143.今後の日本を予測



 今後の日本を予測する必要がある。人口がH11年に20万人
しか増加しなかったし、労働人口は23万人減少となっている。

 今後、数年すると、人口も労働人口も減少することになるでしょ
う。そして、2030年ぐらいで、総人口1億人を割る可能性すら
ある。今、1億2千万人。

 国債発行高は、320兆円。これは、今後も不景気であれば、
増加する可能性が高い。ここでは、日本の今後をこの2つの指標
を用いて、推測したい。

 まず初めに、人口減少、労働人口の大幅減少となると、どういう
ことになるかの想像できる。日本の産業を今のままでは維持できない
ことになる。これは、日本の景気がよくならないことを意味している。
産業界はだいたい理解しているため、工場を海外展開してきている。
このため、益々日本は空洞化することになるのです。よって、益々
日本の景気は良くならない。日本人が、世界に企業を介して、出稼
ぎすることになるのです。

 土地の価格は暴落するはずです。特に、住宅地の価格は下がりこそ
すれ上がることはないでしょう。人口が減り、かつ都心指向になれば、
郊外の宅地は、値下がりの要素しかない。資産の目減りを引き起こす
ことになるのです。

 日本自体は借金で、公共工事は少なくなる。なぜか?労働者がいな
いのと、国債の償還が必要なため、工事費用が出せない。

 このような事態になるので、日本に移民を入れるか、日本人が世界
へ出て行くかの選択が出てくる。私は、日本の歴史から日本人が世界
に出て行く方が、いい選択子のように感じる。倭寇の歴史とは、日本
人が日本からアジアに出て行ったことですから。

 これは、日本のユダヤ化計画と言えるでしょう。この道具は何か?
日本のアイデンティティを日本人の各個人がもつことと、日本の文化的
特殊技術(人と人の信頼感高揚技術)と英語スキルを持つことのはず
です。この時、日本は故郷であり、観光に訪れる場所となるのでしょう。
そして、老人になって、住む場所でしょう。

 反対に、世界を汎日本化することも必要でしょう。ユダヤ化すると
、世界に日本人・日本シンパのネットワークが出来、世界の情報が集
まってくることになるのです。このため、日本が次に何をやるべきかが
見えてくるのです。

 世界の頭脳を日本に入れずに、世界に日本人がでていくことに
より、世界の頭脳を使う方ができるのです。また、日本文化を世界化
するために、日本人学校を世界ネット化することも必要でしょう。

 この時、日本地域は日本人師弟の教育場所とする必要があるでしょ
う。このため、観光資源・教育資源として、日本地域は、日本文化の
保持が必要になるのです。

 こうでも考えないと、日本は没落の危機を乗り越えられないのです。
現在この感覚もなく、推移しているのが、非常に心配なのです。
政府が、いい案を作りかつその行動を迅速化しないで、ただ日々やり
過ごしていると日本の今後は暗いですよ。行動を政治家に求めます。

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