1758.木村コラム



裁判の陳述人を経験して(イラク派兵の違憲を問う訴訟レポートです。)

 愛知の梅尾といいます。。

 私がこの裁判のことを初めて知ったのは、今年の2月でした。毎年2月11日
に開かれる「建国記念日を考える集い」の会場で呼びかけられているのを聞いた
のです。すでに第1次訴訟の締め切りが間近だったので、実際の取り組みはもう
少し前から始まっていたと思います。「3千円の訴訟費用と委任状を提出すれば、
だれでも原告になれる集団訴訟なので、一人でも多くの人に加わって欲しい」と
の呼びかけでした。
 呼びかけ人の代表は、池住義憲さん。この方は、
昨年1月におこなわれた愛知県知事選挙の候補者に立たれた方で、アジアを中心
にNGO活動を続けておられる方です。その肩書は「ファシリレーター。ともに
歩くという意味だそうです。知事選の時に私も何度かお会いしましたが、とても
温かい印象を受ける方です。
 私も数人の友人とともに、さっそく原告になる手続をしました。
 第1回目の公判は、6月18日でした。弁護団の一人で、裁判の実務を担当し
ている若い弁護士と知り合いだったことから誘われて、私も傍聴に出かけること
にしました。
 とはいえ、出かけて行っても、裁判全体を傍聴できるわけではありません。こ
の日の公判には、260人ほどの傍聴希望者が集まりましたが、名古屋地裁で一
番大きな琺廷でも100人しか入れないので、前半組みと後半組みに別れなけれ
ばなりませんでした。
 前半が訴状の朗読だと言うので、私はそちらを選びました。この裁判は、名古
屋の自由法曹団所属の弁護士が10数人で弁護団を作っているので、訴状の朗読
も、その10数人が分担しておこなわれました。中には、訴状にはほとんど触れ
ずに、自らの思いを熱く語った人もいました。訴状は予め裁判所に提出してある
ので、そのとおり述べなくても、裁判上の問題はないそうです。そんなわけで
「訴状の朗読」と言う言葉から受ける感じより、とても分かりやすく、感動的な
一コマでした。
 そして後半(私は聞けませんでしたが)は、意見陳述でした。この日の陳述人
は年代を基準に選んだそうで、80歳代、60歳代(ここはさきに書いた池住さ
んでした)、40歳代、19歳の学生の4人でした。どの人の話しも、涙なしに
は聞けなかったそうです。
 公判終了後は、報告集会が開かれました。弁護団からのまとめの報告、陳述人
の感想、参加者の発言など、盛りだくさんの集会で、千葉、和歌山、島根など、
遠方からの参加者がいたことも分かりました。この場合の傍聴人は皆原告ですの
で、全国的な広がりを持つ裁判になっていることを、実感しました。「全員が、
裁判全体を傍聴できるように、名古屋ドームで公判を開いて欲しい」という要望
も出されていました。最後に事務局から「原告は皆陳述書を書いて欲しい」とい
う訴えがありました。第1、2次訴訟を合わせて、2600人を超える原告がい
るのに、陳述書が150通しか出ていないようでは、裁判所に思いの強さを示す
ことができないと言うのです。私はこの言葉に納得して、早々に陳述書を書く決
心をしたのでした。
 とはいうものの、陳述書を書くのに、思いのほか手間どりました。戦争と平和
の問題が、弱者にとって、どれほど深刻で切実な意味を持つものであるかは、
よく分かっているはずなのに、それを整理し、自分の言葉で書くのが、意外なほ
ど難しかったのです。何度も書き直して、ようやく仕上げて、事務局に提出しま
した。
 そして8月半ば、事務局から「9月3日の第2回公判で、陳述して欲しい」と
の連絡がありました。今度は、分野別に、4人の陳述人を立てるのだそうです。
元レバノン大使で「さらば外務省」を書かれた天木直人さんをはじめ、この地方
ではよく知られている、市民活動家や大学の元教授など、すごい人ばかりで、戸
惑いはありましたが、引き受けることにしました。
 そして9月3日、公判の日の朝に、私はこのメーリングリストに投稿したので
した。
 今回も180人余の傍聴希望者(原告(が集まり、二組みに別れて入廷しまし
た。
 傍聴席からの拍手が多いのが、この裁判の一つの特徴だと思います。裁判官が
どんなに注意をしても、陳述に対しては勿論のこと、準備書面の朗読にも、一つ
一つ拍手が起こるのです。この件について、ある人が報告集会の中で「裁判官は
拍手を禁じるけれど、私たちの立ち場は傍聴人ではない。原告席が足りないから
やむを得ず傍聴席に座っているのだから、拍手で自分の意思を表明することを、
権利として認めるべきだ」と言う発言があり、またまた大きな拍手がわき起こり
ました。
 なお、この裁判で求めているのは「イラク派兵のさし止め」ですが、その論拠
として、9条を有する日本国憲法の元で生きる日本国民の「平和な社会で生きる
権利」としての「平和的生存権」を認めさせようというものです。これに対して
被告の国は「平和的生存権についての法律はないので、裁判にはなじまない」と
して、裁判の基礎である事実の認否さえしません。両者のあまりのかみ合わなさ
に裁判所も困っていて、今月30日には、裁判所の提案で、今後の進め方につい
ての打ち合わせ会議が持たれることになっています。
 報告は以上ですが、現在のような状況の中で、このような取り組が進められて
いることに、私はとても勇気づけられています。ですから、今後も可能な限り積
極的に関わっていくつもりです。すでに第3次訴訟も提訴されており、原告は合
わせて3千人を超えました。次回公判は11月5日です。
 なお、それぞれに形は異なりますが、札幌、東京、山梨、大阪で、同種の裁判
が進められているそうです。平和を願う波が、大きく広がっていくのは、本当に
心強いことですね。
 それでは、長々とまとまりのない文章を書いてしまいましたが、これで失礼し
ます。

