1263.SARS対策



SARSに万全の対策をしてほしい。  Fより

小泉さんは、日本はSARSに万全の対策を引いていると言うが、
現に台湾のSARS患者が日本を旅行して、ゆうゆう台湾に戻って
いる。検疫体制が日本は非常に弱いことを証明している。

日本に患者が出ないと、神国・日本にはSARSは入ってこないと
言うのか??どうも、狂牛病の初期状態の時と同じ対応を日本の政
府はしている。中国や台湾に強い対応をするべきである。
世界では、113ケ国が現に中国系の人の入国を拒否している。
どうして、これと同じことを日本はしないのであろう。
有事対応があまりにも弱いような気がする。少なくとも、SARS
流行地域からの観光客は基本的に断るべきだ。まだまだ、中国(台
湾)からの観光客を見かける。それも、人ごみの新宿で見るのです
から恐ろしい。

日本にSARSが入ってこないのは、幸運的なことであると思うこ
とである。日本の環境がいいためではない。
狂牛病の時、政府は欧州と日本との環境が違うと言っていて、責任
を果たさなかった。これと同じことを、現在、SRASに対しても
行っている。厚生省は懲りない面々ですね。これに対して、怒りを
感じる。万全の体制に日本はなっていないので、皆様、アジア系観
光客が訪れる人ごみに行く時は、気をつけてください。
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小泉内閣メールマガジン 第94号 ===================2003/05/15
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● SARS対策に万全の体制をとっています
 小泉純一郎です。

 いま中国など世界のあちこちでSARSが流行し、たくさんの方
が亡くなっています。SARSは、深刻な健康問題であるのはもち
ろんのこと、海外旅行や経済活動にまで大きな影響を与えるように
なっています。

 さいわい日本ではまだ患者はでていませんが、まず水際で撃退で
きるように、空港や港などでしっかりとした検疫体制をとっていま
す。「日本の空港は厳しすぎる」という声もあるようですが、ご協
力をお願いしたいと思います。

 そして、万が一患者が発生した時もただちに適切な治療や必要な
対応ができるように全国47都道府県で体制を整えました。診断方
法や治療法の開発とワクチンの製造に向けて、緊急の研究開発をは
じめるよう指示もしました。

 国内対策だけではなく、中国などに対して、日本はすでに専門家
を派遣したり医療器材を提供していますが、積極的に協力していき
たいと思います。

 SARS対策には万全の対策をとっていますが、皆さまの協力を
お願いします。
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日本から帰国の台湾人医師、SARS感染者と確認  

 台湾衛生署(厚生省)は17日午後、今月8日から日本を旅行し
て台湾に戻ってから新型肺炎の重症急性呼吸器症候群(SARS)
の症状が出て隔離された26歳の台湾人男性医師について、合成酵
素連鎖反応(PCR)法による検査の結果、SARSウイルスに陽
性の反応を示し、感染者と確認されたと発表した。 

(05/17 19:02) 
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2003年05月16日(金) 
新型肺炎の医師が日本観光 大阪、京都、兵庫めぐる
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030516/20030516a4210.html

日本旅行後、13日に台北に戻った医師が、新型肺炎(重症急性呼
吸器症候群=SARS)の症状を示し、隔離治療を受けていること
が、16日分かった。この医師は5泊6日で大阪府、京都府、兵庫
県を観光。医師が日本滞在中に発熱していたことから、日本国内で
感染を広げた恐れも捨てきれず、厚生労働省や外務省は日本で接触
した可能性のある人を割り出し、健康調査をする作業に乗り出すこ
とを決めた。厚労省や台湾の衛生署(衛生省)などによると、医師
は観光ツアーに参加し、8日に日本に到着。滞在中に発熱したが、
薬を飲み、収まった。13日に関西空港発の日本アジア航空217
便で、台湾に戻った際、体温は正常だったが、2日後の15日に新
型肺炎に似た症状を示した。衛生署はこの医師が新型肺炎に感染し
たと認定、勤務する台北市の馬偕記念病院に隔離した。 

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台湾医師SARS感染、関西ツアーの旅程判明 (ASAHI)
 
 新型肺炎SARSに感染していることが確認された台湾人医師
(26)は、来日中の6日間で大阪、京都、兵庫、徳島、香川の2
府3県を主にバスと船でひと巡りした。添乗員の証言から、旅程の
概要が判明した。各自治体はその足跡を必死で追い、接触した可能
性のある人々の健康調査を急ぐ。 
 台湾の旅行会社の添乗員(50)から、国際電話でツアー一行の
旅行日程を聞いた。 

