1381.国際情勢と神道談義



YSさんの仲間たちと国際評論家TSさんと議論した。 Fより

YSさん、MOさん、MNさん、YHさんと有名な国際評論家TS
さんをお招きして議論をした。このグループでは私は右翼に属する
ようですね。しかし、国際情勢では米国のイラク戦争の失敗という
評価は、だいたい全員同じで、国際評論家のTSさんは米国の保守
本流の勢力(リパブリカン??)が仕掛けた。ネオコンも1つの部
分でその主張を利用しているにすぎない。

保守本流には戦争をすると儲かる団体がいるし、次回の大統領選挙
資金を出してもらうために、大きな儲けを出させないといけない。

しかし、今のようなイラクのゲリラ戦では、韓国で生産している機
関銃の玉しか消費せずに、米国のメイン商品である飛行機、戦車や
ロケットを消費しない。公共事業としての戦争を起こしたのに戦後
復興や戦争道具の米国企業が儲からない。よって、このような状態
から抜け出す必要があるために、パウエルを登場させて、ネオコン
を一時的に退けることになっている。

このネオコン排除のトリガーとしてリベリア紛争を利用し、乗り気
でないことをアピールした。そして、イラクの後始末には国連を利
用する。このような動きに米国から十分な利権をもらっているロシ
アは、米国主導の国連軍でもいいと反応したが、フランス・ドイツ
は難色をしめしている。もう少し、分け前をよこせでしょうね。
中国は北朝鮮対応で米国に貸しを作っているために、フランスより
強く出ている。

しかし、米国としては世界的な紛争を継続して起こし、公共事業と
しての戦争が必要であり、次の紛争を世界的にアピールしている。

この次の紛争を米国は北朝鮮にしたような感じを受ける。しかし、
ネオコンを使えないので、この国論の転換に国際協調派のパウエル
かディーンなどの民主党を使う可能性があるようだ。ここの見解は
F。

米国の帝国主義は、イラクでは潰えたが、その米国の企業益、欲追
求は、続いている。しかし、日本の神道は、この欲追求の反対に位
置している。日本の神道の知恵は、縄文時代では当たり前の知恵で
あったとYSさんが指摘。宗教とは違う生活の知恵で、自然を壊す
と人間にも大きな影響を与えるということを知っていた。ケルト族
の森の妖精とその神話やインドのヒンズー教、イスラムのシーア派
は日本の神道と似ているし、バリ島の寺院、上海の寺院なども日本
の神社と同じような雰囲気である。このため、戦前に大川周明が、
日本にイスラム教を紹介している。

このように、世界的に神道と同じような考え方がある。アーリア民
族の母体はユーラシアの中央に位置していたし、インドへ向かった
アーリア民族はヒンズー教という多神教を生み出している。このよ
うにヨーロッパ人や米国人でも、日本の神道を分かる感情を保持し
ているようだ。このような基礎があれば、日本の神道的な考えを広
めることができると期待したものである。

その証拠に世界的に神道の研究者がいるし、神道の知恵を世界な知
恵のレベルに引き上げることを目指している。期待したい。


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