==============================
『亜空間通信』866号(2004/09/17)
【911 IN PLANE SITEはアメリカ製と謹んで訂正し間違えたのか調査不足なのか経過
を補足説明】

 ともかく、急ぎ、とは言っても、状況が分かってから、裁判もあり、すでに5日も
経ってしまったのだが、現在、複製を自家製造、頒布中の911 IN PLANE SITEは、
「アメリカ製」と謹んで訂正し、そうするに至った経過を補足する。
 
 先に断って置くと、実は、結構、ややこしい話になるのである。

 数日前に、911疑惑映像集大成、911 IN PLANE SITEを、アメリカから日本に持ち込
んで、広めているグローバル・ピース・キャンペーン((ああ、何ともかんとも、最
近の日本の若者は、これでないと受けないのか、わが鬼畜米英時代育ちから言うと、
亡国植民地根性片仮名語の羅列!)から、わが急遽、編集、急遽、頒布中の15分ヴィ
デオと、その説明に関して、以下の1)から4)に要約する注文が届いた。

1)911 IN PLANE SITEを製作したのは、「この名前から、オランダ人と推察したので
しょうか?」、Dave VonKleist は、アメリカ人です。

2)「オランダの放送局製作の番組」ではありません。

3)アメリカ・ミズーリー州のPower Hour Production制作の作品です。

4)仮にオランダの放送局が、あれを放送したのだとしても、アメリカ・ミズーリー
州のPower Hour Productionから入手して、そのまま流しているのでしょう。

 うむ、うむ、さて、さて、私は、季刊『真相の深層』編集・発行・執筆者として、
常に真実、事実に、それもさらにはその深層に迫って、あくまでも、執着する主義を
公言している。

 謀略は、「機密」であり、細部を明らかにするのは、困難を極める。判断を誤るこ
ともある。

 しかし、孫子曰く:兵は拙速を尊ぶ。

 この矛盾の解決方法は、拙速で間違っても、率直に訂正し、経過を明らかにするこ
とである。

 だから、今回は、どうやら、グローバル・ピースキャンペーンの主張が正しいよう
なので、率直に訂正すると同時に、以下、そう判断するに至った経過と、まだまだ残
る問題点を、若干説明する。

 一応、先に、こちらからも注文を付けると、911 IN PLANE SITEを、アメリカから
日本に持ち込んで、広めているグローバル・ピース・キャンペーンは、入手の経過、
製作者の個人、集団、放送局か否か、などの情報を、まったく添えていなかった。
「アメリカで入手した」とだけの説明であった。

