1649.最新日本政財界地図(2) ビッグ・リンカー達の祭



YS/2004.06.05


最新日本政財界地図(2) ビッグ・リンカー達の祭



        ★★★★★お知らせ★★★★★
今年で50周年となるビルダーバーグ会議が6月3日から6日まで
イタリアで開催されています。その議長であり、「最新アメリカの
政治地図」の主人公の一人、エティエンヌ・ダビニオン氏が、ロマ
ーノ・プロディ欧州委員会委員長、パスカル・ラミー欧州委員会通
商担当委員等と共にまもなく来日されます。(抽選に当たればあな
たも会えるかもしれません)
        ★★★★★★★★★★★★★★


■北朝鮮再訪とトヨタ人脈

 小泉首相の「後出しじゃんけん」の裏側には、「首相を囲む会」
の中で最も発言力がありそうな奥田碩日本経団連会長率いるトヨタ
の国連人脈が大きく関係していた可能性がある。そして、この国連
人脈は小泉首相の北朝鮮再訪にも関係していたようだ。

 日朝首脳会談の準備のために外務省、警察庁、防衛庁職員57名
の先遣隊が平壌入りしたのが、5月18日午後である。同じ18日
に国連のアナン事務総長の特使としてモーリス・ストロング北朝鮮
問題担当特別顧問一行が平壌に到着していた。地球環境問題のゴッ
ドファーザーことモーリス・ストロングについては『最新アメリカ
の政治地図』で詳細に取り上げた人物であり、トヨタのインターナ
ショナル・アドバイザリー・ボードのメンバーを務めてきた。おそ
らく核問題を中心に経済再建や列車爆発事故に関する支援問題、そ
して小泉首相の再訪朝なども協議していたと思われる。

 平壌国際空港に到着した小泉首相をナンバー2の金永南・最高人
民会議常任委員長が出迎えなかったとして「格下げ」ではないかと
話題を集めたが、前日21日に金永南とストロングは会談していた
のである。ストロング一行は小泉首相が再訪朝する22日まで平壌
に滞在、北京、韓国を経由して来日し、28日には都内で藪中三十
二・外務省アジア大洋州局長や安倍晋三・自民党幹事長と会談して
いる。また記者会見も行い、小泉首相が25万トンの食糧支援など
を表明したことについて、「日本の決定を評価したい」とし「次回
の六カ国協議の進展にもつながる」との見解を示している。

 しかし、途中の北京では「(核問題について)北朝鮮は米国を信
頼していない」と指摘した上で、「北朝鮮は今も核開発を続けてい
る。核しか交渉材料がないので核の完全放棄に同意するのは困難」
と述べ、6カ国協議を進展させるためには国際社会によるエネルギ
ー援助などが必要との見方を示しており、米国と国連との間で大き
な溝がありそうだ。

 今年2月にアナン国連事務総長が来日した際に川口外相が日本人
拉致問題の解決を目指す考えを伝え、国連の協力を求めている。こ
の時アナン事務総長は3月にモーリス・ストロング国連事務総長特
使を訪朝させると表明していたが、これを延期し、小泉首相の再訪
朝に合わせる形となっている。おそらく日本政府は北朝鮮との交渉
を国連派=協調派と米国派=強硬派のアメとムチとして使い分け、
今のところアメを重視しているようだ。こう考えると、モーリス・
ストロングと米国派=強硬派の代表である安部自民党幹事長との会
見の中身が是非知りたいところである。

■日中冷戦時代の巨大マーケット?

 日本人拉致問題も含めて北朝鮮問題を複雑にしている要因には、
これまでも何度も指摘してきたように米国の国防企業を操る軍産イ
ンナー・サークルの利害が大きく絡んでいることも含まれている。
場合によっては、韓国や台湾も巻き込みながら緊張が日朝間から日
中間へと拡大し、日中冷戦時代という新たな巨大マーケットが生ま
れ、アフガニスタンやイラクでの戦争で在庫一掃をはたした米国国
防企業のみならずEUの国防企業までもがハイエナのように群がる
ことになるだろう。

