1186.イラク戦争の結末は



英米の国連決議案が3月10日前後に決議させるようです。このた
め、それ以降にイラク攻撃が開始されることになる。この検討。
                Fより

イラク攻撃に25万人の軍隊を英米豪とトルコが中心にイラク周辺
に送り込んでいる。米国空母の6隻も送り込んだ。このように攻撃
の準備は出来た状態になっている。後は、国連の決議を待つだけで
、英米の決議案が通れば、イラク戦争は合法性を確保でき、かつ世
界から戦費の負担を受けることができるが、もし、国連での決議否
定で攻撃になると、米国と英国の戦費負担は、サウジから300億
ドル程度だけで、後は米国の費用になる。この費用が900億ドル
(11兆円)以上になる。もし3ケ月以上になると、この戦費は倍
以上に膨らむようで、いくらになるか分からない。

今、イラク戦争が起こると、ドル安になるのは、この戦費と石油価
格高騰によるインフレを想定しているためのようです。イラク軍は
湾岸戦争に比べて半分以下であるらしいが、今回はイラク本土での
戦いであり、ゲリラ戦が可能になる。この効果が見えない。フセイ
ン政権が国民を圧迫していれば、チェチェンのような泥沼化をしな
いと思うが、本当に国民は異教徒の米国に向くのであろうか??

どうも、米国の戦時計画は甘いような気がする。天皇よりフセイン
の方が国民の掌握力は小さいと思うが、国民にそっぽを向かれてい
るとは思わない。ベトナム戦争と同じような泥沼にならないと、ど
うして言えるのであろうか。

もし、ベトナムと同様な事態になれば、英国はどこかで撤退するこ
とになる。ブレア首相は次の選挙を戦えないため、労働党は首相を
首にするしかない。このまま、選挙になれば英国自由党が議席を大
幅に増やすことになるでしょうね。

勿論、米国のブッシュも大統領選挙の再選はありえないことになる
。だんだん、ブッシュの支持率が落ちている。泥沼化すれば、完全
に終わりである。米国世論は大きく反戦に傾くことになり、それを
防止するためにイラクに核を使う可能性もあるように思う。

核を先に使うと、世界世論は米国と英国を見放すことに成り、米国
の覇権はなくなる。また、経済的にも米国の没落は決定的になる。
戦費が確保できないことと、ドルの世界通貨としての役割が停止さ
れ、ユーロがその替りを演じることになる。

このようなことになるかどうかは、開戦して3ケ月までに分かるの
で、掛けをするなら今ですよ。私は米国の没落に掛けますね。余り
にも、一方的に戦争を仕掛けている印象がある。米国が覇権国家で
あるため、ほとんどの英米決議賛成の国家でもしぶしぶ国連決議に
賛成している。しかし、1ケ月で終われば、このような事態にはな
らない。

もし、米国が苦戦と世界に思わしたら、鎌倉幕府が苦戦と思われた
千早城の楠木正成ではないが、早晩、決議賛成国でも米国から離れ
ていく。そして、米国に立ち向かうイラクのフセインが楠木正成の
ようになり世界の英雄になってしまう。
その後、米国幕府は、鎌倉幕府以上の速さで衰退してしまうことに
なるでしょうね。米国の軍事力が弱まると中東の石油利権確保の
ためにイラクを応援する国家も出てくるように感じる。ロシアかな
中国かな??こちらの方が、よほど心配ですよ。軍事均衡が崩れて
、第3次世界大戦になるのですから。米国のように歴史の無い国家
はだから危ない。覇権に纏わる歴史的な教訓を身をもって知らない。

その点、仏独は少し米国に反乱して、世界の世論の動向を見てと徐
々に反乱度を高めるなど手堅く来ている。そして、とうとう米国か
ら離れて、次の世界覇権獲得に焦点を当て始めている。京都議定書
から続く、世界の米国に対する嫌悪感を敏感に感じている。このた
めフランスとドイツの反乱は新田義貞の鎌倉幕府に対する反乱に思
える。当初は無謀と思えるが、世界世論が味方になり、大きな可能
性が出てきている。

しかし、欧州に覇権が移るのは、後醍醐天皇の建武の中興のような
気がする。世界の動向、特に東アジアの動向を独仏が押さえないと
、短期覇権に終わるように思う。このためにも東アジアとEUが一
緒になるユーラシア連合は意味がある。
どうしてかと言うと、東アジアに世界の経済的な重心は移っている
。この東アジアの意向を把握できないと、古い欧州経済の枠だけで
は世界経済を切り盛りするのは無理だ。