 私は、版権、著作権に関する現状が、むしろ、言論の抑圧、大手メディアの情報隠
蔽、情報操作の道具と課しているから、その強調は言論の自由に反するとして、自ら
も放棄を宣言し、無視することにしている。自分が作ったものは売るが、いわゆる海
賊版が出回れば、それは名誉と心得る。

 しかし、出典の明記は求める。出典の明記、製作者、著者、執筆者、その個人、組
織を明記することによって、出所不明の情報ではないことを、天下に明らかにするの
である。
 
 情報の信頼性は、その出典の評価にかかわる。全部の情報の裏を取ることは事実上
不可能なのだから、出典の明記は、その意味でも不可欠なのである。
 
 たとえば、「朝日新聞によれば」、として置けば、朝日新聞の記事が存在すること
は事実なので、内容が間違っていた場合には、間違いの責任は朝日新聞にあるから、
こちらは気楽なのである。

この主義は、国営や商業主義の商売の大手メディアとは、基本的に、まったく反対で
ある。大手メディアは、有力な相手であれば、版権、著作権を尊重するが、相手が弱
いと見ると、まったく無視する。私は、何度か無視された。盗まれた。大手メディア
は基本的には、泥棒、強盗と同じである。

 今回も、911 IN PLANE SITEを、グローバル・ピース・キャンペーンから入手して、
中身を見ると、即座に、これは評価できる仕事と判断し、早速、広めることにした。
 
 しかし、前述のごとく、入手の経過、製作者の個人、集団、放送局か否か、などの
情報を添えられていなかった。
 
 私は、アメリカで、ヴィデオ作品を作ったり、広めたり、ケーブル・テレヴィで放
送している組織、個人を知っている。日本では、湾岸戦争以後に、民衆のメディア連
絡会があり、そのヴィデオ・プロジェクトのVIDEO ACT!がある。この双方ともに、私
も創設者の一人である。
 
 アメリカでは、ニューヨークの市民ケーブル・テレヴィ、ペーパー・タイガーの本
拠も訪ねたし、国際行動センターのヴィデオ・プロジェクト、ピープルズ・メディア
のメンバーにも会ったし、そこが作った作品、『ユーゴ空爆の実態』の日本語版も作っ
た。
 
 だから、911 IN PLANE SITEに関しては、グローバル・ピース・キャンペーンが、
アメリカで入手してきたという話を知るまでに、何らの事前情報が、まったく入って
来なかったのが、少し、不思議だった。身元が心配だった。
 
 つまり、情報源の信頼性、存在の確かめようがい状態には、少し困ったのである。
 
 そこで、やむなく、番組名のThe Power Hourで、電網検索し、以下の2つ、オラン
ダの1)とアメリカの2)が、どうやら、それらしいと検討を付けた。グローバル・ピー
ス・キャンペーンの話を聞くと、2)の方のようである。
 
 その双方を、関連ありと判断したのは、上記のごとく、グローバル・ピース・キャ
ンペーンも、上記の1)で、以下のように記している。
 
 911 IN PLANE SITEを製作したのは、「この名前から、オランダ人と推察したので
しょうか?」、Dave VonKleist は、アメリカ人です。

 と、こう言ってきたように、キャスターの名前が、オランダっぽかったからである。

 しかも、下記のごとく、同じ名前の番組、もしくは作品名、またはプロダクション
名が、双方から出てきたのである。

1)------------------------------------------------------------
http://www.klokradio.nl/powerhour/
Welcome at the Power Hour Webzine, filled with interviews with underground
bands, special reports and underground reviews. The webzine also contains
some metal news and a gig guide but due to lack of time these sections are
rather limited at this moment.

The Power Hour Webzine is strongly related to the radio program called The
Power Hour. The Power Hour is the metal show of Klokradio in
Nieuw-Lekkerland in the Netherlands. The show is broadcasted every Friday
night between 1 and 3 a.m. at 107.0 FM in the Alblasserdam, Dordrecht,
Rotterdam area. The play lists can also be found at my webzine.

Bands, labels and promotors, please send stuff to the following adress.
Airplay is guaranteed !!:

Klokradio/Power Hour, attn.: Ben van der Weg

Klipperstraat 2a, 2957 EM Nieuw-Lekkerland, Holland

powerhour@klokradio.nl
------------------------------------------------------------

2)------------------------------------------------------------
http://www.m2ktalk.com/power.htm
http://www.thepowerhour.com/

An informed citizen is freedom's best friend and a controlled citizen is our
worst enemy!