 その第一弾は日本が米国から買わせていただく8000億から1
兆円以上のミサイル防衛(MD)システムであり、これに対抗すべ
く中国の温家宝首相は今年5月1日に25カ国体制となった拡大E
Uに外国首脳として真っ先に駆けつけ、ドイツを皮切りに11日間
にわたってベルギー、EU本部、イタリア、英国、アイルランドを
歴訪、対中武器禁輸措置の撤廃に向けた協議を加速させている。な
んとも不気味な兆候がここにある。

 また、日中間の緊張の高まりを目論む一部の米欧国防企業を大喜
びさせる好戦的な人達が日中両国に少なからず存在していることも
事実であり、彼らの思惑に気が付かず、目先の利益に捕らわれて、
一緒になって踊ってしまいそうな人達もいる。「首相を囲む会」の
メンバーの中にも「イヒ!」が「イヒヒヒヒ」になりそうな旭化成
の山口信夫代表取締役会長がいたりする。旭化成は創立者である野
口遵時代からの火薬、爆薬の大手メーカーとしても知られ、旭化成
ケミカルズは日本火薬工業会の会員となっている。また、山口会長
は全国防衛協会連合会の会長を長く務めてきた。この全国防衛協会
連合会は1989年に発足した各地の自衛隊の父兄会や隊友会、遺
族会と財界などで組織されている。

 そして、もうひとりの「イヒヒヒヒ」になりそうな「首相を囲む
会」のメンバーは東芝の西室泰三取締役会長であろう。

■ビッグ・リンカー達の祭

 東芝の西室泰三取締役会長は、「ビッグ・リンカー達の宴」の1
回目シリーズで取り上げた世界最大級の投資会社カーライル・グル
ープのカーライル・ジャパン・アドバイザリー・ボードのメンバー
となっている。

 今ではカーライル・グループの日本語サイトも開設されており、
その会社概要には「あらゆる投資機会に対しオープンではあるもの
の、航空・防衛、自動車、消費財、機械・部品、エネルギー・電力、
ヘルスケア、不動産、ITおよびビジネスサービス、通信・メディ
ア、輸送など、特にノウハウを培ってきた業界にフォーカスした投
資を行っています。」と隠さず堂々と書いている。

 現在のカーライル・グループの会長はルイス・ガースナー米IB
M前会長が務めているが、カーライル・グループは、世界的なビッ
グ・リンカーを揃えた豪華役員陣の人脈によって、特に航空・防衛
分野で強さを発揮し、同時多発テロの恩恵を最も受けた企業のひと
つである。このカーライル・ジャパン・アドバイザリー・ボードに
は西室東芝会長の他にお馴染みのジェームス・べーカー・カーライ
ル・グループ・シニア・カウンセラー(元米国務長官、元財務長官)
、フランク・カールーチ・カーライル・グループ名誉会長(元米国
防長官)、トーマス・フォーリー元駐日大使、椎名武雄・日本IB
M最高顧問兼経営諮問委員会議長、横山禎徳・マッキンゼー・アン
ド・カンパニー元ディレクター(元大蔵省金融制度調査会委員、元
税制調査会金融課税小委員会委員)、米最大手保険会社AIGグル
ープのグリーンバーグ・ファミリーのエバン・グリーンバーグ・エ
ース・リミテッド社長兼CEO、サウジアラビアの世界的な大富豪
であるムハンマド・ジャミール・アヴドゥル・ラティーフ・ジャミ
ール(ALJ)社長の8名で構成されている。

 この中で横山禎徳は「首相を囲む会」のメンバーである宮内義彦
率いるオリックスの社外取締役に就いている。そしてサウジアラビ
アの大富豪ムハンマド・ジャミールが社長を務めるアヴドゥル・ラ
ティーフ・ジャミール(ALJ)は、トヨタと東芝のサウジアラビ
アでのディストリビューターとして同国有数の新興財閥に成長した。
また同社はトヨタが2005年8月から国内導入する高級車ブラン
ド「レクサス」の109販社の一つとして東京都内で店舗を運営す
ることが今年5月26日に発表されている。また、アヴドゥル・ラ
ティーフ・ジャミール(ALJ)のイラク進出もまもなく発表され
るかもしれない。

