1236.得丸&読者コラム



国際戦略コラム    NO.1225より         
> はじめまして。コラムをいつも拝見し、大変に勉強になります。
> さて、国際戦略コラムno.1204で、故野村秋介氏の著書の
> 一節を引用されていますね。個人的には野村秋介氏はまともに言論
> できる“右翼”と認識していたので、朝日新聞本社で自尽したとき
> のことは大変ショックでした。彼の著書は数冊拝読しましたが、
> それまでイメージしていた“右翼”とはちょっと違うな、まともな
> ことをキチンと言っているなという感想を持ちました。彼はその行
> 動力で有名ですが、「さらば群青」などを読むとまさに“最後の右
> 翼”であり、=愛国心の塊であったように思います。
>
> 彼が生きていたら、この今の日本をどう思うでしょう。
> 恵谷 恒一

私も野村氏の著作を2,3冊読んだだけですが、実によく勉強して
おられる。獄中18年を無駄にしていないですね。そして生き様が
情熱的で、ゴマカシがなくて、カッコいい。

戦後日本の「魂なき繁栄」に心を痛め、その元凶が朝日新聞にある
と、「さらば群青」の中で何度も訴えています。野村氏との公開討
論から逃げまくった朝日で、野村氏が自刃されたのは、自然な成り
行きだったと思います。氏のお墓のあるお寺や、好きだった飲み屋
まで紹介されている本書は、遺書だったのでしょう。

これはあくまで私の推測ですが、野村氏にとって、今の日本は、
1945年以降の「魂なき繁栄」にうつつを抜かしてきた日本の延
長線上にあり、そのなれの果てにうつると思います。ここまでひど
く日本人が堕落したことを、自分の力不足として歯がゆく思ってお
られるかもしれません。

野村氏の著作をまだ読んだことのない方、書店での入手は難しいよ
うですので、古本屋か図書館でぜひ入手してご一読することをお勧
めします。

得丸久文

http://members.aol.com/SNForever/
野村さんの本は、注文できるみたいですね。
一般の本屋にないけど。

http://www.sssss.cc/moeyo/
こんなページもありました。
まだ買えるのかな?
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Re: 国際戦略コラムno.1231.ユビキタス社会への移行
Tさん
> このため、毎年、ビックリするような新機能を持った製品を考える
> ことが必要になっている。
そんなことは、もう不可能だと思います。
それより細々と暮らすことを考えたほうがいいかも。

> イラクの石油が米国資本になるため、石油の価格が低価格になる。
これは困りものですね。
地球環境危機がますます加速してしまう。
人間はなんと愚かな生き物なんでしょうね。

得丸
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件名:Re: 国際戦略コラムno.1231.ユビキタス社会への移行  
いつも、私のような勉強不足の者にとって、目から鱗の落ちる思い
で拝読しています。

重箱の隅を突付くような下らない指摘、それも私のつたない記憶に
よる物で本当に申し訳ないのですが...
”国際戦略コラムno.1231.ユビキタス社会への移行”の中で、
「エネルギー分野水素を搭載する日本方式の自動車」と言うような
意味合いの記載がありましたが、水素エネルギーにいち早く着目し
、その研究が一番進んでいるのは、フィンランドだったか、アイス
ランドだったかはっきりとは、覚えていないのですが、北欧の国だ
ったと記憶しています。

恐らく現在では、後から来た日本の研究が、この北欧での水素エネ
ルギー開発を凌いでいるのかもしれませんが、まるで、水素エネル
ギーは、日本独自の物のような表記のように読めてしまい、少し気
になりましたので、お問合せしたいと思います。

コラムその物の意味には全く関係ない下らない内容で、申し訳あり
ませんでした。

草々
古賀
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Re: 国際戦略コラムno.1231.ユビキタス社会への移行
イラクの石油が米国資本になるため、石油の価格が低価格になる。
・・・・・これは、次のエネルギーへ移行する為の
アメリカの時間稼ぎである。騙されては、行けない。
内藤 晃一
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(Tのコメント)
皆さん、ご意見ありがとうございます。私の投稿にこれだけのコメ
ントを頂いたのは初めてだと思います。