 一行は高雄医学院の同窓生だった。8日に台北空港を出発する前
、空港検疫所で体温測定をしたが、その医師には熱がなかったとい
う。関西空港に到着後、大阪市内の食堂で夕食を取り、天王寺区の
ホテルに宿泊した。 

 9日午前8時20分ごろホテルを出発。バスでレジャー施設に向
かい、午後5時半ごろまで過ごした。その後JRで大阪駅に。駅近
くのラーメン屋で夕食を取った。医師もラーメンやギョーザを食べ
た。その後、地下鉄で前日と同じホテルへ。医師はこの晩、発熱し
たが、添乗員は知らなかった。 

 このホテルは当面、中国と台湾からのツアー客の受け入れ中止を
決めた。大阪市保健所は医師と保健師を派遣し、台湾人医師に接触
した可能性がある従業員53人の健康状態に問題ないことを確認し
た。 

 添乗員が、医師の発熱を知ったのは10日午前10時ごろ。京都
・嵐山の渡月橋で、「頭が痛い。熱がある」と言われた。薬を渡そ
うとすると「持ってきているので」と持参した薬を飲んだ。その後
、トロッコ列車で亀岡市に行き、昼食は焼き肉の食べ放題。健康状
態が心配なので注意してみていると、食欲はあった。 
 トロッコ列車の車両や駅舎は17日、消毒された。 

 その後、天橋立で船に乗った。肌寒かったが、デッキに出てカモ
メにえさをやっていた。夜は宮津市内のホテルの食事を取り、仲居
さんたちと記念写真を撮っていた。 

 添乗員が「先生、体は大丈夫ですか」と聞くと、「薬を飲んだか
ら大丈夫」と答えた。 
 このホテルは17日から20日まで、自主休業することを決めて
いる。 

 翌11日、兵庫県・姫路城で、医師は天守閣にも上り元気そうだ
った。宿泊先の香川県・小豆島のホテルで夕食を取った後、みんな
で近くのスーパーに買い物に行くことになったが、「疲れているの
で」と休んでいた。 

 12日は銚子渓で写真を撮るなど、元気そうだった。船で高松市
にわたり、栗林公園を1時間ほど散歩した後、兵庫県・淡路島のホ
テルに。 
 このホテルは17日、宿泊客の部屋を従業員が回って事実経過を
説明し、宿泊料を無料にした。この日から1週間をめどに営業を自
粛する。 

 13日は午前8時45分ごろホテルを出発し、明石海峡大橋をわ
たり大阪市西区の免税店に入った。5分ほどで店を出て、大阪城を
見学。写真を撮っているときに、添乗員が医師に声をかけると「疲
れているけど、熱もないよ」と答えた。 

 添乗員は「医師は、もし自分がSARSだとわかっていたら、絶
対日本に行かなかったと思う。ただ、私も見抜けず、日本のみなさ
んには申し訳ないことをしました」と話している。 

 この添乗員はいま、台湾で自宅待機しているが、異常はないとい
う。 

●SARSに感染した台湾人医師の足取り 
<5月8日>台北空港→関西空港→大阪市内→大阪市天王寺区のホテル泊 
<9日>ホテル→同市内のレジャー施設(午前8時55分)→同じホテル泊 
<10日>ホテル→京都府・嵐山渡月橋(午前10時)→トロッコ列車
で亀岡市(正午)→天橋立(午後3時)→宮津市のホテル泊(午後6時15分) 

<11日>ホテル→兵庫県出石町の出石城下町(午前10時20分)→
姫路城→姫路港(午後3時10分)→香川県・小豆島福田港(午後4時45分)
→島内のホテル泊 

<12日>ホテル→銚子渓(午前8時35分)→寒霞渓(午前9時35分)
→二十四の瞳平和の群像(午前11時)→土庄港→高松港(午後1時20分)
→栗林公園(午後1時40分)→徳島県・大鳴門橋→兵庫県・淡路島→
島内のホテル泊 

<13日>ホテル→明石海峡大橋→大阪市西区の免税店(午前11時)→
大阪城(午前11時45分)→関西空港(午後2時半)→台北へ 

(ツアー旅行社の日程表や同行者の証言などによる。かっこ内は到着時間)
 (05/18 03:18) 
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【サイバッチ!】緘口令!! SARS感染経路を全面暴露!!
      00470[05/16/03]04:45●SARSついに日本上陸!!

  マスコミがひた隠す、台湾医師立ち寄り先を全面公開!!

