1378.ボヘミアン・グローブとマンハッタン・プロジェクト



YS/2003.09.08

【補足】 ボヘミアン・グローブとマンハッタン・プロジェクト

『1941年(昭和16年)7月のキャンプでは、日本に対する経
済封鎖の強化と、日本と戦っている重慶政府(中華民国)への“軍
事支援”が語られ、一方、広島・長崎への原爆投下の“因”となっ
た「マンハッタン計画」が議論されている。』
   
(「日本の錯覚 アメリカの誤解」 高橋正武著 P109より)

 このボヘミアン・グローブとマンハッタン・プロジェクトの関係
は、クラブ・メンバーにとって誇りともなっており、しばしばメン
バー自身の口から語られるようだ。しかし、その真相は明らかにさ
れていない。

 マンハッタン・プロジェクトが発足したのが1942年8月、そ
してその一ヶ月後の1942年9月13日と14日にボヘミアン・
グローブのクラブハウスでマンハッタン・プロジェクトのミーティ
ングが行われたことは、ボヘミアン・クラブ・ライブラリー・ノー
ツに記されている。出席者は下記のとおりである。


☆アーネスト・O・ローレンス ※
カリフォルニア大学バークレー校ラディエーション・ラボラトリー所長

☆ドナルド・クックシー 
カリフォルニア大学バークレー校ラディエーション・ラボラトリー

☆ロバート・J・ソーントン 
カリフォルニア大学バークレー校ラディエーション・ラボラトリー

☆J・ロバート・オッペンハイマー ※
カリフォルニア大学バークレー校物理学部

☆ジェームス・B・コナント ※
ハーバード大学学長 

☆ライマン・ブリッグス ※
商務省標準局(NBS)局長 

☆イーガー・V・マーフリー ※
化学者、スタンダード・オイル取締役 

☆アーサー・H・コンプトン ※
シカゴ大学物理学部学部長 ゼネラル・エレクトリック・コンサルタント

☆ケネス・D・ニコルス陸軍中佐 ※

☆トーマス・クレンショー陸軍少佐

※ マンハッタン・プロジェクトの主要メンバー

(Bohemian Club Library notes #7 1960より)



 このメンバーの中でボヘミアン・クラブを積極的に活用したスパ
イダーマンはアーネスト・O・ローレンスである。ローレンスはミ
ネソタ大学とシカゴ大学などに学び、1936年からカリフォルニ
ア大学のバークレー校のラディエーション・ラボラトリーの所長を
務め、電子核研究のための装置としてサイクロトロンの理論を提出、
そして1932年にその装置を完成した。1939年にはノーベル
物理学賞を受賞する。

 第二次世界大戦が始まると、ローレンスは原子爆弾の研究に従事
し、大型電磁石を用いてウラン−238から原子爆弾に用いるウラ
ン−235を分離して原子爆弾の製造に貢献した。

 ボヘミアン・グローブの名簿で興味深い点は、マンハッタン・プ
ロジェクトの科学者組織では最高の権威を持っていた4名から成る
政府の科学者顧問委員会のエンリコ・フェルミを除く3名(ローレ
ンス、オッペンハイマー、コンプトン)が顔を揃えている点であろ
う。

 また戦後も米国の核開発を支えたローレンス・リヴァモア研究所
の共同創設者ローレンス(もうひとりの創設者はエドワード・テラ
ー)とロス・アラモス研究所の初代所長J・ロバート・オッペンハ
イマー(原爆の父)のふたりの組み合わせも注目される。

 ヴァネヴァー・ブッシュ国防調査委員会(NRDC)委員長、ヘ
ンリー・ウォレス副大統領、ヘンリー・スティムソン戦争省長官等
で構成された最高政策グループ(トップ・ポリシー・グループ)の
メンバーであったジェームス・B・コナントが出席している点から
もこのミーティングの重要性が理解できる。

 陸軍からはケネス・D・ニコルス陸軍中佐の名が記されているが、
ニコルスは、レスリー・R・グローブスの側近中の側近であり、後
に原子力エネルギー委員会(AEC)のゼネラル・マネージャーに
抜擢された人物である。

 産業界からはスタンダード・オイル・ニュージャージー(その後
エクソン〜エクソン・モービル)の社長であったイーガー・V・マ
ーフリーが参加しているが、マーフリーは遠心分離装置の発展とエ
ンジニアリング問題を担当しておりローレンスと緊密に連絡を取り
合っていたようだ。