得丸さん、企業は儲けないと成り立たないので、どうしても売れる
物を出し続けないといけないのです。このため、新製品を考えつづ
けるのです。

石油の値段が下がるのは米国の陰謀とは知りませんでした。しかし
、脱石油文明の方向はキープする必要があると思います。

水素エネルギーを都市に利用しているのは、アイスランドが進んで
います。日本は自動車やパソコンに搭載する燃料電池に一歩先んじ
た可能性があるのです。
自動車の燃料電池はカナダのバラード社が有名ですが、ホンダとト
ヨタは独自の燃料電池スタックになっている。このホンダ、トヨタ
は共に改質をしない水素ボンべ方式で、エタノール改質のベンツや
石油改質のGMの方法より安定性があるし、始動までの時間がほと
んどいらない。もう1つ、パソコン用の小さなスタックをカシオ、
東芝などが試作品している。来年には発売するようである。このよ
うに、今まで日本が強かった自動車、PC向けに燃料電池が強い。
また、大阪ガスと荏原(バラード)が家庭用燃料電池を発売するよ
うですね。
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   『◆メールマガジンの記事の転用や再配布はご自由に。』
とありますので、ここに国会TVマガジン 4/7の号外を転用させて
頂き、そして、記事に対する私の思いを述べさせて頂きます。尚、
同メールマガジンに既に意見をさせて頂いておりますが、ここでの
文書とは違います。

『◆4月4日の「言いたい放題・金曜ナイト」に出演した月尾嘉男
前東京大学教授は、今年1月までおよそ1年間、総務省の総括審議
官という官僚としてはナンバー2の地位にありました。
当然ながら視聴者からも「内側から見た官の世界はどうだったのか」
という質問が寄せられました。
  月尾氏の答えは、「政府は最大のシンクタンクであり、役人は優
秀で勤勉である事を実感したが、何をしているかというと、明日の
国会答弁作り、そして来年の予算作りに追われているのが実態だ。
そこで100年単位で、わが国のあり方を考えようと省内に勉強会
を作り、その勉強会で議論してきたことを『日本百年の転換戦略』
という本にまとめた。」との事でした。日本の転換戦略として月尾
氏は、
    増大社会から縮小社会へ、
    生産優先から生活優先へ、
    集中構造から分散構造へ、
    物質経済から情報経済へ、
    開発主義から回復主義へ、
    官尊民卑から主権在民へ、
    世界標準から固有文化へ、
の7つの項目をあげてその内容を説明しました。
  少子高齢化社会は否応なく縮小社会をもたらしますが、これに対
応するために重要なのは「幸福」についての価値観の転換です。 
  みんなと同じ価値観での「幸福」の追求は難しくなり、多様な価
値観を持つことでしか「幸福」は追求出来なくなるとの話でした。
   
  ところがメディアや情報は一極集中化する方向に進んでおり、
それから転換するのに何よりも重要なのは官が独占している情報を
広く国民に公開することだと月尾氏は語りました。
  まさに国会テレビのようなメディアの存在が『日本百年の転換戦
略』のカギになると言う内容の話だと思いました。
 ところで月尾氏から国会テレビの視聴者にその『日本百年の転換
戦略』(講談社、定価1800円)を贈呈したいと申し出がありま
した。1冊しかないので、ご希望の方が複数いらっしゃれば抽選を
するしかないのですが、ご希望の方はファックスまたはメールで、
(株)シー・ネットまでお申し込み下さい。4月14日(月)まで
受け付けます。
  ファックス:03−3506−0052、
 メール:mail@kokkaitv.comです。』

   以上『』内が転用です。
 
  以前、月尾氏の意見をメディアで読んだか聞いた事があったと記
憶します。曲学阿世が多い中で、比較的、好感を持てた印象があっ
たと思います。 
 
@増大社会→縮小社会・・・小子、高齢化もそうだが 、大量生産、
             大量消費、環境破壊と言われて久しい。
             国債の大量発行と無駄な公共事業。
A生産優先→生活優先・・・ @と同様に公害もあったし、過労死等々。   
B集中構造→分散構造・・・ 地方分権も言われて久しい。
C物質経済→情報経済・・・ 物質主義、精神主義って言わない。
D開発主義→回復主義・・・ 開発し過ぎて回復。公共事業に因る
              環境破壊財政破綻。
E官尊民卑→主権在民・・・ こんな事今更、言わないといけない社
              会とは?
F世界標準→固有文化・・・ 日本文化を知らない日本の外交官と言
             われもした。
 
