2053.水を燃やすということ??



水を燃やすということ??
F様
              (株)日本理化学
              (株)日本量子波動科学研究所
                 山口潔

コラムに採り上げていただきましてありがとうございました。

F様の水の分解燃焼に関する理解において、正しい部分とそうでな
い部分がありますので、できる限り詳しく説明いたします。

水のスピン磁気量子波動分解(略して量子波動分解と以下表現します
)は、水を構成する水素と酸素の結合電子に働きかけます。

量子波動の振動数が結合電子の固有振動数に一致していると、共鳴
して結合電子が飛び出し、その結果、水はごく小さなエネルギーで
分解します。

分解すると、水素と酸素は今度は分子として安定化するために周り
の空間からエネルギーを吸収します(一般に吸熱反応と言われます)。

通常の熱分解であれば、4,300℃以上の温度とそこにある熱エネルギ
ーを吸収して水は熱分解して水素と酸素になります。

水をその固有振動数の量子波動でごく低エネルギーで分解すると、
水素と酸素は物理空間に満ち充ちた量子波動エネルギーを吸収して
安定します。
そこに点火すると水素酸素燃焼します。

そこで発生するのは加熱された水、すなわち水蒸気です。水蒸気も
水ですから、これを量子波動で分解すると上記のように分解されさ
らに火をつけると燃えます。

水が分解されて、さらに燃えていると理解するよりも、水が量子波
動分解と通常の燃焼によって、量子波動エネルギーと言う現代科学
にとっては未知のエネルギーを物理空間から引き出している、と考
えてください。

量子波動のメカニズムが理解されれば、仕掛けは比較的簡単で乗用
車に積めるほど小型にできます。

この装置の使い方としては、水を燃料として使うのですが、使う直
前まで水と言う非常に安全な形で貯蔵します。
使う直前に波動分解し、すぐに使ってしまいます。出てくるものは
水(水蒸気)ですから安全、クリーンです。

水素を使用する自動車エンジン、ガスタービン、燃焼炉、コンロ、
その他のエネルギー機器は一般社会において既に開発済みです。
経済的で、安全な水素の発生や貯蔵が現在の技術ではできないため
に、水素エネルギー社会が実現できていないのが現状です。

量子波動科学とそれを応用する技術は水素エネルギー社会を水燃焼
エネルギー社会として実現します。

既に、スピン磁気量子波動エネルギーを直接に利用する技術につい
ても開発しています。

これらの話は、スピン磁気量子波動エネルギーの存在を認めない限
り、永久機関の仲間として排除されます。

19世紀の人が原子力エネルギーを理解できないのと同様に、現代
の人がスピン磁気量子波動エネルギーを理解するのは難しいでしょ
う。
実験や装置を見せてすこしづつ認めていただいていくほか無いでし
ょう。

よろしく検討ください。

関連HP:
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3684/
http://www.h6.dion.ne.jp/~rikagaku/
http://www.suisui.ne.jp/~yamaguti/
http://www.aias.us/
http://www.compukol.com/mendel/
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/paper/meta/meta.htm
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(Fのコメント)
山口潔さん、メールありがとうございます。

燃料がいらない永久機関ができたということですか??
水を燃やすと水になるのですから、ほとんど水の補給も入らないこ
とになり、完全な無限動力エンジンになるでしょうね。
それは大発明である。

今、米国はイラク20年戦争を継続できないと悟り、中東の石油に頼
らなくて済む原子力発電所を建設する方向であるが、日本はこの無
限機関エンジンを完成させればいいことになり、エネルギーの自給
体制が簡単に出来ることになる。

しかし、この基本理論は米エバンスが発見したのでしょうから、米
国政府は、なぜこのような無限エンジンに投資しないのでしょうか
ね。もしかしたら、既に研究に着手していて、秘密にしている可能
性もあるのでしょうか。

このような無限機関の完成までには、どこくらいのコストが必要な
のですか??
建設費はどの程度のものなのでしょうね??

国を上げて、取り組む必要があると思うが、どうであろうか??
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非線形電磁気を含む拡張された一般相対性理論
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3684/

メンデル サックス(Mendel Sachs)はアインシュタインの一般相対
性理論(重力理論)の欠落部分(非線形電磁気理論)を補って統一
場理論としての一般相対性理論を完成させ、相対性理論に関しては
最も正確な知識と経験を持つ人である。 

宇宙を構成するものは全て一体であり、全てのもので孤立したもの
はなく皆つながっているとの観点が相対性理論の要点である。 

サックスの理論は4元数(Quaternion;複素数の概念を拡張した数
で4つの成分からなる)を用いて理論が構築されており、難解では
あるがこれからの科学の方向を明示するものである。 

