緊急版.中国の戦争シュミレーション



 台湾で、陳水扁氏が新しい総統になることが決定した。
このため、中国が統一の戦争をする条件がそろったことになる。
再三、陳氏とは、統一の話し合いをしない。戦争があるのみと言っ
ていた。ここでは、中国サイドからの戦争準備と戦争のシュミレー
ションをして、その防御も検討しよう。

 中国は米国の介入をなるべく、遅らすことをするはず。中国は米国
と会議をして、戦争準備を裏でおこなうだろう。
米国の介入ができないもう1つの可能性は、戦争を世界で起こす
ことで、世界に米国軍を分散配置させて、1つ1つの戦争を有利にす
ることができる。

 中東のイラク、北朝鮮も同時に戦争を起こせば、米国軍が分散され
るため、中国に向かう米国軍は、沖縄の海兵隊だけとなる。そうすれ
ば、負担が小さくなる。北朝鮮軍が動けば、在韓米軍40万人は北朝鮮
対応となるため、直接中国には向けられない。

 NATOの米軍は、ユーゴ対応で動けなくするように、ユーゴ周辺
で紛争を起こす。これは今でも可能。本国の米軍をサウジアラビアに
向けさせるために、イラクが再度戦争を起こすことである。この兵器
を中国が援助する。ミサイル等。ロシアには、中国の軍近代化のため
に、ロシア軍を雇用兵として、近代化兵器の操作をするために雇う。

 ロシアは、中国の戦争には反対であるが、兵器を提供し、その雇用
兵も提供すると思う。対艦ミサイル、対戦車ミサイル等も提供する
はず。これでも、中国サイドは、弱体であるが台湾解放を真剣に考え
ると、そうするはず。10日以内に解放できれば、可能性がある。
米国の準備ができないうちに占拠することが必要。

 米国サイドで動くのは、台湾、日本、NATOなどで、韓国は
北朝鮮との戦争で手一杯。シンガポール、マレーシアはどう動くか
疑問。豪州は米国と協力する。
米国は日本と統合指令所を持っているので、日本の自衛隊は米国
の指揮下で行動することになる。しかし、日本には、中国人や北朝鮮
系の人たちがいるため、ゲリラ的行為が起こる可能性がある。

 米国軍は中国の動きを沖縄の海兵隊と横須賀の空母で当面軍事
行動をして、豪州の軍、沖縄の海兵隊を台湾に派遣するはず。
もう1つは、中国戦のための総合指令所を作り、米国軍の下に
台湾軍、豪州軍、比軍、越軍、日本自衛隊を組織化する。これが第1。

 第2が、米国は中国の封じ込めをするように、ロシアに圧力を掛け
る。中国封じ込めに加われば、ロシアには、日本・IMFの資金を
援助することになる。中国封じ込めにはインドも、参加するように
依頼するでしょう。

 第3として、中国国内で反乱を起こすように、チベットや内モンゴル
で米国援助で武器を独立派に渡すことになるでしょう。

 それと、一番日本や米国が心配することは、中国の東風ミサイルの
使用を中国が行うと、全面戦争になり、双方に相当数の犠牲者が出る
ことになることです。勿論、日本の沖縄、横田、横須賀には飛んで
くる可能性があることだ。それも、核爆弾を積んでいるから、数百万
の犠牲が出る。真剣に考えないと取り返しのつかないことになる。

 中国が戦争にしないように、日本も中国に自制を求めることが
必要。かつ、台湾にも独立を控えることを求めること。TMDがで
きるまでは、中国から台湾は独立できない。

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