185−2.読者の声



(読者の意見)
外国人参政権について

そもそも国家というものはその国籍を有する国民のみに
参政権を与えるのは常識であると思います。
従って、たとえ永住権を持って納税の義務を果たそうとも、
帰化せぬかぎりはその国の参政権が与えられぬのは
仕方がないと思います。

人種差別や国籍差別はダメですが、国というものは
すべからく自国民を保護するのであり、それゆえその国にある
自国民と外国人を区別や合理的差別(その国で国民が受けられる
当然の権利が一部受けられない)があるのは当たり前です。

外国人はその国においての部外者ですが(少々きつい表現で
あることは認めます)、部外者はいつでもその国を去る可能性
があります。そのような状況で参政権という重要な決定権を
持たせるということは「責任を負わない人々に決定させる」
ということです。

外国人に永住権があるからといっても、そこに定住するとは
限りませんし定住することを強制できません。
もちろん日本で永住権を持つ外国人の方々のほとんどは定住を
前提としているようですが、あくまでも基本は参政権は国民のみに
あると思います。

ここで引っかかるのは最高裁がH7年2月27日に出した判決で、
「地方自治体の選挙に関して、外国人のうち永住者などに
選挙権を与えることは現行憲法のもとでも禁じていない」との憲法
判断を示したということですが、この判決に疑問があります。

そもそもどこの国でも憲法条文で書いてある内容は「国民とその
国政について」言及しているのであって外国人について書いては
いない。
憲法で明文化していないからといって禁じていないと解釈するのは
おかしい。なぜならば憲法が憲法であるまえに「「国民とその国政に
ついて」言及しているのであるといった暗黙の合意が存在していま
すので、そのような(ある意味では分かり切った)ことが明文化され
ていないといって「禁じていない」と思うのは「憲法解釈」以前の
「憲法の存在意義」の考察が足らないと思います。

東京都 原田
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(Fのコメント)
その通りです。この問題は日本国内の政治の取引材料にされたこと
が問題を複雑化させているのです。公明党の政権党化で、どう弱者
を救ったかのアピールのために必要なのです。これが問題。
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(読者の声)
> 真の歴史・世界観を知るための推薦書籍について
>
> 毎回、大変勉強になります。ありがとうございます。さて、老婆心
> ながら、真実の歴史や世界観を知る上で非常に貴重で、有効な書籍
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> これからの世界の向かうべき方向を、的確に捉え、提言されてい
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> も価値あるものでしょう。冷静に、客観的に見ての意見です。
> ありがとうございました。
>
> Katsumata
> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> (Fのコメント)
> 幸福の科学の本を数冊読みました。いい本です。
> 日本を変えるための行動を一緒にしてください。
> しかし、宗教が政治に出てくるのはいいかどうかですね。
>  ある程度の信者を獲得すると、政治家はその信者の票が欲しくて
> 宗教団体に擦り寄っていく。しかし、それと、国民が望んでいる
> 方向と一致しないことがある。これは、幸福の科学さんのこと
> ではないですが。

司馬です。いつも投稿など取り上げていただき有り難う御座います。
宗教に関して、私もFさんに賛成です。
どんなに素晴らしい宗教でも、政治(権力)と結合したり、その方面
の野望を顕わしたとき、良い結果になった試しは一度もありません。
中世の於ける欧米のキリスト教、日本の仏教、現代に於けるイスラム教
など、人々に救いを与えるどころか、蹂躙してきた感があります。
20世紀に共産主義も厳密には宗教ではないのですが、似たような結果
を引き起こしました。

今を生きる人はこの歴史の教訓を心に刻むべきでしょう。
司馬
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(Fのコメント)
宗教もイデオロギーも、行き過ぎると危険なことになるので、注意が
必要ですね。

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