 つ、つつつついに、SARSが上陸した。あの不治の疫病=
SARSが台湾人に寄って日本に持ち込まれたのだ。
 すでに報じられている通り、感染者は台湾人医師。今月8日、台
湾人21人のツアーで関西空港に到着後、大阪市内のホテルに宿泊。
9日に同市内で夕食をとった後に発熱し、京都府→兵庫→香川→徳
島県など美しい日本にSARS菌をばら撒き続けたあげく、13日に
はさっさと帰国したという。
それにもまして許せないのはマスコミのやり口である。
「何はともあれ、この人が立ち寄ったホテル、飲食店など、具体的
な名前を公表すべきです。で、そこにいた人間を診察するべき。な
のに、それがいわゆる"諸事情"できない。マスコミやるべき仕事が
できていないのが実情です。歯がゆいですが、今回は蛆虫の【サイ
バッチ!】に期待するしかありません」(全国紙社会部記者)
 実際、俺たちの元には未確認ながら、本件に関する情報が集まり
つつある。たとえば、大阪在住のフリーライター蛆虫728号はこう報
告する。
「台湾人ツアー客の99.99999パーセントは宿泊ホテルにデリヘル嬢
を呼びます。今回宿泊したとされるTホテルからデリヘル"C"のI
嬢を呼んだという情報もあるんです」
 さらに、である。昨夜から徹夜で取材に当たる728号はこんな情報
も掴かみ、現地から携帯で伝えてきた。
「台湾人ツアー一行が大阪滞在時に、千日前のキャバレー"X"に出
没したという未確認情報を取材中です。"U"といえば、フィリピー
ナと60代のババアしかいない店で、入管もバンバン来るし、キャバ
レー閉店後フリピーナたちはキャバレー隣のヘルスだかパブだかわ
からない店に移動して、朝まで働かされるような感じで、淫売のバ
イトをやっています。
 フィリピーナにハマった日本人の兄ちゃんがそいつがフィリピン
に帰る日に50万持って差し入れしてきたり、舞台にネズミの死骸が
落ちてたり、店の中にネコが住み着いていたりで、台湾人医師がこ
んなとこで遊んだとしたら、あっというまに大阪中にSARSが広
がってしまいますよ」
 と、いうところで、未確認情報を流すと、たちどころに営業妨害
で訴えられてしまうので、【サイバッチ!】では店やホテルの実名
を控える。
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MLより
戸谷真理子さんが世界のSARS情報をwatchして届けてくれています。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/

★CDC:職場で貨物やパッケージを扱う人のためのSARSの防疫の
ためのガイドライン(5月8日、新規策定)
http://www.cdc.gov/ncidod/sars/cargoworkers.htm
Interim Guidelines about Severe Acute Respiratory Syndrome 
(SARS) for Workers Handling Cargo or Other Packages

現在、SARS感染国から輸入された貨物などからSARSが感染し得ると
する何の証拠も無い。一般的な職場に勧められる手洗いなどの衛生
確保は勧められることであるが、マスクやグローブなどの防疫器具
を常に使用することは勧められない。

(注:3月19日からずっとSARS情報をWatchingしていますが、新しい
知見がどんどん出てきています。ガイドラインのいう「手洗い」は
きちんとなされたほうがいいと思います。)戸谷真理子

◆台北タイムズ:台湾のメディア
http://www.taipeitimes.com/News/edit/archives/2003/05/05/204772
Media proves unreliable on SARS
メディアに関わるプロフェッショナルが犯してはならない守るべき
信条というのは3つ あって、それは、事実、事実、そして事実であ
る。SARS報道で台湾のメディアがやって いるのは噂の報道、事実
関係の検証の無いいいぱなしである。
私は新聞などのことを言っているのだがTVにはコメンテーターが出
演して見解を述べている。無論彼らが見解を披露するのは自由だが
、重大なことはその見解が事実に即していて合理的に組み立てられ
ているべきだ、という事だ。新聞の中には、明らかな誤報について
修正記事を出すことを拒否するものまであって、それに対するペナ
ルティが議論される有様だ。いまのSARS報道を見ていると、政府で
はない何か特別のNGOがメディアをモニターすべきでは無い かとさ
え思われる。

(3月19日からHPを立ち上げ、日本の報道を見てきましたが、『海外
のマスコミが正確な情報を流す中』、日本のメディア、とくにTVが
多かったのですが、「インフルエンザより全然たいしたことない」
「95%の人は自然治癒するんだしたいしたことない」と報道する
のが目立ちました。酷いものでした)戸谷真理子


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