1720.次へ繋がる手を大胆に打つべきじゃろう。



Tさん、癌の疑い晴れてよかったですね。

ところで先月のアーミテージ発言に続く、今回のパウエルの常任理
事国入りのためには日本国憲法第9条の改正が必要というコメント
、どう思われますか?

アメリカは、日本の自衛隊に、水の浄化や歯磨き教室ではなく、最
前線でアメリカの支援をするように求めてくるつもりがあり、その
ための伏線では?

憲法はもちろんアメリカが日本に押し付けたものですが、それを逆
手にとって軍事活動をサボろうとする日本に、「そろそろ憲法第9
条を改正しなさい」というメッセージのような気がします。

日本人のほとんどは、憲法改正は手続きも大変だし、国論がまとま
りきれないので、ダラダラ、ズルズルしていれば、アメリカの要求
をかわせると思っているかもしれませんが、この調子でいくと、憲
法第9条だけに限った改正を強いられるような気がします。

このあたり誰が危機意識をもって対応しているのでしょう?
とくまる
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(Fのコメント)
自民党政治に国内圧力団体がいなくなり、政治の推進力として、米
国を利用する与党政治家が出てきた。これは自民党政治家が自分か
ら属国政治にしている。竹中さんを評価していたが、米国で郵政公
社改革の講演するか変ですよ。どうして米国に支持を求めるのでし
ょうかね??

このように日本政治が米国の意向を聞いてからでないと、できない
事態にしたのは問題ですね。その一環として憲法9条問題もあるの
です。

米国はイラク内戦の上にイラン侵略をしようとしている。このため
イランが911で大きな役割を果たしたという大量の嘘を撒き散ら
している。イラクの大量破壊兵器の話と同じであるが、何べんも繰
り返して言う内に、本当に聞こえるようになる。

このイラン戦争突入で兵力が不足することが見えている。しかし、
イラクに派遣している国は、撤退の方向にある。新しくフィリピン
・ウクライナ・ポーランド・ニュージランド・ノルウェー・タイな
どが撤退している。このため、兵力不足のために日本の自衛隊を活
用する方向で米国は考えている。

しかし、イランに侵略すると核戦争になる可能性が大きく、日本は
欧州と共に米国を止めないといけない。親米であるがハルマゲドン
には反対することが必要です。
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次へ繋がる手を大胆に打つべきじゃろう。 虚風老 

 石油では、アメリカを出し抜くことはできんじゃろう。
ネズミの穴を見張る猫のように、最大限の注意をはらっていて、そ
の支配が、世界支配の種であり、アメリカ文明の基盤であることを
誰よりも知ってるからじゃ。

エネルギー問題は、もっと広汎に長いスパンで戦略を取ることが必
要じゃろう。古代文明は、それぞれ手に入るエネルギー(森林)の
加伐採と共に消えたものが少なくない。
エネルギーといった場合に、再生可能エネルギー(太陽・風力等)
で、現在使用している量を、すべて賄うことは難しいじゃろう。
だが、政府が目標としているのは2、3%に過ぎない。
しかし、これを15%を目標に立て、<自前><継続可能な>のエ
ネルギーにすることは、安全保障の問題といえるんじゃろうの。
(安全保障を、<軍事>とだけ狭く考えるのはまちがいじゃ。国民
が生活できるかどうかなんじゃよ。国民の生活ができなくなれば、
日本を守る力は弱るのはあきらかじゃ。)

環境問題だからという名目で、コスト(経済原則)にあわない政策
をとることについては、米国も馬鹿な奴めと笑って認めるやもしれ
ぬ。(米国の経済理論は、マネーに偏っておるでの。それが間違い
なのは明らかじゃが…)

しかも。その手の民製品の開発力(つまり原理よりも実際の製品に
磨き上げていく力)は、日本が世界に追随を許さない。今のエネル
ギー需要の15%を占めるといえば巨大な市場になる。それを「国
」の政策とすれば、安定した需要喚起であり技術促進・設備投資が
可能になるはずじゃ。

またこれは、根本的なエネルギー政策である<水素化>技術も促進
するの。(当面のブリッジとしては、エタノール化になるやもしれ
ぬが(運搬・貯蔵の問題から)−ともあれ、電気が何らかの形で貯
蔵・取り出しできるシステムの効率の良さになるじゃろう)

また、これで開発されたシステム・ユニットは、世界のどこにでも
輸出できるじゃろうしの。技術的には、<光><水素><炭素>が
実用化世界では幅広く取り入れられるじゃろうな。

