1211.木村コラム



『亜空間通信』536号(2003/03/25)
【イラク攻撃の敗因の基本は戦争プロの意見を無視したネオコン極右素人戦略なり】
 わが予測通り、というよりも、むしろ、それ以上の速度で、アメリカ帝国の崩壊が
近づいている。追加予算請求の議会は、ブッシュの地獄となるであろう。

 イラク攻撃の戦局の細部は、そこらの大手メディアよりも、阿修羅戦争掲示板の方
が詳しい。これも、一つの世界戦略的な意味での、わが方の勝利なのではあるが、そ
れよりもなお、やはり、戦局そのものの先読みが必要である。

まずは、基本的な見解であるが、以下の8ヶ月前の旧文を示す。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/?altmedka/aku319.html
http://www.asyura.com/2002/war14/msg/227.html
『亜空間通信』319号(2002/07/30)
【イラク首都占領検討と米紙報道の狙い「市民に語りかけ」作戦着々進行の現実性】
[中略]
私は、この作戦計画の背後に、[中略]「湾岸戦争仕掛け人」、空軍退役中将、スコウ
クロフトありと睨んでいるからである。

 彼が米外交問題評議会で、「20万から30万の兵力を投入する必要があるし、数年間
現地にとどまらなければならなくなる」と語った計画が、メディアによる世論操作作
戦の中で、「5万の短期」、ただし、「激しい空爆」へと、アメリカ人向けに修正さ
れ、「市民に語りかけ」られ、国民的「合意」の形成が進められているのである。
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 このスコウクロフトも湾岸戦争の「国民英雄」パウエルも、慎重論を唱えだしたの
に、国内経済の破綻を背景として、ネオコン極右の傀儡、阿呆なブッシュが、突っ走っ
たのである。

 兵力は不足、外交も失敗、トルコからの北方戦線の無理も利かず、特に、イラク側
の戦意を見くびった傲慢が、命取りとなる。

 やはり、ベビーブーマー時代の悪餓鬼は、どこでも仕方ない、仕方ない。

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
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『亜空間通信』号外(2003/03/24)

塹壕の中で白旗持ち死亡のイラク兵、眺める米兵の画像あり。
----- 引用ここから ------------------------------
白旗をあげても降伏出来ません
http://www.asyura.com/0304/war27/msg/103.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 3 月 24 日 02:34:33:cje0BUN7ztE2U

http://www.asyura.com/2003/up1/source/085.jpg

Re: 白旗をあげても降伏出来ません
http://www.asyura.com/0304/war27/msg/104.html
投稿者 猫人 日時 2003 年 3 月 24 日 02:45:10:

(回答先: 白旗をあげても降伏出来ません 投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 3 月 24
日 02:34:33)

 まるで項羽が秦と戦争をした時のようだ……。降参できないのなら徹底抗戦します
よね……。南部の都市で抵抗しているのもこの影響があるのかも知れませんね。それ
にアフガニスタンで過去に捕虜になった数千人が虐殺されてますし……。

米・英軍捕虜はだれに守られるか?
http://www.asyura.com/0304/war27/msg/117.html
投稿者 はまち 日時 2003 年 3 月 24 日 05:14:21:

(回答先: Re: 白旗をあげても降伏出来ません 投稿者 猫人 日時 2003 年 3 月 24
日 02:45:10)

米軍捕虜を認めたくないラムズ長官。
これでは、士気を下げないためにも、アメリカが捕虜を片付けてしまうでしょう。後、
当然、イラク軍の虐殺と展開するでしょうが、、
************************************

木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長

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『亜空間通信』529号(2003/03/21)
【米市民メディア監視FAIRの3.18報告「TVニュースが政府の広報塔」立証の恐怖】

数日前から、旧友たちがイラク「危機」批判の英語情報を日本語に訳して広めるため
に立ち上げたばかりの「TUP速報」が、手元に届き始めた。

 私は、既知の情報は斜め読みで済ますが、以下に紹介する5号は、最高の内容なの
で、特に加筆し、自力でも広める。

以下の「メディア・ワッチグループ(FAIR)」は、テレヴィの暴力番組などを徹
底調査して、政府や企業メディアを、何度もギャフンという目に遭わせてきた。

 そのFAIRが、「開戦」直後のアメリカの放送を総力を挙げて調査した結果である。

 現在はコロラド在住の訳者の「笛」サンからも、許可を得て、以下をまず紹介する。

----- 引用ここから ------------------------------
TUP速報第5号03年3月20日

笛です。

今朝、ハワイ島に飛ぼうとしたのですが、
ボルダーは大雪で、デンバー空港も閉鎖。

空港からしぶしぶ帰って来る途中に、
ラジオ番組「デモクラシー・ナウ」を聞きました。

ゲストにメディア・ワッチグループ(FAIR)の代表者が招かれ、最新の調査結果
を報告していました。

ぼくはテレビが家にないので、ふだんはあまり見る機会がないのですが、数日前、ワ
シントンDCのホテルでTVニュース番組をまとめて見てびっくり。
ほとんどすべてのコメンテーターが、元軍人か、政府の役員で、あまりにもブッシュ
びいき、戦争賛成論者ばかりだったんです。

なぜアメリカ人の半分が9/11とサダム・フセインが関連あると思いこみ、今では
国民の70%が国連のおすみつきなしでの開戦に賛成するようになったのか?の
答えの一つがここにあるような気がします。

以下は、メディア・ワッチグループ(FAIR)の3月18日の報告、

In Iraq Crisis, Networks Are Megaphones for Official Views

とラジオ番組「デモクラシー・ナウ」での発言をまとめたサマリーです。

拙文で申し訳ありませんが、ご参考までに。

ふえ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イラク危機では、TVニュースが政府の広報塔に

3月18日

 メディア・ワッチグループ(FAIR)の最新調査によると、アメリカのテレビニュ
ースでは、現役の政府職員や元軍人が主にゲスト出演し、イラク侵攻に懐疑的な学識
者
のほとんどは出演の機会を与えられていないことが判明した。