『みんなと同じ価値観での「幸福」の追求は難しくなり、多様な価
値観を持つことでしか「幸福」は追求出来なくなる』との話でした。
 
 しかし、 何れにしてもなかなか旨く表現して、流石、元東大教授。
しかし、時宜を得たと言うより、遅すぎる。もう、既にこれらは言
われて久しいと言った感を歪めない。  
  
 「幸福を追求はし難くなる」、つまり「出来なくなる」のである。
幸福追求も出来ない社会とは、一体、如何なる社会だろう。
  つまり、多様な価値観に基づいてとは、それなりの幸福があるの
だ、そこに安住しなさい、と言う事です。
  換言するならば、社会の階層を峻別する事である。階級社会にす
ると言う事である。言葉巧みに露骨な社会の実現を目指しているの
である。しかし、これも相当進行しているのではなかろうか。
 
  この上記社会の実現は、小泉政権の「改革なくして・・・」のあ
らゆる改革にこそがこの階層社会の実現を目指しているのだ。マニ
フェストと言う言葉がこの統一地方選で流行ったが、これを一番に
示さなくてはならないのは、小泉総理であるはずだが、全くない。
示せば、大方の国民は、そっぽを向く。
教育改革・・・勉強の出来ない子は、無理して勉強する事ありませ
       ん、もう、落ち零れなんて言ったりしません!  
司法改革・・・騙されても、訴えたりしたらいけませんよ!
税制改革・・・貧しい人も税金を納めなさい、金持ちには、優遇し
       ますよ!   
 
さて、月尾氏が絶賛するほど、官僚は、立派なのだろうか?官僚の
不祥事が頻発している。メディアが伝えるだけでも相当なものであ
る。同氏の意見は、国民と乖離している。
 
現代の日本の現状を齎したのは、官僚だ。
国会議員の無力、不作為と両者相俟ってと言う所でしょうが。
  
統一地方選がらみで、無所属の参議院議員の講演を聞きに行った。
環境問題に取り組んでおられる議員である。イラク戦争がテーマで
あった。「この戦争は、アメリカの石油利権である。石油は、40
年後に枯渇する。この戦争は、環境問題と言う視点で取り組むべき
だ。ドイツのイラク攻撃反対の理由も環境問題にあるからだ、これ
には、緑の党の影響は大きい」と。 
講演が終わり、質問に移った。 
「水田の航空防除で、河川等の自然環境が破壊されている、又無農
薬、有機栽培を取り組もうとする農家の行動を阻害している。国か
らの補助金を打ち切ってもらえないだろうか。」と質問が出た。
 
同議員の回答。−「自分は、農業委員会に属しているが、委員会は
、一方的に官僚の説明を聞くだけで、セレモニーのようなもの」と
、何ら対応する方策も示されなかった。 
爾後、主催者側の一人に、「このような姿勢は、問題である」と、
質すと、「あの方は、世界規模で環境問題に取り組でいる方なので
、そん小さな事は、問題ではない」と。
  
鈴木宗男議員の事件でも、たまたまアフガン復興会議に、ODAを
参加させない事で、事件が発覚したのであって、係る問題がなかっ
たらば、事件は発覚しなかった。蜂の子を突ついたように、鈴木宗
男を悪党呼ばわり。
同議員に係わる北方支援事業の諸問題は、予算で読まれて、未然に
防げなかった議会にも責任があると感じる。
実際、族議員の腐敗は、数限りなくある事でしょう。これらは腐敗
は当然、予算書で読まれて、然るべきである。国家規模の予算であ
る、公設秘書だけでは、読み切れないだろう。各専門分野別にでも
、予算を読んでいくしかないと思うが、現状の議員の有り様を見れ
ば、如何ともし難く、望むべくもない。
 
私個人として、多くの裁判をしてきたが、司法、法曹の腐敗をしみ
じみと実感してきた。
新聞でも、裁判官弾劾制度の形骸化の意見があったが、これも法曹
官僚と議員の不作為の1つである。
BSEでも、HIV、ライ予防法等々と官僚の行為に対する議員の
不作為は数限りない。 
 