どうして、このコラム以外は欧州(仏独露)対米国の覇権闘争であ
ると見ないのであろうか??
もう少し、長い歴史観から今の事態を見る必要があると思うが??
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米国防長官「イラク戦費の試算不可能」(nikkei) 

 【ワシントン=森安健】ラムズフェルド米国防長官は28日の記者
会見で、イラク攻撃に踏み切った場合、戦後の占領に必要となる部
隊の規模について「6から8の変動要因がある」と、現段階では特
定できないとの考えを表明した。米国内では野党・民主党などが戦
費の拡大を懸念し、占領後も含めた戦費を試算するよう政権側に求
めているが、「時期尚早」との考えを示した格好だ。

 占領後の部隊の規模を巡っては陸軍のシンセキ参謀総長が今週、
上院軍事委員会で「占領には数十万人の部隊が必要で、他国の支援
があるとありがたい」と証言したため波紋が広がった。特に大統領
の減税政策に反対している民主党は、戦費の拡大による財政の悪化
を格好の攻撃材料ととらえ、攻勢を強めている。

 ラムズフェルド長官はシンセキ参謀総長の証言について「個人的
な意見を持つことは自由だ」と述べ、事実関係の確認を避けた。長
官は27日には「(攻撃が)6日続くのか、6週間続くのか、6カ月続
くのか分からないのにどうやって戦費を試算するのか。意味がない
」とも指摘している。 (12:00) 
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米、戦費捻出で最大950億ドルの補正検討(nikkei) 

 【ニューヨーク=共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル
(電子版)は26日、ブッシュ政権がイラク攻撃の戦費捻出(ねんし
ゅつ)のため、最大950億ドル(約11兆2000億円)の補正予算案を
検討中だと報じた。

 米財政は、2003会計年度(02年10月―03年9月)に3000億ドルを
超える史上最大の赤字を計上する見通しで、イラク攻撃のコストは
米財政をさらに大きく悪化させることになる。

 同紙によると、ラムズフェルド国防長官とダニエルズ行政管理予
算局長が25日に協議したが、補正規模の最終合意には至っていない。

 攻撃の期間や同盟国の分担、フセイン大統領による自国内での破
壊工作の程度など、不透明な要素が多いため、予算規模は600億ドル
(約7兆円)程度にとどまる可能性もあるという。〔共同〕 (20:00) 
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「フセインを取るか、我々か」米英、安保理に圧力(ASAHI)

 「サダム・フセインを取るのか、我々か」。27日行われたイラ
ク問題に関する国連安全保障理事会の協議で、武力行使を容認する
新決議案の採択を求める米英側が理事国にこう迫っていた。また、
米国は「極めて近い段階での採決を求める」と通告した。米英の強
硬な対応には仏独など査察継続派だけでなく、立場を明確にしてい
ない理事国からも強い反発が出た。一部非常任理事国は妥協点を探
るよう求めているが、米英、仏独とも今のところ応じる気配を見せ
ていない。 

 米英は決議案が通らなければ、同調国だけで軍事行動に出るとし
ており、こうした「威嚇」を背景に力ずくで決議案が採択されても
、また決議案が否決され一方的な軍事行動に出られても、国連や安
保理の威信は大きく損なわれると懸念する声が出始めている。 

 複数の国連外交筋の話によると、二者択一を迫ったのは英国で、
査察継続派が「武力を行使するほどの決定的な証拠はない」と述べ
ると、「安保理が決めるべきなのは、サダム・フセイン(イラク大
統領)を取るのか、それとも決議案の提案国を取るかだ」と反論し
た。ロシアや仏独は「こうした迫り方は、安保理にふさわしくない
」と反発したという。 

 また英国は決議案の本文が直接武力行使には触れていないにもか
かわらず、「この目的は武力行使を認めることにある」と明言した
。仏独ロはこれにも強く反発。一部の非常任理事国からは、あいま
いなままなら支持できても明言されては難しいという趣旨の「苦渋
の発言」もあった。 

 一方、米は「査察の時期は終わった。次の行動に出るべきだ」と
述べ、ブッシュ大統領が極めて近い段階での採決を求めているとし
て協議を早めに打ち切るよう求めた。採決を図る時期は明らかにし
なかったが、ホワイトハウス報道官は26日、3月第1週の採決を
望むと語っている。 

