1252.読者の声(外交、戦争)



初めまして。国際戦略コラム、いつも読ませて頂いております。
特にFさんの外交に対する鋭い洞察力には尊敬の念すら覚えており
ます。

ところで、1241.北朝鮮の暴走で触れられていた

>どこが違うか言うと、元記者か個人業かの違いなのであろう。こち
>らには出版依頼もないが、あちらには出版依頼が沢山あるようだ。
>こちらは読者数5000で、あちらは数十万だそうです。

この部分に関してですが・・・
私個人としては、内容は国際戦略コラムのほうが優れており、
こちらのほうこそ多くの方に読まれるべきものであると思います。
ただ、国際戦略コラム全体の傾向として、誤字が多かったり
一文の構成があまり練られていないことが多いようです。
そのため、一読した時に意味が伝わりにくいということがあるよう
に感じられます。
一方、田中宇さんの文章は、書き方も読者を意識したものになって
おり、そのことも多くの読者を獲得し得た大きな要因のひとつであ
ると思います。
失礼を承知で以上のことを申しましたが、今後も注意深くこのコラ
ムを読んでいこうと思っております。
それでは、失礼いたします。
原田
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(Fのコメント)
ありがとうございます。今後も、日本の評論家とは違う視点から
見通して、このコラムを書こうと思います。このコラムをほとんど
を期限直前に書いているため、どうしても読み直しが、疎かになっ
ているようで、そのため誤字や構成が可笑しい時があるのでしょ
うね。こちらも無給ということで、あまり力を入れないで書いてい
るためでしょうね。

この感じがいいので、今後も無給で力を入れないで感じたままを、
投稿しようと思います。お付き合いをお願いします。
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北朝鮮問題で、アメリカと北朝鮮の行動について考えてみよう。
また、実際に日本が打てる手とは何か模索してみる。

 北朝鮮は、<核>の保有と、核燃料の再処理を表明したとされて
いる。(4月27日段階)これは、完全に北朝鮮が、戦略的間違い
を起こしていることを意味している。
アメリカは、北朝鮮が<核>を2,3個所持していることは織り込
み済みであった。しかし、運搬手段も含めて、利用可能性は低いと
考え、立ち枯れを待つ戦略を持っていたのである。しかし、核燃料
の再処理が進むと、利用可能な(もしくは販売等、国外に出せる)プ
ルトニウムの量が格段に違ってくる。(プルトニウム4〜5kgは
、ソフトボール大だと言われる。)これは、あらゆる経緯を通して
、脅威になりうる。

 アメリカは、再処理の話はブラフだと考えているようだが、北朝
鮮が、その<話>を、即時の攻撃の抑止に利用して、時間を稼ぎ、
実際にその方向に出ることを最優先の懸念事項としているようだ。

 アメリカは、この先、国際社会を利用した大義名分作りに入るだ
ろう。まず、<核開発・所持>非難決議等である。
其の後、非難の応酬後、海上臨検、送金停止等の包囲措置がとられ
る。(中・ロはまだ加わらず)そして実際に、原子力施設の運転が
止まり、再処理工場への搬入が確認されれば、オシラク型攻撃(イ
スラエルが、イラク核施設に行った)=核施設限定攻撃に踏み切る
公算が大きいのである。(ヨンビョン周辺は、チェルノブイル級核
汚染)

アメリカが、今、探っているのは、それが、北朝鮮による全面攻撃
を招くかどうかであろう。
 第一のシナリオは、そのまま全面反撃(日本への100〜200
のミサイル飛来、都心、沖縄、原発付近に着弾。ソウルは壊滅、)
米軍の大量空爆(平城壊滅)韓国軍進攻。死傷者双方に数十万単位
<第2次朝鮮戦争勃発>である。今回は、日本での後方撹乱のテロ
頻発もありうる。
 