 今年、1月30日から2月13日までの2週間で、視聴者の多かったメジャー局の
イ
ラク報道番組を分析した結果、267人のアメリカ人がコメンテーターとしてゲスト
出
演していた。
 そのうちのなんと75%(199人)が、現役もしくは退役した軍人か政府職員だっ
たのである。

 それらの政府職員のうち、ほとんど全員がイラクの脅威を誇張し、ブッシュ政権を
擁
護する発言に終始した。そして、ただ一人(E・ケネディー議員)だけが戦争に対し
て疑問視した意見を述べたにとどまっている。

 そして、イラク報道番組で意見を述べた267人のアメリカ人のうち、戦争反対の
立場をはっきりさせているゲストは、社会派医師のキャサリン・トマソン女史ただ一
人だけだった。総ゲスト数の1%にも満たないのである。

 また、調査した2週間のうち、126人が外国人のゲストスピーカーとして発言し
たが、そのうち反戦活動家はドイツ人が一人、フランス人が一人の、合計二人にとど
まった。

 2月5日のパウエル国務長官による国連安保理での発言をはさんだこの2週間は、
国内的にも国際的にもイラク戦争についての激しい論争がおこなわれた重要な時期だっ
た。
 
 その時期、世界中の大多数の人々、そしてアメリカ人の半数以上が国連の承認無し
でのイラク侵略に反対していた事実から見て、マスメディアがブッシュ政権の広報塔
として世論操作の大きな役割をになっていたことが、この調査で検証されたといえよ
う。

                    (抄訳・パンタ笛吹)

http://www.democracynow.org/
http://www.fair.org/activism/iraq-sources-networks.html

-- 
Schu Sugawara (Mr.) 
c/o Nukui Post Office, Nerima-ku, Tokyo 176-0021
phone +81-3-3970-5777 fax +81-3-3970-5817
----- 引用ここまで ------------------------------

以下が、原文の全文である。


----- 引用ここから ------------------------------
http://www.fair.org/activism/iraq-sources-networks.html

FAIR Fairness & Accuracy In Reporting 112 W. 27th Street New York, NY
10001 

ACTION ALERT: 
In Iraq Crisis, Networks Are Megaphones for Official Views

March 18, 2003 

Network newscasts, dominated by current and former U.S. officials, largely
exclude Americans who are skeptical of or opposed to an invasion of Iraq, a
new study by FAIR has found.

Looking at two weeks of coverage (1/30/03-2/12/03), FAIR examined the 393
on-camera sources who appeared in nightly news stories about Iraq on ABC
World News Tonight, CBS Evening News, NBC Nightly News and PBS's NewsHour
with Jim Lehrer. The study began one week before and ended one week after
Secretary of State Colin Powell's February 5 presentation at the U.N., a
time that saw particularly intense debate about the idea of a war against
Iraq on the national and international level.

More than two-thirds (267 out of 393) of the guests featured were from the
United States. Of the U.S. guests, a striking 75 percent (199) were either
current or former government or military officials. Only one of the official
U.S. sources-- Sen. Edward Kennedy (D.-Mass.)-- expressed skepticism or
opposition to the war. Even this was couched in vague terms: "Once we get in
there how are we going to get out, what痴 the loss for American troops are
going to be, how long we're going to be stationed there, what痴 the cost is
going to be," said Kennedy on NBC Nightly News (2/5/03).

Similarly, when both U.S. and non-U.S. guests were included, 76 percent (297
of 393) were either current or retired officials. Such a predominance of
official sources virtually assures that independent and grassroots
perspectives will be underrepresented. Of all official sources, 75 percent
(222 of 297) were associated with either the U.S. or with governments that
support the Bush administration's position on Iraq; only four out of those
222, or 2 percent, of these sources were skeptics or opponents of war.

Twenty of the 297 official sources (7 percent) represented the government of
Iraq, while a further 19 (6 percent) represented other governments-- mostly
friendly to the U.S.-- who have expressed doubts or opposition to the U.S.'s
war effort. (Another 34 sources, representing 11 percent of officials, were
current or former U.N. employees. Although members of the U.N. inspection
teams made statements that were both critical of Iraq's cooperation and
supportive of further inspections, because of their official position of
neutrality on the question of war they were not counted as skeptics.) Of all
official sources, 14 percent (43 of 297) represented a position skeptical or
opposed to the U.S. war policy. (Sources were coded as skeptics/critics if
either their statements or their affiliations put them in that category; for
example, all French government officials were counted as skeptics,
regardless of the content of their quote.)

The remaining 96 sources-- those without a current or former government
connection-- had slightly more balanced views; 26 percent of these
non-official sources took a skeptical or critical position on the war. Yet,
at a time when 61 percent of respondents in a CBS poll (2/5-6/03) were
saying that they felt the U.S. should "wait and give the United Nations and
weapons inspectors more time," only sixteen of the 68 U.S. guests (24
percent) who were not officials represented such views.

Half of the non-official U.S. skeptics were "persons in the street"; five of
them were not even identified by name. Only one U.S. source, Catherine
Thomason of Physicians for Social Responsibility, represented an anti-war
organization. Of all 393 sources, only three (less than 1 percent) were
identified with organized protests or anti-war groups.

Overall, 68 sources, or 17 percent of the total on-camera sources,
represented skeptical or critical positions on the U.S.'s war policy--
ranging from Baghdad officials to people who had concerns about the timing
of the Bush administration's war plans. The percentage of skeptical sources
ranged from 21 percent at PBS (22 of 106) to 14 percent at NBC (18 of 125).
ABC (16 of 92) and CBS (12 of 70) each had 17 percent skeptics.

ACTION: 
Please urge ABC, CBS, NBC and PBS to broaden the sources they rely on in
coverage of the Iraq crisis.