サックスの理論では対称性がテーマであり、重力理論が4次元時空
における対称な理論であるのに対し、非線形電磁気理論は4次元時
空における反対称な理論である。 

サックスの理論は対称(重力場)+反対称(非線形電磁場)=非対
称(統一場)であり、非線形である。サックス理論を線形化するこ
とで通常の量子力学が得られる。 

また、量子力学的な二つの力(強い力、弱い力)は素粒子や原子核
のスケールでの非線形な重力と電磁気である。 

サックスは、自分の完成させた統一場理論によって、素粒子研究と
宇宙論研究を行っており、種々の重要な結果を導いている。例えば
QEDに依らず、ラムシフトを繰り込みなしで正確に算出している。 

素粒子論における対消滅と対生成は粒子と反粒子が本当に消えてし
まったり、無から生じるのではなく、真空が基底エネルギーを持っ
た電子と陽電子の対でできていることから説明している。同じよう
に中性子の組成は陽子と電子とニュートリノ(=陽子と反陽子の対
でありWeyl理論から計算されるエネルギーを持つ)であると解釈し
ている。 

惜しむらくは、統一場理論を手にしているにもかかわらず、それを
駆使するための手段を持たないので、工学的な発展性が示されてい
ない。 

B(3)磁場に関しては、1995年にマイロンエバンスに指摘されるまで
その存在に気付かなかった。

マイロン エバンス(Myron W. Evans)はNMRを詳細に解析するうち
、微細なスペクトルのシフトを発見した。これにより、永久磁石や
通電されたコイルから得られる磁場の外に、放射場に起因する磁場
があるとの観点から逆ファラディー効果の存在を知った。 

逆ファラディー効果は、円偏向された電磁波からその進行方向に静
磁場が得られる現象である。 

エバンスはこれを電磁気の非線形現象ととらえ、1990年前後から従
来のU(1)ゲージで表現される電磁気学に対し一般ゲージ理論を用い
て最低限の非線形化(Non-Abelian)を試みた。その結果、O(3)ゲー
ジを用いて円偏向された電磁波を表現し、同じ周波数の左右回転の
円偏波が干渉すると、位相成分が消えて静磁場が生じることを発見
した。右回転の円偏波をB(1)で示し、左回転の円偏波をB(2)で示し
、これらの干渉で得られる進行方向の縦波の静磁場をB(3)で表した
ので、B(3)磁場と呼んでいる。 

この理論はヤン・ミルズ場的なO(3)電磁気学であるが、非線形であ
ると同時に一般共変であることを発見した。 

重力理論との統一をVielbein形式(4脚場形式)で行い、一般共変
な統一場理論に到達した。この理論から重力理論と電磁気理論のほ
か全ての量子力学的な方程式を導くことができた。 

エバンスはB(3)磁場とこの統一場理論を用いて工学的な展開を図ろ
うとしているが、理論に基づく具体的な成果は未だ確認されていな
い。 

倉田大嗣は一般共変な統一場理論に20年前に到達している。同時
に、B(3)磁場の存在にも気付き、その工学的な応用展開を図ってき
た。 

倉田は1958年にアインシュタインの一般相対性理論に磁場すなわち
スピンが欠けていることを発見した。また、物理理論は磁気現象で
説明できるとの考えを長年検討していた。それらを追及するうちに
、一般共変な統一場理論に到達した。また、B(3)磁場がこの統一場
理論に基づく種々の予測を実現するための手段であると気付いてB(3)
磁場の波動と物質の共鳴関係を20年以上にわたり実験研究してき
た。 

その結果分かったことは、物質は物理空間も含め全て磁性体ででき
ていると言うことであった。これはサックスのすべてはフェルミ粒
子でできているとの解釈に通じている。 

B(3)磁場波動は一瞥するとただの磁場波動であるが、電場を誘導し
ないので電磁シールドされることがなく、物質の奥深く影響を及ぼ
すことができることとB(3)磁場がスピン量子担体であることが重要
である。 

メンデルサックスも明確に言っていることであるが、一般相対性理
論は非線形であるので、線形理論に基づく帰結である種々の保存則
が成立しない。 

一般相対性理論の基本的な要件である孤立した系は存在しないこと
と、新しい統一場理論が導く帰結である振動する宇宙像を考えれば
、特に現状の科学が孤立していると考える系での局所的なエネルギ
ー保存則については成立しないのが明らかである。 

倉田は長年の実験研究によってこのことを確認している。

あらゆる物理現象に関しても、全てがそれぞれの大きさのレベルで
の磁性体の集合体であるとの理論から、物質はサブクォークのレベ
ルから、銀河や宇宙のレベルまでB(3)磁場に対して固有の周波数と
波形(位相)を持つことを確認している。 

B(3)磁場の任意の波動を作れば、あらゆる物理現象をコントロール
することができる可能性があり、いくつかのことに関しては倉田が
実験確認している。 

B(3)磁場を倉田は形成磁場と呼んでいる。これは左右の円偏向した
電磁波の干渉から形成される磁場であるとの意味である。 

B(3)磁場のコントロールにはB(3)磁場の共鳴体である物質元素の組
み合わせなどを用いることができる。 


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