もう一つのシナリオは、単に、反撃が、数発の報復ミサイルの発射
程度(日本の原発に対して)に止まる場合。そしてそう考えた場合
、アメリカは<限定攻撃>を躊躇しないであろう。(日本側原発の
、炉心施設に当たる確率は10000分の1以下だろうか?アメリ
カが攻撃前に通告してもらえれば、戒厳措置か?多分2〜30分前
には通告してくるだろう。)
北朝鮮は自衛を主張。(あたらずと言えども、遠からず。)国際社
会へ訴える。米国は、かなりの批判は受けるだろう。
(しかし、北朝鮮の主張は受け入れられないであろう。)
この場合、攻撃を受けた、日本は自衛当事国となるから、米軍と共
同歩調で、軍事オプションに突き進むことになる。韓国は、この段
階で攻撃されていない場合、まだ自国防衛線守備以上には加わらな
い可能性がある。
この状況で、もう一度、停戦交渉が行われる可能性が高い。(核施
設が稼動できなければ、アメリカは、封じ込め、立ち枯れ政策に戻
ることができる。)
アメリカは、核の放棄の要求と再度核施設構築を目指せば、ただち
に攻撃すると通告する。(まだ、全面攻撃とはならない。)

日本は、極度の緊張のまま、放っておかれる可能性も出てくる。(
今度は交戦状態のまま、生殺しやね。改憲論勢いを増す。経済は壊
滅に近づく。)この段階で、自衛権の行使として、対地攻撃システ
ムの緊急購入し、米軍の軍事物資集積と共に攻撃に参加する事もあ
りえる。

中国・ロシアは、原子力施設への先制攻撃については非難。しかし
、軍事介入はしないだろう。
米・日による海上封鎖。周辺部での散発的衝突。航空・防空・港湾
施設の破壊。北朝鮮、ノドンミサイル・風船爆弾による、BC兵器
での日本攻撃。韓国米軍へのミサイル攻撃。
其の後、アメリカによる全面空爆、やはり<第2次朝鮮戦争>へ

予測していて、いやになった。やはり軍事オプションは取りたくな
い。それくらい、再処理の問題は、厄介で、緊急性を孕んでいる。

そうなると、日本が取りうる戦略は、中国へ<金正日政権>の政策
変更、又は、<政権>そのものの排除への、水面下での強い働き掛
けしかないのである。
裏で、金政権に「もし、再処理に動いた場合は、<燃料油・食料>
等の援助は停止する」、と言うくらいはしてもらいたい。当面、<
再処理に動くこと>を止めることが重要である。(中国は、今、自
国の経済が上昇中だから、これを軌道に乗せることが至上課題であ
る。日・米とも事を構えたいとは思っていないはずだ。カルト的政
策しか選択しない、北朝鮮を、重荷にすら感じているだろう。)

中国を動かすには、日本・韓国の破綻が、東アジア経済を破滅させ
、中国経済をも巻き込むことを解からせるしかない。
中国は、まだ食うことに必死な地方がたくさんある。海岸部の経済
の頓挫は、国を揺るがす大問題である。経済の結びつきこそが、中
国を動かす梃になりうるのである。

                     まとり
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北朝鮮問題とアメリカの意志決定回路、中国の役割について。そし
て、これからの対外政策には、宗教を含む、精神基底の分析が必要
になる。

北朝鮮問題について、世界が望みうる解決方法は、一点であろう。
<統制経済下での改革解放、軍事縮小である。>
半島統一が急激に進むと、韓国側がもたないことは、衆目の一致す
るところであり、また、現在の方式では、北朝鮮自体が崩壊に向っ
ていることも事実である。
崩壊の過程で、軍事暴発が起こり、日本・韓国が道連れにされ、大
被害を被るのか、大量の飢餓者、病死者がでる状態になるのかが問
題になっている。

上記の方策の為には、中国の覇権的関与が必要で、アメリカもその
ことを望んでいるようだ。(アメリカが直接関与すれば、戦争によ
る乗り込みが必要になるし、其の後も統制経済など取ることができ
ない。すべて、持ち出し援助をするしかなく、韓国と統一してしま
えということになる。)

 現在、最もネックになっているのは、金政権の神格化政治であろ
う。そしてそれを守護するために、無理な軍事政治に傾いている。
この為、まともな政治・経済運営ができなくなっている。また教育
システムを変更することも至難だ。集団指導体制に移管し、外国と
の情報交流が復活すれば、経済中心の運営になり、中国型の社会開
放に移行すると考えられる。