 1927年にコンプトン効果でノーベル物理学賞を受賞したアー
サー・H・コンプトンはゼネラル・エレクトリック(GE)のコン
サルタントを勤めていたが、ローレンスもGEのコンサルタントや
モンサントの取締役を務め、ヴァネヴァー・ブッシュもGE出身で
ある。

 核ビジネスの可能性にかける男達の想いは、この時すでにライマ
ン・ブリッグス商務省標準局(NBS)局長が加わっている点から
も推しはかることができる。

 当時の財界奥の院(インナー・サークル)の中心人物“エレクト
リック・チャーリー”ことチャールズ・E・ウィルソンGE社長は、
1942年9月にワシントンに呼び出され戦時生産局(WPB)の
副長官に起用される。従って、この時のボヘミアン・グローブでの
ミーティングの影の主催者はGEである。

 このGEと関係の深い研究機関としてSRI・インターナショナ
ルがある。SRI・インターナショナルは1946年にスタンフォ
ード大学付属の研究所スタンフォード・リサーチ・インスチテュー
ト(SRI)として発足し、1970年に大学から分離独立した。
カリフォルニア州メンロパーク市に拠点を構えており、スタンフォ
ード大学と共に現在でもボヘミアン・クラブとの関係は密接である
(マイケル・H・アーマコスト、ジョージ・P・シュルツ、ライリ
ー・P・ベクテル、小林陽太郎経歴参照)。

 このSRI・インターナショナルの現在の会長サミュエル・H・
アーマコストはマイケル・H・アーマコスト元駐日米国大使の実弟
である。サミュエルも石油メジャーであるシェブロン・テキサコ、
メリル・リンチ、デルモンテの取締役を兼任し、東芝の諮問委員会
のメンバーを務めている。また有力経済団体ビジネス・カウンシル
とビジネス・ラウンドテーブルのメンバーであり、ボヘミアン・ク
ラブとパシフィック・ユニオン・クラブの会員となっている。

 GEは1905年に東京電気に電球製造のライセンスを付与し、
1910年には芝浦製作所の株式を取得する。1938年に東京電
気と芝浦製作所が合併し東京芝浦電気(現東芝)が誕生するが、1
989年まで出資関係を継続した。GEと東芝の提携関係は原子力
発電分野に代表され、ウェスチング・ハウス=三菱連合とともに日
本のエネルギー政策を支え続けてきた。従ってアーマコスト兄弟と
ボヘミアン・クラブの影響力は米国内にとどまらず日本の根幹まで
及んでいることがわかる。

 ボヘミアン・クラブの核ビジネスのおける伝統は、マンダレー・
ロッジに集うベクテル・グループ(原子力プラント)、フリーポー
ト・マクモラン・カッパー・ゴールド(ウラン採掘)、米国ウラン
濃縮会社(USEC)、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリ
ック(PG&E、原子力発電)の幹部達によって現在に引き継がれ
ている。

 ボヘミアン・グローブにそびえ立つレッドウッドの木々達は、遙
か彼方にいる原爆をも抱きしめてしまった我々を複雑な想いでみつ
めていることだろう。


□引用・参考

日経産業新聞・讀賣新聞・日経新聞・共同通信・時事通信・ロイター・
毎日新聞・産経新聞・朝日新聞他


自動車合従連衡の世界 佐藤正明(著)
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=30735265

ベクテルの秘密ファイル―CIA・原子力・ホワイトハウス 広瀬隆(訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478310483/ref=sr_aps_d_1_1/qid=106
2317622/250-9008539-2807433

ロビイング―アメリカ式交渉術  高橋正武 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4390112007/qid=1062317759/sr=1-3/re
f=sr_1_0_3/250-9008539-2807433

日本の錯覚アメリカの誤解 高橋 正武 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062033968/qid=1062317759/sr=1-4/re
f=sr_1_0_4/250-9008539-2807433

経済同友会 記者会見発言要旨(未定稿)
2003年3月18日(火)13:30〜
http://www.doyukai.or.jp/database/pressconf/030318p.htm

経済同友会 米国等のイラク攻撃開始について
2003年3月20日
http://www.doyukai.or.jp/database/comment/030320c.htm

A Relative Advantage:
Sociology of the San Francisco Bohemian Club http://libweb.sonoma.edu/regional/faculty/phillips/bohemian.pdf

It's a Bechtel World
Think that a $680 million Iraq contract is a big deal? You don't know Bechtel. 
http://www.sfweekly.com/issues/2003-06-18/feature.html/print.html
http://www.uslaboragainstwar.org/print.php?news_id=1032