 おそらくカーライル・グループはトヨタを巻き込むためにムハン
マド・ジャミールを引き入れたのだろう。その目的にはKDDIの
攻略も含まれていたようだ。「首相を囲む会」の中の中心人物であ
る奥田碩トヨタ自動車取締役会長と牛尾治朗ウシオ電機会長の両氏
が揃って社外取締役に就任しているのがKDDIである。現在この
KDDI傘下のPHS(簡易型携帯電話)最大手DDIポケットを
カーライル・グループと京セラ連合が総額約2200億円で買収す
る交渉を進めており、6月中にも最終合意する見通しとなっている。
京セラはKDDIに13.5%を出資する筆頭株主であり、第2位
株主は11.7%を保有するトヨタである。DDIポケットはPH
Sの国内シェアの約57%を占め、KDDIが80%、京セラが1
3%を出資している。カーライルは今後DDIポケットの株式の6
0%を取得し、経営権を握る。京セラは30%まで買い増し、KD
DIは10%の出資を維持することになりそうだ。

 PHSは廉価な移動通信手段として中国ではすでに3000万台
が普及し、今後は日本国内同様データ通信手段としても需要が見込
まれている。カーライル・グループはPHSが海外でさらに成長す
ると考えているのだろうか? おそらく戦場こそがその威力を発揮
できると目論んでいるに違いない。彼らが描く将来の「フラッシュ
・ポイント(発火点)」を示す地図の日本と中国の上には、赤丸急
上昇を示すステッカーがベタベタと貼り付けられているのだろう。
なんといってもそこそこのお金があり。かつ発火しそうなポイント
が他にないために、彼らの期待を一身に背負ってしまうのである。 

 なんとも狭いサークルの中でエリート達がうごめいている光景が
浮かんでくる。そして、日本政府も乗り遅れてはなるものかとこの
サークルに入り込もうとしている。

■「安全保障と防衛力に関する懇談会」

 政府は今秋に予定している防衛大綱改定に向けて審議を行う小泉
首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」の9名の
メンバーに張富士夫トヨタ代表取締役社長を選任した。4月27日
に行われた初会合で張社長はこの懇談会の座長代理に就いている。
座長は荒木浩(東京電力顧問)が務め、その他のメンバーは、五百
旗頭真(神戸大学法学部教授)、佐藤謙(都市基盤整理公団副総裁、
元防衛事務次官)、田中明彦(東京大学東洋文化研究所教授)、西
元徹也(日本地雷処理を支援する会会長、元防衛庁統合幕僚会議議
長)、樋渡由美(上智大学外国語学部教授)、古川貞二郎(前内閣
官房副長官)、柳井俊二(中央大学法学部教授、前駐米大使)、山
崎正和(東亜大学学長)となっている。このメンバーの中で張富士
夫と田中明彦の2名がトライラテラル・コミッション・アジア太平
洋委員会委員である。

 初会合に出席した小泉首相は、「冷戦時代とは異なり、大量破壊
兵器の拡散の進展、国際テロなどの新たな脅威への対応が大きな課
題となっており、このような課題に的確に取り組んでいくことが重
要である。」と語っている。

 興味深いのは荒木座長の初会合後の発言である。情報収集が重要
との意見が出されたことを受け、米国などが運用する通信傍受シス
テム・エシュロンに言及し「エシュロンを見てもアングロサクソン
系の国は電話、メールをすべて読んでいるとの話もあり、関心を持
った方がいい」(4月27日共同通信)との警告を発している。政
府関係者がなかなか言い出しにくい問題を初会合からズバリと切り
込んだ。現在エシュロンの対象は日本企業にも向けられていると言
われている。米欧の亀裂を生んだ背景のひとつにこのエシュロンの
問題もあった。日本の技術力をいかに防衛するかも議論される必要
がある。

 また新たな脅威の中に「米欧の思惑により日中がぶつけられる脅
威」もぜひ隠れた議題にあげていただきたい。脅威を餌にしか生き
ていけない哀れな集団こそが全世界の真の脅威であり、その集団が
米国に巣を張って生きていることこそが問題なのだ。その具体的な
方法として『最新アメリカの政治地図』で米国の軍産インナー・サ
ークルを国連管理下に置けと書いた。これはつまり「お金」の出口
を米国から国連へと変えることを意味している。

