例年、正月にF、Tの対談を行っています。今年も対談。F&T F、T:明けまして、皆さまおめでとうございます。 T:去年は12月31日、1月1日の二日に渡り対談を行いました が、何を話したか覚えていますか?? F:民間主導の政治体制を引き、日本の正常化をするべきであると 話したように思う。この一歩として、民間人主体の審議会を起 こして、自民党族議員を法案審議から締め出したが、結局議員 が議会で議決権を持っているため、小泉内閣はそこで暗礁に乗 り上げることになっている。これは次の段階に進めないと解決 しない。それと上級官僚の選択でしたね。これも前進して官僚 の中から選択をするようになったようですね。特に外務省人事 は、その傾向があります。民間起用とは行きませんが。 T:今年はどうなりますか??国内、国外の情勢はどうでしょうか? F:世界情勢が風雲急ですね。イラク戦争は米国が査察とは関係な く起こすでしょうね。北朝鮮の瀬戸際外交は、米国の思惑とは 違い、北朝鮮が戦争を起こそうとしますね。米国は自分達が戦 争をしなければ、戦争はないと傲慢にも思い上がっている所が あるがそうはいきません。そこを北朝鮮に衝かれますね。 この件では金大中やノ次期大統領の方が冷静で、北朝鮮の封じ 込めは戦争になると読んでいる。北朝鮮は2月から3月にノド ンと核兵器で戦争を演出しますよ。瀬戸際外交ですから当然で すよ。丁度、米国がイラク攻撃を始めた時に合わせるために今 、急いで準備しているのですから。 どうして米国はこのことを読まないのか不思議な感じですね。 米国の傲慢が北朝鮮の意図を読まなくしているように感じる。 もし、北朝鮮に戦争させるためにイラクを使っているとしたら 、米国は凄いがそうでないですね。もし、そうなら韓国の海外 移民奨励や米国民間人への退避勧告が出るはず。 T:朝鮮半島が戦争モードになったと理解するのですか?? F:その通りです。この時、韓国から難民が500万人以上日本は 受け入れる必要がありますし、米国は1000万人以上受け入 れるでしょうね。ソウルは現時点1000万人で韓国全土で 4400万人ですから半分の2000万人は国外に一時退去す るでしょう。日本は北朝鮮の攻撃対象国ですから、その防衛も 必要です。特に気をつけるべきはノドンミサイルと北朝鮮工作 兵のテロ活動ですね。朝鮮総連関係者の徹底的なマークが必要 になるでしょうね。破防法の適用も必要かもしれない。 日本が万景峰号の寄港停止や送金停止の処置をした後でしょう が、北朝鮮は在日の同胞をも道ずれにする可能性がありますね 。北朝鮮は戦前の日本と同じで、窮鼠猫を噛むの心境でしょう から常識的な考えを停止して同じ状況になった時の心の声で判 断するしかない。 T:大変なことになりますね。しかし、イラク戦争はどうなります か?? F:イスラム全体を敵にするため、米国はイラクでも苦戦するでし ょうね。中東の各地でテロが起きて、米国兵や民間人は基地の 外には出られないと思います。バクダットの市街戦も簡単では ない。 もう1つ、北朝鮮に戦争をしかけられると二正面作戦となり、 米国は経済どころではなくて、戦争に明け暮れることになる。 欧州は戦争圏外になり、経済的には得をする状況になるでしょ うね。英国は除外しますが。英国と米国はテロ活動が頻繁に起 きるでしょうね。ロシアも得する。中国、日本は難民等の対策 が必要になるし、石油獲得の面で不利ですね。 T:国内問題は世界の動乱との関係でどうなりますか?? F:世界経済は米国の戦争に引きずられることになる。一番か可哀 想なのが韓国でしょうね。漢江の奇跡はすべて御破算でしょう ね。サムソンや現代などの工場・研究所はソウル近郊にあるか ら、一から出直しになる。ソウル近郊の工場や研究所全体を釜 山や日本、米国に移動させることはできない。中東石油も混乱 するでしょうから、世界経済も全体的に失速する。ドルは大幅 安になるでしょうね。軍事支出は膨大でしょうから、大変なこ とになる。日本も出直しですね。今までの政府は御破算ですか ね。 どちらにしてもロシアの動向は要注意ですよ。日本はロシアや フランスとは緊密な情報交換しておいたほうがいい。日本の希 望を伝えておくことです。ロシアは、全ての戦争が領土の近く で行われるため、自分の安全保障上、関係せざるを得ない。 また、軍の移動を即座に出来る。特にシベリア鉄道は完全電化 でかつ複線ですから、その輸送力は米国の軍用船に比べて数段 上にある。 最後のキーを握るのはロシアのような気がする。イラク、北朝 鮮戦争により米国とイスラエルの崩壊が近い。この感じはハル マゲドンの予言と同じように思うが?? T:今年もすごい話になってしまいましたね。 ============================== 「ある 未来」 死の天使は、羽を広げていた。 豊かで、それなのに 泣き笑いに満ちた、ささやかで、貧しい地の はるかな空の上で。 それは、 美しい 白い筋を引いていた。 そして、 下された贈り物は、 「死」と 「支配」だった。 死の天使は、 「平和」と「自由」を語った。 それぞれの、小さな民が、 一つの井戸の水を汲み上げ、 汗を流している時に、 ベッドで、 自らの慈悲に 満足しながら。 子供達は、 青い空を 見上げる。 未来を…。 そして、風の中に立ち尽くす。 手の中に、乾いた土を 握りしめながら。 まとり