スピン磁気量子波動エネルギーに関して
山口潔
現状の量子力学も認めるものとして、ゼロ点エネルギーがあります。
以下どのように、理解すればよいかについて説明します。
アインシュタインの一般相対性理論は、重力の理論ですが、時空の
対称性から導かれる理論です。
リーマン幾何学では最も一般的には、
対称＋反対称＝非対称
であり、時空の反対称性から導かれる非線形電磁気理論の部分が欠
けていました。非線形電磁気理論は、マックスウェルのオリジナル
理論であり、彼は師ファラディーのElectroTonic理論を定式化する
ときに、ハミルトンが発見したばかりの四元数（Quaternion）を使
い、非線形理論として電磁場方程式を完成しました。
特殊相対論も、ましてや一般相対性理論の無い時代にそれが持つ意
味ついて、マックスウェル自身も理解できるはずはありません。
唯々、SINやCOSで解けない厄介な理論として、無用の長物化してい
ました。
この非線形方程式を彼自身で線形化することを考えていましたが、
果たせず胃ガンのため亡くなってしまいました。線形化を実行した
のはヘビサイドです。奇しくもその年に、アインシュタインが生を
受けています。
Mendel Sachsが、 Myron Evansが、そして倉田大嗣が気づいたこと
ですが、マックスウェルのオリジナル方程式がアインシュタインが
夢見た、一般相対性理論の片割れである電磁気理論であったのです。
電磁気の非線形性は円偏向電磁波から得られる逆ファラディー効果
で証明されます。
詳しくは、Myron Evansのホームページ
http://www.aias.us/
を参照ください。
参考：メンデル サックス
http://www.compukol.com/mendel/index.html
Mendel SachsがそしてMyron Evansが詳しく証明していますが、アイ
ンシュタインの重力理論とマックスウェルのオリジナルである非線
形電磁気理論を内包する一般共変な統一場理論は量子構造を完全に
内包しています。すべての量子力学方程式をこの理論から導くこと
ができます。
この統一場方程式は、波動方程式であり、沢山の波動の固有値を含
んでいます。もっとも長い周期のものが、宇宙全体の膨張と収縮を
表しています。
最も短い周期のものが、プランク定数に絡む量子波動（スピン磁気
量子波動）になります。
ゼロ点エネルギーは宇宙が本質的に持つ、振動エネルギーです。
現在の量子力学でもこのゼロ点エネルギーを認めていますし、現代
科学の観点に基づきこのエネルギーから無限のエネルギーを取り出
そうと試みている人たちがいます。
参考：ハロルド パソフ
http://www.nidsci.org/bios/puthoff.php
Mendel Sachsも言っていますが、宇宙は真空を含めて正の電荷と負
の電荷を持つ素粒子、すなわち電子、陽電子、陽子、反陽子の密な
結晶体の集まりであると理解すべきと言っています。
Medel Sachsの理論を発展させた米国のMarcus S. Cohenは８個のス
ピノルからなる宇宙のセルの集合が宇宙全体を作り、そのセルが
その中にエネルギーを保持する状態なると粒子化するとしています。
８個のスピノル、例えて言えば８個のクォークが基となって宇宙が
構成され、８個のクォークから成るセルが格子点となってネットワ
ークとしての宇宙が構成されているとしています。セルの中や格子
点を繋ぐ力の源泉が非線形の磁場であるスピン磁場です。スピン磁
場は粒子のスピンと不可分に結びついています。
格子点を伝わる弾性波動的なもののうち、横波を電磁波と呼んでい
ます。スピン磁場自体は縦波であり、この弾性波動を構成する一要
素です。
スピン磁場の縦波の波動がスピン磁気量子波動であり、原子核の周
囲の電子が永久運動するように見えるものスピン磁気量子波動がエ
ネルギーを与えているからです。
現代科学はそのことに気がついていません。
スピン磁気量子波動エネルギーは必要な条件さえ整えれば、ゼロ点
エネルギーとしてマクロな系に取り込むことができます。
決して無から有を得ているわけではありません。
重力その他のエネルギーを静的なエネルギーと捉えがちですが、ポ
テンシャルは双方向の進行波（ベクトル的なもの）の周波数をゼロ
から∞まで積分して得られるスカラー量です。
気体分子運動論に見るような本来はダイナミックなものです。
話が飛躍しすぎて申し訳ありませんが、このようなメカニズムが背
後にあること。
それを、キチンと科学的かつ技術的に解明して、水の低エネルギー
分解と燃焼によりエネルギーを物理空間から取り出すことを行って
います。
ついでに言いますと、永久磁石を使った永久機関的なものは、スピ
ン磁気量子波動エネルギーの原理を知らずに直感的に作られたもの
と理解されます。したがって、永久磁石の中にあるエネルギーを小
出しにしている訳ではありません。
岩住様、納得いかれたでしょうか？
反論をされる場合は、「そんな理論は聞いたことが無い」などを理
由としないでください。
無いことの証明は大変ですが、スピン磁気量波動エネルギーなど「
無い」と主張するのであれば、無いことの完全な証明をお願いしま
す。
現象の現物がご覧になりたければ、神戸までお越しください。
name=山口潔
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（Ｆのコメント）
米国エネルギー法ができて、エネルギーの自足を米国も狙っていま
す。米国の現状はどうなっているのでしょうかね？？