政治戦略にできることは、<枠>を予算や方針として作ることじゃ
ろう。環境という名前に隠れて、<自前のエネルギーの確保>とい
う選択をすることは、根底的な安全保障につながっておるんじゃ。
石油情勢は、この先も逼迫しおるじゃろう。
30年先を見据えて整備すべきじゃね。
                         虚風老
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このビデオ・リポートの証言している方々は、元CIAの情報分析
専門家やアメリカ外務省に所属した方々や大量破壊兵器のスペシャ
リストなどの徹底的な批判を含む非プロパガンダ(非洗脳)です。

今のフォースの世界を理解するのにこの情報はお勧めですが英語で
放送されています。しかしこう言うレベルの高い方々は皆が「あの
戦争は完全たる嘘に基づいている」と言っています。

是非見て下さい。感じて下さい。ようやく僕の講演でずっと言った
ことは再確認されている時代となりました。大量嘘兵器のほうが怖
いではないか?

聞いて、見て下さい

http://www.maranatha.co.jp/uncovered_the_whole_truth.wmv

M総合研究所
http://www.m-ken-net.com/msougoukenkiyusiyo1/msouken.html
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CNNでブッシュが・・・ アルルの男・ヒロシ

 ラリーキングに、ブッシュ夫妻が出演。

親密な家族ぶりを演出していた。
ブッシュも慣れたもので、時には机を叩きながらも、イラク戦争、
テロ対策の正当性を主張。しかし、目にはうっすらと涙をためなが
ら、訴える。

ラリーキングでは、党大会前に、ケリー夫妻も出ていたのだが、妻
が良くないと思った。例の「ショウブ・イット」発言と並び、あま
り有権者に良い印象を与えなかっただろう。

防衛論争では、ブッシュ側の仕掛けた罠にケリーがすっぽりとはま
ってしまった。

それから、運の良いことにフロリダにハリケーン・チャーリーが来
襲!弟ジェブ知事と連携して、「非常事態の指導者」ぶりを見せつ
けた。

まだ共和党党大会前です。現職の強みを最大限利用しています。 
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国際戦略コラム御中
 NO.1710  中国の反日をどうするか?へのコメント

Kazu

数ヶ月ぶりの投稿です。中国の反日が戦後60年たっても日中講和条
約から四半世紀たっても反日がやめられない事情について、日本に
いる方がわからない事情を書きたいと思います。
(中国にいますので)

反日が戦後づっと続いている原因は、なんと言っても共産党の愚民
化政策の為です。中国共産党が原因として死んだ中国人の合計は
2,500万人はくだらないでしょう。

  ■1957年から66年の大躍進 2,200万人が餓死
  ■1967年から77年の文化大革命で少なくとも220万人死亡
  ■天安門の虐殺(事件ではなく虐殺)少なくとも1万人死亡

■については、中国国内での発表は天気がわるかったからとソ連に
食料を返したからです。事実は毛沢東が中国の鉄の生産を10年間で
イギリスのレベルに持っていく為に、全農民が農業を放り出し、手
製の炉で鉄を生産した為です。この恐ろしいことに事実を知ってい
る中国人は13億人のうち皆無です。

■文化大革命については、毛沢東を批判する本も出版されています。
 ですが、当然ながらテレビなどでの共産党への責任は追及されて
 いません。

■天安門の死者は共産党の発表では4人とのことです。
 
 これらの事実に付け加えて、中国は他の先進国から以前より良く
なっているとはいうものの、少なくとも経済・生活レベルで30年か
ら50年くらいの差があるでしょう。人権あるいは経済な、これらの
不満を吸収する先として、ナチスのユダヤ人に対するように、日本
に矛先が向かっているという側面を忘れて議論をしてはいけないで
しょう。
国民党が国際連合に発表した日中戦争の死者は290万人で、共産党の
国内で言っている数字は3,000万人です。

 これらの中国側の事情を理解した上で、かつ中国側の日本外交習
慣の理解、つまり日本は戦争責任を含め、強硬な姿勢を見せると
すぐに折れる国だと中国側は理解しており、これも正常な外交関係
を結ぶ上で、障害になっています。
 これらの事情から反日教育、反日外交が中国にとって有利である
と考えている為に、日本と中国の関係が、ドイツとフランスの関係
とは程遠くなっていることを理解すべきと思います。
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(Fのコメント)
中国の現状の経済がバブル的な状態にあるが、中国が大国的な寛大
さを身に着けて、この崩壊期に日本との関係を良好にしないと大変
だという意識はあるようだ。日本企業を追い出した反日の韓国経済
を見ている。

