皇族の人権侵害に対応を(ほそかわさんより)



 産経新聞 平成12年1月8日号 「斜断機」に、台湾人・金美齢氏に
よる「下品さとセクハラと」という記事が載りました。

 「この一文を草するにあたって、私は何度もためらった。ある品性下劣
な文章に異議申立をしようと思っているのであるが、きちんと物を申す
ためには、私自身の用いる言葉も相手と同じレベルの卑猥(ひわい)さに
まみれざるを得ない。そこで、仕方なく、問題の文章を部分的に引用して、
読者諸賢に私の意のあるところをお察しいただきたい。
 『週刊朝日』(99年12月24日号)に『お二人の愛の結実は熊本で、だっ
た』の見出しで以下の文章が出ている。
 『(皇族の女性の体のリズムを推察する方法を説明した上で)本誌が
入手した雅子さまの体のリズムを考えると、皇太子夫妻のベビーは十一
月前半ごろに結実したことになる。・・・(引用に忍びず削除)筆者・・・』
 この文章を『不敬』だと憤る人もいよう。また『開かれた皇室論』を振り
かざして弁護する向きもあろう。しかし、本当はそんな問題ではない。
対象がやんごとない方であろうと、一般女性であろうと、これは紛れも
ないセクハラだ。『下種(げす)の勘ぐり』に猥褻(わいせつ)な想像をまじえ
て面白がっている趣味の悪さ、読んでいる方が恥ずかしくなる。
 『朝日』といえば、日本のクオリティーペーパーといわれている。私は
同紙とはしばしば意見を異にするが、下品な新聞ではないと信じていた。
セクハラを決して許さない新聞だと思っていた。いつから宗旨変えしたの
だろうか。  JET日本語学校校長 金美齢」

 誠に怒りを禁じ得ません。

 朝日新聞に発した、皇太子妃雅子様のご懐妊をめぐるマスコミ報道は、
皇族方の人権を侵害するものです。さらに今回の週刊朝日の記事は、
皇太子殿下・同妃殿下の名誉を毀損するものと思います。
 刑法第232条には、天皇・皇后・太皇太后・皇太后・皇嗣に対する
名誉毀損や侮辱の罪は、内閣総理大臣が代わって告訴すると規定され
ています。
 内閣総理大臣は、法的な手段に訴えることを早急に準備し、国民を
代表して、朝日新聞社を告訴すべきだと思います。また、それとともに、
マスコミの皇室報道の姿勢に対し、厳しく反省と改善を求めるべきです。

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ほそかわ・かずひこの<オピニオン・プラザ>
http://www.simcommunity.com/sc/jog/khosokawa
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(Fのコメント)
 本当に、朝日は監視が必要ですね。ほそかわさん、情報を入れていただ
いて、ありがとうございます。
       F

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