CONTACT: 

ABC World News Tonight
Phone: 212-456-4040
PeterJennings@abcnews.com

CBS Evening News 
Phone: 212-975-3691
evening@cbsnews.com

NBC Nightly News 
Phone: 212-664-4971
nightly@nbc.com 

PBS NewsHour with Jim Lehrer
Phone: 703-998-2150
newshour@pbs.org 

As always, please remember that your comments are taken more seriously if
you maintain a polite tone. Please cc fair@fair.org with your
correspondence. 
----- 引用ここまで ------------------------------

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
==============================
『亜空間通信』526号(2003/03/20)
【バグダッド市街戦なし断言軍事評論・神浦元彰が阿修羅戦争掲示板に登場の快報】

  本日(2003/03/20)午前9時、少し遅れの朝食を終えて、阿修羅戦争26掲示板を覗
くと、や、や、や、か、か、き、き、きゅ、旧知とは言っても、直接会ったことはな
く、かつてのカンプチアPKO出兵の現地取材による拙著、『国際利権を狙うPKO』
(1994年刊、わが電網木村書店にて発売なれど残部僅少)で、その記事の一部を取り
上げ、高く評価したことのある神浦元彰の名前が出ている。

 投稿者は「どさんこ」だが、中身を読めば、どうやら本人らしい。そこで、「ズー
ム」こと、わが古巣の日本テレビの番組担当者に電話で聞くと、やはり、昨日、下記
の投稿のごとく、ご本人が出演していた。

----- 引用ここから ------------------------------
本日は開戦のことで話題が一杯になる『神浦元彰』
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/349.html
投稿者 どさんこ 日時 2003 年 3 月 20 日 08:40:29:


本日は開戦のことで話題が一杯になるが、私の最大の関心事はトルコの国会事情です。
早ければ本日(20日)にも、米軍駐留と上空通過許可案が再提出されます。これが
なければアメリカはイラクと全面対決ができません。
昨日、ズームインで「バクダッドで市街戦は起きません。米軍はバグダッド市街戦を
行ないません」と話したら、スタジオでどよめきが起こりました。全国的にも影響し
たようで、昨日はバクダッドで市街戦を行なわれるという報道が極端に少なくなりま
した。そりゃあそうでしょう。カンダハルで米海兵隊はタリバン相手に市街戦をしま
したか。できないのです。米軍の装備ではできないのです。もちろん共和国防衛隊は
バクダッド市内に米英軍を誘い込んで500万の市民を楯に、市街戦をしたいでしょ
うが、米英軍はそのわなに絶対にはまりません。
http://www.kamiura.com/new.html
----- 引用ここまで ------------------------------

最後のURLは、神浦元彰の電網宝庫である。非常に優れている。私は、これまでにも
何度か覗いたことがあるが、他の情報を処理するのに追われて、最近は見ていなかっ
た。

 ともかく、上記の「どさんこ」投稿の内容は、わが予測と一致するので、ざ、ざ、
ざ、と下に繰って見て、以下を取り込んだ。


----- 引用ここまで ------------------------------
[コメント]ブッシュ大統領としては、トルコはどうした、米軍はイラク国境に集結
したか、が最大の関心事と思う。これほど開戦間際まで混迷する戦争は見たことがな
い。まさに異常な戦争指導がおこなわれている。アメリカはこれでも開戦して、イラ
クのフセイン政権を倒しても、その後の世界情勢はさらに混乱することは必至である。
まず国連がその力を失う。アメリカが孤立する。国際テロが激化する。アラブ世界で
大混乱が生まれる。
 おそらく冷戦終結後、これほどの混乱が起こることを誰も予測していなかったと思
う。これは明らかにアメリカの誤算である。
 私はもはや米国の戦争開始は時間の問題と思っている。しかし英軍が参戦するかは
半々である。今週中の開戦は・・・・・避けれない。トルコがどのようになっている
のか。「トルコを急げ」が米軍の悲鳴である。
トルコ駐留へ米着々 国会承認見越し、物資の陸揚げ開始 (毎日 3月15日 朝
刊) [要約]米軍駐留はトルコ国会で、今月1日に否決されたにもかかわらず、すで
に米軍の第4歩兵師団は軍用車両や軍事物資の陸揚げを開始している。またイラク国
境付近には9ヶ所で、新たな米軍の「補給基地」を建設中で、トルコ政府は来週にも
米軍駐留の国会承認を取り付ける意向だ。この米軍の動きは、トルコ軍のヒルミ・オッ
ゾク参謀総長が、今月5日、「トルコだけでは戦争は避けれない。我々の選択は”悪
い”か”より悪い”かを選択することだ」と発言し、米軍の受け入れを支持したこと
から始まった。国内政治に絶大の影響力を持つ参謀総長の発言で、トルコの米軍駐留
反対デモはその規模が急激に小さくなった。

[コメント]テレビの日本の特派員が、トルコ南部に新設された米軍基地をルポして
いたが、その基地には星条旗が掲げられていなかった。しかし確かに米軍の車両が並
んでいた。まさにトルコ国会の承認を見越し、米軍の大慌てのトルコ移駐が始まって
いる。
 一昨日、クエート国内の第3歩兵師団に従軍している今泉記者(日テレ)と話をし
た。現地ではすでに強い風が吹き初め、砂嵐も起きているそうだ。今泉記者がレポー
トした場所は、イラク国境から40キロの場所という。155ミリ自走砲の横で話し
ていた。
 そして本日の新聞各紙には、クエート地域で猛烈な砂嵐が米軍を襲い始めていると
いうレポートが掲載されている。ペルシャ湾の空母さえも、甲板に積もった砂で離発
着が一時中止されたそうだ。
 このように一斉に砂嵐の情報が新聞に殺到したのは、現地の米軍が本国に砂嵐の脅
威を伝えたい一心から仕組んだと思う。一日も早い「攻撃開始」を要望しているから
だ。また、第3歩兵師団の国境付近の映像(取材)を許したのは、いかにも第3歩兵
師団がクエートからバスラ方向に進撃すると思わせる報道である。私は第3歩兵師団
はバスラに向かわず、開戦直後にサウジに入り込み、サウジ・北部のアラルに移動し
て、バクダッドを南西から急襲する部隊になると予測している。とにかくクエートの
米軍は開戦準備がすでに整い、トルコ南部への米軍展開を待っている状態である。
 バクダッド北部を第4歩兵師団が抑え、北部のクエート方向から米軍が進撃しなく
ては、バクダッドを圧縮することにならない。底の抜けたビンになってしまう。しか
しこの開戦の遅れが、米軍に取り返しのつかない失敗を招く可能性を否定できない。
----- 引用ここまで ------------------------------