 アメリカが、中国に北朝鮮問題を押し付けようとしているのは正
しい。ロシア・中国が、世界の経済システムに組み込まれた今、東
アジアで、軍事的な強制力を必要とする場面は、格段に下がったと
言っていい。アメリカの覇権とは、元もと領土的覇権ではなく、権
益的覇権である。(だから、できるだけ核問題を除いては、関与は
したくないのが本音だろう。)
おそらく、イラクについても、9・11が無く、石油利権から締め
出されず、ドル覇権の揺さ振り(石油のドル決済からユーロ決済へ
)がなく、イスラエルとの敵対状況がなければ、民主的でなかろう
と、毒ガスぐらい持ってようと、通常の関係を続けたかもしれない。

 WASP勢力は、あくまで米国内重視であり、モンロー主義以降
の米大陸孤立主義を担ってきた。<アメリカは、世界一の、丘の上
の国>の信奉。そして対外的な国際関与政策の基本はユダヤ的性格
であると考えられて来た。(民主党の中心勢力)しかし、ネオコン
の半分・対外関与派もユダヤ的思考なのである。
つまり、ここに対外政策の二つの原則があるように思える。<イス
ラエルの安全には関与する。><アメリカの経済権益を阻害する要
因は排除する。>である。
もちろん、国際派の彼等は、環境問題や、人権問題(自分達自身長
い間、ヨーロッパでの被差別民族だった。)も熱心だ。
(ユダヤが、アメリカのインナーサークル化していることは、アメ
リカ自身にとってはタブーだが、対外行動の実績からみると歴然と
している。)

 ネオコンをこれから分析していく上で重要な点は、ユダヤ勢力の
票が、共和党にどれだけ流入してくるかだろう。
経済収入のレベルでは、金持ち優先政策に傾きがちな共和党に流れ
る素地はあった。しかし、都市部勢力であり、都市型価値観を持つ
ユダヤ富裕層と、地方独立農民の流れを汲むWASPの考え方の違
いもあった。
だが、<リベラル>という言葉が衰亡したと言われるアメリカで、
迫害されない限り、勝ち馬に乗ることを身上にしている彼等の行動
が、世界の将来を左右しそうである。

 もし、ネオコンが、宗教的にキリスト教右派と、ユダヤを取り持
つならば、民主党への政治献金と票(つまり政治活動力=大統領選
=権力構造)は塗り替えられることになるのかもしれない。
 クリントン政権は、最大のニューマネー政権であるとまでいわれ
てきた。しかし、一見クリントン政策の全否定から始まった、ブッ
シュ政権=オールドマネーも、早々と、グリーンスパンの続投を決
め、経済運営について、ユダヤ勢力=ニューマネーとの関係修復を
図るようにみえる。

 イスラムを含め、近年これほど、宗教と政治・経済運営が絡みあ
ったことはなかった。共産主義という<疑似宗教経済=人は結果と
しての平等を、互いの理性で保持できる>の終焉が、目立たなかっ
た宗教的価値観での行動ギャップを顕在化させようとしているのか
もしれない。
やはり、<人は、心を、神の前で律する>というわけである。
啓典の民が信じるような、物理的・実在的な<神>は、いないかも
しれないが、<神>の概念は確実に人間の行動を規定し動かす。
その意味で、確実に<神>は存在するのと同じ効果がある。
 日本人には、キリスト教等の宗教が、人をどう規制してきたか、
やや理解しがたい面があるが、これから先も、世界情勢を分析する
上で、政治・社会・経済の中の重要なファクターとして研究し、押
えておく必要があるだろう。(唯物史観では、宗教を考慮すること
すら、科学的でないとされた。しかし、心理・倫理上は常に大きな
影響を保持してきたのである。)