『官僚は、明日の国会答弁を作り、来年の予算作りに追われている
。』
     
国家財政は、破綻しているのではないか。それでも官僚は立派なのか?
「国債は、買うな」とインターネットであった。個人向け国債が売
り出され忽ち売れたそうだが、投資家が国債に手を出さなくなった
からだともいわれている。
アメリカの格付け会社、ムーディーズにボツワナより低く格付けさ
れて久しい。日本は縮小社会どころか破綻である。国債を買わ者が
いなくなったら、日本の財政は、如何なるのか。立派な“官僚さん
”にお任せすればいいのでしょうか。 
自身の天下り先を次々と確保し、多額の退職金を得ていく、国民の
血税や雇用保険、厚生年金等々を喰い潰し、低福祉高負担の不安定
な社会を齎している。それで多様な幸福があるとは、よくも言えた
ものである。
 
『ところがメディアや情報は一極集中化する方向に進んでおり、そ
れから転換するのに何よりも重要なのは官が独占している情報を広
く国民に公開することだ』と月尾氏は語りました。
  
これは、実によく言って下さっている。皮肉は、一切ない。
北朝鮮やイラク国民には、情報がないと我々は、嘲笑しているが、
情報を持つ事は、民主主義の原点である。
  
「メディアや情報は一極集中化する方向」とは、如何に解釈すべき
か、確かに、地方自治が期待されているにも拘らず、地方行政の情
報は、少ない。メディアのローカルニュースは、実にお粗末である。
しかし、ここでの「一極集中」とは、関係ないく「官が独占する情
報」を提供するとある。それで多様な幸福が実現するのだろうか。
 
情報は、権力やイデオロギーのプロパガンダに陥りがちである。
直接、直截な情報が必要だ、と解釈するのは、曲解になるだろうか。
 
勿論、「国会TVマガジン」ですから、この情報を提供するのは、
国会TVとなりますが。 
 
もう、国会の再生の道は、ないのではないか。国会は、無用の長物
だ。自民、社会の馴れ合い国会は、長く続き、国民の政党、政治離
れを惹起。馴れ合いは、今も営々と続いている。  
もう、国家には、資力、財力もない。国政は、外務省と防衛庁だけ
でいい。官僚も国会議員も要らない。
地方が自立するしかない。集中構造→分散構造 である。
 
地方では、官僚や国会議員による利権あさりが横行している。一期
、村議会議員を務めたが、議会は、ゆすりたかりの世界だ。
 
もう既成のメディアに頼るのではなく、直接の情報を得、真の民主
主義の実現を図る道は、IT革命ではなかろうか。それには、地方
分権、出来る限り小さな地域で、身近な生活と直結した情報を入手
することである。国が奨める合併問題は、民主主義を阻害するもの
である。
 
月尾氏は、自身の教え子の職場に乗り込んで行って、教え子の官僚
は立派等とよく言えるね!!国民を馬鹿にするのも程々に!
 
司馬遼太郎の講演を2度、聞いた事がある。記憶にあるところの一部。
「自身の親は、米相場に手を出して、実家の姫路を舟で夜逃げして
、大阪に移住、姫路の家には、一向一揆に参加した槍が掛かってい
た」と。
 
「明治維新、日本がアジア諸国のように欧米の植民地にならなかっ
たのは、江戸時代、藩制度(地方分権)が確立していたからだ」と。
「中国が衰退の一途を辿ったのは、中央集権と科挙制度」と。
今の経済発展は、外国のパクリのように思える。
 
統一地方選にあたり、県議国井常夫の落選に一言。
当村の元村長で平成5年落選、公選法違反事件で、「酒食の持て成
し、それに伴う金品の遣り取りは村の土壌」と判決をしてもらい、
今度は、同県議の後援会の公選法違反で不起訴処分、処分不当と検
察審査会に審査申立。審査会は、不起訴不当と議決をしたが、この
議決を無視して、又もや不起訴処分。マスコミは、この事実を報じ
ない。もはや失職、立候補も出来なかった所、立候補、落選しまし
た。
公私両面に亘り、我が家の全財産を奪った元村長の同県議。財産を
侵害したことを記者クラブ、各自治体、各県議、各記者クラブ、自
民党県支部に情報発信したが、それでも自民党の公認を受け立候補
したが、悪運は、尽きたのか落選。悪い奴が眠れない社会でありた
い。
 
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
Akiko Kunii
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社会を活性化するための対一億総中流意識論 那埠 

