国際金融資本のコラム、はじめて拝見しました。私も近年の巨大 財閥のなりふりかまわぬ金儲けには前々から腸が煮え繰り返ってい たのです。そこで遅まきながら色々な本を読み漁りはじめたところ です。湾岸戦争、ユーゴ空爆など地域紛争にアメリカがでしゃばっ てくると必ずうらで巨大財閥のきな臭い動きがあるんですね。 私自身も今後、経済金融動向を注意深く見ていこうと思います。 (石原都知事もきな臭いことを話していましたし。) これから、一人でも多くの人達にやつらの陰謀などを知らしめる ためにHPを作っていくつもりですので、そのときはリンクし合え たら幸いです。 それから、先のコラムの最後で、割安レートがなければ現在の 経済発展すらなかったであろうとありますが、1ドル360円と設定 した当時は、最も競争力のあった繊維製品でさえ、こんな円高に 設定されてはたまらないと、ため息をついていたそうです。 (アメリカ独特のやり方で、はじめの交渉では1ドル=306円だ !といわれて日本側が度肝を向かれたそうです。このように、とても 無理な注文を最初に出しておいて後から少し譲るかたちをとって恩 に着せたのです。)ですから、日本のことを考えて円安に設定して くれたと言うのは大きな間違いなのです。細かいことですが。 では今後ともよろしくお願いします。 伊藤 =============================== (Fのコメント) 国際金融資本の動きは、YSさんが調査して記事にしていますが、 戦後、結果的に日本を助けてもらったことも事実です。 今後、日本産業は米国産業との競争・協調をどうするかが問題で しょう。そして、米国の景気が下降することは、株価の下落である 程度、しょうがないことですが、国際金融資本がどのような手に出て くるか、どう日本や世界から金を巻き上げにくるか見物ですね。 現在、石油の価格を上げて、世界から金を巻き上げることを考えて るが、それはうまくいかない。代替の太陽電池や風力発電にシフトす るだけであるため。ある程度石油価格高騰すると大シフトを起こす ことになるため、自分の首を締めることになる。 次に、食料の価格を上げようとするはず。こちらは要注意。ロシア や中国の食料不足により高騰する可能性はある。しかし、日本が食料 不足になる前に北朝鮮やアフリカの諸国がたいへんになるでしょう。 もう1つ、日本はアジア諸国からの追い上げもあるのです。 特に、製品製造は今後益々、中国や東南アジアにシフトするでしょ うから。日本も高付加価値の期待できる知的分野で新しい製品を生み 出さないと、大変です。日本のインターネット化とインターネットを 利用した知的生産性の向上は必須ですよ。政府も民間も。 それと、世界的に国際金融資本が進めるグローバル化に反対する 勢力が力を持ち始めているので、この動向も注意が必要でしょう。 なお、陰謀については、リンク21の陰謀系のサイトにこの手の話は 山とあります。