の同盟国で友人だ。米国の日本
に対する政策に何ら変更はない」と言明。さらに「長官は河野洋平
外相と電話で三十分以上話して今回、日本に行けないことを理解し
てもらった。今後、日本に行く機会は必ずある」と述べ、日本側の
疑念の打ち消しに躍起になっていた。             
(了)  000707 0808  

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