Act Now 
The danger is immediate. Saddam Hussein must be removed.
By George P. Shultz
Friday, September 6, 2002; Page A25 http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A43713-2002Sep5.html

Bechtel Corporation
http://www.bechtel.com/
BOARD OF DIRECTORS, BECHTEL GROUP, INC. http://www.bechtel.com/officers.html
The 2003 Bechtel Report http://www.bechtel.com/pdf/2003bechtelreport.pdf

Fremont Group
http://www.fremontgroup.com/
Fremont Group- Board of Directors http://www.fremontgroup.com/people/index.html

J.P. Morgan Chase & Co
http://www.jpmorganchase.com/
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George P. Shultz http://www-hoover.stanford.edu/bios/shultz.html

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Yotaro Kobayashi
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McDonald's Is Swamped by Offers to Open in Iraq
Evening Standard - London: KRTBN; Aug 14, 2003
Financial Times

International financial consortium to run Iraqi trade bank Associated Press Washington, August 30 http://www.hindustantimes.com/news/181_356318,00020008.htm

JP Morgan Chase chosen to operate banks in Iraq
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Sunday, Aug 31, 2003,Page 11 http://www.taipeitimes.com/News/biz/archives/2003/08/31/2003065997

HSBC in line for Iraqi finance contract
By Simon English in New York(Filed: 20/08/2003) http://www.money.telegraph.co.uk/money/main.jhtml?xml=/money/2003/08/20/cnhs
bc20.xml&menuId=242&sSheet=/money/2003/08/20/ixfrontcity.html



FOREIGN AFFAIRS
Jan./Feb. 1995, pp. 135-152
THE ATOMIC BOMBINGS RECONSIDERED
by Barton J. Bernstein http://www.gprep.org/~sjochs/Bernstein.htm

LBL News Magazine, Fall 1981, Chapter 2:
The Headmaster and His School http://imglib.lbl.gov/LBNL_Res_Revs/RR_online/81F/81fchp2.html

Cold War in Science
Lawrence lunching with future president Eisenhower and past president Hoover at Bohemian Grove, July 23, 1950. http://www.lbl.gov/Science-Articles/Research-Review/Magazine/1981/81fchp5.ht
ml

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Ernest Lawrence  Biography http://www.nobel.se/physics/laureates/1939/lawrence-bio.html

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http://www.pbs.org/wgbh/amex/bomb/peopleevents/pandeAMEX65.html

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http://www.law2.byu.edu/jel/sp1997/Oconnell.pdf

Lyman Briggs http://www.nap.edu/readingroom/books/biomems/lbriggs.pdf

Eger V. Murphree 
http://www.invent.org/hall_of_fame/110.html

Arthur H. Compton http://www.nobel.se/physics/laureates/1927/compton-bio.html
http://www.aip.org/history/gap/Compton/Compton.html

Kenneth Nichols
http://www.arlingtoncemetery.net/kdnichols.htm

==============================
イズベスチヤ記事から知らされる
日本の情けない「孤独死」現状。

それにしても、ロシア人って奴は研究熱心だと思う。
ロシアに長くいると、相手の手の内には相当の日本文化への知識と
教養があるのに、対する日本では、ごくごく一部のロシア文化の専
門家くらいしか、あの巨大な国のことを知らず、しかもその内容た
るや、かなりお粗末な場合が多いことに、衝撃を受けてきた。

しかしながら、今回、イズベスチヤの「生活」という項目にさりげ
なくあった短い記事をインターネットで見て、我ながら、日本人と
して、さらにおぞましく、情けない気持ちにならずにいられなかっ
た。

というのは、そこには、日本の都会での「若い女性」の「孤独死」
について、書かれていたからである。
当然、モスクワなどでも冬になったら、ホームレスはじめ、酔っ払
いや いろいろ含めて、引き取り手のない死体なんて、ごろごろあ
るんだろうが、その場合、原因は、たいてい凍死だろう。たしかに
、気候条件、生活、失業率、アルコール中毒、いろんな面で問題は
あるけれど、案外、ロシア人は他人が困っているのをほっておけな
い人たちなので、都会でも、孤独死なんてのは、聞いたことがなか
った。

それにしたって、日本の場合、部屋の中で発見されるまでだいぶ時
間がたっていて、しかも、その年齢たるや20そこらというのが、
日本をことさら理想的に思い描く、ロシア人じゃなくても、ショッ
クである。