WE WILL NOT STOP!!!

Focus on subjects that inform and educate people every day to the real
challenges that face this country. Help us restore the Constitution to its
rightful place of importance in the United States.

Click Here to Listen live Monday through Friday, 7-10 AM CST.
Now 3 hours of two of America's finest patriots:
Joyce Riley and Dave VonKleist!
To call the show-- toll free 1 800 259 9231

Click Here to listen to night replay Monday-Friday 9-12 PM CST.
*************************
THE LOU GENTILE SHOW
*Joyce Riley - Thurs. Aug. 31
*Dave von Kleist - Sat. Sept. 11
Click Here For Schedule Information!

*************************
New Press Release!
The Power Hour Presents
"911 In Plane Site"

*************************
News Release!
Dave vonKleist to appear on Coast To Coast AM
WITH GEORGE NOORY August 18, 2004

*************************
911 In Plane Site
(Click Above link to preview Video)
Special Phone Order Line for the DVD/VHS
866-773-9469 or to order online click here!

NOW BEING SHIPPED INTERNATIONALLY!

Video & Photographic Evidence of the Largest
Cover up In Modern Day History.
------------------------------------------------------------

 私には、現在、上記のオランダの放送局と、アメリカのプロダクションだか放送局
だか良く分からない組織の関係を、これ以上調べる時間の余裕はない。
 
 しかし、私は、グローバル・ピース・キャンペーンのこの問題の担当者を、直接、
知っている。彼らが、何度かアメリカに行ったことも知っている。彼らが、Dave
VonKleistを、「友人」と呼んでいるから、これは信じて良いだろう。
 
 今後、さらに追跡調査をするが、ともかく訂正し、当面は、これだけで、中身の方
は、自分の目で見て、保証できるから、遠慮なく広めることにする。
 
 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
==============================
『亜空間通信』863号(2004/09/12)
【911ブッシュ疑惑テレ朝たけし2時間は大手メディアに市民電網が完全勝利の一里塚
と評価し追撃】
 
 昨夜(2004/09/11)、午後7時から9時のテレビ朝日「たけしのこんなはずでは」を、
録画しながら、視聴した。
 まずは、基本的な評価を示すと、この2時間番組は、電網市民情報網が、大手メディ
アに、完全に勝利するまでの長期の過程における一里塚の指標である。

 いわゆる一般市民は、この番組で初めて知ったことが多いに違いないから、驚くと
同時に、大手メディアも「かなりやるじゃないか」、と思うであろう。そこが、大手
メディアの狙い目である。体制そのものも、時折、同じことをやるのである。
 
 しかし、日本テレビ株式会社という大手商業メディアの内部に、1961年から1988年
までの27年半、在籍していた私は、大手メディアの手口を知り尽くしている。
 
 その上に、その後の16年間、独立独歩、大手メディアの内部情報も得ながら、反撃
の基地を築いてきた私は、まったく違う視点に立つ。
 
 私は、昨年、911事件の2周年日の直後、10月25日に、自前の木村書店から発行した
拙著、『イラク「戦争」は何だったのか?』(副題:目的は石油だけか? それとも、
世界制覇の狂信か?メディアの報道操作の仕組みは何処まで進んだか?)の「あとが
き(2003年10月14日記す)」の最後に、以下のように記した。
------------------------------------------------------------
[前略]
 わが「預言」を再録する。今から5年ほど前に、冒険心に富む私が、無精で気障な
自称文化人らから「ほとんどゴミばかり」と言われていた電網に、危険は承知の上で、
潜入し始めたころの拙文の一部である。
http://www.jca.apc.org/?altmedka/sengen.html
メディア批判:世界革命宣言
 メディア批判と市民の情報発信は、今、決定的な重要課題である!
 この「メディア批判:木村愛二の『取って換わる国際情報基地』」の開設に至る直
接的な事情については、[中略]「はしがき」に記した。しかし、これは同時に、私の
年来の大手メディア批判の戦いの延長線上に連続して切り開く、サイバー空間の新し
い地平でもある。
 そこで一番重要なことは、自分の頭で考えるという単純明快、しかし実は非常に難
しい作業を、それぞれが権威に頼らず、個人に徹した上で行うことであり、そういう
個人同士が互いに鍛えあうことのできる仲間作りである。
 個人の自立的思考を可能にするために不可欠な基礎的条件は、情報を入手し、選り
分け、整理し、分析し、総合的判断を下す実務的能力である。「預言者、邦に容れら
れず」とも言うが、あえて預言すれば、それぞれの市民が、以上のような作業をこな
し、自らを鍛え上げ、何らかの問題について判断を下すことができるようになった時
に初めて、情報洪水を覆っていた深い霧の中から、大手メディアの虚構の巨城の最大
の弱点、搦手の透かし彫が、ほの見えてくる。(以上の初出日時は電網に明記なし。
周辺記事より1998年3月8日以前に発表と判定)
 [後略]
------------------------------------------------------------