 立場を明確にしていないチリとメキシコは席上、両陣営に妥協点
を探るよう求めたものの、双方とも自説を繰り返すにとどまった。
こうした対応から非常任理事国や国連事務方には、「重要な事案で
は安保理が一致する」伝統が無視され、分裂状態のまま採決に持ち
込まれるのではとの懸念が強まっている。常任理事国の一部が拒否
権を行使する可能性も想定されているようだ。 (03:03) 
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ペルシャ湾岸の米軍22万人に、イラクは精鋭部隊移動

 【ワシントン=本間圭一】米国防総省当局者は27日、ペルシャ
湾岸地域に展開する米兵が22万5000人に達したことを明らか
にした。米軍は従来、対イラク武力行使に必要な兵力を「約25万
人」としており、米軍は、イラクのフセイン政権打倒を視野に、
着々と臨戦態勢を整えている。

 また国防総省によると、米政府は同日、カリフォルニア州サンデ
ィエゴを母港とする空母ニミッツを湾岸地域に派遣する命令を下し
た。湾岸地域と地中海には現在、米空母5隻が展開している。
1991年の湾岸戦争開戦時には、ペルシャ湾と紅海で空母計6隻
が配備されていた。ニミッツは、湾岸地域の空母エイブラハム・リ
ンカーンと交代することになっており、3月3日に出港する予定だ。

 一方、米政府当局者によると、イラク政府は27日までに、イラ
クの精鋭部隊と言われる共和国防衛隊を北部モスルからフセイン大
統領の生まれ故郷、中北部ティクリートに移動させたほか、首都バ
グダッドにも兵力を増強した。

 いずれも、米国の軍事攻撃に備えた動きと見られている。仮に対
イラク攻撃が行われた場合、米軍は開戦初日から、バグダッド及び
ティクリートの戦略拠点に大規模空爆を行うと見られている。イラ
ク情勢を巡っては、対イラク攻撃を容認する新決議案をめぐり、国
連安保理での議論が進んでいるが、米軍、イラク軍とも活発に準備
を進めており、湾岸地域の軍事的緊張が高まっている。
(読売新聞)[2月28日22時29分更新]
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『亜空間通信』495号(2003/02/29)
【カナダ女性閣僚が米政権を「大馬鹿野郎連中大嫌い!」発言でま
たも大揉め喝采】

 本日、午後一番、以下の投稿が、阿修羅戦争24掲示板に登場!

 またまたカナダ女性の快挙、快挙、快挙なり。丸投げする。英語の電網宝庫はクリッ
クすると、素敵な「おばちゃん」の顔が出てくるぞ1

カナダ女性閣僚が、米政権を「あんな大馬鹿野郎連中大嫌い!」と口をすべらしまた
も舌禍事件。本人平謝り.でも、この女性正しいよ!
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/1146.html
投稿者 女の判断は正しく、勇気もある。男はほんとにダメ。 日時 2003 年 2 月 28
日 11:15:10:

http://www.cbc.ca/stories/2003/02/27/parrish_readers020327

カナダの女性閣僚が、またもややってくれた。

メディアに囲まれて、コメントし終わって、カメラが撮影スイッチをほぼけしおわっ
たとき、こうつぶやいてしまった。

「たいていのアメリカ人はわたしすきなんだけど北の連中(米政権)からでてくる発
言にはうんざり。あほんだら(ダム)アメリカ人、あの馬鹿野郎(バスタード)連中
だいきらい。」

これに怒ったアメリカ人が、これを報道したカナダの報道局CBCに非難の電子メール
が殺到、一時ジャムになったという。

この女性閣僚は陳謝している。

でも、彼女は絶対ただしい。昨年末モロン舌禍事件があったがこれも女性の発言だっ
た。

女性はいつもただしい。

男の閣僚で、こんなたんかきることのできる頼りがいのあるやついないのか!男はど
うして、猫撫で声で、本質的な馬鹿に対しおべっかいっているのか。

女の目にかからない男は本質的にダメ男であるとしってほしい。


Angry U.S. response to 'bastards' comment
Last Updated Thu, 27 Feb 2003 17:30:38

TORONTO - For the second time in three months a CBC News Online story has
provoked hundreds of mostly angry e-mails from the United States.


Carolyn Parrish 

The letters@cbc.ca inbox has been jammed with reaction to Wednesday's story
about MP Carolyn Parrish's remarks about Americans.

"I, like many, many other Americans am sick and tired of the comments coming
out of the north," writes Tom Flaker, of St. Louis, Missouri.

The Liberal backbencher made an off-the-cuff remark at the end of a media
scrum on Parliament Hill, saying "damn Americans, I hate those bastards."

