1301.国内問題(読者)



な〜んだ。カルロス・ゴーンかい?

やつは誰よりも早く会社に出社し、一日4時間しか寝ずに働く、
そして社員に対しては、大量のリストラを強いれて、会社のために
社員は家族を犠牲にして働けという。

会社のために家族を犠牲にして働け???
これって何処かの国の高度成長期の話じゃなかったか?

あのとき日本は経済力でアメリカを二つ買えるほど資本を稼ぎ、
欧米から貿易規制を強制的にかけられ経済を縮小せざるを得なかった。

更に日本の経済力を嫉んだ欧米(白人)社会は、日本人は働きすぎだ
とか、エコノミックアニマルだとか、男尊女卑だとか批判を繰り返
した。

実際には日本社会は女性が長生きする女尊男卑社会なのだが、
有名な嫉み馬鹿のヒラリーが日本は男尊女卑社会だと嫉み運動し、
無能なマスコミがそれに踊らされ、まだその後遺症で苦しんでいる。

果たしてゴーンに理念ってあったのか?

かのトヨタ自動車ならトヨタ(看板)方式が余りにも有名だが・・、
ゴーンの会社ルノー自体に先進技術力はないし経営も大してよくな
い。

日本人のみならずルノーの車など買わないし見たことがない、ルノ
ー車が信頼性が高いなどと聞いたこともない。

結局、ゴーンのやり方とは日産に就任した年に大きな工場を3箇所
も閉鎖し、大量のリストラをやり、土地を外国資本に売り払い、

膨大な赤字を計上した後の年度は自ずと利益が出るように仕組んで
いた。次の年には当然黒字を計上しゴーンのマジックは成功???
しいて言えばこの帳簿上のマジックをゴーン式といおうか(笑

しかもゴーンは新技術を他社の完成されたものを入れることでごま
かし、環境など先進技術への研究開発を余り進んでやらない。
こんなやり方は企業の将来への道を閉ざし無能と不安を抱かすだけだ。

貿易技術立国日本の取るべき挑戦的な道ではない。

もう一つヨーロッパの面白い話をしよう。白人文化にキリスト教が
あるが、あなたは聖書に旧約と新約があることを知っているだろう。

ある日本人に「あなたは旧約聖書と新約聖書のどっちにします?」
と聞いたところ、「どうせ選ぶなら新しい翻訳の新約にします」と
いった笑い話がある。

聖書で旧約とは旧契約のことで、新約とは当然、新契約のことなの
です。これさえ知らない人たちは、例えばクリスマスやバレンタイ
ンディのように、キリスト教を甘〜く見ているのではないだろうか。

欧米は契約社会である。キリスト教ができた約二千年前から、ユダ
ヤ教では三千年以上前から神と契約をすると同時に、仕事でも契約
をする古〜い環境が、相変わらず二千年以上も延々と続いている。

近代民主主義社会になっても契約書という、人を物扱いする奴隷的
資本主義思考は、白人社会では相変わらず古いしきたりを疑いもせ
ず延々と続けている。

また教会で週一度、日曜日に礼拝するのも契約更新のためであろう。
信徒が結束を高め、処刑されたキリストの血を見ながら報復を誓う
のだろう。

彼らには常にそういう意味の危機感をキリスト教から植え付けられ
ている。だから彼らの社会を脅かすものが現れると直ぐに反応して、
責任をそれに押し付けると同時に排除にかかるのだ。

悪名高い「魔女裁判」で処刑された女性や異教徒は何十万〜何百万
人に達したという、当時ヨーロッパの全人口が一億人程度の時代に
である。これは驚くべき数字だ。
これが四世紀以上も続いた。キリスト教徒の独特の危機感とその残
虐性である。

彼らは基本的に異教徒を受け付けず、あらゆる手段で迫害にかかる
のだ。日本のような仏教と神教の共存は考えられず、他宗教は迫害
か絶滅させる。

アメリカのブッシュ大統領のやり方こそその見本である。
彼らの危機感に触れると、とんでもない方向に事が運んでいく。

カルロス・ゴーンのご都合主義も、欧米社会のこの特徴を周到に
準備する。

うっちゃんです
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(Fのコメント)
カルロス・ゴーンさんがやったことは、極めてシンプルです。
儲かる所を拡大再生産し、儲からない所の事業を止めて、コストを
削減する。これだけである。これを日産の今までの日本人トップが
できなかっただけです。そして、黒字にして、開発経費が捻出でき
るようにした段階でしょうね。これからの新車が日産の本当の改革
になるのです。しかし、今の段階でもホンダを抜きましたから成功
でしょうね。

日本企業は、あまりにも企業習慣や系列取引で、企業本来の利益を
無視している姿が曝け出されたのです。経営は結果ですから、それ
には文句を言えない。

パリにはルノー車が多いですよ。ドイツ車は見かけても、日本車は
あまり見かけない。トヨタ車はほとんどない。ホンダ車はまだ見か
けるが。事実認識が、違うような気がする。公平な見方をお願いし
ます。
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お初にお便りいたします。
【表題: 「消費税率―25%とゼロ%」】について、
僭越乍、考える所あり、お便りを致します。