反日・反米であると、日本や欧州・米国などの投資の引き上げが、
バブル崩壊時に起こる可能性があると中国経済官僚や中国の企業家
は気が着いている。

しかし、軍関係者、内務官僚、共産党など国内に向いている政治家
等は反日・反米的な言動を繰り返している。アジア諸国も、このよ
うな中国を警戒している。勿論、その対策として中国はFTAでア
ジア諸国との関係を回復しようとしている。

日本や米国をアジアで孤立させようとしているが、そう簡単にはい
かない。ASEAN諸国は、日本・米国を中国への保険と見なして
いる。やはり、中国が怖いのでしょうね。

米国の崩壊が近い。米国の3つの赤字がどこかで限界点を超えるよ
うに感じる。この恐れをFRBのグリーンスパン議長も感じている
ようだ。この米国の覇権を引継ぐのは、順当に推移すれば欧州であ
るが、ハルマゲドンの核戦争になると、欧州は大きな影響を受ける
ことになる。イスラム教徒の移民が多いのと、中東に近いために核
爆発の影響が出て、暗い季節が続くと予言されている。

日本や中国など東アジアは、中東から遠いために影響が少ない。こ
のため、米国崩壊・中東核戦争後を見ると、東アジアを中心とした
世界が核戦争後の世界を指導するしかない。この時、中国が大国と
して寛大さがないと、日本の加重が大きくなるように感じる。
ODAや汚染された地域の救援など、大変な状況をどうするかなど
難題が出てくる。
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天皇という存在 ー私論 天皇論ー

 我が国の天皇という存在は、世界万国を見回しても唯一の存在
で、類を見ない存在である。1つめには、遠い昔より我が国の歴史
と共に、男系の血筋により綿々と受け継がれた存在であること、2
つめには、歴史の時々に我が国を統治する権力者を認めつつも、そ
の権力者は天皇に対しては臣下の礼をとっていたこと、つまり実質
的には権力者に国内統治を認めながらも、精神的な面からは常に日
本を束ねていた存在であること、3つめには、イギリス王室のよう
な戦いによる征服でかち合えた領土を支配するような存在ではな
く、多くの場合、その徳に触れ、その徳に敬服し、その徳に従うこ
とを善しとする者達により、推挙されて「束ねる」存在となったこ
とを挙げることができると思う。

 どうして天皇はこれまで我が国の歴史の中で綿々と代を重ねるこ
とができたのだろうか。また、天皇という存在は、我が国において
これまでどのような存在であったのだろうか。我が国が個性と誇り
を失いつつ崩壊の危機に面している今、私は深く国を憂い、街角の
ビルの片隅で段ボールに包まって朝を迎える者達を憂い、次世代を
担う子らの行く末とこの国の未来を憂う。

 その憂いは、歴史の中に於いても、我が国が国として定まらずに
国づくりに励んでいた時代の将来への憂いに通じるだろう。また、
戦乱に明け暮れて屍だけが野を埋めた時代の憂いにも通じるものが
あろう。そして、アジアの諸国が植民地として征服されたと聞く中
で、見た事も無い鉄の船が突如現れて我が国を揺さぶったときの憂
いにも通じるものがあるだろう。そう思うと、歴史のその時々に、
我らが祖先も憂いの中で、天皇という存在がいかなるものかを考え
たに違いない。


 今、我らは国に自信を無くし、民族としての自信を無くし、欧米
の為すがままである。テレビのニュースでは毎日殺人のニュースを
聞かされ、ドラマは人を殺して幕を開ける。まさに、人間は本来悪
であり、金がすべての世の中であると考えるように仕向けられ、本
気でそう感じるようになってしまったように感じる。

 私はそんな中でも、人間は本来善であって清いものであると信じ
たい。この世に生きてゆくなかで、人は罪を犯し、人の道を外れ
る。しかし、それは、生きてゆくことが誰にも保証されず、自分で
手にいれる他に無いことに由来するものであって、もし誰もが生き
てゆく事を満たされるならば、本来の善、清さは誰の元に現れてく
るのだと信じる。


 しかし、それをどのように証明するべきなのだろうか。そう思う
時、我が国の天皇という存在の意味と、我が国の歴史の中で脈々と
息づき、そして時の為政者が守ってきた理由を知った。