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
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亜空間通信』493号(2003/02/26)
【イラク攻撃で講演依頼あり歴史解説の総合的見地で「文明の衝突
」論検証を開始】

 イラク攻撃が寸前か否かの状況下、私は、本日(2003/02/26)から数えると3日前の2
月 21日の日付で、「イラク問題」という主題の指定で新しい講演依頼を受けた。旧
知の労組の組織内部での勉強の例会だから、場所も日時も公表はしない。

 その翌日の2月22日には、わが電網宝庫でも宣伝し続けていた現代史研究会の例会、
『帝国』シンポジウムに参加した。

 政治哲学者とやらの紹介の1933年イタリア生まれの亡命テロリスト、アントニオ・
ネグリ他の英語の原著の日本語訳、『帝国』がネタ本なのだが、日本の大学教員たち
の解説は、持って回った「哲学的」「神学的」直訳日本語の氾濫であった。

それでも、これらの知識人用語だか幼児語だかの解読は、時折、言語も示されたので、
比較的に簡単であった。

 要するに、いわゆるグローバル化したアメリカ帝国への現段階での「革命」の主体
を、昔のプロレタリアートではなくて、私の言葉で言えば、自立した個人のネットワー
ク的協力関係に期待すると言う主旨のようである。歴史的事実の実証的な研究ではな
さそうである。

 そこで、まずは、かねてからの構想もあり、依頼を受けた講演の準備としての締め
切りを自分に課し、これまでの経験を振り返りつつ、総合的見地から歴史解説を展開
する準備として、現在の事態に先行するハッチントンとやらの粗雑な「文明の衝突」
論を検証してみようか、と考えていた。

 その矢先に、小国の首相ながらも、イスラム世界では重きを成すマレーシアのマハ
ティールの発言が、阿修羅戦争24掲示板に続けて登場した。以下のような時事通信と、
その情報源のロイターの配信記事である。

----- 引用ここから ------------------------------
対テロでなく、イスラム教徒への攻撃=イラク問題でマレーシア首相  [時事通信]
 【近代主義者のマハティール氏がそう認識するということは推して知るべし】
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/702.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 24 日 00:48:34:

 【クアラルンプール23日時事】マレーシアのマハティール首相は23日、当地で
イラク攻撃はイスラム教徒への宣戦布告=マレーシア首相(ロイター)
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/717.html
投稿者 X 日時 2003 年 2 月 24 日 11:06:05:
[中略]
 [クアラルンプール 23日 ロイター] マレーシアのマハティール首相は、ク
アラルンプールで開かれた経済フォーラムで講演し、対イラク戦争が勃発すれば、イ
スラム教徒への宣戦布告とみなされるだろう、との見方を示した。

 114カ国・機構が加盟する非同盟諸国会議の首脳会議が24日開幕する。

 首脳会議はイラクに武装解除を求める国連決議の遵守を要請する一方、米国主導の
イラク攻撃に強い反対を示す声明が採択される見通し。

 会議で議長を務める首相は「イラク攻撃に踏み切った場合、対テロ戦争でなく対イ
スラム戦争と受けとめるイスラム教徒の怒りを増大させるだけだ」と語った。

[ロイター:2003年02月24日 10時30分]
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__reuters_JAPAN-105522.htm
----- 引用ここまで ------------------------------


 規模は小国ながらもマレーシアのマハティール首相は、イスラム圏で重きをなして
いる。私は、イスラム圏を、中世の最大の世界システムと考えている。

 ヨーロッパは、十字軍以来、いまだに、この文明圏への侵略を続けているのである。
「文明の衝突」という概念は、あながち、間違いとは言い切れない意味を含んでいる。

 ヨーロッパの侵略の中間には、ロシア革命以後のソ連のイスラム圏支配もあった。
だが、宗教も社会主義思想も、似たようなもので、実態は、ヨーロッパの東の外れの
ロシアによる侵略の継続であった。

 イギリスは、「ギリシャ独立」の美名の下に、当時の中東のイスラム圏の「トルコ
帝国」の蚕食競争に、横から加わった。

イギリス、続いてアメリカも加わるアングロ・アメリカによる「東進」のイスラム圏
侵略は、ソ連時代のロシアとの「南下」の侵略競争として展開され、現在に至ってい
る。

 イラク攻撃を巡って、ロシアがアメリカを牽制するのも、長い歴史を通して見ると、
中世からのイスラム圏侵略競争の継続なのである。

 古代ローマの格言に曰く:「天(あま)が下に新しきことなし」

なお、私は、すでに「日記風」の中で、以下のように記した。

 911事件関係で、今後は、質疑含め3時間半以下の講演は引き受けぬ「変人」宣言を
発することにした。

 生活の方は、16年半の労働争議で期間がぶっち切れたとはいえ、ちびっと出る年金
もあるから、心配はないのである。新幹線などで行くほどあまりにも遠ければ、3等
の汽車賃や安宿賃ぐらいは心配してもらいたいが、近場なら交通費も不要である。

