森総理が「国体」と言うことばを使用



現在、選挙中ですが、今度は、森総理が「国体」と言うことばを使用
したとのことで、産経新聞までが、本文で報道しています。
記者は勉強不足です。そもそも、ポツダム宣言受諾の絶対条件は、
「国体の護持」であったわけで、終戦のご詔勅にも「国体を護持し
得て」の文言があります。

国体とは、そもそもその国柄を表すことばであって、それを産経などは
「戦時中使われた」などと、意図的な表現で書いています。「ほう、
戦時中のことばは使ってはいけないのか」と私は思いました。
島倉千代子の九段の母も、確か、2番か3番が歌えなくなっています
が、こうした「ことば狩り」は、かえって、自由な言論に水をさすこと
になります。
こんなことが問題になるなら、共産党の憲法改正、国体破壊を問題に
すべきです。日共は、民主連合政権の後、共産党単独政権では、天皇制
を廃止し、人民内閣を組織します。当然、自衛隊も解体し、「国軍」と
しての「人民軍」の創設が行われます。
森総理の「国体」発言と、この「仮面の下にかくされた、左翼全体主義」
とどちらが重大か、マスコミは全く分かっていません。共産党が、盛ん
に「憲法違反」だと言っていますが、冗談ではない、天皇制を否定する
共産党こそ「憲法を形骸化し、自由と民主主義を否定する政党」です。
私は、街頭で、はっきりこの点を言っています。民主が、このような
全体主義政党と組むことはあり得ません。
日本の国柄は、天皇陛下を象徴といただく、立憲君主制です。そのどこ
が悪いのか、産経を初め、マスコミ諸氏は、具体的に反論していただき
たいものです。まあ、朝日などは、本心は、天皇などなくなった方が良
いと思っているのですから。眞子さまを「ちゃん」と書く、礼儀も知ら
ない新聞は低脳愚劣以下です。森総理が発言すれば、問題でしょうが、
一都議会議員が発言しても話題にもならないかも知れません。(本
当は問題にしてもらいたいのですが、、)
天皇を象徴と仰ぐ「国体」の何が悪いのか。
共産党の皆さん、何故、天皇陛下のご臨席のもと開会される国会の
開会式に出席されないのですか。まさに「日本国憲法を軽視した、
反憲勢力の象徴」ではありませんか。

土屋

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