 もう一度、阿修羅戦争掲示板を見ると、以下の「どさんこ」投稿もあった。

----- 引用ここから ------------------------------
ブッシュ大統領が宣言した開戦は「48時間後」が迫る『神浦元彰』
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/348.html
投稿者 どさんこ 日時 2003 年 3 月 20 日 08:34:09:


ブッシュ大統領が開戦開始を宣言した48時間後が迫ってきた。日本時間の明日(本
日)、午前10時15分が48時間後である。それからすぐにイラク空爆は始まるの
か。
考え方は2つある。ひとつは政治的な攻撃開始である。ブッシュ大統領は最後通告の
意味を重視して、定刻と同時に空爆を開始する可能性がある。しかし現地は明け方だ
からB−2爆撃機は使えない。防空レーダーに映らなくても、目視で存在を確認でき
れば撃墜される可能性があるからだ。だから空爆は巡航ミサイルを使って、水上艦艇
や航空機からミサイルを発射することになる。そして夜になればやっとB−2の空爆
が始まる。そして再び夜が明ければ、巡航ミサイルでの空爆が行なわれることになる。
もうひとつは軍事的な開始である。いよいよイラク問題は政治家の手を離れて、軍事
組織にまかされた。軍事的な考えを言えば、明日はまず定時にバグダッド方面に電波
妨害を出すことから戦争が始まる。バクダッドにいる各国の記者はホテルのテレビが
見えなくなったと報告してくる。世界中が大騒ぎになる。そして深夜になると、B−
2爆撃機の猛烈な空爆が始まる。そして夜が明けると、次は市街地を低空で巡航ミサ
イルが襲ってくる。市民や兵士の目に見えることで、巡航ミサイルの心理的な効果を
期待した攻撃となる。
はたして政治的な開戦か、軍事的な開戦なのか、明日の10時15分にそのことが判
明する。あなたはどちらと思いますか。私は少し軍事的な開戦に傾いています。しか
し空爆は戦後の占領政策を考慮して、猛烈だが、極めて限定した目標になることをお
忘れなく。すなわち心理戦の色彩が濃い空爆なのです。「19日」
----- 引用ここまで ------------------------------

 さてさて、阿修羅戦争掲示板は、911事件直後に、友人から勧められて、覗き、投
稿、プロヴァイダー移転の騒ぎの際には、存続を願う多くの有志とともに、私も、な
けなしの懐をはあいて、「広告費」とししての実質カンパを敢行した。

 私自身は、本日から9日前、さる3月11日のフジテレビ「とくダネ発号外」に『湾岸
報道に偽りあり』の著者として短い「顔出し」となったが、この掲示板が、大手メディ
アに先駆ける情報交換の場となりつつあることが確認できて、ああ、ここきたか、至
極、満悦であるぞよ。

  各々方も、そう心得て、覚悟召されよ

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
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『亜空間通信』524号(2003/03/19)
【湾岸戦争でも国連飛び越えたアメリカの本音に目を塞ぐ平和研究者の愚を諭す】

 イラク攻撃反対で、世界各国での1300万人とも言われるデモが起きたのに、アメリ
カはアングロサクソン同盟のオーストラリアなどを地獄の道連れに、すでに開戦した
模様なり。

 相手の悪魔化に成功しさえすれば、超法規行動が起こせるのである。

 しかし、今になって驚くのは、よほどの阿呆でなければ、ずるっこしいカマトトで
ある。私は、12年前に、ちゃんと資料に基づいて、以下の文章を発表している。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/?altmedka/gulfw-02.html
『湾岸報道に偽りあり』
隠された十数年来の米軍事計画に迫る

はしがき
[中略]
 湾岸戦争の余震は今も続いている。今春早々、ニューヨーク・タイムズは二度にわ
たり、アメリカ国防総省(通称ペンタゴン)作成の内部文書をスクープ報道した。二
月十七日には「今後十年に七つの地域戦争を想定した作戦計画」、続いて三月八日に
は「アメリカの第一の戦略目標は、新たなライバルがふたたび台頭するのを阻止する
ことである」という趣旨の「国防計画指針」である。これらの計画は、アメリカが世
界中の「地域紛争」に国連を飛び越えて介入する方針を露骨に示したものとして、日
本の大手メディアでも報道され、世界的な反響を呼んでいる。

 本書の第九章で決定的な証拠を指摘するが、アメリカの「世界憲兵」復活への道は、
突然はじまったものではない。すでに十数年も前から着実に準備されてきた。公開文
書による研究も暴露も可能であった。湾岸戦争も突然起きたものではなかった。私自
身、やっとこの一年半の歳月をかけて確認したことだから、誰をも責める資格はない。
歴史の歯車は、えてしてこんな「報道されざるブラックホール」の引力によって、強
引に折り曲げられてきたのかもしれない。そう痛感しているだけだ。[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 こげなことを調べもせずに、以下のごとく、「日本の研究者」とやら名乗る連中が、
「約40人」も雁首並べて、火事場の「免罪符稼ぎ」を始めた。

----- 引用ここから ------------------------------
【日本の研究者約40人】 決議欠く攻撃は「国際法違反」 研究者ら声明提出へ [
朝日]
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/128.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 3 月 19 日 00:42:44:


