北朝鮮とイラク、イランが連帯して行動しているように感じません
か？？ この分析をしよう。 Ｆより
例えば、北朝鮮は現時点、偵察機を打ち落とす寸前まで行動するな
ど強硬な手段を米国に対して行っているのと対照的に、イラクはミ
サイル破棄や細菌兵器などの焼却の証明書を出す等の譲歩をしてい
る。あまり話題にならないが、濃縮ウランを作ろうとしているのは
北朝鮮ではなく、イランである。このイランの濃縮ウラン製造施設
をロシアが援助している。このように３ケ国は同時に危機を作り出
したり、危機を収めている。この全体のコントロールをロシアが米
国の意図を見ながらやっている。
北朝鮮は中国の指示を聞かないがロシアとは相談しているようです
ね。そういえば、米国偵察機をロックオンしたのは、ミグ２９とい
う最新鋭機ですから、北朝鮮も軍事的には捨てたものではない。日
本にとっては脅威になりますが。イランはロシアの核施設ですし、
イラクにはロシアのプリマコフ特使が説得して、ミサイルの破棄や
化学兵器の焼却の証明をすることになった。
このように３ケ国の背後にロシアの影がある。しかし、米国に対し
ても、ロシアは米国と今まで仏ほど強力な同盟関係でもなく、かつ
今回特に強引でないため、目立たないし、米国は中東石油からロシ
アの石油に当面、乗り換える必要があるため問題視しない。そして
イラクにあるロシアの石油利権を保護するという譲歩に出る可能性
もある。
ロシアのＫＧＢ人脈の情勢分析力は侮りがたい。今後の世界情勢は
このロシアの国際政治感覚とその動きがキーになるように思う。
米英に対抗するには独仏だけでは安保理事会を切り回せない。露が
いることによって、独仏の勝ちの可能性が出る。
このようにロシアは悪の３ケ国と独仏をブリッジをしている。そし
て、北朝鮮は新しい誘導ミサイルの発射実験をするようである。
北朝鮮のミサイルとイランの核をイラクが手に入れることはできる
ため、米国の戦争終結が遅いと、核攻撃を受ける可能性はあるので
す。米国は早くイラク戦争を終わらせる必要がありそうです。
もし、そうでないと核の応酬になり、中東一帯は当分人が住めない
環境になるでしょうね。もし、この戦争が預言書のハルマゲドンで
あるとするとその可能性がある。黙示録やノストラダムスの予言に
はロシアの役割が書いてある。現在、その通りの役割をロシアが演
じているように感じる。そして、ローマ法王はこのハルマゲドンを
心配している。逆に、米国のキリスト教原理主義者はハルマゲドン
を起こしたいと思っている。
日本人は宗教観がないため、ローマ法王の力を軽く見ている。それ
が世界の情勢を見えなくしている。米国のキリスト教原理主義は、
政治と絡んでいると問題にして、欧州や世界に広がる世界最大の宗
教カトリック教徒の力を過小評価する。欧州ではキリスト教民主党
など宗教機関が政党になっている。米国のプロテスタント以上の影
響を政治に与えている。
そのローマ法王がこれだけ戦争に反対している姿を世界のＴＶは流
しているのに、日本ではその動向すら流さない。マスコミが反戦に
なったと田中宇さんは言っているが、この真の原因はローマ法王の
反戦であると、どうして思わないのであろうか？？
宗教はそれを信じる人間の思考に大きな影響を与える。今回、戦争
反対という明確なメッセージをヨハネ・パウロ２世は訴えている。
ブッシュにもハルマゲドンになる可能性のある戦争の中止を伝えた
ように思う。法王の反戦意思の影響は世界的なものになっている。
世界の１６００万人以上が反戦に集まったのも、カトリック教の
終末予言の影響ですよ。どうして、このことを日本は分かろうとし
ないのでしょうかね。
そして、中国は米国と問題を起こせない。日本と同じで北朝鮮問題
があるため、うかつに米国に対して反対すると、北朝鮮問題で米国
から叩かれることになる。米国も中国に強く当たれない。このため
、中国は反対するが拒否権の行使はしないでしょうね。東アジア諸
国は北朝鮮問題があり、イラク戦争にはあまり関与できない。
とうとう米欧対決のため、フランス・ドイツ不買運動は勿論、日本
の欧州派も米国はやっつけ始めた。