ここで私が記した「サイバー空間の新しい地平」は、日本国内のことだけではない。
世界中につながっているのである。「たけしのこんなはずでは」に盛られた情報は、
基本的には、既知のことばかりであった。その概略と、それ以上のことを、私は、
911事件の翌年、1周年記念日の直後、10月25日に、自前の木村書店から発行した編著
『9・11事件の真相と背景』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発謀略か?ア
メリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)で、発表している。

 「たけしのこんなはずでは」を見て、始めて知ったことが多い一般市民の驚きとは
逆に、体制と大手メディアが、まだまだ隠していることの方が非常に多いのである。
私は、そのほとんどを、電網で知っていた。ただ、素人目には壮麗に見える俗悪スタ
ジオで、阿呆面を並べて売り込む下司タレントを使って、ワイドショーをやる時間と
資金が、まだ不足しているだけのことである。

 以下が、視聴直後のわが感想の阿修羅戦争59掲示板への投稿である。
------------------------------------------------------------
911事件ブッシュ謀略テレ朝失速の裏舞台を探れ!
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1047.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 11 日 21:35:25:CjMHiEP28ibKM
 911事件(最初の投稿では11事件と誤記、後に訂正)、「ブッシュ謀略説を追う」と
謳っていたテレ朝「たけしのこんなはずでは」を見て、録画した。
 テレヴィ画像なら一番面白い部分、スローモーション解析による肝心の突入前にミ
サイル発射の疑惑に迫らず、失速した裏舞台を探れ!
 とりあえず、録画してあるから、ゆっくり編集し直して、じっくり検証するが、か
なりの収穫もあり、まあ、商業放送にしては、の感もある。
 しかし、事前に漏れてきた情報、鳥越俊太郎のゲストはなかった。
 代わりに、確か、「きくち ゆみ」と記憶する女性が、何もしゃべらなかったが、
がやがや席にいた。
 多分、舞台裏で、かなりの激論があったと思われる。
 探りたいが、忙しい。何でも隠す商売の連中だから、しばらく静観する。
 ------------------------------------------------------------
 
 以後、阿修羅戦争59掲示板では、このわが投稿を巡る議論が続いたので、私は、以
下を追記した。
------------------------------------------------------------
テレビ朝日「 たけしのこんなはずでは」はこんなもの

 結局のところ、大手メディアは、市民情報は愚か、オランダの放送局、
Klokradio's Power Hourにも、完全に負けているのである。「大手じゃからな」と気
取っているのであるが、それが、益々不愉快である。
------------------------------------------------------------ 
 
 だからこそ、わが自前の木村書店では、この911事件の疑惑映像集大成、オランダ
製”911 IN PLANE SITE”のハイライト場面だけを、10分に縮めて編集し直し、前置
きとして、事件の翌年、2002年1月に、木村書店代表の木村愛二自身が実演、3月に製
作、VIDEO ACT! 「ニッポン・戦争・私-2002-」3分ヴィデオ特集オムニバス作品で既
発表の「911.アメリカ攻撃モサド謀略説徹底検証3分版」を加えた。分かりやすい説
明付きA3判の疑惑映像カラーコピーも添えて、広げているのである。