最近は、性別も年齢も傾向が変わってきて、女性が微増している上
、年齢層も低くなってきているという。記事には、引き取り手のな
い死体のうち約一割が女性となっていたが。

細かい数字については略すとしても、ちゃんと警視庁かどこか政府
筋に聞き合せた情報らしいから、知らぬが仏ってなもんである。

私は、ホトケの数が2000近いという数もびっくりさせられたが
、引き取り手がない、という日本語訳を直訳すれば、「誰にも必要
のない」というロシア的な表現になり、そのことが悲しくもあった。
チベット仏教では、人間の死に方によっても、死後の世界が違って
くる、あるいは、死ぬまでの行いが表れであると、考えるようだが
、まさに、なぜそのように死なねばならなかったのか、心が痛む。

つまり、離婚して自由だとか、男女同権で家族も子供もいらなくて
、収入さえあれば大丈夫、とか言って、金銭とか、自活する能力さ
えあれば、それでいいような錯覚をさせる社会。でも、そんな、誠
に「絵に描いた牡丹餅」的な、都会の若者生活が、理想的に喧伝さ
れる中で、こうして、なんらかの理由で、孤独のうちに死ぬ人が後
を絶たないなんて、なんという貧しさだろう。

お金がなくったって、必ずしも、人はこんなに惨めに死ぬとは限ら
ないだろう。むしろ、近所の人と貧しい方が、助け合うから、そん
なことにはならないのではないか。今の社会のように、個人主義で
、人間同士の関係が希薄になればなるほど、こういうことが増えて
しまうとしたら、なんだか、人間の本当の幸福について、明らかに
もう一度考え直す時期がきているとしか、私には思えなかった。

ロシア人が、ソ連時代に行列して、空っぽの店の前に並んでいる時
、世界中がそれを見て、「気の毒な人たちだ」と思ったかもしれな
いけど、彼等は実は、いつも人生の楽しみ方が最も上手な人たちだ
った。
仲間が三人集まれば、ビールを飲みながら何時間だって、屋外がマ
イナスの世界だって、そのまま立って瓶を持って、飲みながら、誰
とでも楽しめる人たちなのだ。だから、金なんて、今飲もうとする
ビールの代金くらいがあれば十分じゃないか、と彼等は思っている
くらいだ。

モスクワでも、今も本当に金がない人ほど、心の豊かさは失ってい
ない。そういう意味では、現在の成金的な悪趣味に染まってしまっ
た、多くの日本人を見ると、いくら高価な物に囲まれて、最高級の
生活をしているつもりでも、どこか心に吹き抜ける一抹の侘しさを
隠せずにいるようにしか、私には見えないのである。

CHOCO
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(Fのコメント)
その通りですね。日本人が失ったものがロシアにはあるということ
ですかね。心の豊かさを日本人は再興する必要があるそうですね。
日本の「かんながら」の道を構築していきたいですね。

しかし、これは日本だけでなく、フランスでも同じような状況にあ
るようですね。この夏、猛暑で一人暮らしの老人が多数死んだが、
その遺体を受け取りにこないと。バカンスで海外に行っている為に
受け取れないという。このため、国家が遺体を埋めたようです。

先進諸国は、皆同じようですね。助け合いの精神がなくなっている。
親子でもそうであるのですから、他人ではなおさらでしょうね。
==============================
> 左右はイデオロギー的にではなく、思想上で分類するべきである。
> 今の日本には神楽坂流の左はいない(共産党も天皇制を肯定)なら
> 分類自体が無意味である。そのため、新しい軸を作り再分類するべ
> きであると思うがどうか。

 神楽坂です。
 Fさんの右翼左翼の分類はそもそも「このコラムは右翼的か左翼
的か」から始まったと思うのですが、このコラムの性格を無理に使
い古された概念に押し込める必要は無いと思います。
 自立型か依存型かで分けるのは良い分類方法だと思うのですが、
それを右翼か左翼かという言い方は違うと考えます。
 結局のところ、人々の頭には「右翼」「左翼」の分類があり、
このコラムはそのカテゴリーには入りきれないので、右翼的な人に
は左翼に映り左翼的な人には右翼に映るだけだと思います。
 そんな雑音には惑わされず、「このコラムは右翼か左翼かはっき
りしないが自立型である」と言い切れば良いと考えます。
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(Fのコメント)
神楽坂さんの言う通りですね。あまり、こだわるからいけないのか
も知れないですね。日本の自立、日本国民の自立を目指して、かつ
それで持って世界に貢献する日本を構築するという目標で、このコ
ラムは行くしかないですかね。


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