2231.読者から



2006年以降の、日米中韓露の動向を予測します。(田所)

まず米国であるが、イラク戦争の出口戦略は、民主化したイラクを
親米政権にして、米軍基地を置くことである。合法的に基地を置く
には、米イ安保条約の締結が必要となる。そして、この条約作成の
ためには、イラク近隣に、敵国がいることが必要です。

そのため、米国は2006年、本格的にイラン敵視政策を加速させ
るはずである。米国の策に、まんまと乗ぜられたイランは、核開発
を宣言する。こうして、「米国の核の傘で、イランの核からイラク
を守る」という大儀のもと、米軍はイラク常駐となる。

次に中韓であるが、中国の目的は、地域覇権国になることです。
これを実現するための軍政上の戦略は、台湾と朝鮮半島を、直接的
ないし間接的に支配することです。まず台湾の独立を阻止して、北
京の管理下におくために、最新のロシア製兵器を購入し、空軍力と
海軍力を増強する。とくに爆撃機をよく買うはず。

このように、中国は、経済発展で得たカネを、ロシア製兵器の購入
に費やすことになる。中国からロシアへのカネの流れが太くなる。
その結果、胡錦濤とプーチンの蜜月時代はしばらく続く。

中国は高性能の兵器であれば、いくら高額でも買う。これはロシア
にとって、またとないビジネス好機である。このため、ロシアにと
って、日本からの経済支援の相対的な価値が下がるため、プーチン
は北方領土で強気に出れる。領土問題の進展はない。

また中国は、南北朝鮮の統一は不可避であると見ている。それなら
ば、統一後の朝鮮を丸ごと、保護国にすることが上策である。この
ため、胡錦濤は、金正日を見切って、提携相手を盧武鉉にシフトし
ている。

盧武鉉は、韓国を反米・反日にして、米軍撤退の実現に尽力する。
その見返りとして、胡錦濤は、韓国主導型による南北統一を強力に
後押しし、統一朝鮮の大統領は盧武鉉であることに同意する。胡錦
濤と盧武鉉との間に、この了解があると見る。

このため、盧武鉉政権の反米・反日傾向は、大勢として変わらない
だろう。そう見ると、「日本の総理が靖国参拝を続けるかぎり、首
脳会談を拒否する」という、胡錦濤と盧武鉉の、申し合わせたよう
な対応は、むしろ自然である。大局の流れに適っている。今後は、
日本に対して、より強硬な発言が増えていくことになろう。

米国との同盟関係を軽視し、民族連携を重視する李鍾ソックに、統
一部長官と、国家安全保障会議(NSC)の常任委員長を、兼任さ
せた最近の韓国組閣人事も、「反米反日〜在韓米軍の撤退〜統一朝
鮮の親中化」という大局の中の一コマとして理解できる。

盧武鉉の反米路線がいよいよ顕著になってくれば、中国の傀儡に落
ちることを嫌う韓国軍部が、米国の支援を受けて、軍事クーデター
をおこすことも考えられる。もっとも、米国にその意志があるのか
疑わしいことと、民主化の味を知った韓国民の反発が大きいことか
ら、その可能性は低いと思うが。

最後に、日本であるが、以上の中韓露北の四つに対処するには、日
米同盟の強化が欠かせない。また、中韓ロ北の四カ国に対しては、
原則を守った一貫性のある対応が必要となる。たとえば、首相が交
代するたびに、靖国参拝を止めたり行ったりと態度を変えるのは、
敵に付けいる隙を与えるのみで、百害あって一利ない。小泉首相が
中韓に対して行ってきた言動との一貫性を保つために、次の首相も
靖国参拝を続けるべきである。

以上のように考えると、次期首相は、親米保守であることが望まし
い。私としては、麻生さんを支持する。しかし、国民の人気という
点からみて、安倍さんが有望であろう。小泉の党改革の総仕上げと
して、自民総裁選の投票権を一般市民にまで拡大するはずであるか
ら、九月には、安倍政権誕生の公算が高いと見る。さてどうか。
name=田所
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(Fのコメント)
イラクのシーア派のジェフリ首相はイランに経済・軍事支援を仰ぎ
に行っているように、残念ながら米軍がいなくなるとイラクはシー
ア派が多数派を占めるために、イランに靡くことが確定している。

イランは反米主義の拠点になっている。このため、イラクから米軍
がいなくなるとイラクもシーア派政権で反米になる。イランの裏に
はロシアがいますから米国はこの中近東での外交は失敗になるはず
です。撤退する理由でイラク軍育成と言っていますが、そんなのは
初めから無理なのです。イラクに常駐するとテロ活動に会い、米軍
の死者は増え続けることになる。

今、中国は北朝鮮の鉱物資源の権利と交換に食糧援助をしている。
これは北朝鮮に対する植民地政策でしょうから、朝鮮統一より中国
にとっては、北朝鮮を保護国にした方が得でしょうね。このため北
朝鮮の維持を図ることになる。米国は中国を味方に付けて、北朝鮮
を潰そうとしているが、中国は維持の方向で意見が合っていない。

日本は中国との対応が難しい。米国は北朝鮮との対応があるために
日本と中国の関係も良好にしたいのですが、中国は国内での問題を
抱えているために反日で愛国心を高めて、中国が分裂しないように
したいでしょうし、日本は反中感情から憲法9条の改正をしたので
すので、米国の希望通りにはいかないことになる。

日本と米国の関係が米国次期政権で変化する可能性もあると心得る
必要がある。民主党は親中派が多いので中国の経済発展が持続する
と、米国は日本を捨て去り、中国に乗り換える可能性があるのです。
日本も米国グローバリズムを容認する方向を明確化することが必要
になる。米国の価値観を共有することが重要なのです。
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生きめやも   
  
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上
げます。
 アニマル・浜口氏は、“気合だ!!”
 岡本太郎氏は、“芸術は爆発だ!!”
“ママンは、この養老院で生きようと思ったのだ!!”
異邦人の主人公が母の死の知らせを受けて、母の亡くなった養老院
で、母の死を悲しん泣いている老人を見て、母が生きようと思った
事を知ったのだ。

風たちぬ、いざ、生めやも!
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。(親鸞)
弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて、往生をばとぐるなりと信
じて、念仏もうさんと思い立つ心の起こる時、即ち摂取不捨の利益
にあずけしめたまうなり。(歎異抄)


Flashdance
First when there’s nothing
But a slow glowing dream
That your fear seems to hide
Deep inside your mind

All alone I have cried
Silent teats full of pride
In world made of steel
Made of stone

Well I hear the music
Close my eyes feel the rhythm
Wrapped around take your hold
Of my heart

What a feeling
Please believe it
I can have it all now I’m dancin’ for my life
Take your passion
And make it happen
You just come alive
You can dance right through your life

Now I hear the music
Close my eyes I am rhythm
In a flash it takes hold of my heart

What a feeling
Please believe it
I can have it all now I’m dancin’ for my life
Take your passion
And make it happen
Now I’m dancin’ through my life
What a feeling
What a feeling (I’m music now)
Please believe it(I’m rhythm now)
You just come alive
You can dance right through your life

What a feeling(I can really have it all)
What a feeling(You just gotta laugh when I cry)
I can have it all(I can really have it all)

Call call call call what a feeling(I can have it all)
Please believe it(please believe it)
Take your passion
Make it happen(Make it happen)
What a feeling (What a feeling)

Please believe it
國井 明子 
URL : http://www.geocities.jp/xwnrr033/ 

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