 私が思うに、我らが祖は、人の善を最も良く知る一族に、いかな
る時代においても人は善であって清いものであることを現してほし
いと願い、天皇と言う存在を我が国に生み出して守ってきたに違い
ないと考える。それは、この世で生きていくという過程で忘れてし
まいそうな善の自覚と清い心を持つことを、天皇という存在を通し
て再確認することであり、心の中の「善」「清」の鏡移し、あるい
は自らの姿を映す鏡とも呼べる。つまり、私にとって、天皇とは私
の中の「善」そのものであり、「清」そのものであって、両者を分
つ事はできず、天皇は私の心の一部である。また、その鏡に我が身
を映す時、如何に我が身が汚れているかを知る。


 このように考えると、天皇位に就くものが無私無欲の存在を目指
し、至高の存在を目指し、我が国最高の祭祀としての任を全うする
理由も自ずと理解できる。

 そう思う時、どうして天皇を守らずには居られようか。それは我
が心の善そのものである。どうしてそれを汚す者達を許せようか。
それは我が誇りへの侮辱である。きっと、この気持ちこそが我が国
の歴史の幾多の戦乱をかいくぐっても天皇制が受け継がれてきた理
由であり、我らの祖が命を賭しても守ってきた原動力であると堅く
信じる。


 我が国が深刻な危機を迎えた今、この国が建国された頃に立ち
戻って、その建国の意味を再確認し、単に先の戦争だけに捕われて
論ずるのではなく、古く我が国の歴史の中で天皇が為した、その役
割を再認識することが必要だろうと思う。

 私が思うに、我が国の建国の目的は、教育勅語に在る「国を肇む
ること宏遠に、徳を樹つること深厚なり」という言葉が物語ってい
ると思う。また、天皇が為した役割とは、仁徳天皇の故事を思い起
こすことが良いかと思う。

 このように我が国においては天皇と国民は魂の根幹で互いが繋
がっている存在であるが、もし仮に天皇家がイギリスを初めとする
欧州の王族のような立場に憧れ、本来の意義を見失うならば、それ
は天皇家のみならず我らにとっても大きな不幸の到来を意味する事
になるだろうと思う。


 最後に、一つだけ良く心得ておくべきことが有ると思う。この国
を守るという口実で安易に武力に訴えることは慎むべきであろう
し、その口実の盾に他国の国益のために我が国の国民が血を流す事
を決して許すべきではないだろう。この国の諸々の民を守る為に、
また自分の善の象徴である天皇を守る為に、やむを得ず武力によっ
て我が身を守ることは許されても、決して云われの無い理由を口実
に一国を攻め滅ぼすことは断じて行なうべきではない。武力を以て
征服するのではなく、徳をもって集うことを善しと承服させること
を以て、我が国建国の意義を更に宏遠なものとすべきである。


追伸

 今上天皇を以て、天皇は125代(明治以前の数えでは124
代)を重ねるという。

 私がこの世に存在するためには父母の2人が在って、父母が在る
為にはそれぞれに両親が必要である。つまり、4人の人間が在った
訳で、2代を重ねるために4人(=2の2乗)の祖を持つ。そう考
える時、125代を重ねるためにどれだけの祖が必要であろうか。

 天皇2代を以て、国民の世代が1つ重なると考えれば、2の62
乗となるかと思う。(もし間違っている場合は、ご指摘いただきた
い)何と4.61x(10の18乗)となる。現在の我が国の人口
を1億2千万として、えいやと計算すると384億倍となる。
ちょっと僭越なことであるが、日本史の教科書に必ず載っている推
古天皇を起点として考えても、推古天皇が35代(明治以前の数え
では34代)であるから、2の45乗、つまり約35兆人となる。
ともあれ、これでも膨大な人数となる。

 とある小学校の先生の逸話を紹介したい。詳しい一語一句は忘れ
てしまったが、おおよそ、こんな話だったと思う。「皆さんにはそ
れぞれにご先祖さまが居て、天皇陛下と共にこの世を生きていたと
考えると、ご先祖様の人数はとっても沢山になります。自分の隣に
座っている人とも、日本人であれば誰とでも、いつの時代か御先祖
様が一緒のときがあったと言えるのではないのでしょうか。だか
ら、皆さん!お互いに仲良くしなければいけませんよ〜」と生徒に
話しかけたと聞く。

 世知が無い世の中になってしまったが、そんな中でも国民同士の
助け合いの精神を思い出したいと思う。

へのへの419


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