 この発想は偶然見つけたネオコンの論客マックス・ブートの発言
からヒントを得て書いた。2003年9月3日付け朝日新聞朝刊に
掲載されたインタビュー記事で「最近の国連軽視は行き過ぎていま
せんか」との質問の中でブートはこう応えている。

「国連を過大視すべきではない。むしろ、平和維持や国家建設に絞
って国連の役割強化を考えるべきだ。しかし、国連の資源は限られ
ているから、企業を使ったり、雇い兵を使ったりすることも検討し
たらいい」

■揃った主人公達

 緒方貞子・現国際協力機構(JICA)理事長(前国連難民高等
弁務官)ら16名が委員を務める国連の「諮問委員会(ハイレベル
・パネル)」が安全保障理事会拡大を含めた国連の包括的改革案が
今秋までにまとめられることになっている。この「諮問委員会」の
委員長を務めるタイのアナン・パンヤラチュン元首相もカーライル
・グループの諮問委員会メンバーであった。

 最初に彼らが手がけるべきことは、ブートの助言に従って民間軍
事会社(PMC)の規制策の検討を見直し、最大手であるハリバー
トンの子会社ケロッグ・ブラウン・アンド・ルート(KBR)あた
りに発注すればいいのである。そうすればチェイニー副大統領を取
り巻く米国の軍産インナー・サークルの国連への評価がコロッと変
わる可能性がある。

 また、ついに明るみに出た国連のイラクへのオイル・フォー・フ
ード計画(石油食料交換計画)に絡む不正疑惑を追求する声も弱め
ることができる。国連はすでにこの事件を調査する独立調査委員会
(3人委員)の委員長にポール・アドルフ・ボルカー元米連邦準備
制度理事会(FRB)議長を招き入れるなど万全の対策を講じてい
るが、彼らを黙らせるためにはやはり「おみやげ」が必要だろう。

 なお、現在イラク国民会議(INC)の代表で、イラク統治評議
会メンバー、アハメド・チャラビの疑惑が高まり連日メディアを騒
がせている。チャラビはこれまで、ネオコンに重用され、中でもリ
チャード・パール元国防政策委員会委員長との繋がりが深く、最近
まで米国防総省から財政支援を受けていた。ネオコンを通じて国防
総省に「イラクに大量破壊兵器が存在する」との情報を流し続けた
張本人であるが、米国の機密情報をイランに流したスパイ容疑も浮
上しており、連邦捜査局(FBI)が本格的な捜査を開始している。

 このチャラビとネオコンを巡る疑惑はイラク戦争開始前から一部
で噂されてきた。チャラビ疑惑をこれほどまでに火を付けたのは今
年5月20日に行われたチャラビのバグダッド市内の自宅とイラク
国民会議(INC)の複数の事務所の家宅捜索である。この時押収
された書類に国連のオイル・フォー・フード計画をめぐる不正事件
に関するものも含まれていることから、ポール・ボルカーがこの家
宅捜査に大きく関与しているものと思われる。

 今年2月に国防政策委員会委員を辞任したリチャード・パールに
続いて、米中央情報局(CIA)のテネット長官が7月に辞任する
ことが発表された(6月3日)。政権内に留まる方が利口なのか、
逃げる方が利口なのかは、辞任後に彼らを迎え入れる企業名から判
断できるだろう。
 
 『最新アメリカの政治地図』で描いた主人公達が勢揃いする中で、
米国は今後更に追い込まれ、その責任を問われ、信頼が完全に失墜
するかもしれない。代わって国連への期待が高まる中で日本に対し
て打診があるはずだ。