トヨタはフランスに工場を持っているため、手始めでしょうか？？
今は、米国進出の日本企業は欧州（仏独）重視の姿勢をとる事は
無理ですね。当分、親米英でいきましょう。
そして、トルコが米軍の駐留を議会で否決したため、米国もきわど
い状態になってきている。トルコは国連での議決なしでは駐留させ
ないと言っている。４月になると、砂漠は砂嵐と熱で活動を阻止さ
れる。バクダッド包囲を４月初めまでに完了する必要がある。この
ぎりぎりの期日が、３月１８日である。もし２８日まで攻撃が延期
されると期日的には、４月の砂嵐の中で作戦を遂行することになる
。軍事作戦が十分にできないことになる。
神浦さんは、ナポレオンのモスクワ遠征は冬将軍の厳しい寒さに破
れた。天下無敵の米国軍も砂漠の熱砂に破れる可能性もある。まさ
に息がつまるようなギリギリの判断が求められている。
と言っている。
正義感が無く、かつ世界から反感を持たれた戦争は、失敗しやすい
という事例になるのでないかと心配する。やるからには、なるべく
早く（１ケ月程度で）決着をつけて欲しいと思う。そうしないと、
とんでもない事になる。
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初めて拝見させて頂きました。唐突で悪いのですが、質問させてく
ださい。そもそもイラク攻撃をする理由は何なのですか？
昨日、今日と新聞や本で調べたのですがいまいちわかりません。
武器の査察をイラクが断っただけで攻撃するとは思えません。もっ
と深い理由があるのですか？全然、世界情勢のことを知らない私の
質問なので困るかもしれませんがどうか答えてください。おねがい
します。
じゅん
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（Ｆのコメント）
１．公共事業。
米国の経済がおかしくなっている。このため、国民の目を国内か
ら海外に戦争に向けるのと、経済活性化のために軍事産業を梃子
に使うのです。
２．石油利権確保。
米国はイラクの石油利権をほとんど持っていません。しかし、イ
ラクは世界第２位の埋蔵量を誇ります。この石油が目当てです。
３．大量破壊兵器の疑い
イラクは過去に化学兵器を持っていたのです。この化学兵器が
テロに使われたくないのでしょうね。しかし、アルカイダとイラ
クは繋がっていないので、これは逆作用になると思うが？？
４．イラクや中東の民主化
ウォルフォウィッツ国防次官が言っていることです。イラク戦争
後、イラクだけではなく中東全体を民主化するという構想だそう
です。今後も、戦争は続くようです。
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ブッシュよまだ遅くない思いなおせ
昨日今日イラク問題も終えんに近づいた様に思う。小泉自民党も迷
走もはなはだしい。国会での答弁を国民に小泉ではなく日本国総理
としてハッキリ言うべきと思う。「イラク」の良い悪いの問題では
ない世界は戦争反対を叫んでいる。「イラク」が国連の要請に協力
して「ミサイル」の投棄を実行している。世界中で「ミサイル・原
爆」等を保有している国は数限りなく有る。この際「イラク」に習
って保有国は全て廃棄する事を国連は訴えるべきだ。少なくて「ブ
ッシュ」は国連に言われなくても廃棄に同調すべきだ。
日本は世界で只原爆被害国だ。世界に多大の不慮の災難を与えた国
である事は明白で、それと同時に原爆被害国である事も世界の知る
処で、小泉自民党は世界に戦争反対を声を大にして言うべき時だ。
日本は戦後アメリカの協力で今日の経済発展があったと日本の経済
界も各企業主も自覚している筈だが日本のたどった道のりで何時ま
でもアメリカの「おんぶにだっこ」はもう止めよう。
この際日本国として自立独立すべきと思う。「戦争反対」を世界の
声に合わせて大声で言うべきだ。私はこのコラムで間違えば第３次
世界大戦も起きるかもと提言した。「ブッシュ」も後に引けないと
思う又、欧州連合「フランス・ドイツ・ロシヤ」も国連の採択無し
に「ブッシュ」が独走すれば直ぐとわなくても結果次第で宗教的争
いで第３次戦に突入も?