03/18 07:07
 日本の国際法研究者が「イラク問題に関する声明」をまとめ、近く外務省に提出す
る。国連安全保障理事会の新たな決議なしの武力攻撃は国際法上違法とし、「力によ
る支配ではなく、法による支配を強化して国際平和を確保するには、国連を育んでい
くほかに道はない」と訴える。

 声明は、大沼保昭東大教授、古川照美法政大教授、松井芳郎名大教授が国内の研究
者約40人に賛同を呼びかけた。「武力の行使と武力による威嚇」は国連憲章によっ
て禁止されており、例外的に認められるのは自衛権の行使か、平和に対する脅威や破
壊に対する集団的措置として安保理が決定する行動に限られる、と指摘。今回の武力
行使はいずれにも当たらないとしている。

 古川教授は「国際法研究者が共有している意見を表明し、社会に知ってもらうこと
が大事だと考えた。イラク問題を考える際の基準にしてほしい」と話している。

     ◇ 

 日本の国際法学者らがまとめた「イラク問題に関する国際法研究者の声明」の要旨
は次の通り。 

 国連憲章が認める武力行使禁止原則の例外は(1)武力攻撃が発生した場合、安保
理が必要な措置をとるまでの間、国家に認められる個別的または集団的な自衛権の行
使(2)平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為に対する集団的措置として安
保理が決定する行動−−の二つだけである。

 (1)について現在、自衛権発動の要件である武力攻撃は発生していない。将来発
生するかもしれない武力攻撃に備えて今先制的に自衛しておくという論理を認める法
原則は存在しない。もし、まだ発生していない武力攻撃に対する先制的自衛を肯定す
る先例をつくってしまえば、例外としての自衛権行使を抑制する規則は際限なく歯止
めを失っていくであろう。

 (2)について、集団的措置を発動するための要件である平和に対する脅威等の事
実の存在を認定し、武力行使を容認するか否かを決定するのは、安保理である。安保
理によって容認されない、すなわち明確な各別の同意を得ない武力行使は違法であろ
う。安保理決議1441はそのような同意を与えたものではない。

 国連における協力一致のためには、拒否権の行使は慎まなければならないという声
がある。本来、拒否権は、国際の平和と安全の維持には常任理事国の協力一致が不可
欠で、常任理事国が分裂している状況で行動することはかえって平和を害することに
なるという考えを反映している。現在、2常任理事国が実行しようとする武力行使に
対し、他の3常任理事国が強い異議を呈している。拒否権は乱用されてはならないが、
行使されなければならない状況下では適正に行使されるべきである。5常任理事国に
はそれだけの権利とともに責任が付託されている。

 国連は脆弱(ぜいじゃく)だと言われながら五十余年、多くの困難をしのいで生き
続け、とりわけ冷戦後は国際紛争の平和的処理の主な舞台となっている。イラク問題
についても安保理が適時に招集され、15理事国の意見が戦わされ、世界中にその模
様がテレビで中継された。国連と国際原子力機関による査察も十分とはいえないまで
も着実に成果を上げつつある。国連という平和のためのツールが21世紀の国際社会
で、その役割を果たすためようやく成長しようとしている。力による支配ではなく、
法による支配を強化して国際の平和と安全を確保するためには、国連を育んでいくほ
かに道はない。

転載元
http://www.asahi.com/national/update/0318/006.html
----- 引用ここまで ------------------------------

イギリスでも、同じことを、やっちょる。
----- 引用ここから ------------------------------
サイト内関連記事
【英仏学者16人】「イラク攻撃は国際法違反」英仏学者がブレア首相に警告 [朝
日]
http://asyura.com/2003/war25/msg/429.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 3 月 08 日 21:00:05:

03/08 13:03 
 英仏の著名な大学で国際法を教える学者16人がブレア英首相に公開書簡を送り、
「国連安保理の明白な同意を得ずにイラク攻撃に踏み切る場合、国際法違反となる」
と警告した。 

 書簡は7日付の英紙ガーディアンに掲載された。侵略に対する自衛であるか、集団
で脅威に対処する行動を安保理が認めない限り、国連憲章は戦争を禁じていると指摘。
イラクによる将来の攻撃といった仮説に基づく軍事力の先制使用には法的な根拠がな
い、と主張している。

 英国が過去、安保理で32回も拒否権を行使した事実にもかかわらず、武力行使を
容認する新決議案の採決をめぐり、フランスやロシアによる「非合理な拒否権の行使」
を無視する、と公言する首相を批判。第2決議を経ずに米英が戦争を始めれば、国際
社会における法の支配の原則を大きく傷つけるだろうと訴えた。

 16人はオックスフォード、ケンブリッジやパリ大学の教授ら。ブレア首相のシェ
リー夫人と同じ事務所で、弁護士として活動する法学者も含まれている。
----- 引用ここまで ------------------------------

似たような訴えにたいしての賛同を求める電子手紙が届く度に返信の文章を綴るのは、
時間の無駄だから、私は、以下の文章を複写して貼り付けるこtにしている。あまに
は、まともな返事も来る。

----- 引用ここから ------------------------------
木村愛二です。

『9・11事件の真相と背景』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発謀略か?ア
メリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)の編著者です。

ご苦労様です。

この種の協力呼び掛けは、毎日のように届くのですが、私は今、こういう機会を捉え
ては、持論を展開しています。

戦争屋は、いくら要請を受けても、反対運動が盛り上がっても、絶対に反省せず、平
和運動が下火になると、再び、謀略をも仕掛けて、戦争への道を切り開きます。

このことは歴史に照らせば、火を見るよりも明らかです。ですから私は、湾岸戦争以
来、戦争屋の正体を暴くために、謀略を徹底的に暴くことに集中してきました。

イスラエル=シオニストの謀略であり、アメリカの「偽の正義の旗」、「ホロコース
トの嘘」の追求も、そのためでした。

 しかし、この件では、自称平和主義者、または、私の呼び名では、英語の
peacemonger の訳、「平和売人」から、しつような攻撃を受け、仕事を妨害され、陰
で足を引っ張られました。そういう連中は、今、普通の人が「おかしい」と直感し
た911の謀略を暴くことをせずに、相変わらず「平和」を売り歩いているのです。