 中国の民衆宗教(漢民族)は、道教的性格のモノと、儒教的家族
観(中央の法より一族の義)、が底流にあり、また<軍>より<商>
の優先というのも歴史的には顕著な体質である。
同時に<中華>思想は、周辺国に対し、きわめて尊大になりがちだ
という性格もあるだろう。また、大陸多民族国家だけに、多様性、
地域性の差も激しい。
近年、産業界の中国進出で、日本の会社が戸惑うことが多いようだ。
民族の底流を知ることなく、取り引きをすることは、危うい綱渡り
をするようなものだ。
 現代中国に入って、日本では<共産主義中国>という側面だけの
分析が多いいが、もう一度基底にある、商習慣や、意識について、
多角的な分析をする必要があるだろう。
歴史上の世界と、現代中国との間に、分析の断絶がみられるのであ
る。そして、精神的基底の分析は、経済関係問題の改善、発展にも
役立つはずだ。

 中国は、歴史的に一貫して、朝鮮半島に対しては、影響力を保持
してきた。東北部には朝鮮民族が国境を越えて存在するし、交流が
途絶えたことはない。中国が本気であれば、金一族の亡命(ロシア
への)の推進、集団指導体制の移行は可能だろう。
日本は、<世界経済>を絡めて、中国・そして華僑筋に働きかける
べきだ。また、その為には、<中国人>の思考回路について考察す
ることが必要なのである。

 21世紀、米・欧・中が世界のビッグプレイヤーであることは間
違いない。日本の外交は、どの場面で、どのようなスタンスをとる
かが、日々微妙さを求められることになる。アメリカの力と覇権の
内側にいて、安全と経済的利益を保持すること。アメリカに飲み込
まれない為に、アジアと連携し育てること。政治的価値観が共有し
やすく、敵対関係が生じにくい欧州を牽制材料にすること。
 米・欧・中の間での力関係の強弱・盛衰も含めて、極めて神経質
な舵取りになるだろう。その為には、これまで以上に、経済だけで
なく、宗教を含めた、思考基底の分析が必要だと考えるのである。
                       まとり
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日本人はよく平和憲法と言いますが、どういう意味ですか?
憲法の前に名詞の平和をつけて自己満足をしているだけで、少しも
平和に貢献しません。
 
戦後50年以上平和だったのは、自衛隊と日米安保のたまものです。
 
憲法なんて紙に字が書いてあるだけで、日本人を守ってくれません
。守ってくれるのは人であって文字ではありません。
こんな単純な事がわからない人が多いということは、無知蒙昧な国
民ということではないですか?
特にマスコミ・教育・官僚・政治家関係の人々に多いと思います。
 日本人が戦後臆病になり、バカにされ、尊敬されなくなったのは
、バカの一つ覚えのごとく平和憲法おかげと言い続けたからだと思
います。
  fukui
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(Fのコメント)
武器を持たないという言葉があるために、平和憲法と社会党でおバ
カな独裁王朝の北朝鮮を礼賛した人たちが、そう読んだのです。
これでは日本を守れないと、自国防衛のための武器は、持てるとし
て自衛隊を作った。米国から作らされた。これは憲法を守っていな
いということであろうが、今までは冷戦時代で敵/味方が割れてい
たために、なんとか平和が維持できた。

しかし、冷戦が終わり、20年以上が過ぎ、今はだれが味方で、だ
れが敵か分からなくなっている。中国と日本は北朝鮮問題では味方
で、韓国が敵になる可能性があり、竹島のように韓国から北朝鮮と
組まれて、侵略される可能性があるのですよ。自国は完全に自分で
守ることが必要になっている。

もう、戦後と冷戦は終わったことを、強く思い、日本の防衛を考え
る必要がある。RMA時代の軍隊は、空軍、ミサイル、ミサイル防
衛が中心で陸軍は少数でかつIT武装が必要なのです。自国を守る
だけなら、それほどの要員を必要としていない。
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イラクのレバノン化を危惧する。

 中央政府が突然崩壊したイラクの現状は、
 1.地元の有力者を立てて自治が始まっている。各地に「自称」
   指導者が乱立している。
 2.政治的な空白を宗教が埋めている。
 3.北部ではクルド人勢力とアラブ人・トルクメン人との対立が
   続いている。
 4.地下に潜っていた勢力や国外に亡命していた勢力が公然と活
   動を再開している。
 (シーア派のダーワ党から、スンニ派のムスリム同朋団系の政党
  から、世俗的な自由将校団や共産党までありとあらゆる、宗教
  や政治的イデオロギーに基づく政党が活動を始めている。)