さらに9月11日の早朝には、以下の発表を阿修羅戦争59掲示板に投稿した。
------------------------------------------------------------
アメリカ人に日本で911 IN PLANE SITE進呈緊急運動の呼び掛け
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1007.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 9 月 11 日 08:04:18:CjMHiEP28ibKM
 アメリカ人に、日本国内で、911 IN PLANE SITEを進呈する緊急運動の呼び掛け
 私は、昨晩、以下に抜粋紹介する阿修羅戦争59掲示板投稿、「みんなでBE-I
N[GPC] 駐沖縄米兵、兵士であることをやめたい」を読んで、夜中に考え続け、本日
は普段よりも早く目が醒めた。
 理由は簡単で、後刻、詳しく記すが、この54分ぐらいのヴィデオは、もともとアメ
リカ人向けである。
 特に、アメリカ兵には、決定的な影響があるのである。彼らは、911をテロと信じ
込まされ、テロリストとの戦いだと騙され、すでに、千人以上が、アフガニスタン、
イラクで、戦死しているのである。
 私は、その方が複写作成に時間が掛からないこともあって、「10分のハイライト・
プラス・アルファの15分ヴィデオ」を作って、自宅で量産、広く頒布している。注文
は殺到している。
 日本語版の作成も進んでいるようだ。しかし、英語版のまま、日本で、アメリカ人、
特にアメリカ兵に進呈すれば、その方が、大統領選挙を控えたアメリカ本国に与える
影響は大きい。

今は誰でもヴィデオまたはCDの複写ができるのである。だから、この手を思い付いた
のである。ただし、私には、自分の仕事もある。無料奉仕は続けられない。そこで、
考え抜き、名案を思い付いたのである。
 わが木村書店で売っている本、雑誌を買えば、その値段のままで、「54分ぐらいの
ヴィデオ」、911 IN PLANE SITEと、「10分のハイライト・プラス・アルファの15分
ヴィデオ」に、説明入りA3判カラーコピーを「付録」として、送ることである。
 詳しくは、後刻、亜空間通信を発するが、以下で申し込まれれば、それなりに対応
する。
altmedka@jca.apc.org

(以下は、上記の投稿抜粋である)
------------------------------------------------------------
みんなでBE-IN[GPC] 駐沖縄米兵、兵士であることをやめたい
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/990.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 9 月 10 日 23:42:18:dfhdU2/i2Qkk2

http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_200409.html#461
----------------------------------------------------------------------------
---●Vol.461:みんなでBE-IN(09/10)
----------------------------------------------------------------------------
---★グローバル・ピース・キャンペーン★
■転送・転載・大歓迎■
[中略]
■山田和尚■
沖縄で特に嬉しかったのは、夜中のコザの街で若い米兵と仲良くなって、『911』
のビデオを見せることができたことだ。
[中略]
この夜は朝までかけてビデオを2回上映した。合計28人の兵士が見てくれた。ほと
んどの兵士が兵士であることをやめたいと言ってくれた。彼等にとって、この夜は敵
の銃口よりも危機感が芽生えたに違いない。それは唯一のより所としてきた愛国心が
崩れたからに違いない。

朝になって別れる時に、一人の兵士が「このビデオが欲しい」と言い出した。もちろ
ん私はそのつもりであったが、「どうするんだい」と問いかけてみた。「コピーして、
基地の友人に配りたい」と言ってくれた。「アメリカにも、送って欲しい」と私は付
け足した。

ひょっとして、このビデオ1本で基地の中が変わるかもしれない。みんなでやるともっ
と早く変わるかも知れない。そのために、まずは親しい友人になることだ。
------------------------------------------------------------

 私は、湾岸戦争後、民衆のメディア連絡会の創始者の一人となった。そのヴィデオ・
プロジェクト、VIDEO ACT!の創始者の一人でもある。ほとんどの家庭に普及したヴィ
デオ・デッキ、かなり多くの施設に備えられるようになったヴィデオ映写装置、電網
ストリーミング、これらの技術を使いこなせば、大手メディアの化けの皮を剥がし、
ひいては、体制そのものを、市民が変革することも可能になるかもしれないのである。
 
 もっとも、その市民なるものが、体制ばかりか既成左翼の教条を、鵜呑みにするだ
けの愚鈍な大衆のままでは、これまた、腐敗堕落した体制変革が、再び独裁政治に至
る(最近の典型はソ連)という、何度も繰り返してきた愚行を、またもや再現する愚
挙になり兼ねないから、これも要注意である。
 
 だからこそ私は、すでに、『カール・マルクスの大罪』発表の予告をしたのである。

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長


コラム目次に戻る
トップページに戻る