 講演の時間は、言いたいことが山ほどなるので、いくらでも長くしてほしいが、講
演料は不要、本とヴィデオを「蝦蟇の油」のように売る「大道芸」を鋭意研究中であ
る。

 本通信で略記したような歴史に関しては、シーツ2枚に手書きした地図を広げて位
置を示しながら、解説する。

 遠慮なく、無料で依頼されたい。

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
==============================
『亜空間通信』492号(2003/02/25)
【ブッシュの足下でイラク戦争回避へと戦略家など反乱情報あり今
ぞ追撃の絶好機】

 アメリカの友人から、以下の情報が届いた。キャピトルヒル、すなわち、ブッシュ
の足下から、ブッシュ政権内部の戦略家が、イラク戦争からの「脱出」を迫っている
というのである。

 今ぞ追撃の絶好機なり。そこで、急ぎ、以下の原文を広める。

http://www.capitolhillblue.com/artman/publish/printer_1796.shtml

From Capitol Hill Blue

1600 Pennsylvania
White House advisors looking for a "way out" of war with Iraq
By CHB Staff
Feb 20, 2003, 05:47

Some strategists within the Bush Administration are urging the President to
look for an "exit strategy" on Iraq, warning the tough stance on war with
the Arab country has left the country in a "no win" situation.

"At this point, the United States and Britain does not have the support for
passage of a second UN resolution," admits a White House aide.

In addition, Republican leaders in both the House and Senate are telling the
Presidently privately that he is losing support in Congress for a "go it
alone war" against Iraq.

"The President's war plans are in trouble, there's no doubt about that,"
says an advisor to House Speaker Dennis J. Hastert. "Some Republican members
want a vote on military action and some of those say they would, at this
point, vote against such action."

Some White House advisors are urging the President to consider complying
with the UN position or to look for other "face saving" ways to avoid war
with Iraq.

President Bush, however, is reported to be "hanging tough" on plans to
invade Iraq, even though his closest advisors tell him such a move could be
"disasterous" politically.

"The President has backed himself and the nation into a corner in a no win
situation," says political scientist George Harleigh. "World opinion is
against him. Public opinion polls show support eroding among Americans."

Republican campaign strategist Vern Wilson says he is advising his clients
to "put some distance between themselves and the President" on war with
Iraq.

"When you have former military leaders questioning the wisdom of war, then
you have Vietnam and Gulf War veterans marching against the war, when you
have Republicans in Congress questioning the President's judgment, it tells
me we could have a problem," Wilson said Wednesday.

The escalating loss of support for the U.S. officials has led to an increase
of defiance by Iraqi officials, who have yet to live up to promises of
increased support and aid to U.N. inspectors looking for the country's
suspected weapons of mass destruction.

Taking heart from the split in the Security Council regarding possible
military action against the country. and the world-wide protests against
war, Iraq has changed from saying that its officials are complying with U.N.
demands to asking for a lifting of sanctions instituted against Iraq after
it was forced out of Kuwait more than 10 years ago.

"We have not seen any positive moves on the part of Iraq," one U.N. official
in Iraq told The Washington Post, while another said, "They are not
fulfilling their promises."

U.N. inspectors returned to Iraq in November after the Security Council
unanimously passed Resolution 1441, a strongly worded document that promised
"serious consequences" should Iraq not live up to the stipulations outlined
in the document. Those included giving U.N. inspectors unrestricted access
inside Iraq and orders to report any interference by Iraq with the
inspections.

However, since last Friday, when lead weapons inspectors Hans Blix and
Mohammad ElBaradei reported to the Security Council, the United Nations has
not seen Iraq carry through on promises to deliver documents about old
weapons programs nor have there been interviews with scientists involved
with possible weapons technology.

Large anti-war demonstrations were staged in several cities around the
world. The United States and Britain are having trouble finding support for
anything stronger than additional inspections in Iraq in their Security
Council deliberations.

潤・Copyright 2003 Capitol Hill Blue

 以上。
木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長


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