>◇ 現5%の消費税率では、如何に行財政改革を進展させても、今
>後の日本の国家財政が維持できません。できるだけ早い時期の改訂
>が必要となります。高率(25%前後)の消費税と食品(食べられる
>もの全てで飲み物を含みます)は税率0%(非課税)の二本立てを
>提言します
消費税のUPについては、
(それに伴う一般所得税をSETにする事を条件として)
税制改革には賛成です。
が、消費税率を物品によって変更するのはどうかと考えます。
消費税は、販売店舗によっても、消費対象の物品によっても、
消費者によっても、差異をつけるべきではありません。
一律にすべきです。

理由は、その消費財が税率のどこに属するかで、
認定する官庁等、関係団体も含めて利権が生ずる可能性があるから
です。
卑近過ぎる例ですが、むかし、遠足のときに、
「おやつは300円まで」といわれて、
「バナナはおやつに入らない、 水筒に入れたジュースはおやつに
入らない、」等々で問題になった、小学生の学級会を思い出します。
同じ事が起こります。

利権が絡めば次元的には同じ論議が起こります。
あるいは、というよりこの方が問題ですが、それを判断、認定する
官庁に利権が生まれます。
なので、税率は一律、それによって生活困窮等の不具合、不利益、
の問題ある低所得層には、今ある生活保護等の給付に税率分の上乗
せを、消費税収から上乗せして支給する等の対処が妥当かと考えま
す。
税率が一定なら単純に計算できる筈で、問題は少ない筈です。

愚見ですが、ご考慮頂ければ幸いかと思います。
浅井 a1asai
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(Fのコメント)
この議論は消費税の導入時に一度、議論したように思う。5%の時
は、一律でいいような気がするが、もし、25%もの消費税を取る
とすると、再度議論が必要でしょうね。

税をどういう目論見で取るかを考える必要がある。日本は伝統的に
国民の所得レベルを一定にする方向で、税体系ができていた。
所得税率の累進性と相続税の厳しさがその根拠である。しかし、
米国の影響で、富裕階級に得な税の一律的な取得に変更している。
所得税と相続税の累進性を削減して、その代わりに消費税を導入し
ている。高級物品は消費税導入後、大変安くなった。物品税がなく
なったためである。25%から3%の税率になった。

これに私は、反対している。その延長上で、この議論をする必要が
あると感じている。貧富の差を広げる税体系を、これ以上、容認し
ていると、日本も米国や発展途上国と同様に、5%の人が国の全資
産の80%を持つことになる。中産階級の崩壊になると思うが。
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* 消費税問題で一言 *
 
  表題: 「消費税率―25%とゼロ%」
 030609       担当: 丸野内三 

消費税率25%と0%の丸野さんのコラムに賛成です特に
益税(消費者から預かった消費税を国家へ納付しない分)の排除の
ため、免税点の年間収入を、現在の3000万円から400万円(1日約1万
円)に引き下げると共に、免税点適用業者は、消費税の受取りを、
できなくする、預かった消費税は、電子機器で領収証発行と同時に
納付する、業者間取引はインボイス方式等(消費税負担の明白な伝
票システム)を採用する、などの工夫を付け加えることとなります。
 以上  丸野内三氏のコラム引用

消費税はあらゆる企業商社スパー等々、国に代わって税金を徴収し
ている。勿論、国の代行をしているのだが、其の税金を確実に国に
収めているのか疑わしい。仮に全ての代行徴収金を、期限以内仮に
年2回大きな取り扱いになればなるほど、年2回として、半年分の
消費税は其の取り扱い社の元に溜まっていく。

これは銀行生保保険業の一番有り難い様式で、最初に契約預金等で
入ってきた物は、半年一年は其の業者の蓄えで、預金契約が満期に
なる前に、次の契約預金等をかんゆすれば最初の金額は、何時まで
も残り、財産らしき物になる。これが金銭を扱う業者の取り得、

だから消費税の徴収を国の代行業務をしているので半年の徴収分は
何年たっても国に振り込まれる事は無いはず。

細かい事は言えないかも?でも国に変わって、徴収した税金を取り
扱い量が少ないから、其の分を納税せずとも良いとは全く泥棒と変
わりない。小さな商人より其れを決めた官僚の馬鹿さかげんが当時
から全くなさけない。死人の悪口は慎めとの事は良く分かるが今度
の消費税改正の時は、必ず精査して欲しいものだ。丸野氏共々訴え
る。F氏のコメント求む

  阪本 潔  ka_kiyo4@yahoo.co.jp
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(Fのコメント)
欧米のインボイス方式は知っているが、大変手間のかかる方式で、
日本の簡易型のほうが、全体的な事務量は少ないと思う。

大企業はそれでも事務量増大でも耐えられるが、個人企業は無理な
ような気がする。もう1つ、徴収の委託はしょうがない。半年の時
期も仕方がない。これは確定申告と同様な手続きであり、その徴税
業務を考えると、仕方がないように思うが??


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