この際イギリスのブレアさんの力でひとまずブッシュが矛を収める
事が世界経済の安定と人類の平和に貢献する事は多大である。「ブ
ッシュ」始め全てが「狼少年」になっている様に思う。
誰もどの様な発言に信用出来ない。先ず「イラク」も矛を収めた「
ブッシュ」もこの辺で日本流にひとまず世界に世界の為に矛を収め
るとでも行ったらおそらく「フランス」も世界中がそれこそ「ブッ
シュ」の行動を称えて喜ぶ事でしょう。本当はこの事を日本の誰で
も良いから発言して欲しいまだ遅くない10日まで数日有る。
77歳2次大戦に参加した老人
ks_kiyo4 03.03.03.pm9.30
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武力行使拒否すれば、容認できないリスク生じる＝イラク問題で米
大統領
［ワシントン ６日 ロイター］ ブッシュ米大統領は、イラクは
国連査察団に対し意図的なごまかしを行っている、としたうえで、
イラクの武装解除で武力行使を拒否すれば、容認できないリスクが
生じる、との見方を示した。
同大統領は、ホワイトハウスでの記者会見で、大量破壊兵器用の
資材を隠し、禁止されたミサイルの製造継続を指示しているとして
、イラクを非難した。
ブッシュ大統領は、「こうしたことは、武装解除を行っている政
権の振る舞いではない。意図的なごまかしを行っている政権の振る
舞いだ。システム的かつ意図的に世界に反抗する政権の振る舞いだ
」と述べた。
イラクに対する武力行使の決定に近づいているのか、との質問に
対して、同大統領は、「われわれは依然として外交の最終局面にあ
る」と述べた。
同大統領は、「国連安保理でこの問題を解決するまで、あと数日
だ」と述べた。
ブッシュ大統領は、今回の会見では、対イラク開戦に道を開く国
連決議案の正当性を裏付ける新たな証拠を示さなかった。
イラク攻撃への反対運動が世界各地に広がっていることについて
質問された同大統領は、戦争の見通しがもたらす「不安」は理解で
きるとしながらも、「戦争が嫌いな人がいることは分かっている。
私も戦争は嫌いだ。サダム・フセイン（イラク大統領）が、国際社
会の要求を聞き入れ、武装解除していればよかったと思う。それが
、私の希望だった。私は（フセイン大統領が）武装解除することを
期待している」と述べた。
ただ同大統領は、「何もしないリスク、サダム・フセインが考え
を変え、優しい人になることを期待するリスク、行動しないことが
より安全な世界につながるというリスク。私は、こうしたリスクを
米国民のために積極的にとろうとは思わない」との見解も示した。
（ロイター）
[3月7日12時39分更新]
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大気浄化訴訟で４０億円負担 トヨタ、米司法省と和解（共同通信）
【ニューヨーク７日共同】米司法省は７日、トヨタ自動車が米国で
販売した乗用車２２０万台が大気浄化法に違反しているとして、リ
コール（無償の修理・回収）と罰金を同社に求めていた裁判で、同
社が和解金５０万ドルを含む３４００万ドル（約３９億８０００万
円）相当を負担することで和解したと発表した。
司法省は当初、１台当たり最高で３万ドル（約３５０万円）近い
高額の罰金を求めた。トヨタ側が全面敗訴すれば数兆円規模の負担
になるとされたが、最終的には現実的な額の和解で決着した。
和解内容には、同社がスクールバスなどディーゼル車向けの環境
対策事業に２０００万ドルを提供するほか、米環境保護局（ＥＰＡ
）の燃料ガス漏れの規制強化策をトヨタ車が先取りするための費用
としての１１００万ドルが含まれている。
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独自動車業界、政府の反戦姿勢による対米輸出減を懸念 (3/7nikkei)
独自動車業界には、対イラク武力行使に反対する独政府の姿勢が
、対米輸出減少の原因になりかねないという懸念が生じている。
独自動車業界の全収益中、米市場の割合は30％以上。米消費者の
対独観の変化は見逃せない。もっとも現実に対米需要が後退してい
るわけではない。１月と２月、ダイムラークライスラー傘下のメル
セデスは米市場で売上高が６％増加した。ＢＭＷの販売は減少した
が、これは最新モデル発売延期の影響もあり、また減少幅は米国以
外の地域に比べて小さい。ダイムラークライスラーのクライスラー
部門最高執行責任者（ＣＯＯ）は独米関係の悪化は大きな問題では
ないとみている。ある独自動車メーカー幹部は「たとえ意見が違っ
ても友好関係は維持できる」といっている。
一方、ダイムラークライスラーの最高経営責任者（ＣＥＯ）は
シュレーダー首相に対して対米反対意見の表現を和らげるよう要請
している。フォルクスワーゲンも首相との緊密な関係を生かして同
様の働きかけをしたとみられる。
米議会の共和党議員の中には、駐独米軍をより友好的な国に移動
させる案を支持する声がある。また自動車を含む独・仏製品の不買
運動を提唱する右翼系政治圧力団体もある。
（英フィナンシャル・タイムズ特約）