 その「御案内」にはこう書いてあるだろう。

「かねてより希望されていた常任理事国のお席を日本のためにご用
意させていただきました。多少お高くなりますが、いかがでしょう
か?」

 日本の技術を元に作られた通信機器、軍用トラック、燃料電池機
器、軍事ロボット、GPS機器、センサー機器、ミサイルが大量に
逆輸入され、敵に怯えながら使わせていただく光景ほどグロテスク
なものはない。間違いなくそうしたことを目論んでいる集団が存在
する米国へ必死になって売り込むより、日本政府や国連関係機関へ
アプローチした方がまだ安心できそうだ。そして、中国や北朝鮮を
グローバル経済の「コア」に完全に組み入れ、相互依存のしがらみ
網をすっぽりかぶせてしまえばいいのである。そうすれば今世界的
な規模で話題になっている米国海軍戦争大学のトーマス・P・M・
バーネット教授への評価はますます高まり、21世紀政策研究所の
招きで日本にも来るかもしれない。

 この点でトヨタ・住友商事連合と三菱自動車・三菱商事連合を見
習うべきだろう。イラク復興支援向けの二国間無償第1号となった
トヨタ・ランドクルーザー810台と三菱ギャラン340台のパト
カー仕様車が、まもなくイラク全土27都市で走り始める。一言二
言書きたい気分も山々だが、ここはグググッとこらえてこう書いて
しまう。「このパトカーによって、イラク人の日本企業に対する信
用と信頼が生まれれば、これも立派な新たな脅威への防衛手段であ
る。」しかし、リコールのチャンピオンである三菱自動車・三菱商
事連合は補修サービス網も即座に進出できそうな気がして、かなり
不安を感じてしまうのは私だけだろうか。

 日本メディアはこうしたことを大きく取り上げようとしない。こ
れにはいろいろ事情がある。「イヒヒヒヒ」の旭化成の山口信夫代
表取締役会長は読売グループとの関係が深く、日本テレビ放送網の
取締役、読売新聞グループ本社監査役を務めている。そして「首相
を囲む会」には読売グループ以外にも日本放送協会(NHK)や東
京放送(TBS)の役員や役員経験者が顔を揃えているのである。
とはいえ、これも目くじらを立てて大袈裟に煽り立てるものでもな
く、どこの国にも当てはまる現実として直視すべきである。英国国
営放送(BBC)や米国公共放送(PBC)をじっくり調べてみれ
ば一目瞭然である。本来お手本となるべきなのに、足下の民主主義
が未完成どころか後退の症状すら見受けられる中で、人様の土地に
土足で踏み込み、偉そうに民主化の旗を振りかざすことこそがイラ
ク戦争の一番の問題なのだ。

 しかし、さすがに英国では活発な議論が繰り返された。米国でも
旧アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件やチャラビ疑惑を契機
に本来の姿を取り戻しつつある。日本でも「木を植えています」の
イオン(旧ジャスコ)の創業者一族である岡田克也民主党代表が財
界を「冒険!チアーズ!!」に巻き込めば、政局も少しは盛り上が
るかもしれない。すでに「首相を囲む会」の福原義春・資生堂名誉
会長はイオンの社外取締役であり、山口信夫・旭化成代表取締役会
長と茂木友三郎・キッコーマン代表取締役会長CEOはイオン環境
財団評議員である。「首相を囲む会」のメンバー以外では国際派を
代表する槙原稔・三菱商事取締役相談役がイオンの社外取締役とな
っている。

つづく

□引用・参考

カーライル・グループ(日本語サイト)
http://www.carlyle.jp/

安全保障と防衛力に関する懇談会
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ampobouei/index.html

トーマス・P・M・バーネット
http://www.thomaspmbarnett.com/index.htm
http://www.thomaspmbarnett.com/published/pentagonsnewmap.htm

The Pentagon's New Map: War and Peace in the Twenty-First Century 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0399151753/qid=1086238942/sr=1-3/re
f=sr_1_8_3/249-0496222-6057134

トヨタ・ランドクルーザー810台、三菱ギャラン340台納入へ
http://www.idj.co.jp/news/0403.html#4

イラクビジネスは自動車から---トヨタと三菱自、ODAで合計780台納入
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/biz/293045

「冒険!チアーズ!!」
http://www.ntv.co.jp/cheers/
毎週土曜日18時30分より「日本テレビ系列」全国26局同時ネットで放送されて
いる人気情報バラエティ番組。スポンサーは「イオン」。


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