 はじめまして 前から見させていただいていましたが 最近思ったこ
とを恐縮ながら投稿させたいただきます。
以前、BBCを見ていたらびっくりする報道がありました。ロシア経済
についての報道なのですが「今のところまずロシア経済は大丈夫」と
言う報道でした。私や皆さんも同じだと思うのですが日本人はロシア
というとソ連崩壊後の地に落ちたイメージが強いのですが、少なくと
もBBCにとって十年前あれだけ地に落ちた国家は今は十年前あれだけ
絶好調だった日本よりも格が上の形で放送されてました。放送の中で
「新階級の勃興が消費に良い刺激を与えている」と報道していました
が確かに私もこの目でそれは見たことがあります。
 昨年の夏、サンクトペテルブルクに行ったのですが最近日本ではや
りの「セレブ」的な女性が多く見うけられ「ドイツ人かな」と思えば
間違い無くロシア語をしゃべっていて結構印象深かったです。ホテル
のサービスもロシアは悪いと言われてましたがそう思わせる事も無く
また近くでも大きな高級ホテルが建設中でした。アメリカ風のポップ
なイラストでドイツ車に乗り日本のすしを食べる、そんな風に書いて
ある雑誌を見たことがあります。よく目にする「レニングラード」の
時代の写真とは明らかに違いました。
 確かにペテルブルクは北方の窓でEU諸国との取引の活発化も有りま
すが、やはり新興階級の勃興によりあの重たい社会が動き始めたのも
一つの大きな要因ではないかと思います。そして、日本は一億総中流
意識があまりにも強いため社会を変える地からのある人々を生みにく
いのではないかと最近思うようになってきました。アパートに住み
百円ショップを大活用している人も中流意識であれば、ベンツに乗り
最新の薄型テレビを購入する人まで中流意識です。これではぬるま湯
につかった状態で「もっと良い階級の生活がしたい」とか逆に「没落
すると大変だ」と言う意識も生まれず”ジャパニーズ・ドリーム”も
生まれず社会も活性化しないような気がします。
 決して差別をしろとか種類分けを城とは言うわけでは有りません。
しかし良く言われるように「みんな平等」という北朝鮮の洗脳化教育
に近い状態では、この閉塞状況を打破し国際的にも活力は生まれない
ような気がします。アメリカへの移民は単なる出稼ぎ的なのも多いで
すが「自国では駄目だ、アメリカに言って成功したい」と言って来る
優秀な人々が何かと言われてますが活気あるアメリカを作っている一つ
の要因だと思います。日本では「金持ちや高学歴」はプラスのイメージ
もある分マイナスのイメージも強いですが海外では上であればあるほど
よくマイナスなイメージは日本とは比べ物になりません。ほとんど
「金持ちや、高学歴は良くないですよー みんな同じですよ」と言った
教育の進路、そしてそれらへの意識改革が必要な気がします。
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産業再生機構 虚風老 Mail  2003/04/18 13:00 
   
 産業再生機構が、発足したのう。
加速を加える、世界経済の変動に対応する必要が<日本>全体に迫
られておる。産業界は、その最たるものであろうし、日本が、この
まま食い荒らされるか、日本社会への有益性を確保しながら、変革
し対応力を強めることができるか、正念場にかかっておる場面じゃ。
無能な経営者(名前や名誉職だけのような)には、退場願おう。
会社システムも、過去のシガラミに囚われるようじゃと、生き残り
すら難しいと思え。
今は、本当の意味で、実務家が必要なのだ。

再生機構が成功するかどうかは、いかに官僚思考から脱却し、その
影響を排除できるかにかかっておろうのう。
昔に戻るんではない。ましてや、取り繕いや、前例に従って運営す
ることは、大きな失敗を招く罪悪と心得た方がよいじゃろう。

古い会社を立て直すのではなく、新しい会社を、前の会社の資材・
人や知的資源等を利用して立ち上げる作業だと、腹をくくらねばな
るまいぞ。
過去には戻れんのじゃ。自分達がこれから進む方向性を見出せた所
だけが、生き残り、再生するのじゃよ。

人の指示や報告だけ待つ人間に、会社は作れん。一つ一つの作業、
漫然とした、会社内の<流れ>を自己検証することが、第一歩じゃ
ろう。
大胆な挑戦だけが、崖っぷちからの生還につながるのじゃ。
                   虚風老


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