中には、別途、わが「日記風」2003年2月15日の記事で発表したごとく、私を「反党
分子」として取り扱い、講演の妨害をした日本共産党の古狸たちまでがいます。

そこで今、私は、機会を捉えては、以下の質問をしています。

謀略を暴かずに、戦争屋の手を縛り上げることができると、お思いですか。
[中略]
なお、私は、「3月15日」の反戦統一行動のことも、それに先立つ1月15日から18日の
ことも、日本では一番早く伝達しました。

 ユーゴ侵略戦争の直後、1999年の真夏には、これらの運動のセンター、ラムゼイ・
クラーク代表の国際行動センターにも行きました。それ以前から国際行動センターの
英語の通信を受け取っています。受信者、訳者、日本人への伝達者を増やして下さい。

ラムゼイ・クラークは、その時の「NATOを裁く独立戦争犯罪法廷」の「論告」の冒頭
で、「アメリカは口では民主主義という。アメリカの言うことではなく、しているこ
とを見よ」、「イランで民主主義的に選ばれたモサデク政権を倒し、パーレヴィ帝政
を復活するために、アメリカはCIA謀略をやった」、などと告発しました。

 なお、日本共産党は、2.15.国際統一行動日の前日、2.14.に、支配下の全労連を使っ
て分裂集会を開き、呼び掛け文化人がたった一人遅れて参加、という「みじめ」、恣
意「書記局長」挨拶、「偽の友」の正体を決定的に暴露しました。
----- 引用ここまで ------------------------------

 さあ、これに返事できるかな、諸君!

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
==============================
『亜空間通信』521号(2003/03/18)
【ブッシュ最後通告と呼応しイスラエル軍特殊部隊がヨルダン秘密共同戦線に参加】

 本日(2003/03/18)、阿修羅戦争25掲示板に、以下の投稿が出現した。時刻は10時過
ぎだから、ブッシュの「最後通告」が発表されて以後である。

  以下の引用の後に、わが先月の2/21の予測を再録するが、当たって喜ぶような予
測ではない。当たっても当たらなくても、実に気が滅入る話である。

----- 引用ここから ------------------------------
イスラエル軍の特殊部隊が(イラクを西側から攻めるための)ヨルダンの“秘密の共
同戦線”に参加している
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/1303.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 3 月 18 日 10:57:16:


●イスラエルが第二次湾岸戦争――正確には「対イラク・多国籍国家テロリズム」
(International State Terrorism Against Iraq)、略称するなら「INSTAIQ」[イ
ンステイク]――に最初から参加しているのは公然の秘密のようです。


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sraeli special forces join 'secret front' in Jordan
【イスラエル軍の特殊部隊がヨルダンの“秘密の共同戦線”に参加】

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AS HUNDREDS of thousands of men and machines mass in Kuwait, a
highly secretive military build-up is also under way on President
Saddam Hussein’s western flank. Special forces from the United
States and Britain have begun to conduct long-range
reconnaissance missions from their bases along the 113-mile
border between Iraq and Jordan, military sources have told The
Times. Remarkably, Israeli forces are also said to be involved.
【何十万人もの兵員と戦争機械がクウェートに続々と結集しているなかで、目下、サ
ダム・フセイン大統領の守備範囲の弱点を西側から突き破るために、極秘部隊の集結
が進みつつある。軍事筋がロンドン『タイムズ』紙に語った話によれば、米英から送
りこまれた特殊部隊がイラクとヨルダンとの国境線に沿った113マイルの地域にいく
つかの活動拠点を置いて、長距離に達する偵察活動をすでに開始した。ここで注目す
べきは、イスラエル軍もこの極秘部隊に参加していると伝えられている点である。】

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Times Online
[ http://www.timesonline.co.uk/article/0,,5470-613868,00.html ]

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●以下は、上記のついての詳しい記事↓
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TIMES
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,5470-613868,00.html
War on Terror archive
March 17, 2003

Israeli special forces join 'secret front' in Jordan
( By Ian Cobain and Stephen Farrell )

AS HUNDREDS of thousands of men and machines mass in Kuwait, a highly
secretive military build-up is also under way on President Saddam Hussein’s
western flank. 

Special forces from the United States and Britain have begun to conduct
long-range reconnaissance missions from their bases along the 113-mile
border between Iraq and Jordan, military sources have told The Times.
Remarkably, Israeli forces are also said to be involved.

Jordan is highly sensitive about military activity in a swath of land 50
miles deep along its border with Iraq, where residents talk of the rumble of
transport aircraft landing at remote airstrips.

Jordan acknowledges that American troops are there, but insists they are to
defend its own territory and airspace.

One Western military expert said yesterday: “It is a very discreet
operation, but the special forces are certainly there. You may not see any
tanks dashing across the border from Jordan when the war begins, but there
will be significant special forces activity.

“These forces are already providing targeting information on Iraqi assets
-- so called Scud-hunting -- and as they push east towards Baghdad, you can
expect to see a very fluid front line.”

The secrecy has two objectives: to keep Iraq guessing and to avoid provoking
a Jordanian population bitterly opposed to the coming war.


On Saturday, about 5,000 people chanted “no to foreign troops in Jordan”
as they demonstrated in Amman.

The US Air Force is already targeting Iraqi positions in the western desert
and on Friday a B1B bomber was used for the first time to attack an
installation just across the border.

At least 5,000 US troops are already in Jordan, according to an official
source in Amman. One Western diplomat in the capital said, however, that the
true figure was nearer 7,000. Thousands more are expected to arrive soon,
and although some will be training Jordanian Armed Forces and manning the
three Patriot anti-missile batteries defending Amman and the northern city
of Irbid, about half are thought to be special forces troops.