 こういう状況のなかで、混乱を回避するために、アメリカ軍は反
対勢力を封じ込めるため強硬な手段を取らなければならないのでは
ないでしょうか。そういう徴候は既に現れています。

 「自称」バクダット市長のズベイデイ氏の逮捕、イランに近い筋
と言われるシーア派組織をクートの市庁舎から退去させた事件、バ
クダット郊外で起きたデモ隊への米兵の発砲事件に関連して、ムス
リム同朋団系の政党事務所への家宅捜索など。

 徐々にアメリカ軍が「解放軍」から「占領軍」の性格を帯びて来
たと思います。対立の対象が、フセイン政権とバース党からアメリ
カにとって都合の悪い勢力に変化してきています。

 デモ隊への発砲事件のようなことが頻繁におこれば、報復の連鎖
が始まります。悲観論者は、1917年のイギリス軍のバクダット占領
や1980年代のイスラエル軍によるレバノン侵攻を例をあげている。
そのようなことにならないことを祈ります。(両ケースとも占領軍
は、始めは解放軍として歓迎されていた。)

 イラクをレバノン化させないためにも、アメリカによる直接統治
だけでなく、国連を入れてイラクと宗教や民族的に近いアラブ・イ
スラーム諸国の関与が特に必要だと思います。
一言居士
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北朝鮮との国交正常回復を是非米国に遠慮せず達成を!!

今日5月1日の夕刊に北朝鮮が核放棄の条件に日本との日朝国交正
常化を条件の一つとして上げているとの報道。このさいアメリカの
言う脅しとかを言わず、日本が朝鮮国民に与えた数限りない迷惑を
此のさいはっきり履行するべきと思う。
小泉総理はアメリカに遠慮せず此の際日本の取るべき行動を取り、
国交回復と先の「拉致問題」も一挙に解決すべき時と思う。

アメリカは自国に敵対する国は全て「悪」一つで処理する悪いくせい
があると思われる。

考えるに対中国との国交正常交渉も当時の田中総理の決断と報じら
れていたが、なぜ敗戦国の日本が中国との国交回復に誰に遠慮??
今になって考えてみれば当時アメリカの反対が有ったとしか思えず
それを断固として中国の申し出を受け成し遂げた田中総理の偉大さ
を今に日本の中国に対した好意をいまだに中国は田中一家を歓迎し
ている。勿論日本国にも以後好感で対処されている筈、

北朝鮮問題も当時朝鮮戦争でアメリカの損失は甚大のはずだが、
日本と朝鮮の問題はアメリカに遠慮する必要は無いと、信じる今こ
そ小泉総理が男になる時だ田中総理の様に其の後アメリカCIAの
力で当時の派閥を追放され悪の一言で、病魔に冒され死に至らされ
た事は当時の政治家は承知の筈と思う「ちょつと考えすぎ」かなと思
うが当らずとも遠からじの筈、

北朝鮮問題は今先方が核放棄を条件に申し出ているのであれば、此
のさいとことん韓国の仲立ちを入れてでも東洋の平和の為、実の有
るお金を使い日本のお金を使うのに誰に遠慮する必要がいるのか日
本もそろそろアメリカの魔の手から離れて一人立ちする時と思う。
おそらく欧米全世界も協力するし喜ぶ事と思うが???

国際戦略の諸先生のご意見は?失礼をお許し下さい。

2003.05.01.pm11.00  阪本 潔 ks_kiyo4@yahoo.co.jp
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(Fのコメント)
米国の敵になることは、日本にとって得策ではない。米国の味方で
あるしかない。味方である方が敵であるより得。米国の味方で世界
の世論を調整する役割しか、今の日本の役割は無い。
この面では、うまくは行っていないが小泉首相は良くやっている。

北朝鮮も国連の場で、協議するのと、中国から北朝鮮を説得しても
らうしかない。日本は主役の位置を占めることは出来ない。脇役で
しかない。
日本の立場は、正義の論理を押せる状態ではない。


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