Marwan Muasher, Jordan’s Foreign Minister, conceded last week that the
number of foreign troops may have risen to 2,000 or 3,000.

“We are not denying that there are special forces troops in Jordan, we are
not denying that there are US troops in Jordan . . . but I want to make it
absolutely clear that their presence is for purely defensive purposes,” he
said. 

“There are no troops for any offensive operations, and there are no troops
in the tens of thousands, as has been reported in the press.

“We have made it clear that we are not participating in this war.”

Scattered among the Americans are an estimated 100 British special forces
troops, some of whom are thought to be from the Royal Marines’ Special Boat
Service (SBS), the Marines’ equivalent of the SAS.

Intriguingly, members of Sayeret Matkal, Israel’s commando force, are also
said by Western military experts to have carried out covert reconnaissance
operations inside the Western Iraqi desert. They are thought to be
pre-empting a repeat of the first Gulf War when Saddam fired 39 Scuds at
Israel. 

In return for its political gamble, Washington has promised Jordan an
economic aid package worth hundreds of millions of dollars or more,
according to one official source in Amman.

King Abdullah has said that he is confident that Jordanians will benefit
“economically, politically and strategically” from the pragmatic position
that he is taking. 

But he added: “We wish we had a more understanding public.”
----- 引用ここまで ------------------------------

以上に対して、私は、以下の「フォローアップ」wp投稿した。

----- 引用ここから ------------------------------
不幸にして嬉しくもないが、またわが予測的中か:Re: イスラエル軍の特殊部隊がイ
ラクを西側から攻める
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/1319.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 3 月 18 日 17:46:03:


(回答先: イスラエル軍の特殊部隊が(イラクを西側から攻めるための)ヨルダンの
“秘密の共同戦線”に参加している 投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 3 月 18 日
10:57:16)

不幸にして嬉しくもないが、またわが予測的中か。

以下のこと。

http://www.jca.apc.org/?altmedka/aku488.html

イラク攻撃はシャロン・ブッシュ2/21会談で決定説ありだが本日なので要注意
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/498.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 2 月 21 日 13:52:19:

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『亜空間通信』488号(2003/02/21)
【イラク攻撃はシャロン・ブッシュ2/21会談で決定説ありだが本日なので要注意】

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

  本日は2月21日である。私は、1月末に、某所で、しかるべき筋からの情報として、
アメリカ経由の情報として、この日にブッシュが電話でシャロンとイラク攻撃開始の
日を決定するとの話を聞いた。

シャロンの出番となると、昨年来の憶測がある。イスラエル軍が一挙にパレスチナ西
岸からヨルダンに侵攻し、南進し、イラクの北側のクルド自治区までを、ヨルダン領
土にしてしまう作戦案が、かなり詳しく流れていた。

 アメリカとイギリスの軍は、CIAなどの秘密部隊による攪乱、陽動作戦により、イ
ラク軍の注意を引き付け、その隙に乗じてイスラエル軍が侵攻する可能性がある。

 イスラエル軍には、空軍もあり、ミサイルもあり、戦車もあり、すべて最新鋭の軍
備、中東の砂漠地帯での戦争での経験も豊かであり、アメリカ軍よりも、ずっと強い。

これが成功すれが、流血は少なく、怪しげで卑しげな国際世論の上では、「勝てば官
軍、負ければ賊軍」となる可能性もある。

 決定が本日だとすると、以後の情勢激変に要注意! 

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
==============================
『亜空間通信』518号(2003/03/16)
【 これで対イラク開戦できるかアメリカ極度の混乱には民主党から3つの決定打】

 ああ、何という忙しさか。昨日(2003/03/15)は、早朝に、阿修羅戦争25掲示板の情
報に基づき、以下の表題の通信を発した。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/?altmedka/aku517.html
http://asyura.com/2003/war25/msg/997.html
『亜空間通信』517号(2003/03/15)
【911主犯?アタらは二重工作員で資金と指導は米国政府と犠牲者家族訴訟電網放送】
----- 引用ここまで ------------------------------

 つまり、縮めて言うと、911は「米国政府」の自作自演説の謀略説の生き証人の出
現である。最有力の弁護士が代理人になっている訴訟に情報は、昨年6月には電網経
由で伝わり、私は、即座に通信を発していた。

 しかも、その決定的な目撃証人が、アメリカの法廷で証人に立つと宣言し、メディ
アにも自分の声で語り始めたのである。

わが新編著『9・11事件の真相と背景』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発
謀略か?アメリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)の正しさが、ますます
明らかになってきたのである。

 ところが、またまた同日(2003/03/15)夕刻、同じ掲示板に、以下に抜粋紹介する情
報が出現した。

 これも極めて簡略に言うと、昨年末、米上院情報委員会の委員長が、機密情報に基
づいて、911事件の背後にイスラエルありと、メディアに対して、婉曲に公表してい
たのである。

----- 引用ここから ------------------------------
【超遅れ情報】少なくとも1つの国家が9・11テロリストの背後にいる −ボブ・
グレアム上院情報議会議長
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/1024.html
投稿者 ドメル将軍 日時 2003 年 3 月 15 日 18:12:36:

その国家とは、アメリカがそれを憎み、その民主化を望んでいる国などではなかった。

例えば、もしその国がイラクだったならば、レポートが機密扱いになることはなかっ
ただろう。

9・11を手助けしたのは明らかに、同盟国、友好国、アメリカが仲違いを望まない
国である.....[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 こちらは、「同盟国、友好国、アメリカが仲違いを望まない国」という婉曲な表現
で、疑いもなく、911の背後にイスラエルを指している。

 以下、上記の訳出部分までを引く。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.thememoryhole.org/911/911-graham-admits.htm

Senator: At Least One Foreign Country Assisted the 9/11 Terrorists

On 11 December 2002, the Senate and House Intelligence Committees released
portions of their joint report on intelligence failures regarding the
September 11 terrorist attacks.

The NewsHour with Jim Lehrer, on PBS, reported on the release that day.
After asking her guests a bunch of predictable questions, and receiving
predictable answers, guest host Gwen Ifill asked Senator Bob Graham(*1),
Chairman of the Senate Select Committee on Intelligence, a good question and
got an amazing answer.

GWEN IFILL:
Senator Graham, are there elements in this report, which are classified that
Americans should know about but can't?

SEN.BOB GRAHAM:
Yes, going back to your question about what was the greatest surprise.
I agree with what Senator Shelby said the degree to which agencies were not
communicating was certainly a surprise but also I was surprised at the
evidence that there were foreign governments involved in facilitating the
activities of at least some of the terrorists in the United States.

I am stunned that we have not done a better job of pursuing that to
determine if other terrorists received similar support and, even more
important, if the infrastructure of a foreign government assisting
terrorists still exists for the current generation of terrorists who are
here planning the next plots.
To me that is an extremely significant issue and most of that information is
classified, I think overly-classified.
I believe the American people should know the extent of the challenge that
we face in terms of foreign government involvement.
That would motivate the government to take action.

GWEN IFILL:
Are you suggesting that you are convinced that there was a state sponsor
behind 9/11?

SEN.BOB GRAHAM:
I think there is very compelling evidence that at least some of the
terrorists were assisted not just in financing -- although that was part of
it -- by a sovereign foreign government and that we have been derelict in
our duty to track that down, make the further case, or find the evidence
that would indicate that that is not true and we can look for other reasons
why the terrorists were able to function so effectively in the United
States.

GWEN IFILL:
Do you think that will ever become public, which countries you're talking
about?

SEN.BOB GRAHAM:
It will become public at some point when it's turned over to the archives,
but that's 20 or 30 years from now.
And, we need to have this information now because it's relevant to the
threat that the people of the United States are facing today.

At the risk of sounding like a broken record, I have to point out that none
of the cowardly yuppies in the American media has followed up on this
bombshell revelation.

It seems worthy of banner headlines--"Mystery Nations Aided 9/11 Plot," for
example--in the New York Times, on CNN, etc.

After all, here is a powerful US Senator--the Chairman of the committee that
oversees intelligence operations, the very committee that issued the
report--saying that some country (or countries) actively aided the worst
terrorist attack against the US.

So which nation(s) was it?

We mere mortals don't know, but we can make an educated guess about which
countries it wasn't.
It obviously wasn't any nation that the US government hates and would love
to demonize.
If it had been Iraq, for example, the report would not have been classified;
it would've been personally faxed by Donald Rumsfeld to every reporter in
the nation.
No, the one or more facilitators of 9/11 were obviously allies, friendly
countries, nations that the US doesn't want to alienate....
[view the entire transcript(*2) at PBS's Website.This exchange takes place
just over halfway down]
http://graham.senate.gov/
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

 上記の中で、実に面白いのは、この上院議員でもある上院情報委員会の委員長が、
メディアの中の「臆病な都会っ子たち」は、この砲弾に恐れて近寄らなかった(none
of the cowardly yuppies in the American media has followed up on this
bombshell revelation.)、という主旨の最大の侮辱をしていることである

 彼は、さらに、この問題を、ニューヨーク・タイムズやCNNが、たとえば、「謎の
諸国が911謀略を援助」といったような大見出しで報ずるに値する(It seems worthy
of banner headlines--"Mystery Nations Aided 9/11 Plot," for example--in the
New York Times, on CNN, etc.)とまで言ったのである。

 以上が、つい昨日の新情報であるが、双方ともに、民主党関係者による共和党ブッ
シュ政権に対する攻撃である。

しかも、私はすでに一昨日、以下の通信を発した。これも民主党の下院議員の物語で
ある。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/?altmedka/aku515.html
http://asyura.com/2003/war25/msg/967.html
『亜空間通信』515号(2003/03/14)
【米で爆発イスラエルのための戦争反対現代版「ロメオとジュリエット」連続情報】
----- 引用ここまで ------------------------------

 この件では、本日(2003/03/16)、以下、冒頭だけを抜粋紹介する続報が、在日アメ
リカ人から届いた。全文は、以下のURLをクリックされたい。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.counterpunch.org/cockburn03152003.html
CounterPunch
March 15, 2003

Jim Moran and the Dixie Chicks: Never Say "Sorry," It Only Makes Things
Worse; 

by ALEXANDER COCKBURN

At last the leaders of the Democratic Party have moved decisively, hauling
out their ripest comminations and hurling them at-no, not at George Bush.

The man at whom they've been leveling their fire this past week is 7-term US
Rep James Moran of Virginia. Moran, a former mayor of Alexandria, Va., is in
hot water over his head for having remarked in a March 3 town hall session
with his constituents that, as quoted in the Virginia-area Connection
newspapers, "if it were not for the strong support of the Jewish community
for this war with Iraq, we would not be doing this The leaders of the Jewish
community are influential enough that they could change the direction of
where this is going, and I think they should."
[中略]
The game plan is clearly what it was with Hilliard of Alabama and McKinney
of Georgia, both evicted from Congress last year as conspicuous acts of
retribution against critics of Israel: Breathe a word about justice for
Palestinians, and you'll lose your seat.
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------

上記の最後のMcKinney of Georgiaは、再び引くが、わが電網宝庫の以下に入ってい
る。彼女も民主党の下院議員(だった)。

----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/?altmedka/Cynthia-McKinney.html
アメリカ下院議員Cynthia McKinneyの911言動特集
2002.04.20.創設
アメリカの国会議員としては初めて、911に関する政府の関与疑惑を公言した黒人女
性、下院の軍事委員会の委員でもあるシンシア・マケニイ(47)についてのわが電網宝
庫記事の総集編
----- 引用ここまで ------------------------------

  問題は、当然、アメリカのメディアの中の「臆病な都会っ子たち」にもあるが、
それは日本でも同じことである。ああ、情けない、情けない。

 以上。

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木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長

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